さらにしばらくの間、二人は互いに必死になってしがみつきあい、まだまだ闘いを終わらせたくない様子だった。しかし疲れすぎて動くこともできなかった。ついに床にしゃがみこみ体を離し、できるだけ沢山の空気を吸い込もうとして、裸の胸を激しく上下させていた。紗江はそばの椅子に腰を下ろし、先ほどのオーガズムの興奮が冷めやまずに胸が高鳴っているのを感じていた。
「まったくあなたたちは。。」紗江は優しく言った。
「本当にどうかしてるわ。でも私は気に入ってる。できるなら、私もやりたかったわ。」
そのあと数分間は3人とも静かに気を落ち着かせて、体が回復するのを待っていた。そして美由紀は肘を使ってゆっくりと体を起こしながら、佐和子をにらみつけて、そして言った。
「私はまだこの家のこの場所に居続けて、ドアにカギをかけて、あんたとまだ続けたいだけさ」
二人の女たちは互いをしばらくにらみ合っていた。佐和子はついに叫ぶように言った。
「このくそ女。好きなだけここにいて闘えばいいわ。紗江、みんなに私たちは旅行に出たとでも伝えておいて。美由紀、あんたと永遠に闘ってやるわ。」
紗江は呻きながらまた下着に手を入れた。そして二人がまたゆっくりと互いの距離を近づけるのを見ながら、また濡れてきた自分のアソコを触った。

二人の女は顔を鼻と鼻がぶつかるまで近ずけるとほぼ同時に互いの髪の毛を目一杯掴み合った。二人は激しく喚きあい、蔑み、罵り合い、互いの顔は唾で濡れまくっていた。
「かかって来いよ、お前が来いよ、この牝豚、ブス、デブ、娼婦、レズ、くされマンコ、このくそ女、くそったれ。殴ってみろ、引っかいてやるぞ。髪の毛を引き抜いてやる。目を潰してやる、やりたいようにやってみろ。できんのか?」
考えられる罵詈雑言を言い合いながら、髪の毛をつかみ合い、床の上を転がっていた。紗江は3度目のオーガズムに達していた。

美由紀と佐和子は激しく床の上を転がり続けた。片方の手で髪の毛を掴み合い、もう片方の手で相手の背中やお尻をつかみ爪を食い込ませていた。二人は自分の長い足を互いの胴に巻きつけていた。相手をいかに傷つけようかという強い気持ちで闘いに没頭していた。互いのすべての筋肉が緊張していた。汗まみれで興奮して濡れている下着だけの姿だった。二人はある種のトランス状態にあった。互いに激しく相手を傷つけようとする思いと同時に、性的な興奮も感じていた。信じられないかもしれないがそれが事実だった。紗江は目の前の二人が闘う姿を見て、二人が呻きながら発する声を聞いていた。
「うーー。闘え。かかって来いよ。そうだ。くそ、それだよ、もっとやってみろ。そんなもんじゃないだろ?くそ女。もっと来いよ。畜生。あんたが憎いわ。」
二人は横になったまま相手にしがみつき、自分の腰を相手に叩き付け合った。紗江はふたりのアソコから愛液が滴り落ちているのに気がついた。二人は闘うと同時に性的興奮を感じつつあったようだった。

今度は二人は互いの拳で相手の頭や体の横腹を殴り合い始めた。同時に足を絡めたって、ゆっくりと床の上をまた転がり始めた。今度は殴り合いをやめて、喉を両手で絞めあった。転がるのを止めて、力をこめて相手の喉を締めることに集中した。二人は苦しそうな喘ぎ声を上げていた。紗江は二人とも涙を流していることに気がついた。二人はまた疲れ始めていた。が、激しく長い闘いの後でも、闘いを続けようとする意欲は全く衰えを見せていなかった。二人はついに疲れから首絞めの力を緩めて、完全に疲れきってしばらく横になった。