45分程度休んだ後、ゆっくりと美由紀と佐和子は立ち上がりぼろぼろとなった服をかき集めた。紗江は二人がとりあえず見ることに耐えうる姿になるのを手伝った。彼女の下着はびしょびしょに濡れていた。もう夜の10時を過ぎており、紗江は二人が家に帰ってから亭主にどう言い訳をするのか想像できなかった。彼女は二人にちゃんと運転することができるのか確認してから二人が家に帰っていくのを見送った。その後、自分の車庫に車を入れてから、しばらくの間この2週間で自分の周りで起きた事実を思い出し、いまだに受け入れられずにいた。そしてさらに車に残って、今まで目の前で繰り広げられていた二人の闘うことが好きな女同士の喧嘩を思い浮かべながら、また自慰行為に耽った。彼女は誰が一番ダメージを受けたかわからなかった。またこの恥ずべき光景に対して、自分が酔いしれいていることを全く理解できなかった。でも自分が二人の闘いを見て、光景に虜になり、興奮したことは否定しなかった。これは本当に嫌らしく、禁じられた光景だったが、紗江にとってはたまらなく好きなものだった。彼女はこれからどうやって今までの生活を続けていけばよいのかわからなかった。もしかしてこの野蛮で普通の人間的でない要求に、自分が感化されたのではないのか、とも考えた。

幸いにも旦那はすでにベッドに入って眠っていた。彼の横で服を脱ぎ捨てると、体を滑り込ませて彼に体を寄せた。そして彼の体を触ると、彼は目を覚まして紗江の方をみた。紗江はすでに固くなっている彼のモノを自分の中に導いた。そしてそのあと30分ほど疲れきるまでセックスに夢中になった。しかし激しいセックスが終わり彼の体から離れて眠りにつこうとしながら、今もセックスをしている最中でさえ、美由紀と佐和子の闘いが頭から離れることはなかった。相談したほうがいいのかしら」
と迷うこともあった。でもすぐにそんなことは全く望んでいないことを自覚した。彼女は新しく発見した経験を大事にしたかった。この2週間は紗江にとって本当に充実して幸せな期間だった。実際に旦那との夜の生活は今までより一段と興奮するものとなった。彼女はもっともっと闘いを見ることによってさらに充実した生活を続けたいと切に願っていた。それは本当に楽しく、禁じられた、そして激しく求められるものだった。

その週の土曜日、紗江はスーパーに買い物に出かけた。すると誰かが紗江の背中に軽くぶつかってきた。
「久しぶりー。元気だった?」
紗江が振り返ると親友のサクラが微笑んでいた。二人は高校からの友人同士で二人とも地元を離れたことはなかった。二人は互いのことを何でも話せる仲だった。紗江は最近自分に起きている経験を告白するときではないか、と考えた。
「最近なんか元気ない気がするけど、何か問題抱えていない?」サクラが尋ねた。
紗江は答えに戸惑った。紗江の悩んだ顔がさらにサクラの心配心を煽った。
「言いなさいよ。何が最近起こってるの?」
しばらく躊躇したあと、紗江は口を開いた。
「さくら、なんて言ったらいいのかしら。私たちは長い間親友と呼べる仲だよね。私はあなたを心底信用しているわ。でも。。なんていうか、最近の私の経験に対して、他人がどう反応するのかわからなくて。あなたに軽蔑されたくないの」
「軽蔑するわけないじゃない。今までずっと私はあなたの味方だったでしょう。秘密は絶対に守るから信用しても大丈夫よ。」
「じゃあ、歩きながら話しましょう」
紗江はサクラの腕を取って歩き出した。