間に合ってよかったよ

これは880コペンのヒートスイープパネル（裏面）、浅い形状ですが、多数の大小凸形状や段差、小さなR、直角部分も・・・・難所の集大成カーボン繊維を一枚貼りで沿わすのに一苦労。更にカーボン繊維をカットする時この方向（柄の見栄えも考慮）でないと追従不可！というシビア条件付き。プリフォーム（繊維を型に設置する）時は将棋のよう・・・繊維の動かせる方向が決まってます。飛車と角のよう。。。微量でも竜や馬になったりはしませんよｗ。どこからスタート、ここに斜めに寄せ、ここは直線的に・・・ここは目止め、ここは隅から、ここは不動、カットok？、カット厳禁？・・・・カーボン繊維を沿わしていく要領があります。基本、中心部か魅せる部分から始めるのですが、最終の端部で「あれ？数ｍｍ足らんけど。。。。スタート時点で少し寄せ過ぎ？」なんてもう最悪の事態！繊維は無駄になるわ！ゲルコートも剥して、ゼロからやり直しですよプリフォームだけで29分？積層に29分？作業前に脳内シュミレーション・・・映画イコライザーのような気分、チャンスは一度だけ！

樹脂の粘度調整、時間稼ぎに最低の硬化剤量、室温調整等、万全な環境を整え、積層方法にも工夫をしないと途中で硬化して投了。。。。ってことにも。。。
しかし積層終えた時には・・・・・・「間に合ってよかったよ」デスラーの気分（笑