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先週1週間、レッスンをお休みしていました。当日レッスンの入っていた生徒さんには突然のキャンセルとなってしまい本当に申し訳ありませんでした。特に、初回レッスンの入っていたAさん、ごめんなさい ←Aさんは会社での共通語が来年春から英語に変わるので、これから日常英会話とTOEIC対策をレッスンで進めていきます。

でも…この1週間お休みを取って、末期がんで闘病中の父と最後の時を病室で一緒に過ごせたのです。本当によかった

父は、今年6月末にバリ島(Bali)から帰る飛行機の中で突然倒れ、緊急入院。検査の結果、末期の肺がん(terminal lung cancer)が見つかり、病院で闘病生活が続いていました。

今、父の人生を振り返ってみて、夢をどんどん実現させていったすばらしい人生を送っていたことに気づきました。

30代後半で働いていた建設会社(construction company)を辞め、独立して会社を設立する夢をかなえた父。

海外旅行がまだ珍しかった1977年頃、家族で海外旅行に行く夢をかなえてくれた父。

当時、まだ成田空港も開港していなくて、羽田空港からグアム島(Guam)へ行きました。季節は12月末。初めての飛行機、日本の寒い冬から一変して、大きなヤシの木(palm trees)、どこまでも続く青い海、きれいなサンゴ礁(coral reefs)、英語を話す背の高い人たち。小学生だった私にとって、大きな衝撃でした ← この時のカルチャーショック(culture shock)がきっかけで、文化の違いを理解して、英語でコミュニケーションを取ることに、メキメキ興味がわいてきたのです!

まさに、「英会話講師になるきっかけ」を、父がその時、与えてくれたのです。

病室で父にそのことを話したら、嬉しそうにうなずきながら聴いていましたっけ。話せてよかった。

60歳になったら会社を辞め、第二の人生を海外ロングステイで過ごす、という夢まで実現させてしまった父。毎年、日本の梅雨(rainy season)や冬の寒い時期は、暑いタイやバリ島にステイして、好きなゴルフや海へ出かける生活をしていた父。だから一年中いつも真黒に日焼けしていました。

でも、100回海外旅行に行く夢だけはかないませんでした…、98回目の海外旅行から帰る機内で倒れてしまったから。

先週、68歳の若さで夏空へ旅立ってしまった父。まだ日焼けしている父の顔を見ながら、

「お父さん、人生を謳歌したね。今までありがとう。お父さんの娘でよかった。感謝しています」
  ※(『彼の人生を謳歌した』は、The world was his oyster. と言います。
                          Shakespeare 作The Merry Wives of Windsorより )

と心から伝えられました。

レッスンをキャンセルする電話を父と同い年で会社を経営している生徒Tさんにした時、思わず話しながら涙声になってしまい、Tさんを驚かせてしまいました。。。

昨日は、レッスン日でもないのに、突然レッスン場所に来てくださり、私を励ましてくれたTさん。

「レッスン中に教えてくださった先生の好きな言葉、

‘Teaching is a work of Love’  (教えることは愛である)

を思い出して、駆けつけてきました。あと二回、お父さんと一緒に海外旅行に行って夢をかなえてあげてください」

Tさん、ありがとうございます。Tさんの温かいお言葉、励みになりました。うれしかったです。

これからはいつも、父と、二年前の7月にひと足早く天国へ旅立った夫が、私のことを見守ってくれます。

今回ご心配をおかけしてしまった英会話ビギンのKさんから、

「ご主人様も、そしてお父様も応援しサポートしてくださっていた、英会話講師としてのYoshi先生をこれからは生徒様とそして私たちスタッフで応援させてください」

という温かいメッセージをいただきました。

はいっ、これからも 'work of Love' を続け、生徒さん一人一人の英語の夢を実現していきますね。

みんなに伝えたい、

ありがとう、感謝しています、私は幸せです。

 [写真について] 父が旅立った翌日に、父が大切にしていた庭にセミ (cicada) のカップルが現れ、その姿がハートに見えました。父の LOVE を感じた奇跡の瞬間でした!