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アクションスポーツ

GO BIG 2012年度版!間もなく開幕。

twYoi-716660和田ポリスがヘルニアらしくGO BIG TVも作れないまま今年のGO BIG が開幕しちゃいます。
ホント久しぶりの鮫川での開催。まーじで楽しみ。なんと今年で10回目らしい!第1回は確か秋のジュリアンとかが来てた時かな〜(フルメタルブギー2参照)。毎年ほんまにホーミー達と楽しい時間を共有させてもらって、会場であるモトパーク森のオーナー、森さんにはお世話になってばっかりですけど、今年もお世話になります。しかし、森さん、10回目の今回と初回の頃、あんま変わってないんとちゃいます?

イベントの内容は盛りだくさんで、その中で行われるGO BIGに向けてライダー達も盛り上がってるそう。
俺は今までこの大会ではヘッドジャッジを務めてきたけど、解任されたwというのは冗談で自分から申し出ました。理由はいろいろ。でも一番は映像を作ろうということで、せっかくこんだけガチの大会やっても何も残らないのも寂しい話。別にテレビに出るわけでもないけど、用意はしとく。出るとこなくてもこっちで編集してYou Tubeでも出した方がイベント自体の認知に繋がるし、こんな基本的なことが俺一人ジャッジしてるだけでできないのも切ない話なんで、この開幕戦はFUEL MEDIA制作でばちっと映像作るもんねー。

GO BIGも今年で3シーズン目かな?本気で優勝目指してるヤツがどれだけいるかは疑問やけど、中身が面白ければ人もついてくるはず。そして人の集まるところにはお金も集まって賞金もあがる。テンションあがる。若手も狙いにいく。ピシャる。こういう図式をライダーが意識してやらないとこの大会の意義もわからなくなる。そこで目に着いたライダーはエイゴくんとか、ノリがが外国でプッシュしてくれるから、本人がその気なら世界も一気に広がるのにそういうライダーがまだまだおらん。ま、当日に期待しとこう。俺も盛るつもりは無いから、ライダーのプロ意識ってもんをここで見せてもらいたい。新企画のFINDも楽しみやな。50のレースもあるみたいやけど、これは事前申請?俺も50はちょこっと乗ろうかな。
イベントや大会の詳しい情報はGO BIG 公式ブログにて詳細がアップされてるんで確認お願いします。

ポスターのセンター、よく見ると俺やん!これをセンターに持ってくるとは強気ですね、BANZAIさん。

Holy Shit Eigo Sato!!

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遅くなりましたー。ドバイからもう帰国しております。
心はスデにGO BIG@SAMEGAWAやけれども、まずはドバイのハイライトオブザカジノ。

前日夜に予選を行うはずが、ビーチ特有の強風の影響で明日午前、つまり本番前に予選をするシステムに変更。
夜は少し風が穏やかになってきたので、プラクティスセッションに充てた。
エイゴくんと言えば、怪我の影響(シドニーでのクラッシュ以来のコンテスト)があったので心配してたけど、結構調子は良さそうなのは昼から継続してた。
ハビエルとペアを組んで練習も終盤の調整に差し掛かろうとした頃、トランスファーでのエアラインにトライした。その着地後、何やら違和感を感じたのか、エイゴくんは飛ぼうとしない。俺はムービーを回していたのでファインダー越しにはそんな失敗には見えなかった。むしろビッグワンな印象さえ受けたほどのトリック。しかし、エイゴくんはそのままパドックに退いた。ハビエル一人での練習が続いた。

俺はダッシュでパドックに行くと、悶絶?脂汗?もはや最悪の事態と一瞬でわかるようなエイゴくんの苦悶な表情。どうやら立っているのも辛い様子でパドック横にあるラウンジに直行。ドクターGの元に向かった。

このドクターGという人物はRed Bull X-Fighters 2012のツアードクターとして、ライダーラウンジ横の小さなスペースに診療所を構えているのである。天才サーファー、ケリー・スレーターやAMAにも帯同するマッサージ界の重鎮である。そんな神の手に処置された腰の調子は瞬間的な回復はあっても、劇的ではない。つまり『重傷』ということになる。パァァァッシーーーーーー!サイアクや。

ケガしてからここが復帰の第1ステージと定めて過酷なリハビリにも耐え、満足ではないが乗れるようになってきた喜びを感じていた矢先の出来事。本人曰く『ぎっくり腰』状態だそうな。オォメーーーン。。。力も入るまい。ましてやこの状態でバイクに乗ろうものならランプのGで力が入らず吹っ飛ばされるか、着地で軟体動物状態になってしまう。完全ヤバい状態でエイゴくんが瞬時に出した結論は「予選をパスする」ということ。これは即ち賭けである。個人的にはバイクをばらす準備はしていた。ネジしか回せんけど。ダァッシャ!
じゃなくて、やっぱり無理はあかんやろ。でもこの人なら行きかねん。そのエイゴくんが予選はパスと俺にもわかる英語でスタッフに話していた。帰りのホテルまでのカートの上で悶絶していたのを俺は見逃していない。
もちろん、その日は晩酌を交わすことも無く就寝。翌朝、昨日までの強風が嘘のように止み、早めに会場に着くと早くもエキゾーストが会場を響かせていた。エイゴくんも昨夜よりは若干マシになったそうなこと言ってるけど歩き方が完全にけが人のそれで、手貸そうか?となってしまうほどの状態。つまりサイアク。こんな状態でバイク乗れる分けないっしょーと思ってパドック入ったら着替えてるし!この人やる気やし!朝からドクターGに看てもらったエイゴくんの腰はカチカチに固められた状態。いや、それなんも解決してないんちゃいますん??って突っ込みそうになったけどそのままコース内へとバイクを走らせた。小さな期待。1発目のジャンプを軽く飛んで、続くダブルでインディアンやったっけな?とにかくビデオは1stジャンプのみ押さえて、その後は心配すぎてファインダーから目を離し、エイゴくんの動向を確認したら戻ってきた。完全に痛そうな感じで。もーーーーあかんやーーーーん!!そりゃそうや。腰に激痛と一緒に力が入らんわけやろ。サイアクやろ。

結局小さな希望に賭けた予選強行出場は見送られ、そのまま本番前まで安静にするほか無かった。予選はリーバイが1位、2位にアンドレ。3位ハビエル(アストロ・ボーイ)とデストロイヤー、ネイトアダムスが不在の中、開幕戦を迎えようとしていた。
ホテルに戻って、夕方エイゴくんの部屋に迎えにいった。恐る恐る扉を開けると、何やらすっきりした顔のエイゴくんが。なんとか出れそうとのことで、歩く姿も気持ちいい感じに見える。もはや痛み止めすら効かない状態で、そこは気合いと言わんばかりに会場に入る。俺的には黙って見守るしかできんかった。
予選を出ていないので出走は一番最初になる。2名練習でクラッシュしているので実質は10名でのコンテスト。この一番下から、この状態でどこまで這い上がれるのか。ただ出るからには言い訳一切なしな覚悟が見えてるし、本番に向け高めていく様はもはや一流アスリート。気がどんどん満ちていくのがわかった。

オープニングセレモニーがあって、ドバイの白装束に身を包んだライダー達が登場する。アンドレ・ビラ、トッド・ポーター、ダニー・トレスは似合ってるな〜。エイゴくんの登場も!歓声すごいな〜!でも完全に武器商人な顔やったw
あかんあかん。もうすぐに始まる。セレモニーが終わって1回戦。今年のルールはこれまでと違うのは前のカジノートで書いてるけど、結局120ftのモンスターキッカーは誰もワザを入れなかったので撤去されることに。うーん、、、ならビルコはケガすることなかったのにー。。。
1回戦のルールは60秒のノーフリップ。スタートエリアに既にスタンバイするエイゴくんと一瞬目が合った。あとは全開ピシャるのみ。

そこからはこの映像を見るがいい。
実はWEBの放送もだいたい2回戦からが定番なので、エイゴくんのランはハイライトでちょこっと紹介されたくらいだと聞いたので、久々に念写したよ。



もう一度言う。彼はぎっくり腰状態。ぎっくり腰というとマヌケな響きだが実際は本当に痛い。このパフォーマンスを見る限り、腰の影響なんて何も感じさせないほどの気迫のラン。ただ走り終わった後はマジで痛そうにパフォーマンスもそこそこに屈む姿が痛々しい。
出来は上々だったが、1番目出走はジャッジの評価の基準となるため、どう走っても不利である。それはエイゴくん本人も言っていた。結果1回戦4人中3番目でわずかに2回戦に進むことができなかった。でも俺は内心ホッとした。この状態でもう1回このコースを、あの集中力で走れるのか、しかも次はフリップまで入ってくるから逆にここで敗退して安心した。ゼヒ腰の治療に専念して、次回第2ラウンドアメリカグレンヘレンに挑んでほしいものだ。

彼が口にする「進化」とは、怪我を推してでも出場することではない。ただ、目の前にある壁は越えなくてはいけない。売られたケンカは買うタイプの男。逆境になればなるほど燃え上がり、集中力を発揮するライダーにまで成長、いや進化した。いや、こういうとカッコよすぎなので基本Holy Shitと言っておきたい。彼のジャンプはHoly Shitそのものです。

Red Bull X-Fighters開幕戦はリーバイの圧倒的強さで終え、これから長くて短い1年が始まる。
主役はたくさんいるこのシリーズで、最後まで残っているのは誰なのか。新たなスターは生まれるのか。エイゴくんはどこまで戦えるのか。X-Fightersは大阪でやるのか。

この大会、Red Bullがやってる大会の中でもずば抜けて面白いです。
多分誰が見ても興奮するはず。だから今年、俺はできるだけ会場に足を運んで、見たものを伝えればと思います。

最後まで読んでくれてありがとう!

Red Bull X-Fighters 大幅なルール変更

IMG_3296Rider : Eigo Sato


開幕戦に向け徐々に緊張感が高まってきたドバイJBRビーチ。カラッとしてる分、そんな不快ではないけど、昼間はマジで暑い。汗がダラダラ落ちて連日の晩酌もチャラになるくらい。ビーチに出て涼もうかと腰を落としても見渡す限りチョコボール系のマッチョばかりで30分で退散や。ただ、パドックの裏手がビーチという最高の立地なんでいつでも海に飛び込むことはできる。

X-Fightersもワールドシリーズ化して今年で5年目。マンネリ化を危惧してか、今年は大きなルール変更があったので簡単に説明しておこう。
まず予選は毎年同じく、全員90秒×2でコースの使い方は自由。そこから上位6名は2回戦に進出し、残りの6名で1回戦を戦うスタイルは昨年と同じだが、ここから大きく変わる。

まず1回戦はノーフリップの60秒コンテスト。コース最大のジャンプである120ft(およそ36m!)ジャンプはここでは飛んではいけないことになってる。ベーシックなFMXで勝ち残らなければならない。上位2名が2回戦に進むことができる。
そして2回戦は『Six Sick Trick』というその名の通り6本のジャンプで勝負するというもの。時間は2分と比較的長めなので観客をアオるも良し、ジャンプ以外のパフォーマンスを見せるも良し、6本飛んでさらっと終わるも良し、とにかく2分6本という条件の中でヘッドtoヘッドというまったく新しい試みや。
セミファイナル、つまりベスト4からはこれまで同様90秒のフリースタイルで地獄行きの120ftも通行可。そしてファイナルも同じく2分の全開勝負という内容。
全体的にメリハリのある内容で俺はものすごく楽しみにしている。特に1回戦は、これまでは予選でミスった有力選手が結局は無難に1回戦で勝ってたことがあったけど、ノーフリップとなれば話は別モノ。たったの60秒だから、これまでと違ってスタイル的な要素も重要になってくるはず。やってるライダー側からしたらルーティンの組み方も、これまではパターンも決まってたかもしれないが、今年に関して言えばそのバリエーションも増えることになる。まずは予選でのベストを考えて、その結果からどう組んでいくかという、ライダーによって戦略は大きく異なることになる。
ライダーは大変やけど観てるお客さんは面白いはず。このルールを予習してからウェブ中継を観てもらえれば、X-Fighters、FMXの新たな奥深さが伝わるのではないだろうか。

コースも昨年と場所は同じでもセッティングが全然違って、繋がりがあって面白い。昨年のブラジルのようなパークスタイルに近いからアクセルを開けて繋いでいく昨年のものとは違って、タイトなレイアウトでテンポよく繋いでいくという印象を受けた。

ただ、練習初日にもかかわらずアメリカからの一部の荷物が届いてない状況でバイクが組めてないライダーが多い。エイゴくんは最初こそ様子を見ながらのライディングやったけど、2回目から徐々にトリックを入れ出して、楽しんでる様子がダイレクトに伝わってきた。といっても大声で叫んだり、好きなワザ出したり、フリースタイルやってます。正直足のことはどこまで具合が悪いかはわからんし、本調子ではないのは確かやけど、周りのライダーも納得させるライディングと言えばわかりやすいかな〜。いい感じで目立ってた。
その他ではジョシュ・シーハンがやっぱうまい。同じ組で回ってたビルコも調子良さそうやったけど地獄行き120ftで足を着いたらしくそのまま病院に直行した。かなり痛そうで悔しそうやったので、明日以降はどうなるかわからんけど、正直微妙やな。。。今回は怪我明けのライダーが多いのでヒヤヒヤしながら見てます。
明日は朝からプラクティスセッションがあって夜に予選。まだ1回も乗ってないライダー達が明日どこまで挽回するのか?(まー、本番までには確実に合わせてくるやろうけどね)

これまでのX-Fightersとはちょっと違うかもしれない今年の展開にワクワクしといてください。

X-Fighters2012シーズンはーじまーるよー

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Photo by FMX WORLD.COM


ごぶさたです。4/1からスケーターの瀬尻稜と阿部ナオヒロと一緒にBVクルーとLAに行ってた。これはBVプロジェクトの撮影なんで基本プライベート。かなーりゴキゲンなツアーやった。この詳細もブログで書くべきことやったけど、残念ながら仕事に追われながらの渡米やったので、ブログ更新してるヒマはなかった。まぁ最高におもろかったってこと。
そして東京に着いて家族と束の間の休息をとって、帰国して24時間後には再び成田空港に。今年も始まりました、Red Bull X-Fightresの季節でございます。第一戦は昨年と同じく灼熱のリゾート地、ドゥバイー!
去年と場所は同じながらコースは結構変わったっぽい。禁断のビーチ沿いはやっぱ風が気になるけど、開放感はハンパないね〜。

参加ライダーも若干変化が?個人的にはレジェンド、エドガーに注目。昨年のチャンプ、ダニー・トレス、Wフリップのジョシュ・シーハンらも顔を揃えとえります。

Dany Torres (ESP)
Edgar Torronteras (ESP)
Andre Villa (NOR)
Josh Sheehan (AUS)
Blake Williams (AUS)
Eigo Sato (JPN)
Rob Adelberg (AUS)
James Carter (USA)
Levi Sherwood (NZL)
Todd Potter (USA)
Javier Villegas (CHI)
Mat Rebeaud (SUI)

昨日久々リーバイ・シャーウッドに会ったけど肩周りがゴツくなって、脱華奢ボーイ。
そして今回、佐藤英吾の裏メカニック的カメラマンとして俺もがっつり入り込んできます。Tシャツが4枚しかカバンの中に入ってなかったのでテンション若干低めやけどもーいうて〜。

エイゴくんもここ数年はベテラン的なポジションですが、気持ちは常に新人。いや、そーでもないかwどっしりしてるもんね。ただ、あのシドニーの悪夢からの復帰1戦目。まだ1年も経ってないのにここに立ってることが不思議なことやと思う。体調は万全と言いたいところやけど、足の調子がやっぱ悪そう。昔から調子のいいときも悪い時も見てきてるからなんとなくわかるけど、ここまで体がボロボロなのは俺の知る限りでははじめてや。
正直この状態で、メガコンテストに出るのは無謀な気もする。しかしそこは数々の壁を乗り越えてきたサトーさんやし、まずはベストに飛べるように。優勝争いはきつくても表彰台は無理な話ではないし、やるからにはベストを尽くしてくれるやろうから観てる人に突き刺さるランを期待したい。復活を印象づけてほしいね。

Red Bull X-Fighters 2012ドバイラウンドは現地時間13日の金曜日の夜、スタートです。

これぞスノーボードの天下一武闘会


世界中のスノーボードシーンで話題の『RED BULL SUPERNATURAL』。あのART OF FLIGHTもぶっ飛んでたけど、このイベントはトラビス自身が企画して、夏の間にいろんなデザインやアイテムを人工的に作ったとこに雪が積もるからそりゃーラインも選び放題のってとこまではイメージできたけど、いざ映像を見ると絶句。。。

もう世界最高のスノーボードの大会じゃないっすか、これ?
メンツも激ヤバ。テリエ、ギギラフ、スコッティーラゴ、ニコラス・ミューラー、ジョンジャクソン、そしてそして國母カズとかとか、オリンピックやX-GAMESでも見たこと無いような豪華ラインナップ。
これもトラビスが選んだ参加ライダー16人に直接電話でオファーしたという(國母カズブログ参照

この舞台に立ってるカズがヤバいけど6位っていう順位もどうよ??もう地球代表レベルやん。
優勝はさすがのトラビス、でも順位とかどーでもよくって、見てるだけで楽しいこと間違いなしやなー。
早くこのビデオのフルレングスバージョンが見たい!!

そして、トラビス・ライスと契約して話題騒然、小型のウェアラブルカメラの【CONTOUR】がこの度ワタクシをサポートしていただくことになり、早速いろいろ使わせてもらってます。そのうち禁断のコレ1本でどこまで作れるかってのをやりたいと思います。

BLACK VEGAS X Projectはじまりはじまり〜。



まずは何も言わず観てください。
これが俺たちの『表現する』ってこと。仕事ではないけど遊びでもない。でも仕事のような真剣さと遊び心に溢れた現場やった。

BLACK VEGAS X Projectはじまりはじまり〜。

國母カズのピシャリ

今期BURTONからリリースされたビデオ、【Standing Sideways】より。一部で歴史的オープニングパートを飾ったカズの映像が公開されとります。
itunes storeでもビデオの常識を覆す破格の値段で(たしか日本版は500円)売ってるのでぜひチェックしてみて。でもオープニング〜カズパートから先に進まへん人も多いはずwいやいや、やっぱり世界のBURTON。しっかり作り込んでるで〜。でも結局はカズのピシャリっぷりがいっちゃんヤバい。俺もカズのピシャりが撮りたいw

そして不覚にも俺のウェアがこのビデオに出てくるテリエと同じものやとは。。。
俺も負けずにピシャったるーーーー!

Skatebording Shooting Session

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Skater : Hiro Matsuo Photo : Hitoshi Kajino

今年も残すところ半月を切って、来年に向けた動きもボチボチ進めていきながら、今年の残った仕事も片付けていく。事務所で机に向かってても、ええ天気が続く毎日にスケボーしたいな〜なんてフラストレーションがたまってた。
そんな鬱憤を晴らすかのように、来年のBLACK VEGASプロジェクトのテスト撮影的な意味も含めた黒田の撮影に行ってきた。この日はRED EPICが登場。俺がRed Bull Art of Motionで使ったアレや。カメラのスペックは言うまでもなくヤバい。そして今回はSkateboardということで注目のスケーター、ヒロこと松尾裕幸と初セッション。VOLCOMライダーらしくスタイル出まくってて、すべてにおいて素晴らしいと思ったプロスケーターやな。
この日はガッツリというよりもクルージングして追い撮りしたりみたいなスタイル。とは言いながらも夕方にはハンドレールでKgrindをピシャっとメイクるあたり、スケールの大きさを感じた。
今回は黒田企画の撮影やったけど、次回はBVでガッツリ、しかもEPICを使って時間をかけてストリートシューティングしたい。EPICの追い撮りなんてヤバすぎの画。

その後は打ち上げのごとくelevenへJazzy Jeffを拝みに行ってきた。さすがKing of HipHop。完全に酔わされた。テッペンにはもうベロッベロで後半はよく覚えてない。今日も飲みやしダイエットもクソもないな〜。

いい天気が続いてるうちに外でいっぱい遊びたい。

今年もピシャってた Red Bull Holy Ride

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今年も無事に開催されたRed Bull Holy Ride in石鎚神社に行って参りました。

今回は3D撮影もあって10数台のカメラを使用。映像スタッフだけで20人以上くらいはいて、もっとスタッフも機材も欲しいけど、これ以上増やすともうワケわからんくなる。いや、すでに意味不明。

終日レース展開含め面白い内容でした。思い出すだけで脳みそがフリーズするぐらいの濃い内容。とにかく疲れたし、これからは編集が待ってる。まだ全員のカメラの中身まで確認できてないから、これからの細かい作業は集中力が必要や。ここでどっぷり入れるかどうかが作品の中身に影響する。
データ量はいつもの3倍くらいあるし、英語もいっぱいあるし、限られた予算の中で動かないといけないし、体力的にはしんどいことだらけ。
でも、ライダーとの話でいくつか出てきた彼らの使命感や、前回の作品を見てもらった感想なんかを初めて生で聞かせてもらった以上は、いいものを作らなくてはならない。環境は去年と180度違うけど、どこまで踏み込んだ編集ができるか頭もしっかり働かせないと。明日の夜には完成させないとあかんらしい!

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3Dカメラ4台投入。まだ発売されていないPanasonic AG-3DP1もパナソニックさんからサポート。今大会はスカパー3Dでも放送される。

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恒例のお祓い。これがないとHoly Rideは始まらん。神社様がものすごく協力的で、天候にも恵まれ、大きな怪我も無く無事に終えられたことが何より。

小言をグチグチ言うてもはじまらん。
俺たちも結果が全ての世界なので、黙ってピシャる。

攻め

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先日もバチバチのシューティングセッション@鵠沼海岸。ちょこっと前にロケハンしてたアレや。

ちょうど忙しいプロジェクトの話が舞い込んできたのはありがたいけど、同時進行はかなりハードやった。いろいろ機材トラブルがあったりしたけど順調に撮影開始。ダニエル米田を本気シュートする時が来たのだ。

ダニエルと初めて会ったのは一昨年のサイクルモードでRed BullのBMXデモがあった時に外人ライダーに混ざってジャンプをしていた。なかなかガッツのある男で、圧倒的な外人のワザを前にしても怯まないヤツだ。
俺がFMXを撮りだした頃、日本のパークスタイルは植山"Shoe-G"やツルケンこと鶴田絢史なんかが日本を代表するライダーでリスペクト全開やった。あれから日本のBMXシーンの動向に動きはあったかも知れんが、なにより勢いのあるライダーの存在というのはシーンにおいて不可欠。ダニエルはBMXパークシーンに現れた新星といっても言いすぎではない。今回のプロジェクトの核でもある【世界に向けて】というキーワードを実践する男として、今回プロジェクトに協力してもらうことにした。

もうひとつ大きな協力があった。鵠沼海岸公園スケートパークの存在である。ここは十年ほど前にプールを改造して作られた行政公認のスケートパークである。いわばお役所パークかと思ってたらひとつ問題が発生。
パークの営業時間は夕方17時まで。その時間までに終わらせる自信は無いし、むしろナイターでの撮影もアイデアのひとつやったんで照明を使っての撮影が可能かどうかダニエル経由で問い合わせてみると、この企画に賛同してくれたのかどうかはわからんけど、クローズ後の撮影も認められた。それ以外にも高所作業車やクレーンの使用も容認していただき、撮影に集中することができた。

撮影は言うまでもなく、完璧。
時間がないのがちょいもったいなかったけど、ベースになるものは完璧にシュート。そして何よりX-GAMES的なイキフン満開のダニエルピシャリタイム。いや〜どう編集できるのか今から楽しみや。
なんと言うか、ライダーが壁を越える瞬間を生で観ると応援とかじゃなく魂で見てるね。念力に似たような、乗り移ってまうくらい集中できたし、ダニエルもいいライディングをカマしてくれた。
Special Thanks Daniel & friends


完成をお楽しみに。


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Photo by Tsutomu Takasu
Rider : Daisuke "Daniel" Yoneta and friens
Created : BLACK VEGAS
Camera : Yusukuke Kashiwazaki,Kiyo Kawasaki
Special Thanks : Kugenuma Kaigan Skate Park


そして自転車繋がりで現在は愛媛県松山市でございます!
Red Bull Holy Ride!!去年が盛り上がっただけに今年もカッコいいのを残すだけや。
Profile
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梶野 仁司(カジノヒトシ)
Hitoshi Kajino

職業:映画監督、プロデューサー、ライター、編集者
フュールメディア株式会社代表取締役社長

京都府相楽郡加茂町(現・木津川市)出身。
24歳のとき上京し、映像の世界へ。その後、助監督を経てフリーランスになり、5150FILMsを立ち上げ『FULL METAL BOOGIEシリーズ』などをリリース。

2005年、雑誌『トランスワールドモトクロスジャパン』副編集長に就任後、翌年から兼映像部チーフディレクターとして『MTV SPORTS YAVIBE』や数々のコンテンツを担当した。
プロデューサーとしても多くの作品に従事し、2009年にトータルメディアレーベル『FUEL MEDIA』を設立。2012年2月、『フュールメディア株式会社』の法人化に伴い代表取締役に就任しながら映像制作を中心に活動を続ける。 2014年2月に上映された佐藤英吾ドキュメンタリー映画「RIDE FOR LIFE ~The Eigo Sato Story~」で映画監督デビュー。 スポーツやアスリートをテーマにしたドキュメンタリー作品を手掛け、映像作家、アクションスポーツジャーナリストとして活躍する。フリースタイルモトクロスを中心に国内外のアクションスポーツメディアを手掛け、ジャンルを問わず多くのアスリートとも交流を持つ。




当ブログに掲載されてるFUEL MEDIA、およびBLACK VEGAS制作の写真、動画の無断転用は一切お断りします。
相談はinfo@fuelmedia.jpに問い合わせてください。



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