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GO BIG 2010 Sanuki Rd / Photo by Kenta Ueshiba

レジェンド集結。今年のジャッジは5人!

GO BIGのジャッジは過去の大会では一貫して3名で行われてきたが、10周年大会としてコンテンツもリニューアルしたため、ジャッジングも5人体制となった。そして、この5人が現国内最強ジャッジとも言える布陣なので、出場するライダーたちにどう影響が出るのか個人的にも興味深い。

今回はその5人のジャッジを紹介させていただく。
まずヘッドジャッジはこの私が担当する。第1回大会からほとんどヘッドジャッジを務めているのは、その第1回大会を開催する前に、創始者である佐藤英吾からの一言があったから。「GO BIGのヘッドジャッジは世界のFMXを見てるカジさんにやってほしい」と言われたのがきっかけだ。手前味噌ではあるが、X-FIGHTERSもX-GAMESもメディアという立場で会場に足を運びながら、その年のトレンドやジャッジ基準にも目を光らせてきた。大会の実行委員長をやる傍ら、このポジションは世界のFMXを見続ける限りは続けたいと思っている。

そして同じく過去大会から、ある時はライダー目線で、ある時は観客目線でジャッジを続けている金澤巨樹も名ジャッジと言えるだろう。スタイルよりな評価をしがちに見られるが、もっとも総合的な評価をする印象を受ける。私同様に海外のFMXを直接肌で感じ、その経験を自身のジャッジングに生かす探究心と、FMXの理解が深い独自の目線が頼もしい。

さらに今回のスペシャルゲストである東野貴行もGO BIG初ジャッジとしてアメリカより帰国することとなった。当然、本人も世界の第一線で戦う現役ライダーではあるが、渡米前は他のライダー同様、日本のFMXの発展にも大きく貢献してきた。参加者にも多くの若手ライダーが顔を連ねることもあり、彼らを刺激する意味でも単なるゲストジャッジ的な意味合いではないことがわかる。もっとも厳しい目を持ったジャッジと言っていいだろう。

4人目は吉田耕太郎。最近FMXを知ったファンには馴染みは深くないかもしれないが、彼のライディングスタイルから感じるのは、FMXの持つもっとも重要なファクターである「フリースタイル」への理解度が高いということ。競技的なFMXになると回転系や、より難度の高い技の評価に偏りがちだが、FMXの持つ本来のクリエーションを重要視するという意味でも、GO BIGのジャッジにふさわしいと感じる。

最後に紹介するのが、日本のリビングレジェンド、加賀”BUPPER”真一だ。ご存知の通り、日本の第一世代としてシーンを築き上げ、過去のGO BIGでも表彰台の常連としてその名を刻んできた。そんな彼が今年からジャッジとしてGO BIGを支えてくれるのは心から頼もしい限りだ。攻める中にも遊び心を取り入れたライディングを信条としてきただけに、彼独自の目線で切り込んだジャッジに注目したい。

以上の5人が今回のGO BIGを裁くジャッジになるわけだが、自分の限界に挑戦するライダーたちを評価するポジションなんていうのは誰もやりたくないものである。それでも的確に評価できるジャッジの存在が大会の価値を高め、強いては日本のFMXの底上げに貢献する一つの要因だと言えるのではないだろうか。

ジャッジは生物である。どんな競技でも全員が納得するジャッジなんて存在しない。ただ、ライダーは自分のライディングを精一杯表現し、この個性豊かなジャッジ陣の共感を得ることができれば、戦いを有利に展開できることだろう。

11/4(土) GO BIG 2017 / at オフロードビレッジ
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GO BIG公式サイト