2018年10月13日

今週はしばらくの間懸念だった論文の進行に目処がついたこと、あとは急遽回ってきた論文を読むお仕事が終わったのは良かったんですが、共同研究論文はどうも良くない返事が来たようだし、一緒にやってる学生さん達は学振で思うような結果にならず、といいことも悪いこともという一週間でした。

特に学振は一度うまく行った例もあったし、ネタ的にもなんとかなるんじゃないかと思っていただけに残念。こうしてみると、やっぱりあの頃は特別な勢いというかそういうものがあったのかも・・・。ちなみに自分が博士にいくときは、学振は存在すら把握してなかったし、まあそもそも博士課程に行くことは想定していなかったので、まったく縁がなかったですね。そういう自分が今研究を続けているんだから全く不思議なものです。

しかし、自分たちがやろうとしていることについての申請書にそういう評価がついたということは科研費も厳しいか・・・。今はそれなりに面白いことができてるつもりでいたけれど、外からはそう見えてないんだろう。分かってくれる人に分かればいいという考えもあるかもしれないけど、研究の世界でこの先やっていくにはやっぱり分かってくれない人にもそれなりに評価されないといけないし、そのためには目に見える成果を出さないといけない。

と、こちらの記事を読んで思いました。



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2018年10月03日

2回のプレゼンも無事に?こなして9月も終わり、今週から10月。

今月はまずは自分の論文の投稿、次が科研費申請でしょうか。後は、投稿中の共著論文へのdecisionがそろそろ来るんじゃないかというところ。学会から帰ってから科研費の書類書きを言い訳に、つい実験を先延ばしにしてしまうことも多いですので、少し気を引き締めていかないと。

最近、あることをきっかけにPCNAのunloadingについて興味を持っていくつか論文を読んだりしてみました。京都でTさんと話をしたときにも話題になったのですが、Kubotaさんらのお仕事でElg1-RFCがその役割を担っているのは決定的だと。ただ、何がきっかけでunloadingされるのか=Elg1-RFCがactionできるようになるのかというのはまだよくわかってなさそう。実際、この経路が動きっぱなしだとPCNAのローディングが起こらないということになってしまいますので、何らかの制御、あるいは目印があるはずなんですよね。ヒストンアセチル化酵素がここに関わるという話もあるようですが、まだ決定打ではないっぽい。これは複製ヘリカーゼのDNA複製終了に伴うdisassemblyでもそうで、MCM7がユビキチン化されてCdc48で引き抜かれることがトリガーということになっているけれど、その引き金はというのはまだ不明のはず。

新しいことを見つけようと思ったら新しい技術でというのは王道だとは思いますが、こうして細胞周期、DNA複製、終わった分野と思われるような分野でも一歩踏み込んでみればまだまだ分かっていない重要な問題はたくさんあるわけで、新しい考え(大げさか)というのも十分な武器になるんじゃないかと個人的には思ってます。何よりタダだしね(笑)



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2018年09月29日

著者のNさんより。

ゲノム 第4版
メディカルサイエンスインターナショナル
2018-09-25



一般的な本と言うよりは大学生、大学院生向けの教科書ですが、
ゲノムに関する最新の情報が詰まっています。
宜しくおねがいします。

とのことで、勝手に宣伝してみました。

個人的にも買ってみる予定。


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2018年09月28日

今日のジャーナルクラブはcGASの液相分離についてでした。流行りに流行っている液相分離ですが、自分にとってはいまいちピンとこないというか、よく分かってないというか。確かにいろんなところでliquid dropletができているというのはよく分かるんですが・・・。タンパク質が複合体を作ることが大事なんですよと言われてる気がするというと言い過ぎか?できれば、液相分離だけをしない変異体が機能的にイマイチというデータを見せてもらいたいところ。後は今日のセミナーでも質問があったけれど、アグリゲートとの違いがはっきりしない点とか。cGASのやつもFRAPの実験でわかるように、タイムコースの後半はタンパク質の動きも落ちちゃってますよね。これでも液相といえるんでしょうか。

学会も終わり、今月末締切の助成金の報告書も提出し、ということでぼちぼちと実験、そして科研費の書類書きを再開してます。実験は初めての系を試していて(大したことはないけど)、久しぶりにマグネットビーズを使ったんですが、普段使ってるビーズとは大分勝手が違い戸惑う。でも、きれいにバッファー取りきれるのはいいですね。結果は月曜に出る予定。


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2018年09月27日

すでに分生のプログラム、要旨本文以外は公開されているようです (こちらの公開は11/9とのこと)。早速検索かけてみたり、シンポジウムやワークショップの概要を見たりしてみましたが、やっぱり充実してますね。いろいろ勉強しようということでいく学会はもう分生一択でいいのかも。

あと、こちらなかなか検索しにくいみたいなので。

遺伝子制御の基盤となるクロマチンポテンシャル

今回の学会を聞いていてもクロマチンや染色体というのは一時期の勢いはもうないようにも思えますが、そういう中でずっとこういう領域 (細胞核ダイナミクス→遺伝情報場→動的クロマチン→現在)、を維持できているのがすごい。


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