2011年09月

2011年09月30日

ピノ・ノワールと鴨レバーのムースは最高の組み合わせのひとつ! ~2009 ウィラケンジー・エステート ピノ・ノワール ティボー・キュベ ウィラメット・ヴァレー~


ピノ・ノワールと一緒に食べる料理で私が好きなのは鴨の料理!

なかでも特に鴨レバーのムース(Duck Liver Mousse-ダック・レバー・ムース)、もしくは鴨レバーのパテを
つまみながら飲むピノ・ノワールはとてもおいしい。

ducklivermousee-villagepub


以前にも紹介したお気に入りのレストランのビレッジ・パブ (The Village Pub) の鴨レバーのムース。

ビレッジ・パブの過去記事はこちら
最高のミシュランガイド一つ星のレストランの驚愕のグラスワイン価格~ビレッジ・パブ The Village Pub~

一緒に飲んだワインはオレゴンのウィラメット・ヴァレーのピノ・ノワール

2009 
ウィラケンジー・エステート ピノ・ノワール ティボー・キュベ ウィラメット・ヴァレー
2009 WillaKenzie Estate Pinot Noir 'Thibaud's Cuvee' ,Willamette Valley

2009WillaKenzieEstate_PinotNoir_ThibaudsCuvee


軽くて土っぽいニュアンスのオレゴンのピノ・ノワールは鴨レバーのムースに本当によくマッチします。
このワインも単体で飲んだらまぁそこそこって感じですが、一緒に飲むとえらくおいしく思うから不思議ですね。
すばらしい組み合わせです。

ダック・レバー・ムースってレストランで食べるとやっぱり結構高いので
アメリカだとスーパーでも簡単にダック・レバー・ムースは手に入るので、
家でパンにつけて食べても最高。もちろんピノ・ノワールとあわせて。

今回ワインを合わせたように、軽めのピノ・ノワール、オレゴンのものなどが
やっぱりムースの味を引き立てるのでいいとおもいますが、
家で食べるとレストランで食べるよりもめちゃくちゃ安いし
いろいろ試してみると面白いです。 他の赤ワインならメルローとかでもけっこういけますよ。 





cawine at 18:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ワインペアリング | 赤 - ピノ・ノワール

2011年09月29日

サンフランシスコ・ベイエリアのラーメンブーム ~味千ラーメン~ トントロラーメンその2


以前に
サンフランシスコ・ベイエリアのラーメンブーム ~味千ラーメン~ 

という書き込みをしたが、また味千ラーメンにいってきた。
あんまりまだ混雑していないし、他のラーメン屋にくらべて広いので子供を連れて行きやすいのも
魅力のひとつです。


今回注文したのはトントロラーメン。
トントロラーメンと味千のオリジナルだとおもっていたがインターネットで検索したらどうやらそうではないみたいだ。

豚の首を加工した肉が特徴。用は豚の首肉のチャーシューみたいなものだ。
スープはチャーシュー麺のスープと同じだと思う。
肉のほかにねぎが多めでキャベツがはいっているのがチャーシュー麺との違い。

味千のウェブサイトだとこんな感じ。


ajisen-tontro-ramen



ajisen-tontro-ramen02

大盛り + ミニ丼ぶり。

以前違う店舗でたべたが、ちょっと見た目もちがうような。。。
まだまだ開店してまもないのでいいでしょう。

味のほうもよくなってきているが、前回のほうがおいしかったような。。。
なんでも日本人と他のアジア系で味の好みがちがうので試行錯誤しているとのこと。








cawine at 15:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 食 - グルメ 

2011年09月28日

2009年ヴィンテージの最強のジンファンデル対決!その3 ~2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス ドライクリーク・ヴァレー ~


2009年ヴィンテージの最強のジンファンデル対決!その2 ~2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー ~
の続きです。

2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー
vs
2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス ドライクリーク・ヴァレー
の感想です。

前回で、結論から今飲むならおすすめは2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィルと書き込みをしました。

そもそもこの二つのワインの違いはどこからくるのか?

もちろんガイザーヴィルとリットン・スプリングスって名前が違うように畑が違うでしょというのはもちろんです。

でもこの2つの畑はアレキサンダーヴァレーを挟んで東西に位置していて、
アレキサンダーヴァレーがどれだけ天候に影響するのかはよくわかりませんが、
極めてご近所で、天候だけみればほぼ似たようなものだとおもいます。

ridge_sonoma_vineyards


リッジのウェブサイトの地図が面白いので時間があるかたは是非ごらんください。

この二つのワインの味わいの一番の違いはやっぱりブレンドの比率の違いにあります。

2009年のガイザーヴィルのブレンドは74% Zinfandel, 17% Carignane, 6% Petite Sirah, 2% Alicante Bouschet, 1% Mourvedre。 2009年のリットン・スプリングスは74% Zinfandel, 21% Petite Sirah、5% Carignane.

カリニャン(Carignan)とプティ・シラー(Petite Sirah)の比率がほぼ逆転しています。

Carignane_grape


カリニャン(Carignan)

カリニャンは酸味や渋みが強くてそういった風味を加えるのに、
主に赤ワインのブレンドに使われますが果汁はフルーツの甘みをよく含んでいます。

ガイザーヴィルもリットン・スプリングスにくらべて、
ひとまわりチェリー、ストロベリーのフルーツの甘さの風味が強く、ソフトで女性的な性質をもちます。
その甘さが酸味と渋さとスパイスとバランス良く混ざって複雑かつ飲みやすいワインとなっています。

リットン・スプリングスはそれに比べてもっとボールドで硬派な男性的な性質をもち、
よりクールで渋い感じ。もちろんバランスもよく、
果実味の甘さがより複雑な層の深いところに隠れている感じです。

ここら辺が個人的な好みの差が出るところです。
わたしは両方ともおいしいのですが、前回書いたように
リットン・スプリングスは今回ちょっと閉じていたような感じで、
もうちょっとたって飲んでみたほうがおいしいと思います。

両方とも比較的安いワインの割には長期熟成が期待できるみたいなので
私も基本的にはリッジのジンファンデルはすぐ飲んでしまいますが、
2009年のヴィンテージは、多めにかってしばらく寝かしてみようと思っています。

いずれにせよカリフォルニアのジンファンデルを代表する、お買い得高品質ワインには間違いありません。

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2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Lytton Springs

2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Geyserville




cawine at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ソノマ | 赤 - ジンファンデル

2011年09月26日

2009年ヴィンテージの最強のジンファンデル対決!その2 ~2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー ~


先日書いた記事、
2009年ヴィンテージの最強のジンファンデル対決!その1 ~2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー ~
のつづきです。

今週末にでもゆっくりと書こうととっておいたとっておきのネタだったのですが、
あっというまに日曜日も過ぎもう日付では月曜日になってしまいました。

リッジの赤ワイン、ジンファンデルは毎年毎年美味しくて、評判が高いですが、
2009年ヴィンテージは専門家からも近年稀に見る好評価でした。

その中でもトップ2の以下のワインを飲み比べてみようっていうなんとも
われながら素晴らしい企画です。

2009_Ridge_Geyserville_Lytton Springs01

2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Geyserville

ロバート・パーカーのワイン・アドヴォケートで94ポイント。

2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス ドライクリーク・ヴァレー 
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Lytton Springs

ロバート・パーカーのワイン・アドヴォケートで95ポイント。

2本で70ドルとお値段もあまり高くないのがリッジのワインの魅力のひとつ。非常に良心的です。

まずは見た目から。 濃いールビー色。
いかにも果実味が溢れんばかりの美味しそうなジンファンデルの色合い。

ちなみにこの2本は色合いだけではまったく区別つきません。
下の写真参照。

2009_Ridge_Geyserville_Lytton Springs02

実際飲んでみて、

結論からいうと、もちろん両方ともとても美味しいワインですが、いますぐ飲むなら、ガイザーヴィルの方がおすすめ。
リットン・スプリングスは美味しいが、まだ飲み頃を迎えていないのか、
それとも香りからしていまいち開いていないっていうのかわからないが、
どうしても閉じてしまっているような気がしてならない。
(毎年のように飲んでいるので、例年より香りも弱いし、何となくそう思うだけです。)

我が家にデカンタはひとつしかないので、今回同じ状態で飲み比べてみようということで
あえてデカンタしなかったのですが今度単体で飲むときはデカンタしてみます。 
リットン・スプリングスはしばらくしてからもう一本飲まないと、わたしには本当に味わった気がしません。

さてガイザーヴィルですが。。。
次回に続く。



2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Lytton Springs

2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Geyserville


cawine at 17:14|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ソノマ | 赤 - ジンファンデル

2011年09月25日

ナパのトップワイン生産者のひとつ、パルメイヤーのシャルドネ ~2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー~ その2


昨日の記事、
ナパのトップワイン生産者のひとつ、パルメイヤーのシャルドネ ~2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー~のつづきです。

今回飲んだのは2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー(2009 Pahlmeyer Napa Valley Chardonnay )。

前回も書いたが、普段パルメイヤーといったらプロプライタリー・レッドやメルローを飲んでいて
シャルドネはあんまり飲んでいなかったので正直おったまげました。
パルメイヤーは品質という観点みれば、確実にナパのトップワイン生産者のひとつでしょう。

ちなみにセカンドラベルのジェイソン(Jason)も
同じパルメイヤーのブドウ畑のブドウをつかっているので品質もかなり高いのですき。

2009_pahlmeyer_chardonnay_napa02

2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー
2009 Pahlmeyer
Chardonnay Napa Valley

飲んだ感想は、本当に美味しくててびっくりした。
フルボディ、リッチ、強力な酸味、圧倒的なフルーツの味わい、バランスもいい。
オーク樽の風味もほどよく統合して、長いフィニッシュも最高です。
ハイエンドなシャルドネなのでお値段比較的高めの70ドルですが大満足の味わい。

シャルドネのレベルも赤ワイン同様非常に高い。ワイン醸造家のエリン・グリーンさんはさすがです。

個人的にとても好きなタイプのシャルドネなのですごいお勧めしてしまいます。
このシャルドネはロバート・パーカーさんも好きでけっこう高いポイントつけているだろうなって
思ったら、案の定大絶賛の95ポイント。

"Consistently one of the top Chardonnays in California, Pahlmeyer’s 2009 exhibits an impressive, thick-looking, light gold color with green hues. Loads of peach, creme brulee, honeysuckle, and subtle oak are present in this full-bodied, well-endowed, pedal-to-the-metal style of Chardonnay that will appeal to those who like white Burgundy, but with additional richness. Given its track record, expect this wine to age nicely for 5-6 years. " (Wine Advocate # 192 Dec 2010)
おっとワイン・スペクテーターもやっぱり93ポイントと高評価。

ロバート・パーカーさんの"pedal-to-the-metal"のスタイルという表現をつかっていますが、
"pedal-to-the-metal" の意味は
put the pedal to the metalで(車を)アクセルを全開でぶっ飛ばす。全力を出す。という意味で、
簡単に日本語でいえば"アクセル全開" スタイルのシャルドネってことです。

このシャルドネの特徴を本当によく表している表現です。
パワーがあって、とても強力なシャルドネです。おそらく酸味からくるのだと思うのですが、
単純に酸味がつよいって言ってしまうにはあまりにも味わいは複雑で、変化に富んでいます。

このシャルドネはカリフォルニアのシャルドネの中でも最高レベルのワインのひとつだと思いますが
ナパのシャルドネでここまですばらしいのはコングスガードのシャルドネ ザ・ジャッジ以外に
思い浮かびません。ザ・ジャッジはお値段は150ドル以上しますので、
お値段に対する品質を考慮しますとナパのシャルドネではNo1の一押しシャルドネってことになります。

いままで飲んだことがないパルメイヤーのピノ・ノワールも飲んでみようかな。


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cawine at 17:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ナパ・バレー | 白 - シャルドネ

2011年09月24日

ナパのトップワイン生産者のひとつ、パルメイヤーのシャルドネ ~2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー~


以前からブログで何度か紹介したことがある、パルメイヤー(Pahlmeyer)
過去記事はこちらから。

カリフォルニアでもっとも有名なワインメーカーのヘレン・ターリー(Helen Turley)さんが醸造家として
ワイン造りにたずさわり、その哲学を継承するワインメーカーのエリン・グリーンさんがいまはワインを造っています。

読売のオンラインにも2009年に記事がでているのを見つけました。

豪快な男の造る繊細なワイン「パルメイヤー」

パルメイヤーのシャルドネといったら、映画「ディスクロージャー」で、
デミ・ムーア扮する上司が、マイケル・ダグラス演じる部下を誘惑する小道具に使ったので有名なワインです。
そのヴィンテージは1991年でしたが、シャルドネの2009 ナパ・ヴァレーのヴィンテージを
先日飲みましたのでご紹介。

2009_pahlmeyer_chardonnay_napa

2009 パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー
2009 Pahlmeyer Chardonnay Napa Valley


パルメイヤーの場合、どちらかというとパルメイヤーは赤ワインが
すばらしいという印象がつよく、
パルメイヤーのシャルドネはいつも品質が高いのは毎年のことだが、
以前飲んだときのシャルドネの印象は徐々に薄れていたのが正直な話。

すごく久しぶりに今回の飲んだ2009年のパルメイヤーのシャルドネも
事前に評価などを下調べして買ったわけでもなく「きょうも暑かったからシャルドネにしよっかなー」ぐらいの気分で、
たまたまセラーにあるワインの中で手にしたのがこの一本でした。

まず香りをかいだ瞬間に おおおぅおうーっていううれしい驚き。
そして飲んでもまたびっくり。 

このシャルドネは。。。。
次回につづく







cawine at 16:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ナパ・バレー | 白 - シャルドネ

2011年09月23日

サンフランシスコ・ベイエリアのラーメンブーム ~味千ラーメン~


ここ一年ばかりのサンフランシスコ、ベイエリアのラーメンブームは目を見張るものがある。

どうやらベイエリアだけではないらしく、
ラーメンはロサンゼルスやニューヨークでもラーメンは人気があるらしいが
それでもそのとまらないブームっていうか人気にはびっくりする。
とくに日本人だけではなく、アジア系コミュニティー、簡単にいえば中国人系に非常に人気がある。

本当にいたるところにラーメン屋ができた。
もちろん日本ほどではないですけど。

人気がある店では1時間以上の長蛇の列がランチや夕食のピーク時には平気にできあがるし、
週末になると開店前から長蛇の列。 日本の激ごみのラーメン屋さんと一緒です。

こちらに生活していると並んで待つと習慣があまりないので、
ちょっと異様な光景です。 
そこまで美味しいかっていわれると、
正直言ってレベルはどこもまあまあって感じです。あとはお値段も結構高いです。

この度はサンフランシスコとサン・マテオに最近2店をオープンした世界の味千ラーメンにいってきました。 

aji1000-co-jp

味千は海外で652店舗あるからすごいですね。
ベイエリア近辺では全部で3店になりました。

ajisen-menu


今回はサン・マテオ店にいったのですが、まだまだ開店したてで
知られていないのかあんまり混雑していないのがいい。
味千ラーメンはラーメンの他にも、牛丼や唐揚げ、さらにはさば味噌定食もあります。
オープン当初にくらべて日々改善しているのか、だいぶおいしくなってきました。
そしてやっとアサヒとサッポロの生ビールも飲めるようになりましたし、やっと餃子も注文できます。

ちなみサン・マテオの商店街の近辺には全部でラーメン屋は
5、6店ありますから競争激しくて大変ですね。

ところでラーメンとワインのペアリングを考えたが、これは無理なような気がします。

もちろんチャーシューとかはおつまみとしてもちろんペアリングは考えられますが、
ラーメンという食べ物とワインという飲み物はどうしても時間という観点があわないな。
基本的にラーメンって、出てきたらもくもくと一気にたべるもので、麺もちんたらしていたら伸びてしまいますよね。

そんなラーメンに強引にワインをあわせてもいいですけど、もしくはスパークリング・ワインとか、
あんまり楽しくないですねー。 





cawine at 17:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 食 - グルメ 

2011年09月22日

残暑がきびしい日にはカリフォルニアの最高のソーヴィニヨン・ブラン!~2009 メリー・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン ~


わたしの大好きな白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランのなかで
ことあるたびに紹介している 

merry-edward-sauvignon-blanc-2009

2009 メリー・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン
2009 Merry Edwards Sauvignon Blanc

過去記事
暑くなってくると美味しいソーヴィニヨン・ブランが飲みたくなる?!メリー・エドワーズはカリフォルニアその3

などを参照していただいてもわかるとおり、カリフォルニアのソーヴィニヨン・ブランを代表するワインです。

何度飲んでもすばらしい一本です。暑い日には本当に更に一段とおいしいくかんじます。
前回あけたときよりもますますおいしくなってきたような気がします。


2009_merry_edwards_sauvignon_blanc03



2009 メリー・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン
2009 Merry Edwards Sauvignon Blanc



cawine at 16:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 白 - ソーヴィニョン・ブラン | 産地:カリフォルニア-ソノマ

2011年09月21日

最高にワインに合う料理!ロースト・チキンは簡単、手間いらずのおすすめ料理!


ワインを気軽に楽しむにはやっぱり家で食事と一緒が一番。
ワインと料理の相性とか難しく考えずに気軽にワインと料理は楽しむのいいと思います。
どちらかといろいろと試してみるみたいな感じです。

我が家では、かみさんの作った料理に適当にその都度飲みたいワインをあけるのがほとんど。
たしかにとっておきのワインのときは少しは気を使いますが、
日本人なので夕食には、平気でステーキ肉と納豆、残り物の酢の物などが一緒にでてきますし、
我が家は玄米派です。酢の物は最初に、もちろん納豆とワインはさすがに合わないので、最後にご飯といっしょに食べますけど。

わたしのワインに合うお勧めの家庭料理は「ロースト・チキン」。
ロースト・チキンといえば日本ではクリスマスのイメージが強いが、
我が家では旦那の株をあげることができる私でもつくれる超簡単料理である。 

参考にする好きなレシピはこちら

Cpicon *クリスマスに*ローストチキンレッグ by マーサ

レシピにもあるように鶏肉の下にジャガイモをひいて焼けば、
肉汁とタレがお芋にしみこんで最高です。
ポテトといっしょに芽キャベツ(Brussels Sprouts)などをひいてもおいしい。

roastchicken


この料理に本当に簡単です。
おいしい鶏肉買ってタレと鶏肉をパックにいれて冷蔵庫に2日間ほど漬け込んで焼くだけです。
きれいにお皿にもったらすごい豪勢で見栄えも立派。

さらにロースト・チキンはいろんなワインに合うからとても便利だ。
白ワインなら結構フルボディなワインがいいとおもいます。

リースリング(Riesling)
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blancs)
シャルドネ(Chardonnays) などなど

ロゼでもいい。もちろんスパークリングワインでもいい。

赤ワインなら
ピノ・ノワール(Pinot Noir)
マルベック(Malbec)
フランスはローヌ地方のワインもいい。
ジンファンデルでもいけるが、
赤ワインの渋み(タンニン)が強いワインだとやっぱりチキンよりも牛肉などのごっつい肉のほうが相性がいいです。
だからあまりカベルネ・ソーヴィニヨンはロースと・チキンに合わせて飲まないですが、
そのときカベルネ・ソーヴィニヨンが飲みたい気分だったらカベルネでもいいと思います。
だいたいどんな赤でもOKといっていいでしょ。

年に一度のクリスマスのときだけではなく、
気軽に平日にワインと一緒に食べると毎日がクリスマスみたいでいいじゃないですか。
ご家族にも喜ばれると思います。





cawine at 17:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 食 - グルメ | ワインペアリング

2011年09月20日

ほぼ満点の2010年ボルドーの5大1級シャトーと同じ品質でお値段10分の1以下のワイン!? ~2010 ポンテ・カネ~


ワイン好きなら誰でも一度は飲んでみたい有名ワインっといったら
ボルドーの5大一級シャトーのワインは必ずあげられると思います。

すなわち、
シャトー・ムートン・ロートシルト、
シャトー・ラトゥール、
シャトー・ラフィット・ロートシルト、
シャトー・オー・ブリオン、
シャトー・マルゴー
です。 

どんなワインかは漫画『神の雫』が、何巻だったか忘れてしまいましたが、非常によく描写していたと思います。

しかも極上のヴィンテージ(収穫年)のワインが飲みたいですよね。
最近2つの2009年と2010年は最高との噂。もちろん私はまだ飲んだことないのでわかりませんが。。。

一生に一度と言われた最高の出来栄えのボルドーの2009年ビンテージの大興奮の大幅値上げのあとで
2010年も負けないほどの最高のヴィンテージとのこと。
もちろんボルドーの5大一級シャトーのワインは専門家からどれも満点もしくはほぼ満点スコアを獲得。

値段の方は、残念ながら値上がりした2009年より更に値上がりしてしまいました。
先行予約販売の段階で5大一級シャトーのワインは安いところでも$1,000ドル~$1800ドル

過去記事
2010年ボルドーの先行予約販売開始!!気になるカリフォルニアのあるワイン屋さんのお値段は?
を参考にしてください。

5大一級シャトーは本当に高い。でも5大一級シャトーの評価がほぼ同等でお値段なんと10分の1ほど、
現段階で約1万5000円のワインがあります!

2010_chateau-pontet-canet


2010 Pontet-Canet, Pauillac
2010 ポンテ・カネ

2009年に比べて40%も値上がりしましたが、それでもまだまだ安い。
いまなら日本でも税別で15000円で売っているところもあるみたいです。
ちなみに2009 ポンテ・カネはすでにプレミアムがついて
2010年ヴィンテージの現在の価格よりも20%は値上がりしています。
日本ではめちゃくちゃ安いところで18000円ぐらい。

バイオダイナミック農法の認定をうけて、馬で畑を耕しているという超自然派のシャトー。
ムートン・ロートシルトの向かいに位置する比較的広大な畑をもち、お値段は比較的やすめ。
最近のヴィンテージで評価がうなぎのぼり。
長期熟成のため真の飲み頃ははるか先です。
2010年ヴィンテージも人気があるので販売数量もかなり多く上位に食い込んでいます。

ロバート・パーカーさんは96-100ポイントのスコアをつけて、
2010年ヴィンテージは10年以上セラーで寝かす必要があり、その後50年以上にわたって進化するといっています。

というわけで、2010年もいつ値上がりするかわからないので、ついに買っちゃいました。
円換算だとかなり安く買った自信ありますが、それでもやっぱり高いなー。

あとは10年待つのみですね。2009年ヴィンテージと並べて飲むのが今から楽しみですが、いつの日のことか。。。
とりあえず購入記念の書き込みです。
飲むときまでブログ書きつづけていることができるかなー。
応援よろしくおねがいします ↓↓↓↓↓↓↓



cawine at 17:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:フランス - ボルドー | ニュース - ワイン一般

2011年09月19日

特集 これがフィレミニヨン(牛ヒレステーキ)のおいしい焼き方


やっぱりステーキといえば、フィレミニヨン(牛ヒレステーキ)がうまい。

WAGYU_Beef_filet_mignon-300x300

正直にいえば和牛がやっぱり一番美味しいと思うが、
日本の和牛ステーキは本当に美味しいが、アメリカではなかなか手に入らないし、
とてつもなく高いのでなかなか食べれません。悲しい。

というわけで、気軽にスーパーや肉屋で手に入る中では
うちのかみさんはリブ・アイ ステーキが好きだが私はやっぱりフィレミニヨンが好み。
やっぱり赤ワインにはステーキ。

でもステーキを上手に焼くのって結構むずかしい。焼き加減とかの好みもあるし。

参考にさせていただいているのが、

カリフォルニアのばあさんブログの美味しいステーキの焼き方
最高です。簡単でわかりやすい。

あとは厚切りのフィレミニヨンはフライパンだけでは難しいのでオーブンを使ったほうがいいかも。
こちらのビデオが参考になる。



有名シェフのゴードンラムゼイ のレシピはいつか挑戦したい。うまそう。



ジェイミー・オリヴァー(Jamie Oliver) のビデオはフィレミニヨンではないが
参考のため。 イギリス英語の聞き取りの練習もかねて。 
一番最後の焼き具合の見方がよい









cawine at 17:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 食 - グルメ 

2011年09月18日

カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンのトッププロデューサー、ケイマスの2009年ヴィンテージ ~2009 ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン~ その2


先日のカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンのトッププロデューサー、ケイマスの2009年ヴィンテージ ~2009 ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン~ その1

の続きです。

2009_caymus_cabernet_sauvignon_napa_valley02

2009 ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー
2009 Caymus Cabernet Sauvignon Napa Valley


前回にもちょっと書きましたが、あー2009年のケイマスもすばらしい。
結局今回はあえてデカンタしませんでしたが空けてから4時間ぐらいしたあとにずっと時間かけてなくなるまで飲み続けてしまいました。

このワインは明らかにまだまだ若い。いやむしろ若さに満ち溢れている。
むしろそれが魅力的なワインです。

2008年と似た感じ。
いわゆるケイマスのスタイルのワイン。
とても濃い色合い。他の高品質のカベルネに比べてもタンニンが強く、酸味はちょっと弱め。
凝縮されたフルーツの味わい、スパイス、モカ/コーヒーのアクセント。
カベルネ・ソーヴィニヨンに求める要素がすべて詰まっているような、
まさにカリフォルニアのトップカベルネソーヴィニヨンのひとつ。

もちろんケイマスのワインは毎年品質が高い。
2008年は本当によかった。でもこの2009年もすばらしいし、負けていない。
パワー溢れんばかりなのでかなりごっついステーキが無性に食べたくなりました。

もちろんこのワインもしばらくすればアルコールがおちついて、より豊熟した
甘みがでてきておいしくなるんだろうなっておもいますが、
いまでもデカンタなりして開かせれば十分に楽しめます。

長期熟成に感じて、スペシャルセレクションにくらべてこちらのナパ・ヴァレーの方は
いつも遅くても2,3年で飲んでしまうので
どれぐらい長期熟成しておいしくなるのかは正直あまりよくわかりませんが、
ちまたの話によると、やっぱりスペシャルセレクションに比べれば長期熟成に値しないとのこと。
これは個人の好みによりますのでコメントはむずかしい。

ケイマスってどんなワインか?

一言で答えるのは難しい。
ワインが好きな方でまだカリフォルニアのワインをあまり知らない方には是非飲んでほしいワイン
なのは間違いない。

個人的には ケイマスを飲むたびに、

やっぱりカリフォルニアのワインっていったら、ナパの赤ワイン、カベルネ・ソーヴィニヨンだよなーって

思わずにはいられない説得力があるワインです。
お値段もそこそこだし。 

ひとつだけ欠点をあげるとケイマスを飲むと
安くてそこそこのカベルネ・ソーヴィニヨンもあんまりおいしいと思わなくなるのだが、
それでもしばらくカベルネ・ソーヴィニヨンにはまることになる。 
そして結局ケイマスをまた飲んだりすることになってしまって、財布の中身がちょっとさびしくなります。







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2011年09月17日

2009年ヴィンテージの最強のジンファンデル対決!その1 ~2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー ~


最近なんかリッジの記事ばっかり書いているような気がしますが、まぁいいでしょう。

 ジンファンデル、モンテ・ベロで有名なあのリッジ・ヴィンヤーズ(Ridge Vineyards)の2011年秋のリリースが熱い!!
で先日リッジの最新リリースのワインを紹介しましたが、
追加でもう一本このジンファンデルもかなり美味しいのでご紹介します。

先日のシャルドネ、
ジンファンデル、モンテ・ベロで有名なあのリッジのシャルドネもうまい!~2009 リッジ・ヴィンヤーズ シャルドネ エステート~

につづいてまた追加です。

2009_ridge_vineyards_zinfandel_geyserville

2009 リッジ ジンファンデル ガイザーヴィル ソノマ・カウンティー
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Geyserville

小売で35ドル程度。
毎年うまいが2009年はロバート・パーカーのワイン・アドヴォケートで94ポイント。

リッジのジンファンデル(ジンファンデルが主体のブレンド)はどれもうまいが
そしてわたしのなかであえて2本上げるならもう一方のすばらしいジンファンデルは先日リリースされたこのワイン。

2009_ridge_vineyards_zinfandel_lytton_springs


2009 リッジ ジンファンデル リットン・スプリングス ドライクリーク・ヴァレー 
2009 Ridge Vineyards Zinfandel Lytton Springs

これまた毎年うまいが2009年はロバート・パーカーのワイン・アドヴォケートで95ポイント。

好評価をお祝いをかねてこの2本を飲み比べてみることにした。

2009年のガイザーヴィルのブレンドは
74% Zinfandel, 17% Carignane, 6% Petite Sirah, 2% Alicante Bouschet, 1% Mourvedre.
飲み頃: 2012-2029

2009年のリットン・スプリングスは
74% Zinfandel, 21% Petite Sirah、5% Carignane.
飲み頃: 2013-2029


次回に結果をレポートします。
最近ちょっといそがしいのでこのネタもまた引っ張らせていただきます。







cawine at 19:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ソノマ | 赤 - ジンファンデル

2011年09月16日

注目の新鋭ワイナリー、パリ・ワイン(Pali Wine Co.)のピノ・ノワール ~2008 パリ・ワイン ピノ・ノワール フィドルスティクス・ヴィンヤード~

今日は注目の新鋭ワイナリー、パリ・ワイン(Pali Wine Co.)

2008年のヴィンテージのブレイクで一躍注目をあびたワイナリーです。

特に
2008 パリ・ワイン ピノ・ノワール ソノマ・コースト デュレル・ヴィンヤード
2008 Pali Wine Co. Pinot Noir Sonoma Coast Durell Vineyard

はワイン・スペクテーターから96ポイントの超ハイスコアを獲得した。

今日はそのなかでも最近お気に入りのサンタ・リタ・ヒルズ(Santa Rita Hills)のピノ・ノワール

2008_PaliCo_Fiddlestix_Pinot_Noir

2008 Pali Wine Co. Pinot Noir Fiddlestix Vineyard
2008 パリ・ワイン ピノ・ノワール フィドルスティクス・ヴィンヤード


このワインはワイン・スペクテーターで91ポイントを獲得。
そのほかにもピノ・レポート、ワイン・エンスージアスト、Anthony Dias なでも94ポイントの高得点。

すばらしくバランスのいいスムーズなピノ・ノワール。
『柔よく剛に克ち、静よく動を制す』 と言葉がぴったり当てはまるような感じ。
個人的には96ポイントをとったデュレル・ヴィンヤードのピノ・ノワールよりもこちらがお勧め。

このワイナリー、2005年に設立されて、
2008年のヴィンテージなセンセーシャナルなレビューで一躍有名になったが、
その後、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインもリリースしたり、
お手頃価格のブランドのラインアップをリリースしたりと大忙し。

本当に一気にラインアップが増えて、
本来の強みのシングルヴィンヤード(単一畑のぶどうから作られる)のピノ・ノワールは大丈夫かなって思うほど。
2009年のシングルヴィンヤードのピノ・ノワールの出来栄えに注目しています。

それにしてもサンタ・リタ・ヒルズのピノ・ノワールは値段もそんなに高くないし、非常に好感を覚える。




2008 パリ・ワイン ピノ・ノワール フィドルスティクス・ヴィンヤード
2008 Pali Wine Co. Pinot Noir Fiddlestix Vineyard


cawine at 07:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-セントラル・コースト | 赤 - ピノ・ノワール

2011年09月15日

カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンのトッププロデューサー、ケイマスの2009年ヴィンテージ ~2009 ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン~ その1


先週はほんと残者で暑かったのだが、今週はだいぶ涼しくなってきたので
ひさしぶりの赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨン。

カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインのトッププロデューサーは?
と聞かれたら、必ずケイマス・ヴィンヤーズは10本の指にはかならず数えられるワイナリー。
個人的には品質、値段、そして入手の容易さを考えて、ケイマスは不動のベスト5に入るワイン生産者
毎年すばらしいの一言につきます。

ケイマスは2種類のカベルネ・ソーヴィニヨンを毎年リリースするのですが
最高級グレードがケイマス "スペシャルセレクション" で、もうちょっとだけお手ごろなのが"ナパ・バレー"です。
"ナパ・バレー"はセカンドといってもレベルはめちゃくちゃ高いです。

今日紹介するのはその最新の2009年のヴィンテージ。
2009_caymus_cabernet_sauvignon_napa_valley

2009 ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン
2009 Caymus Cabernet Sauvignon Napa Valley

アメリカでだいたい70ドル前後。
ケイマスの2008年ヴィンテージはすごかった。
その前の2007年もよかったが2008年はさらによかった。
ここ10年でこのワインは90ポイント以下だったことは一度もないはずなので、品質は本当に一定している。
そしてこの2009年は2008年とすごく似ている。これまたすばらしい一本だ。

ケイマスは本当にもっと日本の皆さんにも飲んでほしいワインなんです。

もちろんこのワインも長期熟成してもっとおいしくなるんだろうなっておもいますが、
いまでもデカンタなりして開かせれば十分に楽しめます。若々しい感じもまたおいしいです。

次回に何がおいしいかもうちょっと詳しく書き込みます。
一回だけの書き込みで終わってしまうのはもったいないワインなので。







cawine at 21:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ナパ・バレー | 赤 - カベルネ・ソーヴィニヨン

2011年09月14日

カリフォルニア、サンタクルーズ・マウンテンの最高の作り手のシャルドネの作り手からのピノ・ノワールは?! ~2007 ヴァーナー ピノ・ノワール スプリング・リッジ・ヴィンヤード~


わたしのブログでももう何度もとりあげているヴァーナー ・ワイン。

ヴァーナーのワインの過去記事はこちらから
わたしの大好きなカリフォルニア、サンタ・クルーズ・マウンテンのワイナリーのひとつです。

2009年のヴァーナーのシャルドネも ロバート・パーカーのワイン・アドヴォケートから
95ポイント以上の超ハイスコアを連発し、売れに売れまくってもうワイナリーのサイトでは早くも完売御礼。

ヴァーナーってシャルドネしか作っていないの?
ピノ・ノワールもつくっています。
少しですが、ジンファンデルもカベルネ・ソーヴィニヨンも
Foxglove のブランド名でリリースしています。

本日はたまにはシャルドネ以外のヴァーナーのワインも紹介ということで、
2007のヴィンテージのピノ・ノワールをご紹介。

2007_varner_pinotnoir02


2007
ヴァーナー  ピノ・ノワール スプリング・リッジ・ヴィンヤード ヒィドゥン・ブロック
2007 Varner Pinot Noir Spring Ridge Vineyard Hidden Block

40ドルぐらいだったと思います。

これまたヴァーナー独自のスタイルと言いましょうか、
他のサンタクルーズ・マウンテンのピノ・ノワールはちょっと
違った感じの
ミディアム・ボディのピノ・ノワールでとてもおいしい。

ダークチェリー、ラズベリー、プラムのフルーツの果実味は若々しくて、かつデリケートでスムーズな感じ。
もうすこし経って熟成して更においしくなる可能性を感じる。
カリフォルニアの太平洋からの冷たい風を受けるサンタクルーズ・マウンテンのクールな
気候を思いおこさせる森林・自然のイメージを感じさせてくれます。





cawine at 18:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カ) - サンタ・クルーズ・マウンテン | 赤 - ピノ・ノワール

2011年09月13日

ジンファンデル、モンテ・ベロで有名なあのリッジのシャルドネもうまい!~2009 リッジ・ヴィンヤーズ シャルドネ エステート~


ジンファンデル、モンテ・ベロで有名なあのリッジ・ヴィンヤーズ(Ridge Vineyards)の2011年秋のリリースが熱い!!

で先日リッジの最新リリースのワインを紹介しましたが、
追加でもう一本このワインもかなり美味しいのでご紹介します。

2009_ridge_vineyards_chardonnay_estate

2009 リッジ・ヴィンヤーズ シャルドネ エステート
2009 Ridge Vineyards Chardonnay Estate

このシャルドネ、基本的には良くできています。
ただうそはいいません。このタイプのシャルドネを好きじゃないって人もいるでしょう。
専門家でも意見はちょっと分かれていますね。

ワイン・アドヴォケートのアントニオ・ガッローニさんも95ポイントと
ワインスペクテーターの90ポイントに比べてかなり高得点です。

私もワイン・アドヴォケートの
ロバート・パーカーさん-> アントニオ・ガッローニさんの師弟コンビの
好きな系統のシャルドネもかなり好きで、美味しいと思います。
まぁ、95ポイントとはけっこうはいすこあだなっていうのが正直な感想です。
たぶんもうちょっとたってオーク風味も落ち着いてよく統合したらそうなのかもあなって思いますが。

オーク樽の風味とシトラス、トロピカルフルーツのうまみのバランスがいい丸い感じのフルボディーなシャルドネです。
アメリカの値段も40ドル前後とお買い得!

このシャルドネは実は以前はChardonnay Santa Cruz Mountains Estateという名前でリリースされていました。
そのワインのブドウもリッジのMonte Bello estate のブドウ畑の一部だったのですが、
70年代に植えた比較的若いブドウ畑のために品質が十分伴っていないと判断し明確に区別していたみたいです。
もう全部十分育っただろうっと判断されて今年から「エステート」(自家畑産という意味)と改名したらしいです。

自家畑産っていったらモンテベロシャルドネのことじゃないのって不思議に思う通の方もいるかと思います。
では
モンテベロ シャルドネ(Monte Bello Chardonnay)とこのエステートのシャルドネ(Chardonnay Estate)は何がちがうか?

モンテ・ベッロ・エステート・ヴィンヤードからの高品質のシャルドネのなかで
選りすぐりの超一級のブドウのロットからできるのがモンテベロ シャルドネ(Monte Bello Chardonnay)として
リリースされて、他の1級品のブドウからできたのがシャルドネ エステートとなるのです。
簡単に言えばファーストとセカンドです。

でもこれは年によってロットによって品質に差が出て、別々に瓶詰したほうが判断されたときだけで、
あまり差がないと判断された場合は
全部のシャルドネのブドウはリッジシャルドネ エステートとしてリリースされます。
2009年のヴィンテージは全部のシャルドネがリッジシャルドネ エステートとして瓶詰めされてリリースされた
ということ聞きました。
普段モンテベロ シャルドネは60ドルだから安く40ドルで同程度の品質のワインを飲めたらラッキーですね。
ただ日本だと7000円近くとちょっと高めですかね。
でもあいかわらずリッジのワインはいいですね~。






cawine at 18:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カ) - サンタ・クルーズ・マウンテン | 白 - シャルドネ

Remember 9/11


きのうはアメリカ時間で9月11日でした。
あれから10年。やっぱり9・11を忘れることはできません。 
ブログも一日休ませていただきました。

11_01

Yahoo - 9/11: The 25 Most Powerful Photos


9/11 Memorialも一般にオープンしましたのでニューヨークにいくときは是非よりたいと思います。


911memorial-org02


なかなかニューヨークにもいけいないので、
下のリンクでよく9/11 Memorialを見ることができます。

http://www.911memorial.org/911-memorial-webcam
http://www.911memorial.org/animations
http://www.911memorial.org/google-earth  (<-今はちょっと動いていないみたい。)




cawine at 17:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) その他 - 雑感 

2011年09月11日

ソーテルヌ ワインのようにおいしいカリフォルニアのおすすめデザートワイン~ベッドロック・ワイン セミヨン~


すごくひさしぶりに白ぶどうのセミヨン(Sémillon)種ののデザートワインを飲んだ。
しかもめずらしくカリフォルニアのデザートワインを飲んだのでご紹介。


semillon_wine_grapes
セミヨン(Sémillon)

セミヨンのうんちくはこちら

飲んだワインは最近のお気に入りのワイナリー、ベッドロックからのこのワイン。
ベッドロック過去記事

2009_BedrockWineCoL_Lachryma_Montis_OldVine_Semillon

2009 ベッドロック Lachryma Montis オールドヴァイン セミヨン
2009  Bedrock Lachryma Montis Old Vine Semillon

デザートワインといったらやっぱりSauternes(ソーテルヌ (ワイン))。
フランスのガロンヌ川左岸のコミューンであるソーテルヌとその北に続くボンム、フォルグ、ブレイニャック、バルザックの5つの村で生産される貴腐ワインのこと。

貴腐(きふ)ワインとは腐敗してしまったように見える干しぶどう状態の非常に糖度の高いぶどう、 『貴腐ぶどう』から造られる最高級の甘口ワインです
おそらく世界最高の極甘口白ワインである貴腐ワインの生産者として有名なシャトー・ディケムもソーテルヌのひとつ。

普段滅多にデザートワインは飲まない私ですが
このベッドロックのデザートワインは記憶の彼方のそんなソーテルヌワインを
思い出させるような素晴らしいデザート・ワインでした。

お気に入りのワイナリーのベッドロックなので、
少ない割り当ての中でとりあえず買えるワインを全部買ったときについてきたワインなので
正直あまり期待していなかったが、うれしい驚きでした。

しかもお値段ハーフボトルサイズで25ドル(税抜き)とソーテルヌワインと比較したら激安。

フルーツの甘みをぎっしりと超凝縮しようなたワインで、
ここまでおいしいカリフォルニアのデザートワインってたぶんの飲んだことないだろう。
もちろんスーパー甘口で普段デザートワインを好まない私でも、
普段の好みではないが、純粋にデザートワインとして美味しい。
絹のような口あたり、そして長い後味はまさに舌がとけていきそうな感覚だ。

普段のデザートワイン飲まないので、インターネットで調べたら専門家の評価はついていないが、
一般庶民のワイン好きの方もべた褒めでこんなうまいカリフォルニアのデザートワインは初めてという
意見も多数あったのでわたしの感想もまんざらはずれてはいなさそうだ。

どっと疲れていて甘いものが食べたかった欲求を十二分に満たしてくれました。
きょうはよく寝れそうです。




cawine at 18:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ソノマ | デザートワイン

2011年09月10日

ジンファンデル、モンテ・ベロで有名なあのリッジ・ヴィンヤーズ(Ridge Vineyards)の2011年秋のリリースが熱い!!


このブログでも過去に何度かとりあげさせていただいた
リッジ・ヴィンヤーズ(Ridge Vineyards)。

過去記事はこちらのリッジの過去記事
リッジのジンファンデルは毎年よくできていて、大好きなワイナリーのひとつ。
全部のワインをブログで書ききれないのが残念だが、とてもおいしいワインである。

もちろんそのなかでも
フラッグシップであるカベルネブレンドのモンテベロ(Monte Bello)
なかなか気軽には飲めないが、長期熟成タイプということも結構高いということもあるが
大好きなプレミアムワインのひとつである。


Ridge2011FallReleaseLetter



さてそんなリッジのワインの2011年秋のワインがリリースされました。
以下の2009年ヴィンテージのジンファンデルと2008年のモンテベロのシャルドネとカベルネブレンドです。

2008 Monte Bello Chardonnay
Robert Parker's Wine Advocate - 95 pts.  August, 2011
100% Chardonnay

Santa Cruz Mountains
Tasting Notes - layers of complexity with aromas of braised pear, citrus, dried fig, ginger and toasted brioche. Bright acidity with vibrant flavors of apple, browned butter, and flint. The long finish has lingering notes of lemon peel and honeysuckle.

  
2009 Lytton Springs
Robert Parker's Wine Advocate - 95 pts. August, 2011 
71% Zinfandel, 23% Petite Sirah, 6% Carignane

Dry Creek Valley, Sonoma County
Tasting Notes - A ripe black cherry and raspberry nose, with notes of pepper, licorice, chaparral, and tobacco. Rich black fruit on the palate. Full and viscous. Well-coated tannins and a long, layered finish.

2009 Pagani Ranch Zinfandel
80% Zinfandel, 14% Alicante Bouschet, 4% Petite Sirah, 2% Carignane

Sonoma Valley, Sonoma County
Tasting Notes - Deep garnet in color with mixed boysenberry, strawberry, and rhubarb compote. Peppermint aromas alongside old-vine black pepper. Medium-to-full body, with round tannins, and firm acid. Flavors of Tart juicy plum, and intense cherry. A Layered and sensuous wine.

2009 York Creek Zinfandel
93% Zinfandel, 7% Petite Sirah 

Spring Mountain, Napa Valley
Tasting Notes - Cherry and plum aromas with accents of fig and mint. Dark and rich fruit flavors on the palate. A full, tannic structure complimented with firm acidity, and a nicely-rounded finish.

2008 Monte Bello
Robert Parker's Wine Advocate - 97+ pts. August, 2011
79% Cabernet Sauvignon, 28% Merlot

Santa Cruz Mountains
Tasting Notes - Ripe aromas of black currant and cassis mingle with fennel, cola, crushed-rock mineral, and sweet oak. Dense, full-bodied, with velvety tannins and firm acid. Flavors of blackberry, licorice, cola, wet stone, cigar box, and espresso with a lingering, spicy finish.


どうやら専門家の評価も高いらしいです。
ちなみにワイン・アドヴォケートの上記のスコアはアントニオ・ガッローニさんのレビューで、
パーカーさんの点数ではありません。

特に2008 モンテベロ (Monte Bello)は非常に興味がある。
ロバート・パーカーさんも2007 モンテベロよりも品質も上でより成功したワインだと
2010年2月のバレルテイスティングで断言している。
パーカーさんいわく2008年ヴィンテージは今後20-25年かけて味わいを
ましていくワインで飲み頃は2010 - 2035の間。
アントニオ・ガッローニさんは今年に改めてテイスティングして97+ポイントのハイスコアをつけるとともに
飲み頃は2018 - 2038としている。

過去の歴史が物語るようにカリフォルニアワインの中で
もっとも長期熟成する至極のワインのひとつなのは間違いない。
わたしの個人的な意見でもカリフォルニアワインだけで『神の雫』のように
ワインを12本選ばなければいけないならかならず一本はモンテベロでしょう。

だから145ドルというワイナリー価格も安いのではないかと
いう錯覚に陥るのはかなり感覚が麻痺している証拠だろうか。。。 

いやそんなことはない。少なくとも2010年のボルドーの赤ワインの値段を見る限り
すごくお得なのはまちがいないとおもう。

参考までにアントニオ・ガッローニさんが現時点でレビューしたワインのなかで
97ポイント以上を獲得しているワインは以下のものだけ。
97+って結局ほぼロマネコンティと同じじゃないですかー。
専門家の評価は関係ないといいつつ、やっぱり相当ミーハー根性でてしまいますね。


antonio-2008-2009_review97pointhigher


2008 モンテベロ買ってあと30年はワインを楽しめるよう生き抜く覚悟をするというのも
いいかも。 だいぶ脱線しましたがまた今度時間があるときにリッジのワインのレビューを書きます。




cawine at 19:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 赤 - ボルドーブレンド | 産地:カ) - サンタ・クルーズ・マウンテン

2011年09月09日

手羽先料理とジンファンデルは絶妙な組み合わせ ~2008 ピーターソン ジンファンデル ドライ・クリーク・バレー~

手羽先の料理っておいしいですよね。
から揚げにしろ、焼くにしろ、煮込みにしろ、
基本的に味付けはやっぱり甘辛な感じが好みですが、
やわかいお肉がとろけるようでジューシーで最高ですよね。

やっぱり手羽先は家で食べるのがいい。
思いっきり指を使って手や口の回りがギラギラにながら、
骨にむしゃぶりついてフンフンで食べるのがうまい。
けっこう無言になってしまいますよね。

手羽先はアメリカにたまにスーパーに新鮮なのが売っているので、
うちのかみさんも好きなので、見つけては買ってきて料理してくれる。

アメリカの手羽先はやっぱりもとの鶏が大きいのかやっぱり日本に比べてかなりでかい。
だからもちろん骨もでかい。
日本の手羽先みたいに骨をチューチューしてしゃぶるというよりは
本当にがぶりつくみたいな感じになってしまう。

TEBASAKI

こんな手羽先料理にあわせるワインで、お気に入りなのがやっぱりジンファンデル。

我が家で夏に消費量が増える赤ワインはジンファンデルだけ。
BBQ、うなぎ、ハンバーガー、ピザ、サンドイッチなどに気軽にあわせられるのがうれしい。

先日一緒に手羽先と一緒に飲んだワインは
ジンファンデルの栽培で歴史が古く良質で手頃なジンファンデルの作り手がたくさんいるソノマのドライクリークバレーから


2008_Peterson_DryCreek Valley_Zinfandel

2008 ピーターソン ジンファンデル ドライ・クリーク・バレー
2008 Peterson Dry Creek Valley Zinfandel

1500円前後(税抜き)で料理と一緒に飲んで楽しいOKワイン。
ワイン単体で飲んだらそこそこレベルの感じのワインだが、手羽先と一緒にたべるとやっぱりおいしさが増した。

手羽先とジンファンデルはなかなかの組み合わせです。 是非機会あればお試しください。





cawine at 21:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ソノマ | 赤 - ジンファンデル

2011年09月08日

もうパーカー・ポイントではないワイン・アドヴォケート(Wine Advocate)のカリフォルニアのワインスコア。ロバート・パーカーさん、いままでありがとう!


あーついにこの日が来てしまった。
ワインの世界的有名な評論家ロバート・パーカーさんがカリフォルニアのレビューからほぼ退くと
発表したのは今年の2月。 先日8月31日にロバート・パーカーさんのワイン・アドヴォケート(Wine Advocate)から
セントラル・コーストのワインのレビューが発表されましたが、ワインのレビューのレビューワーにはもう"Robert Parker"の
名前はありませんでした。

robert_parker01

「後任のアントニオ・ガッローニ(Antonio Galloni)をよろしく
ってやっぱり寂しすぎる。

でもまだ引退じゃないですけどね。








アントニオ・ガッローニ(Antonio Galloni)さんってこんな人。

Antonio Galloni

今後はやっぱりもうパーカー・ポイントと記述するのはちょっとおかしいですかね。
ブログでもアントニオ・ポイントかワイン・アドヴォケートポイントとなどと記述していきたいと思います。

アントニオっていうとどうしても私個人的には
こちらの闘魂の方ですからアントニオ・ポイントはやめておきます。

inoki


ちなみにわたしの好きなニーリーのシャルドネの2009年のヴィンテージ

2009 Neeley Chardonnay Holly's Cuvee
2009 ニーリー シャルドネ ホーリーズ・キュヴェ



アントニオさんは95ポイント
参考までに英語ですがレビューコメントも。

Wine Advocate # 196 Aug 2011     Antonio Galloni     95     Drink: 2013 - 2019   
The 2009 Chardonnay Holly’s Cuvee is a striking wine endowed with layers of pure fruit. It shows gorgeous balance, class and sheer pedigree from start to finish. Holly’s Cuvee is a blend of the three parcels bottled separately under the Varner label (see my reviews in this issue.) Even though the blend is 71% Bee Block, 27% Amphitheater and 2% Home Block, it is the Amphitheater that comes through most in this terrific, multi-dimensional wine. Anticipated maturity: 2013-2019.

The Neely family owns Spring Ridge Vineyard, where brothers Jim and Bob Varner make their wines, and as well wines sold under the Neely label. The Neely wines are essentially selections culled from the same parcels that inform the Varner wines. Unfortunately I was only able to taste one wine from Neely this year.

パーカーさんは以前に96ポイント。
参考までに英語ですがレビューコメントも。

Wine Advocate # 190 Aug 2010     Robert Parker     96     Drink: 2010 - 2017
An exuberant, full-throttle Chardonnay from the same winemaking team that makes the Varner wines, Neely’s 2009 Chardonnay Holly’s Cuvee displays tremendous opulence along with abundant notes of lemon and orange custard, pear, and pineapple as well as a strong underlying minerality. With beautiful fruit and purity, it should drink well for 5-7 years.

パーカーさんの後任の仕事はやっぱりプロとして相当なプレッシャーあるだろうなって思いますが
いいレビューを是非書いていってほしいものです。
いまからアントニオさんの年末の北カリフォルニアのレビューが楽しみです。




cawine at 19:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ニュース - ワイン一般 

2011年09月07日

レベルが違う!?カリフォルニアの最高峰のキスラーのシャルドネ ~2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード~ その2


レベルが違う!?カリフォルニアの最高峰のキスラーのシャルドネ ~2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード~ その1
の続きです。

2006_kistler_chardonnay_carneros_hyde_vineyard03

2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード
2006 Kistler Chardonnay Carneros Hyde Vineyard

専門家の評価はロバート・パーカー・ポイント 93-95、インターナショナルワインセラー 94 でしたが
現時点でわたしの個人的評価は96ポイント。

もし複数人であまりながく時間かけずに飲む場合は間違いなくデカンタしたほうがいい白ワインです。
白ワインってデカンタするの?通常しないかもしれませんが、キスラーのシャルドネにはありです。

今回わたしはゆっくり時間かけてちびちびと飲ませていただきましたが、
やっぱり徐々に室温にちかづいてくるにつれて味わいもより深くおいしくなってきました。

2006年頃からキスラーがワイン作りのスタイルをちょっと変えて
力強さより優雅さを重視するようになったというが、
最新ビンテージはまだ飲んでいないがどれも力強くて優雅だよなって思ってしまう。
言われてみればたしかにもうちょっと前はもっとパワフルだったかもって思うぐらい。
おそらくまだ2006のカルネロス ハイド・ヴィンヤードのシャルドネは従来のスタイル、
簡単にいえば力強いシャルドネ。

実際に今回飲んだ感想として、前回飲んだよりも香りはあきらかに深みをました。
ずっと香りだけでも楽しんでいたい気分にさえなった。
これだけの香りをもったシャルドネはカリフォルニアの有名なシャルドネメのワイン生産者のなかでもほんのわずかだ。
フルーツの味わい、オーク樽の風味、酸味とミネラルの渋みとバランスが非常によいシャルドネ。
どう考えてもレベルが1ランク違うし、
やっぱり1万円を超える価値のあるシャルドネである。(日本では2万近くの場合も)
味わいの余韻はとてつもなく長い。
思わずうっとりしてしまうほどだ。白ワインのシャルドネでうっとりすることは本当になかなかない。

他のキスラーのシャルドネには、よりパワフルな感じで口いっぱいに広がるものもあるが
冷涼なカルネロスのハイド・ヴィンヤードのシャルドネはそのなかでも
酸味も力強さも申し分ないがそれでも比較的に
よりバランスが優れている印象を受ける。より複雑でクールである。

ちなみにハイド・ヴィンヤードはキスラーにだけはなく、
最高のワインをつくる他のワールドクラスのワイナリーにも葡萄を提供する超有名なブドウ畑である。

hydevineyards
ハイド・ヴィンヤード

Hyde Vineyardsの葡萄からワインつくっているワイナリーリスト- 2011:

(ハイド・ヴィンヤードのウェブサイトから)

Arietta
Artesa

Auteur

Beaulieu Vineyard
Bonneau
Buccella
Buoncristiani
Duckhorn
Du Mol
Gott
HdV

Kistler

Kongsgaard
Merryvale

Miner
Mondavi
Domaine Mumm
Palmaz
Patz & Hall

Paul Hobbs

Joseph Phelps
Ramey Wine Cellars

Schramsberg

Selene Wines

Spottswoode
Staglin
Three Hoots
Three Sticks


結論として2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤードは
前回1年半前に飲んだときより一層おいしくなっていて大満足。
良い飲み頃を迎えていると思います。
いつまでつづくかわかりませんが5-7年の間とロバート・パーカーさんは言っています。





2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード
2006 Kistler Chardonnay Carneros Hyde Vineyard



cawine at 17:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-カルネロス | 白 - シャルドネ

2011年09月06日

レベルが違う!?カリフォルニアの最高峰のキスラーのシャルドネ ~2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード~ その1


今日は先日飲んだ私の大好きなワイン生産者キスラー・ヴィンヤーズのシャルドネを紹介します。
日本でファンの方が多いロバート・パーカーが高評価する五ツ星生産者です。
グーグルでキスラー・ヴィンヤーズで検索すればいっぱい出てきます。
カリフォルニアのカルトワインの走りの生産者で、もちろん入手困難でお値段も安くありません。

2006_kistler_chardonnay_carneros_hyde_vineyard02

その中から
2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード
2006 Kistler Chardonnay Carneros Hyde Vineyard

このワイン実は以前にも飲んでいますが、
一番の最近はブログにも書いてあるとおり2010年01月16日。
その日の記事
手作りコロッケをカリフォルニアの世界最高の白ワイン(シャルドネ)といただきました。
で紹介させていただきました。(たいしたこと何も書いていないですけど。)

それから1年半以上経ちましたが、
前回のときに比べて味はどうなったのでしょうか?空ける前からわくわくでした。

2006_kistler_chardonnay_carneros_hyde_vineyard04

上のイメージのわずかですが目減りした部分に愛着を感じます。

ちなみに専門家の評価は
ロバート・パーカー・ポイント 93-95
インターナショナルワインセラー 94 でした。

次回につづく。


2006 キスラー シャルドネ カルネロス ハイド・ヴィンヤード
2006 Kistler Chardonnay Carneros Hyde Vineyard


cawine at 20:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-カルネロス | 白 - シャルドネ

2011年09月05日

やっぱり一番飲んだシャンパンはこれ!硬派な辛口定番シャンパン ~ヴーヴ・クリコ イエローラベル N.V~


今年の夏もよくシャンパンを飲みましたが
では一番飲んだシャンパンは何だろうって考えたら
回数だけで考えたらおそらくヴーヴ・クリコ イエローラベル(Veuve Cliquot Yellow Label) N.V が
一番多いとおもう。

Veuve-Clicquot-Ponsardin-Brut-YellowLabel-Champagne-image01

自分で好んで全部買ったわけではないが、
貰い物だったり、よそで飲ませてもらったりと
シャンパンを飲む機会にはかなり確率でヴーヴ・クリコ イエローラベルと出会った。
シャンパンの定番としてとても人気があるようだ。

コストコやスーパーのあちらこちらで山積みになっているのを良く見かけたが、
750mlボトルでどれも40ドルを切るぐらいで売っているので昔に比べてかなり安くなったなーって印象を受ける。
ちょっと前まではコストコでたまーにしか見かけなかったのに。

最近ヴーヴ・クリコ イエローラベルについて思うのが昔に比べて、
あまりイエローラベルのことが好きじゃなくなったというか、ちょっと退屈に感じるようになった。

もちろんヴーヴ・クリコ イエローラベルの品質は常に安定していて、
きりっとした本当に辛口の男らしいシャンパンで文句なしにおいしいのですが
以前のような感動があまりない。

ただの飲みすぎかもしれないが、
飲むたびにいまいち深みにかけるっていうか、一辺倒っていうか。物足りなく感じてしまう。

たぶん自分からシャンパンを飲みたいときやそこに求めるものもかなり違ってきているのではないかと
自分では分析している。
簡単に言えばシャンパンをただの食前酒やパーティなどで飲むよりも、
よりじっくりと落ち着いて飲むようになってきたのだと思う。食事にも平気であわせるし。 
どことなくシュワワーって泡に勢いや華やかさよりも「癒し」を求めているのかな。
ヴーヴ・クリコ イエローラベルにはあまりそんな癒しの要素は見当たらない。

年をとるにつれて異性の好みのタイプが変わるのと似たような感じですかね。
今年の夏もあっという間でしたが、着実にまた年をとっているのは嫌ですね。







cawine at 20:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 泡 - シャンパン 

2011年09月04日

日本で大人気カレラのピノ・ノワール ~2008 & 2009 カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト~ 比較検証 


先日、日本で大人気のカレラのピノ・ノワール セントラルコーストの2008年と2009年を飲む機会がありましたので
コメントしてみたいと思います。

カレラの人気は日本でいまだに凄いみたいですね。
当たり前のようになったカレラのワインの宣伝文句、
「カリフォルニアのロマネコンティ」とか「カリフォルニア・ピノノワール最高峰」とか
ロバート・パーカーさんのカレラのコメントの引用:
"...Calera is one of the most compelling Pinot Noir Specialists not only in the new world, but of planet earth..."
-Robert Parker
"...カレラはニューワールド(アメリカ、オーストラリア、チリなどの新しい生産地)だけではなく、地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのスペシャリストの1つである.."  などは悪気はないがちょっと見飽きてしまった。

とにかくひとついえることはロバート・パーカさんは本当にカレラのワインが好きみたいだ。

2008_calera_pinot_noir_central_coast

2008 カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト(2008 Calera Pinot Noir Central Coast)を90ポイント
2009 カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト(2009 Calera Pinot Noir Central Coast)を92ポイントと評価している。

ちなみにアメリカの小売ではだいたい20ドルから25ドルが相場。
わたしもピノ・ノワールが好きなので、なんだかんだで毎年のようにカレラ ピノ・ノワールセントラル・コーストは飲む機会に恵まれる。率直な感想は20ドルだったらいいかな~です。

わたしの好きなワイナリーは
一番お手頃価格のワインに凄く力入れて高品質のお買い得感あふれるワインを提供してくれるところ。
お金を出せばおいしいワインを飲めるのはいわば当たり前ですが、
利益削ってでも庶民に受け入れられやすいワインを大事にしてくれるワイナリーって本当に尊敬に値します。

カレラも良いワイナリーには間違いないですが、その最上級ワインの
ピノ・ノワール ジェンセン(Jensen Vineyard)が「カリフォルニアのロマネコンティ」
いわれるぐらいなんだから(本当にロマネコンティみたいな味なのか?っていうのは別の話。)、
もうちょっと一番お手ごろ価格のセントラルコーストの品質も。。。って思わずにはいられません。

ただ日本で人気が強くアメリカとほぼ同等の値段で楽しめる代表ワインは
オーパス・ワンとカレラだからお手頃感は強いですけどね。

2008と2009 カレラ ピノ・ノワール セントラル・コーストを飲んだ感想は
正直言って、もう一歩って思わずにはいられなかったです。
複雑な味わいのニュアンスがないっていうか、単純なチェリーコーラっていうか。。。
熟成して化けるとも思えなかった。(特に2008年)。
2009年はそれでも少しは複雑な味わいのニュアンスがあって2008年に比べればよかった。
単に好みの違いだと思いますので、楽天のワイン販売サイトのレビュー内容も参考にしてください。

テイスティングの参考として世界最大オークションハウス、
ニューヨーク・クリスティーズでアジア人初のワインスペシャリストとして活躍した
渡辺順子さんの2008 カレラ ピノ・ノワール セントラル・コーストのテイスティングを発見しました。



香りもそこまで悪い印象はなかったけど、フラットというコメントには同感。
でも25ドル以下ですけどね。
飲まれた方はどう思われました? 




cawine at 19:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-セントラル・コースト | 赤 - ピノ・ノワール

2011年09月03日

カリフォルニアの2000円以下で買えるスパークリングワインの一押し!シャンパンメーカー、GHマムの伝統的技術が光る~マム・ナパ ブリュット・プレステージ~


まだまだやっぱり残暑が厳しいので
どうしてもスパークリング・ワインに手が伸びがちです。

それにしても野田首相も組閣してさあってときに
"野田首相:資金管理団体 在日韓国人の男性から献金受ける"なんてニュースが
でたりと前途多難ですね。まぁ違法は違法ですが、なんか粗探ししているみたいでいやな感じと思わずにはいられない。
はやく日本を再建しなくてはいけないってときに。

さてと今日飲んだのは クリスマス・年末特集:カリフォルニアのスパークリングワイン!その5 最高のおもてなし!ナパで是非訪問すべきワイナリーのひとつで紹介させていただきましたこのスパークリングワイン。


mumm-napa-brut-prestige

マム・ナパ ブリュット・プレステージ
Mumm Napa Brut Prestige

希望小売価格22ドルとカリフォルニアの2000円以下で買えるスパークリングワインのなかでは私の一押しで、
確かな比率はわかりませんが結構ピノ・ノワールの割合がたかいと思っています。
(うそだったらごめんなさい。)

他のお値段が同じくらいのスパークリングワインの違いを簡単に言うなら、
より泡が小さ目で味濃い目の辛口です。おいしい。

正直言えば、理想はフランスの高品質シャンパンのノン・ヴィンテージ、
ボランジェ やビルカール・サルモンが好きだし毎日飲みたいが
そんなわけにもいかないので、じゃーもうちょっと安い価格帯で品質の高いものをさがせば、
マム・ナパのノンヴィンテージ、今日紹介したブリュット・プレステージは筆頭候補のひとつ。

カリフォルニアのスパークリングワインメーカーの中でマム・ナパは
フランスのシャンパンメーカー、GHマムから受け継がれた技術に裏打ちされた優れた品質とその品揃えを考え、
やぱり1,2位を争うスパークリングメーカーだと私は思っている。
本当おいしいんでよ~。




cawine at 20:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ナパ・バレー | 泡 - スパークリングワイン

2011年09月02日

熱狂的ファンが多いマルティネッリのジンファンデル ~2009 マルティネッリ ジンファンデル ジョゼッペ&ルイサ~


ワイン好きなひとならロバート・パーカーさんという世界的に有名なワイン評論家の名前を聞いたことがあると思いますし、
このブログでもロバート・パーカーさんのポイントはよく参考として載せています。

そのパーカーさんが崇拝するワインメーカーのひとり、おそらくカリフォルニアでもっとも有名な女性
ワインメーカーがヘレン・ターリーさん。
ヘレン・ターリーさんがコンサルタントとしてたざさわるワインは品質は保証済みで、
もちろんプレミアがついたり入手困難だったりと大変なことになっているのですが、
非常に良心的な値段で良質なワインを提供してくれるのが,
マルティネッリ・ワイナリー(Martinelli Winery)(日本ではマルティネリと表記されることも多い)。

マルティネッリはいろいろなワインをつくっています。
シャルドネ、シラー、ピノ・ノワールもおいしいですが個人的にはマルティネッリのジンファンデルがお勧めです。
カリフォルニアでも熱狂的ファンが多いマルティネッリのジンファンデルです。
ロバート・パーカーさんからジンファンデルでは過去最高の97ポイントを獲得したジャッカス・ヒルを
はじめ多くのジンファンデルが高得点で獲得しているのは飲めば納得。

今日紹介するのはそのなかでもラベルが派手目で印象的なこのワイン。
マルティネッリの代表格のジンファンデルです。


2009_martinelli_zinfandel_giuseppe_and_luisa02

2009 マルティネッリ ジンファンデル ジョゼッペ&ルイサ
2009 Martinelli Zinfandel Giuseppe & Luisa

正直に言いますと、自分はジンファンデルが好きでないと確信している人を
このジンファンデルならおいしいーって好きにさせるようなワインではありません。

やっぱりジンファンデルはジンファンデルだと思うからです。
このワインは典型的ジンファンデルというよりはその極みと紹介したい。

ジンファンデルって少しでもいいよねって思う人がいたら是非飲んでほしい一本です。
日本では8000円ぐらいで売られていたりとちょっとだけ値段は高いですが、
カリフォルニアでも人気があってすぐ売切れてしまいます。
間違いなく品質の高い美味しいカリフォルニアのジンファンデルの1本です。



残りわずか

2009 マルティネッリ ジンファンデル ジョゼッペ&ルイサ
2009 Martinelli Zinfandel Giuseppe & Luisa


cawine at 17:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 産地:カリフォルニア-ナパ・バレー | 赤 - ジンファンデル

2011年09月01日

最高のミシュランガイド一つ星のレストランの驚愕のグラスワイン価格~ビレッジ・パブ The Village Pub~


サンフランシスコ・ベイエリア近辺には、ちょっと足を運んでナパの付近も含めて
とてもおいしいレストランがたくさんある。
有名なミシュラン・ガイド(2011年度)の一つ星以上のレストランは全部45もある。

その中でもサンフランシスコからも離れてシリコンバレーよりに隠れ家的な非常においしい料理がたべれる
お気に入りのレストランがビレッジ・パブ (The Village Pub)です。
ミシュラン・ガイド一つ星をはじめ評判のいいレストランです。

villagepub

店内はそこまで広くなく、落ち着いた雰囲気。
おしゃれなワインのディスプレイが印象的。

The-Village-Pub

ワインリストもアワードをとっただけあり、充実していいます。

私はだいたいコースにあわせてお店の方にグラスでワインをいただくのがすきなのですが、
ここのグラスワインお値段には驚いた。
最近比較的グラスワインのサービスがいいところばっかりいっていたせいなのか、非常に高く感じた。

たとえば

2007-terravalentine-cs-springmountain

2007 テラ・バレンタイン カベルネ・ソーヴィニヨン スプリング・マウンテン
2007 Terra Valentine Cabernet Sauvignon Spring Mountain

ちなみにテラ・バレンタイン・ワイナリーはナパのスプリング・マウンテンにあるとてもかわいらしいワイナリー。

terravalentine-com

レストランでグラスで20ドルでした。
あとで小売価格を調べたら安いところでなんと25ドル(税抜き)で買えるじゃないですかー。
料理とのペアリングで美味しかったのでまだ許せますが、
20ドルのグラスワインは25ドルで買える小売の価格を考えればちょっと高いですよね。
納得できるほどもちろんなみなみと注いでくれませんよ。

ただボトルだとワインリストには100ドルってなっているから、
グラスで20ドルというのはその点では妥当です。

よくよく調べてみたらこのワインのもともとの希望小売価格が42ドルだったので、
通常よりもちょっとだけ高めのワインの値段設定かもしれません。
ビレッジ・パブが結局いくらで仕入れているのかわかりませんが、
小売店のように25ドルにすぐ安売りできるぐらいの卸値だったらやっぱりひどい。
そもそも小売ですぐに42ドル->25ドルになるのワインも珍しい。
ワインは悪くないのでそんなに売れないとは思えないけど。

ビレッジ・パブはワインのお値段はちょっと高いが、とにかく料理もサービスも最高。
サンフランシスコ・ベイエリア近辺のミシュラン一つ星のなかでは頭一つ飛び出しています。





cawine at 21:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) その他 - サンフランシスコ情報 | 赤 - カベルネ・ソーヴィニヨン