2024年07月01日
scud ver1 リニューアル
scud ver1もリリースから10年以上が経ち、型も老朽化しましたので形状を変更しリニューアルしました。木村自動車さんとの様々な実験で、多くのラインナップと派生車種を創りましたがこの初期型の基本設計が全ての基礎。低回転域のトルクから高回転のパワーまで用途に応じて誰でも体感できるものになりました(^^♪ 今回はファンネル長さを長めにクビレ部分の段差をスムーズに成型してあります。画像の880コペン用はパイプも少し短くスリムにしています。流体は理に適った事をすれば些細な事でも大きな変化がある事が多いものです。特に入口はトルクとパワーの特性に影響があります。ここでほぼフィーリングが決まると言えるほど。的外れな事は+変化は生じません。
管径は過渡特性に大きく影響を与えるので目的により是非が分かれるものですが、淀み点を無くす事は抵抗を減少させる効果があります。淀み点とは空気の流れが乱れる部分(急激な曲がり、パイプ内部の突起、段差、等)、スムーズな形でない部分に渦が出来、これが抵抗になります。今回の改良点はこれに相当します。車種を問わず純正エアクリボックスは四角いのでコーナー部分に淀み点が発生しこれはかなり大きな抵抗になると推測します。(これを改善した製品がスロートファンネル)汚れている部分は局部的であることから全面が有効利用されず抵抗を増やしている?・・・・なのでSCUDは円筒形を採用、scud、BOA殆どの製品を曲面で構成するためにカーボン、樹脂成型としてあります。鋳物でも同じ形状が可能ですが、こちらは耐熱部分や量産向き。金属で楽器のような曲管を作ればいいですが、これは相当難しいでしょう。
リニューアルはLA400Kコペン、L880Kコペン、カプチーノver1 、エッセ、S660、
価格は従来品と同じで、サイトの画像の更新は少し先になります(LA400kのE-podも)。今から注文される方はリニューアルのバージョンになります。フィルターも変更(サイズが少し違い、互換性はありませんのでフィルター単体での購入時はご注意ください。)
※画像のブラケットはカーボン製で試作してみましたが、、、、使い難い→従来品で
ccsport at 00:01