サポート・コンサルタント2班
 
◆人を‘サポート’する仕事、そう聞いてどんな仕事を思いつきますか?

・社長の仕事のサポートをする秘書
・家事のサポートをする家政婦
・お年寄りや障害を抱えている人の日常生活をサポートする介護士
・心に悩みを抱えている人の相談に乗り、解決へとサポートをするカウンセラー
・サッカー日本代表のザッケローニ監督のコミュニケーションを支える通訳
…などなど、一言で「人のサポートをする仕事」といっても、人のサポートにはいろいろなやり方があります。

今回は、自然体験イベントを通じて「人を元気に」「人のきずなづくり」をサポートしている、「株式会社僕らの家」大黒柱 中島昭聡さんにお話を伺いました!


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◆中学生のみなさんは、気持ちが落ち込んでいるとき、
 学校に行くのがちょっと行くのが辛いなと感じたことはありませんか?

テストで良い点数を取れないとき、部活の練習がキツいとき、友達とケンカしてしまったときなど、みなさん一度くらいは感じたことはありませんか?
それは大人も同じで、気持ちが落ち込んでいるときは会社に行くのが辛く感じることがあります。
そして、そんなときは仕事がうまくいかなくて、また気持ちが落ち込むという悪循環になってしまいます。

「僕らの家」とは、そのような気持ちが少し落ち込んでいる人たちが、
『自分の家のように安心できる場所を創り、』
『自然体験などさまざまな体験を通して心身共に元気になる』
ためのサポートをするために、中島さんが仲間とともにつくった会社です。

「僕らの家」では、個人のお客さんを対象にキャンプ・トレッキングなどの
自然体験事業を行ったり、

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古民家を拠点にした農業体験、漁業体験を行ったりして「人を元気にする」活動をしています。

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今までの述べ参加者は1000人を超えています。(詳しくは、「僕らの家」ブログ

他にも、学校や企業をお客さんとして、自然体験イベントの企画・運営に関わったり、チームビルディング研修を行ったりしていています。
1人ではできないゲームをチームで体を使って体験することで、組織内の絆を深め、学校や職場の良好な人間関係づくりのサポートもしています。
(みなさんの林間学校や遠足の計画にも中島さんが関わっているかもしれませんね!)
チームビルディング・・・個人個人の持ち味を活かし、思いを一つにしてある目的に向かって効率よく確実に進んでいける組織作り


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また、今後の予定として都内にカフェを作りたいとおっしゃっていました。
現在はFacebookなどのSNSを活用して自然体験イベントの参加者が交流をできるようにしていますが、イベント終了後の参加者どうしの「きずなづくり」としてはまだまだ課題があります。
だから、自然体験イベントを通して知り合った人たちが現実社会でまた集まれるような、イベントが終わった後も「きずなづくり」をサポートできるような場を作っていきたいとおっしゃっていました。
その先駆けとしてのカフェなのではないかと思います。 

このように、僕らの家ではさまざまな取り組みをしていますが、
一貫しているのは「人を元気にしたい」という思いです。

中島さんは
「自然が好きで始めたことなので、自然体験イベントは自分がやっていて楽しい。自然体験イベントをはじめ、自分の仕事を通じて「人が元気になっていくこと」にやりがいを感じる。」
と言います。

僕らの家の研修を受けた方の中に、人間関係で悩み、会社を辞めようかなと考えていた人がいました。その人は僕らの家の自然体験イベントに参加したことで、「やっぱり頑張ってみよう」と思い直したそうです。
自然と触れ合い、自然の一部としての自分を認識できる……大きな自然を体感すると自分の悩みがちっぽけに思える、そういうこともありますからね。
そういう意味でも自然体験の可能性は大きい、と中島さんは語っていました。

デジタル化が進み、人間関係がどこか希薄になっているといわれていますが、そうした時代にあえて、デジタルから離れたところで人と人をつなぎ、人が元気になるきっかけをつくっていくことはとても意義のあることではないでしょうか。
特に今はSNSの発達も相まって、直接会わなくても遠くの人とも交流できる、という風潮が高まっています。直接会って、直接話す、そういった場を支援するという意味でも中島さんの行っていることには大きな意味があるように感じます。

◆中島さんはどうやって会社を立ち上げたのでしょうか?

こういった自然体験を企画・運営する仕事ってあまり聞きません。

そもそも、中島さんが自然体験と出会ったのはたまたまだったそうです。

中島さんが大学生の時に、大学の掲示板で自然体験イベントを運営するスタッフを募集していて、
少年時代、ザリガニ釣りと森の中での秘密基地づくりに夢中になるほど自然が好きだった中島さんはそのイベントに参加しました。
そうしたイベントの中で、つながりのない人と人がつながり、みんなで自然を体感しながら人が元気になっていく姿に触れ、「人を元気にする仕事」がしたいと思うようになったそうです。

「自然体験」で人を元気にする仕事にしたいと思いましたが、なかなか仕事としてご飯を食べていくのは難しい、そういう話を聞いたそうです。おそらく悩んだことでしょう。しかし、中島さんは諦めませんでした。

中島さんは大学卒業後、将来自然体験事業で起業することを目的として、経営の勉強をするために起業支援事業を展開する某株式会社に入社しました。
一方で、週末は自然体験イベントを開催するなど週末起業を行ったそうです。
最初は、イベントに人を集めるのも大変だったそうですが、苦労を重ねる中で現在の仕事につながるノウハウを蓄積していき、タイミングを見計らって起業をしたそうです。

昔から自然体験が好きで、それを仕事にした中島さんに「好きなことを仕事にするためには?」と聞いたところ、
「とりあえず何でもやってみて、続けて欲しい。そして、一つのことだけではなく、いろいろなことを取り組んで欲しい。そうすることで、いろいろな可能性が見つかってくるはず」
という言葉を頂きました。

様々な経験をする中で好きなことが増えてくる。
そうすると、それと一致する仕事を探せばいい。
一致する仕事が見つからなかったら、いつか自分で作っちゃえばいい。
「好き」を単なる「好き」では終わらせない。

中島さんの言葉から、そんなメッセージを感じました。

中学生のみなさんは、学校での勉強、塾での勉強、部活や習い事などやらなきゃいけないことはたくさんあるかもしれません。
そこで自分の趣味であったり、好きなことが忙しくてできないかもしれません。
でも、そこで好きなことを辞めてしまうのではなく、少しでもいいから続けていってはみませんか?
そこで続けたあなたの好きなことは、あなたの個性となり、信念となり、
あなたの将来を支える一つの大きな可能性となるかもしれませんよ?