2006年05月

2006年05月30日

モノクローナル抗体のアフィニティー精製??

気づくとそろそろ5月も終わりに近づいてきています。
ああ・・。

この春くらいから実験がなかなか進んでいません。
ある内在性の蛋白質の細胞内局在を見ようとして
いろいろ抗体を作成しているのですが
一部の特殊な細胞を除いてだめそう。
以前、タグ付きリコンビナントで見られた表現形が
見られなくなりました。
リコンビナントを過剰発現することによって
表現形が見やすくなっていただけのかもしれませんが
この抗体で局在を追っていくのはきびしそうです。

今かろうじて使える抗体は、マウスのモノクローナル抗体。
プロテインGビーズでIgGを精製したものですが、バックがとても高くて汚い。
セントロソームも染まってしまいます。
アフィニティー精製をしたほうがよいのでしょうか・・。
でもモノクローナル抗体のアフィニティー精製って、意味があるのかよくわかりません。



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2006年05月26日

同期飲み

Yくんの論文のアクセプトと、公聴会の壮行会ということで
久しぶりに同期飲みをしました。
同時に、Kくんの就職祝いも。

集まった6人のうち、KくんとMくんは
サイエンスとは違う道へ進みます。
Yくんもそのへんでポスドクするというにはもったいない器のでかさ(イメージ)。
あとの2人も卒業は来年ですが、いろいろなことができそうです。

うまくいけば一年後にはみんなバラバラになっている可能性が高いという話になって
さみしいような、奮い立つなような、へんな気分になりました。
いやはやみんなすごいなあ。
こういうところに来ると、みんなもがんばっているから
私もがんばらなくちゃと思います。
こういうプラスのライバル心、結構好きです。


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2006年05月25日

セミナーで先生の雷(やや大きめ)が落ちました。
ここまでの規模は久しぶりかもしれません。

簡潔にまとめると、発表者も聴衆も
セミナーに臨む態度がなっていないとのことです。
発表者に対しては、準備不足、英語の原稿が棒読み(今回の犠牲者は上級生でした)、
理解させようという姿勢が見られない。
聞く側に関しては、質問がでない(する人が決まっている)、
寝てる、など積極的な態度が見られない。無断欠席など言語道断。

自分のためのセミナーであることがわかっていないというわけで
出席者全員が怒られました。

ううっ、耳が痛い・・。
私自身、セミナーでは質問をするほうだとは思いますが
つまらない発表の時は眠くなってしまう時もあります。
(実際、今日は途中から寝ていたような・・。)

4回生から上級生、ポスドクまで
人それぞれのセミナーに対するモチベーションがあると思いますが
やはり最低限はクリアしていないとまずいですね。

まずはこころがけから直さねば。



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2006年05月23日

もう投稿?

昨日は、午前中に原稿一式を先生へ送ったのに
丸々一日なんの返事もありません。
頑張って書いたのでちょっとがっかり。

あまりにひどい出来で怒りを買い、放置されているのか・・と
思っていたら、今朝返事が。
原稿を既に出版社へ送ったとのことでした。

実際に送った原稿を見てみたら、少々手が加わった程度で
大幅な変更はありませんでした。
いいのか、これで・・・。

正直、締め切りはとっくに過ぎていたし、急いでいたのだと思われます。
ただし、250字の要旨では大筋は変わっていないものの
先生らしいかっこいい表現になっていました。
読む人を引きつける文章は、さすが。
見習いたいけど、それも簡単には出来ないくらい高尚な香りがします。


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2006年05月21日

かかりっきり

日曜日は、PNEの原稿の仕上げに一日中かかりっきりでした。
締め切りは明日の朝。
原稿、図、エンドノートファイルなど
耳をそろえて出さなければなりません。

昨日は、一休さんゆかりのお寺で新緑を楽しんだり
知人のお家にお招き頂いてのんびり過ごしてしまったので
ちょっとスピードアップしなければ。

初稿をNさんに見て頂いて
構成も含め、不正確、不適切な表現などを
いろいろ直して頂きました。
いやはや、説得力のある文章をつくるのは
しんどいし難しいものです。


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2006年05月19日

mixi

大学時代の友人が今度結婚すると言うことで
mixiの中のコミュニティーに参加させてもらいました。
簡単に言えばネット上の掲示板なのですが
知り合いの紹介がないと見ることができません。

掲示板を見るためには、自分のプロフィールを簡単に登録しなければいけなくて
ちょっと面倒くさい。
ただし、一回登録してしまえば、mixi内を比較的好きなように見ることができるようです。
友達の友達は皆友達ってやつですね。ほんとかな。でも気を付けて使えば楽しそう。

登録をしたら、早速誘ってくれた友人が
私の紹介文を貼ってくれました。

関係:大学友人
その優しげな瞳の奥には鋭い頭脳が。
観察眼に優れてる。
ずばり言い当てられて焦った覚えが

どうなんでしょう。
彼と話した内容はあんまり覚えていないのですが(それも失礼な話だ)、
きっと失礼なことを言っちゃったんだろうと思います。すみません・・。


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2006年05月18日

アドバイスは「根性」

今日はウエスタンのやり直しがメイン。
「きれいなデータを出す秘訣は、根性。きれいになるまでやり直すこと」という
ウエスタンの神様からのアドバイス?もあって
初心に戻ってやり直しです。

一方、原稿の執筆が全然進みません。
日本語のくせに自分のボキャブラリーのなさを痛感します。
ここでD論の文章が役に立っていますが
そんな状況で大丈夫なんでしょうか。
今日までに大まかな形を作って、明日手直しをして
明後日Nさんに渡す約束をしているのですが
間に合うかどうか・・。

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2006年05月17日

フランス会館の白いバラ

最近、お昼ご飯は近所のフランス会館に通っています。
ここのランチは安くてとてもおいしい。
シェフの方に聞いたところ、メニューはその日で適当に決めているらしく
実際一ヶ月通っても同じ物が出ていない気がします。

ただいま、建物の脇にはたくさんの白いバラが満開です。
去年植えられたと記憶していますが。
緑の芝生、白い建物に白いバラ。おしゃれだなーと思います。

その白いバラの中に二つだけ、ピンク色のバラが。
どうやら枝変わりのようなので
間違って植えたというわけではないのでしょう。
でも、トランプの兵隊がしくじってしまったみたいで
気に入っています。

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2006年05月15日

初給料

初給料がでました。
もらった明細にはたくさんの数字が並んでいて
どれがなんだかよくわからなかったのですが
まあそれなりの額のお給料を頂いていることが
最終的に理解できました。

世間知らずの私はこれが高いか安いかよくわかりません。
ただ、いままで学生をしていたので
同じ事をして給料をもらえるというのが
とんでもなく有り難いことだということだということは
しみじみわかります。

むしろ、この一枚の明細書からプレッシャーを感じる・・。
考えすぎですかね。

ちなみに、うちの家族の掟として
初給料がでたら両親をある特別なお寿司屋さんでおごるというものがあります。
弟には先を越されてしまいましたが、
ここは姉の面子にかけて威勢良く(?)おごりたいと思います!
もちろん、いままでの感謝の意をこめて。



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2006年05月11日

ハエ

今日のリーディングセミナーは
RNAiが核内の構造を制御して
ポリコームグループによるサイレンシングに寄与している
というお題をやりました。
ちょっと古いですが、まあこれをやる理由がいろいろあって・・。
(Cell. 2006 Mar 10;124(5):957-71. )

ハエは気持ちが悪くて好きじゃなかったし
難しそうなのでいままでなんとなく避けていたのですが
ちゃんと勉強するときれいだしおもしろい系だということがわかりました。
(気づいたのが遅すぎる・・)
non-coding RNAについても、マニアックな報告がたくさんあって
しかもそのメカニズムはあまりよくわかっていなくて
とてもおもしろそうです。

昔どこかの研究室で見た「ハエ捨てビン」の惨状が原因で
ハエにはアレルギーがあったのですが
これを機会に挽回できたらと思います。



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2006年05月09日

忙しいのですが・・

個人ミーティングがありました。
いまいちな結果しか報告できなかったのでしょんぼりしていたのですが
先生はそんな私の気分は全く無視して
アレイとかスクリーニングとか夢が膨らむ話に夢中。
残り時間が少ない私に言われてもなあ・・というわけで
まあセッティングだけはお手伝いしますよとお茶を濁しておきました。

それから、また別の雑用が入りました。原稿依頼です。
日本の雑誌に載せるらしく、下書きを先生から頼まれました。
内容は一時期先生が学会でよくやっていた
Nさんと私の研究の合わせ技であります。
私の場合、日本語の文章でも悲惨になることが多いので
Nさんに迷惑をかけないようにしたいと思います。
そして先生からのメールにはさらに気になる一文が。

「実は締め切りがすぎているので2週間ぐらいをめどとしてほしいのですが。」




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2006年05月08日

初白髪

私の頭から白髪が一本発見されました。
根本が黒く、先3/4が白い。太くて堂々とした白髪です。

いままで色の薄いような髪の毛が見つかることはあったのですが
こんなにきちんとした白髪は初めてです。
歳なんでしょうか、それとも最近データがでていないから
ストレスがかかっているとか?
ああ、ショック・・。

ぎゃあぎゃあ騒いでいたら、周りの後輩達がなぐさめてくれました。
Mちゃんは「私なんか昔からありますよ。これってお金が貯まるんですよね」
Mくんは「僕も結構あるんですよ。やっぱりストレスですかねー」
Nくんは「僕なんてゲルを割ってしまって、徹夜して作ったサンプルがぱあですよ。
白髪なんてぜんぜん落ち込むことじゃないっす」

みんなやさしいね。ありがとう。

cdc13 at 22:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月04日

涙目

連休の真ん中、初夏の日差しが気持ちよくて
どこにでもあるような平和な日でしたが
今日は私にとって、とても印象的な日になりました。

自分の人生を後から振り返った時に
きっとこの日を大きな節目の一つとして
思い出すことができると思います。

とてもうれしくてちょっと涙目になりました。
夕方の鴨川縁は涼しくてとても気持ちよかった。

生意気キャラが板についてしまったので
今では知っている人も少なくなりましたが
私は幼稚園の時からずっと変わらず泣き虫です。
人生のいろいろな節目では、うれしいときも悲しいときも
いつも涙目になります。
格好悪いのでなんとかならないかと思うのですが、いつまでたっても直りません。


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2006年05月03日

ウエスタンの神様

久しぶりにウエスタンをやったら
まったくもっていまいちでした。
全体的に薄いし、ぼやけてる。
ローディングコントロールのアクチンしか
きれいにバンドがでませんでした。
昔うまくいった条件でいまいちだとがっくりしますね。

いまいちだった抗体は皆ラビットでした。
二次抗体がいまいちなのかなと思い
ウエスタンの神様、Fさんに聞いてみたところ(Fさんのウエスタンはいつもとてもきれいなのです。)
「最近やったけど、僕のは超きれいだよ」といやみを言われました。

ぐぐっ・・。




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2006年05月02日

すっきり

今日は、Kさんとランチを頂きました。

私は研究室内で内緒にしていることがあったのですが
(正確には「していたつもりだった」)
実はKさんもその他のメンバーも、
みんなそのことを既に知っていることが判明しました。
まあ、よくある話なんですが(笑)。

しかも、結構細かいところまで知っているんですね・・。
早く言ってくれればよかったのに。
びっくりして、そして、ちょっと愉快な気分になりました。
ともあれ、みんなが素直に喜んでくれたみたいで、感謝したいと思います。

これで、このまえの幾松ディナーでKさんが
にやにやしていた意味がわかりました。
ああ、すっきり。


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2006年05月01日

暖かな日

今日はとても暖かな日でした。
東京は30℃を超える真夏日ということでしたが
京都のほうはふんわりと暖かな感じ。

構内にたくさん植えられているハナミズキが最盛期で
白とピンクの花がとても華やかです。
桜の季節が終わるとなんとなく寂しい気持ちになるものですが
この構内ではハナミズキと新緑がすかさず続き
さらに様々な色のツツジが咲いてきて、長いこと楽しめます。
誰が設計したかわかりませんが、お見事。

実験のほうはちょこちょことするだけで
今日は大量のメールを書いていました。正直、かなり疲れた。
疲れたけれど、なぜか妙な達成感があり(内容的にはなにも達成されていないのですが)
ちょっとすがすがしい気分になりました。
相手の方もそう感じてくれたらうれしいです。




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