2012年04月09日
この店は,実に数回来るほどの常連店です。
ただ、それは自分持ちのクルマがあったときの話。
クルマがあったときは、城崎温泉の帰りなど、北近畿に来たときには必ず立ち寄っておりました。
今回は列車での旅。
近くを走る鉄道も本数が少ないため、半ば諦めかけては居ました。
が、
バスを駆使して行けば何とか間に合うということが判明し、竹田城趾を行ったついでに昼飯がてら寄ることにしました。
・・・そこまでして、行く理由があるんです。
何故って?
美味しいから☆
次の列車の発車時刻まで1時間。
路線バスで約5分くらい、石川という地名まで向かい、そこから歩いて3分ほど。
国道176号線沿いにお店があります。
お昼の開店時間は14時半(平日)。
そこへ14時前に滑り込み。
お店もそこそこ客が入っている様子でなにより。
カウンターに通され、時間もそこそこ無くなってきたので、すかさず、この店イチ押しのつけ麺を特製で注文。
待つこと10分ほどで、特製つけ麺登場!!
麺は太麺でモチモチ感があり、店主がかなり拘ったスープにつけて食べると、その絡みとの味がクセ無く、喉ごし好くツルッと行ける。
食感がモチモチしているので、噛めば噛むほどスープの味が口の中いっぱいに広がるという良い案配である。
さらに、スープの中にはご丁寧に、太めのメンマと豚の角切りが入っており、どちらも味わい深い。
特製には大きなチャーシューが3切れとゆで卵が付いており、それをスープの中に絡ませて食べるとさらに美味い。
山を登った後、この時間まで何も口にしていなかったせいでは、決して無いこの食べっぷり。
あっという間に食し、スープも付添いのダシに薄めて飲める程の美味しさで、見事完食!!
「今日もおクルマで?」と店主に聞かれ、列車での旅と告げると驚かれた。
「駅から遠いのに、わざわざすいません。またいらしてください」との優しい心遣いに感謝し、何とか次の列車に乗り込み、丹後を後にした。
丹後に来たからには、この店を外すわけには行かない。
いつからか、わたしの心にはその想いがずっとある。この味が、忘れられないから。
麺家チャクリキ ( 野田川 / つけ麺 )
★★★★☆4.0
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