CASINOTE

全国5万5千人のファンのためのオフィシャルカジノートです

2015年01月

トラビス・パストラーナが日本にやってくる!

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これまでX-FightersやX-GAMESなど本場のリアルな大会やショーをいくつも観てきた。そんな俺がまだ生で観てない3大イベントが「CRUSTY DEMONS TOUR」、「Master of Dirt」、そしてこの「Nitor Circus Live」である。それぞれイベントのカラーもあって映像や雑誌の記事を観てるだけでワクワクするような、ファンなら誰もが観てみたいショーではないだろうか。「CRUSTY〜」にしろ「M.O.D」にしろ、火薬がバンバン、ライダーもバンバン、これぞFMX(あるいはそれらを含めた総合的な)エンターテイメントで、大会にはない魅力がいっぱい詰まっている。大会は大会のドキドキがあるけど、ショーにはショーなりのドキドキがないとここまで盛り上がることはない。「Nitro〜」ももちろんこれらのショーに負けず劣らず迫力満点、しかもアメリカン特有のユーモアも交え、カーニバル的要素満点のショーエンターテイメントで、その期待値は高まるばかりだ。

日本のナイトロサーカスはフジテレビが主催ということで、過去には無いくらいにTVCMなどの宣伝が「史上最強のアクションスポーツエンターテイメント」というキャッチコピーでガンガン打たれているが、正直的を得てないのは少々残念ではあるものの、その効果はきっと大きいと信じたい。E-girlsの起用なんかはよくわからんし、2005年に開催されたAir-XのTMレボレボを彷彿させるが・・・まぁ、その辺はTV局の大きな力が、、あまりこれ以上は言わない方がいいか(笑)。

そんな"脇役"よりバイクや自転車、車いすからオマルまでとにかくぶっ飛び通しのこのナイトロサーカスを語る上で絶対に外せないのは、なんといっても「座長」、トラビス・パストラーナだろう。彼が日本に来るのは実は初めてのことで、これまでいろんな日本国内のイベントからオファーをかけていたが高額なギャランティや縛りのきつい条件で実現しなかった。モトクロスやFMXファンにはカリスマとされるトラビスのジャンプをライブで観れるのは非常に貴重な経験。これは絶対会場に足を運ぶしか無い。



TP02じゃあ、トラビスの何がすごいのか?それは彼は「エンジン付きのものなら何でも自在に操れるすごさ」というところにあると思う。実際これまで俺もX-GAMESやRed Bull X-Fightersでみてきたが、正直今でも体調が万全なら彼が一番すごいフリースタイルライダーだと思う。
15歳でX-GAMES初出場初優勝、そこからもう何個取ったかわからんくらいメダルを取ってきた。中でも衝撃的だったのがベストトリックでダブルフリップをメイクした2006年のX-GAMES。このとき俺はランディング横からカメラを構えていたが、ステープルズセンターにこだまするメイクした時の大歓声は凄まじいものだった。会場にはトニー・ホークやショーン・ホワイトも観に来るほど、全米中、いや世界中がトラビスのアクションに釘付けになっていた。彼は生粋のアスリートでありエンターテイナーだから多くの人を魅了するのも納得できる。





TP03この大会では史上初となるゴールド3冠を達成(MOTO-X Best Trick、MOTO-X Freestyle、Rally)。モタードにも出場して、X-GAMESがトラビス一色になっていた大会でもあった。余談だが、いろんなアスリートを取材してきてインタビューに2時間待たされたのもこのトラビスだけである(笑)。当時マネジメントしてた母親が、こういう世界によくある感じのうるさいオカンって感じでそこは正直いただけないが、彼自身はナイスガイだし、自分が神のように強くても周りもしっかりみているな〜という印象を当時は持っていた。

TP04バイクだけでなくクルマのテクニックもすごい。ラリーはさすがに無理っしょ〜なんて思ってたら優勝するし、2010年の大晦日にカリフォルニア州ロングビーチで行われたNew Year No Limit(過去にはロビー・マディソンがバイクでぶっ飛んでるアレ)ではラリーカーで269フィート(約80m)も飛んでる。もう頭のネジが飛んでるとしか言いようが無いわな(笑)。ただすごいことをするんじゃなくて、観てる側にもものすごいインパクトを与えるのがこのトラビス・パストラーナという男。それはスタイルを超越した彼にしか出せない世界だから、宣伝とかそんなんじゃなくお金を払って観る価値のあるライダーなんですね。

彼の伝説はひとつやふたつではなく、バイクにまたがれば伝説が生まれると言われるほど。そんな彼が仲間たちとバカでぶっ飛んだ企画を映像化したのが「Nitoro Circus」。そう、最初はDVDからスタートした企画なのである。それがMTVに進出し、映画になり、そして興行になった。すごいエンターテイメントビジネスモデルを築き上げたね。

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コアなシーンだけでなくFMXというものを一般層まで広めたトラビスの功績は大きいし、何度も言うが「スタイルを超越したすごさ」というのはFMXが好きな俺からみてもリスペクトしか無い。

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賛否両論あったけど、バイクをFMXのトリックに合わせてカスタムしだしたのもトラビスが起源。今やFMXバイクの王道カスタムであるフリップレバーもトラビスが最初に発案した。だって他の人がやってない技をガンガン編み出していくわけやからね。まさにFMXの歴史にパストラーナあり。


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過去のRed Bull X-Fightersでは佐藤英吾とのバトルも展開。いや〜いい時代でした。

2/28、3/1は大阪ドーム、3/7~8は東京ドーム。10年前は東京ドームでバイクが飛ぶなんてNGだった時代、そして大阪ドームと言えばAIR-Xという歴史的なイベントが開催された場所でもある。ドームでのイベントはすごくハードルが高いけど、会場がお客さんでいっぱいになるといいね〜。いや〜楽しみ。

Back to the あの頃2

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「マルチプレックス」でのKottonmouth Kingsとのセッションは今や伝説。50がいっちゃん盛り上がってた時代でもあったね〜。今では好きな人がたしなむ程度。やっぱライダーが乗ってるのをみて乗りたくなるっていう図式を構築するのが一番の底辺拡大になると思う。ミニモトブーム再熱してくれへんかな?

Back to the あの頃

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昔の書類を探すつもりが、懐かしい写真ばっかり出てきて仕事が進まない!!
いや〜みんな若い!そしてトンガってるヤツが多かった。こんな面白い写真を眠らせておくのはもったいので次のバンザイマガジンで特集でも組むかな〜。みんな嫌がると思うけど(笑)、ここまでの歴史を振り返る意味でも。

異常

08首切りだの人殺しだの最近のニュースはひどい。実際に起こってる話やから報道する責任がテレビにはあるんかもしれんけど、テレビをつけたらこんなニュースばっかり。キチガイばっかり。子どもに見せたく無くても目に入ってくるし、さすがにキツいな。学校ではこんな話ばっかりしてるんかな〜と思ってしまう。
テレビも深刻な顔して報道する割には次の瞬間しょーもないネタで馬鹿笑いしてるし、結局誰にとっても関係のない話。だったら報道の意味なんてもはやない。
とにかく異常な世界やと思います。

MX-VIRUS新年会2015

IMG_5068笑ってしまうくらい更新してへんかったな〜。こんなに間あけても見てくれている人がいるなんて・・・すいません。

今は札幌にてMX-VIRUSの新年会にやってきております。もう何年もこういうのをやってなくて、去年の開幕前あたりにヌークがみんなが顔を合わせて話できる場所を無理矢理でも作ろうって感じで、いつもならみんな忙しくて流れるんやけど、今回は交通費から宿代まで全部MX-VIRUSの経費を使って実施した。
そんなこんなで温泉入ってスノーボードして、飲んで笑って俺自身たまりまくった垢を落としてます。ほんま顔が痛くなるほど笑ったのも久しぶりやった。

これからのFMXについても話してたけど、それよりも今の現状をみんなどう見てるのかが個人的に興味があった。やっぱりというべきか、少なからずそこにはみんな大なり小なりの不満もあるわけで、俺もくすぶった思いがありました。
環境的にだいぶ恵まれるようになったけど、まだまだライダーは仕事としてやっていけていない現状なのに、この状況で満足してるライダーの多いこと。今の日本のFMXシーンには「改革者」がいなくなってしまった。先人のレールに乗っかってるだけだから、人の前に立てるヤツがいない。引っ張っていく本当の意味でのライダーがこの先現れてほしいものだ。MX-VIRUSのメンバーもまだまだ体は動くけど、もうオッサンやねんから(笑)。
ホント若いやつらが、ただ乗るだけじゃなくて、本当の意味でのプロフェッショナルを目指して新しい時代を作っていってほしい。じゃないと俺はもう疲れた(笑)。でもそのためには相談にも乗るし、協力もしてくれる人はいるわけやから、もっとライダーたちも(広く言えばそこに関わる関係者も然り)意識を改善した方がいいんちゃうの?って思う。
あんまりジジィくさいことはいいたくないけど、はっきり言えばもっとワクワクさせてくれよなー。FULL METAL BOOGIEを作ってる今もなかなか進まない理由はそこで、ワクワクするような映像(ライディング)がない!個人的な撮影は別としてイベントでは誰でも撮影して、簡単な編集をしてアップする時代。そんなクリエイティブでも何でも無い切り絵的な映像ではなく、フィルムメーカーとしてDVDなりにお金を出してもらう以上、俺は「価値」のあるものを作らなければいけない。そのためにはライダーの90%を画にしてもしゃぁないわけですわ。ライダーが100%、あるいはそれ以上のものを出すから価値が出てくるんですね。クリエイティブというよりはライダーの力の集結なんですよね。だから練習で流してるような中途半端な映像をYouTubeとかで見るたびにゲンナリしてくる。セオリーや古き良きスタイルを理解してる人はおらんねやろうな〜と思う。そんな時代になってしまったのか?

でも昨日の夜、ススキノを徘徊した後、スノーボーダーやスキーヤー達の溜まり場でもあるBar残心に行ったら、結構な人の中から若手のスノー系カメラマンやクリエイターが俺に声をかけてくれた。短い時間だったけどなかなか熱い話をしてた気がする(酔っぱらっててあまり覚えてないけどw)。彼等もそのシーンでかっこいいものを発信しようとしてるし、リアルなものを作ろうとしている。ライダーがリアルじゃないとかっこ良く見えないのはどこも同じだから、それを発信するカメラマンなんかも実は非常に大きな責任、役割を持つのだ。

ある意味俺はFMXの外交マンでもある。広く言えばアクションスポーツ全体の外交マンでいたいが、特にFMXはこれだけやってきてるわけだしね。俺が他のシーンでFMXについて熱く語れるほど熱いムーブメントをライダーが起こしてくれることを期待します。そうなれば自然に俺も映像制作にもっと精が出るやろうし、バンザイマガジンももう少しいいペースで出るんじゃ無いかな?なんか制作が遅れてるのをライダーのせいにしてる感じに聞こえる?いやいや、俺たちはやっぱり表裏一体で活動していかないといけないんすわ。だからライダーの尻を叩くことも俺たちの役割なんですわ。

頑張ってるライダーは俺もしっかり応援したいし、撮影したいし、メディアにもプッシュしていきたいと思う。
自己満足の世界じゃなく、本当の意味でかっこいいシーンを作り上げていきたいね。
Profile
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梶野 仁司(カジノヒトシ)
Hitoshi Kajino

職業:映画監督、プロデューサー、ライター、編集者
フュールメディア株式会社代表取締役社長

京都府相楽郡加茂町(現・木津川市)出身。
24歳のとき上京し、映像の世界へ。その後、助監督を経てフリーランスになり、5150FILMsを立ち上げ『FULL METAL BOOGIEシリーズ』などをリリース。

2005年、雑誌『トランスワールドモトクロスジャパン』副編集長に就任後、翌年から兼映像部チーフディレクターとして『MTV SPORTS YAVIBE』や数々のコンテンツを担当した。
プロデューサーとしても多くの作品に従事し、2009年にトータルメディアレーベル『FUEL MEDIA』を設立。2012年2月、『フュールメディア株式会社』の法人化に伴い代表取締役に就任しながら映像制作を中心に活動を続ける。 2014年2月に上映された佐藤英吾ドキュメンタリー映画「RIDE FOR LIFE ~The Eigo Sato Story~」で映画監督デビュー。 スポーツやアスリートをテーマにしたドキュメンタリー作品を手掛け、映像作家、アクションスポーツジャーナリストとして活躍する。フリースタイルモトクロスを中心に国内外のアクションスポーツメディアを手掛け、ジャンルを問わず多くのアスリートとも交流を持つ。




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相談はinfo@fuelmedia.jpに問い合わせてください。



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