2007年11月

2007年11月24日

海上警備活動の本来の意味

インド洋上で行われている海上警備活動の本来の意味は「アフガニスタンから逃げ出すアルカイダの封じ込め」が目的で始まったはずです。

現状ではアルカイダの勢力はアフガニスタンで急速に伸びて首都に迫る勢いで明日にでもアフガニスタン政府が転覆してもおかしくない状況にまでなっています。

そんな状況で果たしてインド洋で海上警備活動をする意味があるんでしょうか?

開始当初12カ国が参加していた海上警備活動も現在は5カ国までに落ちていて、さらに数カ国が撤退しようかと考えているようです。

日本の国会でインド洋での給油活動を再開しようと政府が躍起になっているようですが海上警備活動に意味がなさなくなりつつあるのに何故そこまで給油再開にこだわるのか不思議でなりません。一部ではブッシュに約束してしまったのでブッシュとの約束を守るためと言われていますが、そんなことに血税を使われたのではたまったものじゃないです。

それよりも原油の高騰とそれに伴う輸入商良品の値上がりにどう対処するか国会で話し合って欲しいですね。石油のほとんどと60パーセント輸入に頼っている食料の値上がりは確実に庶民の生活を圧迫してきています。来年になればアメリカのサブプライムローンの嵐が本格的に吹き出すのでさらに厳しくなります。今から対処法を話し合っておかないと、その時になってからでは遅すぎます。

給油継続法案なんていらない法律を話している暇は本当はないんですよ日本には。



2007年11月15日

年金の不払い三兆円?

総務省の抜き取り調査の結果を宙に浮いた5000万件に照らし合わせると最大で三兆円を超える年金が支払われずにいるのではないかという試算を民主党が出しました。

流石に三兆円という金額には行かないが支払うべき年金が支払われていないということは厚労省も認めています。

民主党の出した金額を話半分としても一兆円は本来受け取るべき人に支払われていないということになるんでしょうか?

とんでもない金額ですよね、このお金。来年三月にはすべて受け取るべき人が判明してきちんと支払われるですよね?

桝添大臣にはがんばってもらいたいです。



2007年11月12日

国民不在の国会

テロ新法が衆議院を通過しようとしている。

政府自民党は、今国会最重要法案として通過に情熱を上げている。

そんなに重要な法案ならマスコミは自衛隊がインド洋から引き上げたことによる世界中からの批判をもっと報道すべきなのにほとんどそんな報道はされないし。

インド洋から日本の自衛隊が引き上げたというのはアメリカの新聞にほんの数行取り上げられただけで世界のほとんどの国は自衛隊が給油活動をしていることさえ知られていないのが実態、そんな法案が最重要課題というのが今国会のお寒い状態。

何故最重要課題かといえばブッシュに約束したから何が何でも通さないればならない、つまり国民の生命財産よりブッシュとの約束の方が自民党は大事ということね。

薬害C型肝炎の問題だって防衛省の不祥事の問題だって行き着く先は天下りが絡んでいるのに安倍首相の頃あれだけ騒いだ天下り禁止の話も福田首相になってからさっぱり聞かなくなりましたし、格差是正の問題も話が聞こえてきません。テロ新法なんてしょうもない法案よりやらなければならないことは沢山あるのに。

 



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