2012年10月

米フロリダ州の海岸に流れ着いた巨大な青目玉の正体とは

 米フロリダ州のポンパノビーチで10日、海岸を散歩していた地元の男性がソフトボール大の巨大な青い目玉giant-eyeballが打ち上げられているを見つけ、同州魚類野生生物保護局(FWC)に連絡したということで話題になり、巨大イカのものではないかとする説などが飛び交っていた。写真は「見つかった巨大な眼球(フロリダ州魚類・野生生物保存委員会提供)」=CNN。

 米フロリダ州の魚類・野生生物保護委員会は15日、同上の巨大な青い目玉の正体について専門家が調べた結果、大きさや色、構造などから、メカジキから切り取られたものだったことが分かったと発表した。深海魚などの漁をしていた人がメカジキから切り取って海に捨てたものとみられ、現在、確認のためのDNA鑑定を行っているという。メカジキはこの季節に同州南部沖のフロリダ海峡で頻繁に目撃されるという。

 情報元:CNN、ロイター

偽「iPS心筋移植」を報道してしまった読売新聞・共同通信と報道しなかった朝日新聞・日本経済新聞・毎日新聞・・敗者と勝者の言い訳

 偽の「iPS心筋移植」情報をスクープとして報道してしまった読売新聞・共同通信が、報道翌日には共同が「事実無根だった」、翌々日になって読売が「一連の記事は誤報」と、さらりと「お詫び記事」を掲載する一方で、これを報道しなかったのは日本経済新聞と毎日新聞、朝日新聞であった。日経と朝日は、「iPS心筋移植」情報を入手しながらもこれを記事にしなかった理由を得々として事細かに紙面に書き連ねた。報道をめぐる勝者と敗者の明暗がこれほどまでに顕著になった事例は最近では珍しい。

 森口氏は自らが手がけたとする「iPS心筋移植」の情報を、メディア各社に自ら売り込んだようだ。この情報に接して、関係したとする病院や大学、論文を掲載したとする専門科学誌や専門家に取材して綿密に裏を取った多くのメディアは森口氏の不信感を抱いて記事にしなかった。しかし、森口氏の口車にのってスクープをあせった読売と共同は裏取り取材を怠ったためにとんだ赤っ恥をかくこととなった。
 
 読売新聞は11日朝刊1面トップに「iPS心筋を移植」の見出しで、森口尚史氏らが、あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を6人の患者に実施し、「iPS細胞を使った世界初の臨床応用を行った」と報じた。ここで、森口氏の肩書を「米ハーバード大客員講師」と紹介した。3面では「iPS実用化へ加速」としながらも、臨床研究の実施までの安全性確認が米国では柔軟性が高いが日本では厳しいチェックがあってiPS細胞の実用化に向けた手続きや倫理上の問題点があることを指摘した。     
 同日夕刊1面では、ニューヨーク市内で行った森口氏のインタビュー記事も掲載した。iPS細胞から作った心筋細胞を患者に移植したことが、「夢の治療として世界がしのぎを削る臨床応用への動きが予想以上に早く進んでいる実態が浮き彫りになった」としている。SH3J03210001SH3J03160001






 ところが、この成果を口頭で発表するはずの日本時間11日、ニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議の会場に森口氏が現れず、ハーバード大は同日深夜、「森口博士の研究に関連するいかなる臨床研究もハーバード大及びマサチューセッツ総合病院の倫理委員会によって承認されていない」と声明を出し、森口氏の「客員講師」という肩書や、大学の研究への関与の報道を否定した。

 また、森口氏と東京医科歯科大のグループがiPS細胞を活用しC型肝炎の創薬に成功したとする2010年の読売新聞の記事についても、同大学は12日、記者会見で否定した。こうして、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った日本人研究者らによる「世界初の成果」に疑義が生じた。 読売新聞本紙記者は、事前に森口氏から論文草稿や細胞移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行った上で記事にした。.
 
 共同通信社は11日午前、「iPS細胞を使った移植手術を実施」との記事を配信。この記事をブロック紙や地方紙は11日夕刊で大きく扱った。北海道や河北新報、中日、中国、西日本、東京、京都、神戸の各紙は「iPS初の臨床応用」などの見出しで1面トップに採用。新潟日報や信濃毎日、山陽なども1面や社会面に掲載した。テレビ朝日は11日夕方のニュースで、森口氏側の主張を速報した。

 iPS報道、読売新聞が「調査」、しかし共同通信社は誤報認め「おわび」
 細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を森口氏(48)が行ったとする報道について、読売新聞は12日付夕刊1面(東京紙面)で、報道内容に疑義が生じたとして、事実関係を調査していると報じた。
 一方、 同様の記事を配信した共同通信は12日夜、学会や関連病院、専門誌や専門家などに取材を行った結果、「事実無根だったことが分かった」との記事を配信し、おわびする編集局長名のコメントを配信した。

iPS報道、読売新聞が遅ればせながら「誤報」を認め「おわび」
  読売新聞は13日付の朝刊で、iPS細胞を使った世界初の臨床応用を森口尚史氏が行ったとする報道について「同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報と判断した」との見解を示した。その上で11日朝刊1面「iPS心筋移植」などの記事に誤りがあったとして、「iPS心筋移植は虚偽」と「おわび」の記事を掲載した。
 読売新聞は記事の中で、森口氏の論文の「共同執筆者」とされる大学講師が論文執筆に関与していなかったことや、研究成果について米ハーバード大の関係者らが真実性を否定していることなどを根拠に、虚偽と判断したと説明。11日朝刊1面のほか、その関連記事である3面、同日夕刊1面などの記事に誤りがあったとした。SH3J03170001SH3J03180001







 共同通信の吉田文和編集局長は、「研究データの点検など裏付け取材を十分尽くさず、誤った情報を読者にお伝えしたと語った。

 移植が実施されたと報じた読売新聞と共同通信は、記事などで今回の問題についての見解を明らかにした。この中で取材経過については、記者が事前に森口氏から論文の草稿や移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行ったうえで、記事にしたと説明していまる。

 一方、毎日新聞や日本経済新聞、朝日新聞は掲載しなかった。毎日は、記者が事前に森口氏に取材したものの、「説明があいまいだった」(編集編成局幹部)ため見送ったという。
 日経は「森口氏は本社の記者にもiPS心筋移植記事の掲載を打診していたが、本社は専門家に異論多く  疑問点が解消できていないと考え報道しなかったという。詳細な経緯については次のように説明している。森口氏は8月、電子メールで記者に臨床応用の成果がまとまると伝えてきた。さらに9月下旬のメールで「10月12日(日本時間)にニューヨークで開く会議で、ヒトiPS細胞から作った心筋細胞を使った重症心不全の治療成功を発表する」と連絡してきた。英科学誌ネイチャー・プロトコルズに掲載されるとも記述していた。記者は治療の詳細や実施病院などを問い合わせ科学誌掲載の有無も調べた。森口氏は、専門家の疑問や科学誌掲載の有無などに明確な回答ができなかったため、本社は記事掲載を見送った。日経広報グループは「慎重に判断した」という。
 朝日は記者が9月30日、森口尚史氏から「世界初のヒトiPS細胞の臨床応用例だ」とのメールを受け取った。10月3日、東大病院の敷地内の会議室で3時間、話を聞いた。また、17日か18日に英科学誌電子版に論文が掲載される」とした。だが渡された草稿の共著者はいずれも日本の研究者で、iPS細胞の研究者も臨床医もおらず、移植手術の実施場所も明示されていなかった。最終的に研究データや論文の信頼性は低いと判断し、記事化はしなかったという。

 医科歯科大の森田育男理事は会見で、森口氏と医科歯科大のグループがiPS細胞を活用したC型肝炎の創薬に成功したとする10年5月の大阪読売新聞の記事についても「医科歯科大で実験や研究が実施された事実はない」と明らかにした。今回の問題を機に、10年の記事の存在を初めて知ったという。

 日本経済新聞社は、東京医科歯科大学が否定したC型肝炎の創薬について、2010年6月2日付日経産業新聞に「ハーバード大研究員ら C型肝炎治療 副作用少なく iPS細胞活用」と題した記事を掲載していたことが判明したと報じた。
 また、朝日新聞は1996、97年に医療経済研究機構調査部長だった森口氏による肝炎の治療効果分析の記事を2本、2002年には東京大先端科学技術研究センター特任助教授時代の森口氏の診療報酬改定のあり方に異論を唱える投稿を掲載している。
 2紙は、本件について検証して発表するとしている。 

 朝日新聞によると、森口氏の名前は1990年代半ばから全国紙などに度々登場していたとのこと。森口氏が東京大先端科学技術センターの特任教授でなくなった09年以降、「米ハーバード大」の肩書で、iPS細胞に関する研究成果が、読売や日経、毎日などで紹介され始めたと報じている。

 日本経済新聞社広報グループでは、森口氏に関する過去の記事を洗い出し、信頼性や信ぴょう性について調査を始めたとしている。

 さて、森口氏のこれまでの経歴と研究業績は、どこまでが真実でどこからが虚偽なのか。それとも全てが妄想20121010-863596-1-Nからでた虚言なのか。
 また、森口氏が読売新聞社に提供したとする「今回の治療に使用された心筋細胞(森口客員講師提供)」の一連の写真(1枚を左に添付)と映像は、森口氏が手術に直接関与していなかったとすればいったいどこから入手したのだろうか。

 多分、彼は長い研究生活で論文発表ができるような成果が出ず、研究者としての地位名声と金(研究費用)を得るために、ある時、ちょっとだけならいいだろうと他人の論文を参考あるいは盗用した捏造論文を発表したのが始まりではないだろうか。それ以来、嘘の上塗りの研究者人生が始まったとみる。

 情報元:NHKニュース電子版、日本経済新聞電子版、読売新聞電子版、asahi.com、msn産経ニュース

ゴキブリ大食い大会で、ゴキブリ約30匹、ミミズ約30匹、ヤスデ約100匹を食べた男性、優勝後に倒れ死亡  米フロリダ

  米フロリダ州で開かれたゴキブリの大食い大会に優勝した男性が直後に会場で倒れ病院に搬送された後死亡した。男性はゴキブリだけでなく“ミミズの部”などにも出場、ヤスデなど計約160匹を食べていた。他の参加者には異常は起きておらず、地元保安官事務所が死因を調べている。

 地元の保安官事務所などによると、事件は5日夜、フロリダ州のマイアミから北に約64キロ離れたディアフィールドビーチの爬虫類ショップで催された各種の虫を食べるコンテスト会場で起きた。亡くなった男性(32)は生きたままのゴキブリほか各種の虫を食べるコンテストに出場し計数十匹を食べ優勝した。しかし、優勝賞品の850ドル(約6万7000円)相当のニシキヘビを手にして喜んだのもつかの間、その場で気分が悪くなって吐き、倒れたため病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
 ゴキブリ部門の参加者は約30人。そして優勝した男性は、ゴキブリ部門に参加する直前にはミミズ部門にも参加しており、ゴキブリ約30匹、ミミズ約30匹、ヤスデ約100匹を食べたという。

 地元保安官事務所が死因を調べている。AP通信は、細菌感染が原因であれば発症にもっと時間がかかることや、他の参加者には異常は起きていないことから、アレルギーが死亡の原因となった可能性もあるとする専門家の見方を伝えている。感染症学、公衆衛生に詳しい中原英臣・新渡戸文化短期大学学長(医学博士)は「ゲテモノ食いは日本でもよくみられるが、医学的に、これを食べたら死んでしまう、という昆虫はいない。生きたままのゴキブリでも、しばらくすると胃の中で消化される。ただヤスデは、有毒の体液を分泌するので、それが影響した可能性もあると推測している。

情報元:msn産経ニュース

中国産冷凍イチゴで学童など1万1000人が食中毒-ドイツ東部 

 中国経済は、かつての急成長のエネルギーはなく、欧州経済危機の直撃を受けて欧州向けの貿易・投資が減少し、成長率が鈍化して瀕死の状態である。その腹いせでもあるまいが、欧州各国の中で唯一、安定経済状態にあるドイツへ、中国がノロウイルスに汚染された冷凍イチゴを輸出した。中国では、比較的裕福な国民は自国生産の食品を避けて日本からの輸入食品を買い求めているほどに、いまだに、農業や畜産などの食品生産業者や食品加工業者そして当局の「食の安全管理」に不信感を持っている。
 
 ベルリンなどドイツ東部の5州で9月下旬、給食で出された冷凍イチゴを食べた児童・生徒など1万1000人以上が下痢や吐き気などの異常を訴え、同国最大の集団食中毒に発展した。感染源を調査しているドイツのロベルト・コッホ研究所とドイツ消費者保護・食品安全庁は8日、子どもたちが通う学校や保育所の給食で出された冷凍イチゴからノロウイルスが検出されたことから、このイチゴが食中毒の原因と断定した。
 保健当局によると、イチゴは冷凍された状態で中国から輸入され、食材業者が給食用として学校に納入した。冷凍後にノロウイルスが混入した痕跡はないという。イチゴを冷凍する前の加熱処理が不十分で、ノロウイルスが死滅しなかったことが、食中毒につながったとみられている。また、給食でデザートに出されたイチゴは砂糖煮したものだが、この調理段階でも汚染イチゴの加熱が菌をが死滅させるほどのものではなかったと見られる。ドイツの複数のメディアも、流通関係者の話などからこの冷凍イチゴは中国から輸入されたものだと報じている。
 DPA通信によると、給食の納入業者は被害者に計55万ユーロ(約5500万円)相当の商品券を送る予定という。

情報元:NHKニュース電子版、msn産経ニュース、時事通信社、共同通信社、asahi.com、読売新聞電子版


 

日本企業は中国市場から撤退すべき時が来たのではないか

 中国共産党政権の、世界の資源を漁りつくす節操のなさと、人民軍海軍力を背景に南シナ海と東シナ海の覇権を求めて、両海域のあちこちの島嶼の領有権を国際社会に向かって居丈高に叫ぶ驕り昂ぶった言動は、いまや世界の鼻つまみものであるが、こんどは海外に輸出している中国産冷凍毒イチゴでドイツ国民1万1000人を食中毒に罹らせるという失態をさらけ出した。中国が世界2位の経済大国にのし上がったといえども、実は中身のないハリボテ経済大国である。海外と宇宙への覇権を求めるばかりに、無知蒙昧な国民を扇動したり抑圧したりすることに汲々として自国内の食の安全管理すらできずに、細菌に汚染された食品を輸出することは他国民の命を危うくする国家的犯罪ではないか。「恥を知れ!中国よ」。

 先の尖閣諸島国有化を契機に、中国国内の各地(18都市ともいわれる)で起きた反日デモは、警察学校生が「任務で参加した」とか「100元(約1200円)をもらってデモに集まった」人もいるとかの声が公になるにつれて、組織的な大規模デモの背後に中国当局の影が感じられた。デモが中国政権に向かい始めると公安当局は一転して抑えこみにかかった。国家規模の「マッチ・ポンプ」の所業である。国際社会から嘲笑が聞こえてくるが彼らには聞く耳は持たないだろう。

 外に向かっては、弱腰の国相手に「シマ」を荒らしたと難癖つけて、相手が音を上げるまで恐喝・恫喝を続け、嫌がらせの「ビラ」を国内外あちらこちらの新聞に掲載する。その言動は、いま日本国内で問題になっている暴対法に抵抗する「ヤクザの報復行動」そのものである。

 中国市場に利を求めて多数の日本企業が進出している。これまで相当の投資をしてきた。今の中国の経済的発展は進出した日本企業によるところが大きい。にもかかわらず、中国当局は領土・領海問題で日本政権を脅かすためにこれまで幾度も「経済制裁」と「官製デモ」をセットとして用いてきた。今度の「尖閣国有化で」は、中国当局主導で「日本車不買運動」を国民に扇動して、日本経済を揺さぶって日本政府から「譲歩と謝罪」を引き出そうとしていることはミエミエだ。
 たしかに、何万社という国内部品メーカーを傘下もつ国内自動車メーカーへの攻撃は日本経済全般に多大の影響を与え始めている。大和総研は、自動車メーカーなど中国に進出している日系企業の現地工場の休業などで、中国向けの年間輸出額が1兆円減ると仮定し日本の国内総生産(GDP)が年間8200億円押し下げられる可能性があると試算している。
 ここに来て、経団連の米倉弘昌会長はおたついて、尖閣国有化事案で中国に譲歩することを野田首相の周辺や安倍自民党総裁に申し入れた節がある。日本からの「譲歩」は中国の思う坪である。図に乗ってさらなる「譲歩」を求めてくることは中国の常套手段である。

 中国外務省の洪磊副報道局長は9月末、定例記者会見で「両国各界の有識者は中日関係の改善と発展に向け努力しなければならない」と述べたが、中日関係を損ね、両国の発展を抑止したのは当の中国ではないか。まさに、国家的な「マッチ・ポンプ」である。

 いま中国経済は、欧州経済危機の直撃を受けて欧州向けの貿易・投資が減少し、成長率が鈍化している。中国に進出している日本企業は中国市場を見切る時期に来ているのではないだろうか。
 日中間で政策・外交問題が起きるたびに、中国政権に操業を妨害されてはたまったものではない。もはや、そんな中国市場に投資する必要はないではないか。一刻も早く脱出して東南アジアや南アメリカに現地生産の比重を移すべきだ。
 日本からの投資が減少すれば中国経済はさらに減速することは必至。ハリボテ経済大国の経済的破滅は一挙にやってくるだろう。そのときこそヤクザまがいのやっかいな中国共産党政権は経済衰退とともに崩壊する。

 先の「尖閣漁船衝突事件」での中国当局の「レアアース供給停止」による報復措置では、日本企業と政府は、技術力と外交努力でほぼ1年で見事に克服した。3・11大震災やタイの大洪水でも日本企業は1年でほぼ立ち直った。今回、中国撤退で日本企業側も相当の痛手を被るだろうが過去の例から経営人の英知と企業努力で立ち直りは早いと思う。それよりもハリボテ中国経済の痛手のほうが大きい。肉を切らせて骨を断て!世界2位の経済大国と称されるまでになった中国は日本企業の存在があってのもの、それがわからない中国には「撤退」で思い知らしめるしかないだろう。中国が「謙虚」と「謝罪」と「礼節」を知ってこそ孔孟の時代の大国に戻れるのだ。

北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温②

北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温②
 気温数値計算値(日本気象協会 tenki.jp・数値計算結果より抜粋)

山名

槍ヶ岳付近

奥穂・前穂岳付近

乗鞍岳付近

標高

3,180m

3,190m ・3,090m

3,026m

  高 さ

9時

15時

9時

15時

9時

15時

3100m

-0.2℃

-0.4℃

-0.2℃

-0.4℃

0.2℃

-0.2℃

2000m

3.2℃

4.6℃

3.2℃

4.6℃

3.9℃

5.4℃

1500m

6.4℃

8.6℃

5.5℃

6.6℃

5.5℃

6.6℃

1000m

9.8℃

11.9℃

9.8℃

11.9℃

10.5℃

13.4℃

800m

11.0℃

13.0℃

11.0℃

13.0℃

11.7℃

14.5℃

600m

12.1℃

14.2℃

12.1℃

14.2℃

12.8℃

15.6℃


 剱岳付近、立山付近、白馬岳付近の気温の数値計算結果は「北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温①」に記載した。

 今週末の北アルプス山岳の頂上付近は氷点下から数℃となる。また、ふもとと頂上付近の気温差は12℃から15℃となる予想。装備や体調に十分な注意が求められる。

北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温①

北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温①
 気温数値計算値(日本気象協会 tenki.jp・数値計算結果より抜粋)

山名

剱岳付近

立山付近

白馬岳付近

標高

2,999m

3,015m

2,932m.

  高 さ

9時

15時

9時

15時

9時

15時

3100m

-1.0℃

-1.0℃

-0.7℃

-0.8℃

0.4℃

-0.2℃

2000m

3.0℃

3.6℃

3.0℃

4.0℃

6.4℃

6.1℃

1500m

5.5℃

6.6℃

5.9℃

7.6℃

10.4℃

9.2℃

1000m

8.7℃

10.4℃

9.2℃

11.1℃

14.6℃

12.2℃

800m

10.8℃

12.5℃

10.8℃

12.7℃

15.9℃

13.5℃

600m

12.9℃

14.7℃

12.5℃

14.3℃

17.2℃

14.7℃


槍ヶ岳付近、奥穂・前穂岳付近、乗鞍岳付近の気温の数値計算結果は「北アルプス山岳の10月13日(土)予想気温②」に記載した。

 今週末の北アルプス山岳の頂上付近は氷点下から数℃となる。また、ふもとと頂上付近の気温差は12℃から15℃となる予想。装備や体調管理に十分な注意が求められる。

北アルプスの最新山岳情報

YAMAKEI ONLINE 最新山岳情報より抜粋
①剱沢小屋 の山岳情報  12年10月04日(木)の情報
 現在紅葉がピークで10年に一度というほどの素晴らしさです。最低気温1~2℃、日中5~6℃。営業は10月8日泊りまでです。先月26日に初霜がおり、ミゾレは降りましたが、まだ初雪はありません。
②白馬山荘 の山岳情報12年10月05日(金)の情報
 紅葉は遅れ気味です。稜線の草紅葉は色づいてきていますが、今年は比較的暖かいので、見下ろすと、白馬尻では所々紅葉している程度。ピークを迎えるのは、来週中盤後半(11日から14日)にかけてでしょうか?ただ、今年は色づきがきれいで、美しい紅葉を楽しめそうです。気温は日中でも10℃を下回っていますので、防寒対策は十分に行ってください。
③ 槍ヶ岳山荘 の12年09月25日(火)の情報
 草紅葉が進み、イタドリが黄色くなっています。23日は最低気温0℃、初氷、初雪が降りました。
④穂高岳山荘 の12年10月05日(金)の情報
 風が強く寒い日が続きます。涸沢の紅葉は、日一日とすすんでおり、今週末の連休(6日から8日)がピークでしょう。10月は降雪・凍結の可能性もあり、稜線はいつ雪が降ってもおかしくない気候です。最近の最低気温は1~6℃ですが、風が吹けば体感温度はさらに下がります。
⑤涸沢ヒュッテ の12年10月04日(木)の情報
 紅葉が今ピークで、例年になく良い状態できれいです。13日まで満員のため予約は終了しました。朝の気温4℃くらい。パノラマ新道は(屏風のコル経由、新村橋まで)開通していますが、横尾経由より厳しいコースとなっています。パノラマ新道に行かれる方は、健脚者のみです。下りで利用する場合、涸沢を08:00までに出発して下さい。

長野県内山岳遭難発生状況(平成24年10月1日~10月8日)

 秋を迎えて北アルプスの山々の尾根の気温は夜間は0~10℃前後まで下がっているようで、ブナやナナカマドが鮮やかに色づいていることだろう。あちらこちらの紅葉を観て来たがなかでも涸沢の紅葉の美しさは「筆舌に尽くしがたい」といえばチト大げさと言われるかもしれな・いが表現能力に乏しい筆者には、まさにそう言うしかないほどの鮮やかな彩りの風景である。
 登山には格好の気温と紅葉に誘われて、先週は長野県内の高山への入山者が増えたこともあって遭難事故が多発した。高年齢者の事故があとを絶たないのはどうしたことだろう。体調不良になって動けなくなったり滑落転倒する事故が目立つ。

長野県内山岳遭難発生状況(平成24年10月1日~10月8日)
 (長野県警山岳救助隊山岳情報より)

月 日

山  名

年齢

遭難事故内容

10月1日

中央アルプス

74歳

下山中、疲労の為行動不能・無事救出

将棋頭山

男性

10月4日

高社山

38歳

登山中、蜂に刺され行動不能

女性

10月5日

北アルプス

70歳

下山中、バランスを崩し転倒負傷

北穂高岳

男性

10月5日

北アルプス

62歳

山小屋の石垣から転落して負傷

涸沢

男性

10月6日

北アルプス

71歳

下山中、浮石に乗り転倒負傷

前穂高岳

女性

10月6日

中央アルプス

61歳

登山中、足を滑らせ転倒負傷

檜尾岳

男性

10月6日

中央アルプス

24歳

登山中、体調不良となり行動不能・無事救出

檜尾岳

男性

10月7日

北アルプス

29歳

山小屋で体調不良となり行動不能・無事救出

涸沢

男性

10月7日

北アルプス

63歳

山小屋で体調不良となり行動不能・無事救出

涸沢

女性

10月7日

北アルプス

28歳

北鎌尾根を登山中、バランスを崩し滑落負傷

槍ケ岳

男性

10月7日

北アルプス

62歳

北穂高岳へ向け縦走中、バランスを崩し滑落負傷

北穂高岳

男性

10月7日

恵那山

61歳

下山中、浮石を踏み転倒負傷

男性

10月7日

北アルプス

61歳

下山中、突然倒れ心肺停止・死亡

涸沢

男性

10月7日

北アルプス

42歳

下山中、倒木で足を滑らせ転倒負傷

岳沢

男性

10月7日

北アルプス

61歳

ザイテングラードを下山中、滑落負傷

奥穂高岳

男性

10月8日

北アルプス

70歳

重太郎新道を下山中、滑落負傷

前穂高岳

女性

10月8日

下伊那郡

63歳

きのこ採りで入山し、滑落して死亡

阿智村

男性

ノーベル医学・生理学賞にiPS細胞研究・作製の山中伸弥・京大教授ら(更新版)

  ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、体のさまざまな組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した山中伸弥・京都大学教授と、いったん成長した細胞にも受精卵と同じ遺伝情報が含まれることを発見したイギリス、ケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士が選ばれた。

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、全身の様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を世界で初めて作製した山中伸弥・京都大学教授(50)ら2人に贈ると発表した。
 授賞理由は、「体細胞のリプログラミング(初期化)による多能性獲得の発見」で、平たく言えば、皮膚などの体細胞から、あらゆる組織や細胞に成長できる能力をもったiPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくり出すことに成功し、再生医療の実現に向けて新しい道を開いた。

 日本のノーベル賞受賞者は、2010年に化学賞を受けた根岸英一・米パデュー大学特別教授と鈴木章・北海道大学名誉教授以来2年ぶりで19人目。日本人の生理学・医学賞の受賞は1987年の利根川進博士・理化学研究所脳科学総合研究センター長以来、25年ぶり2人目。

 山中博士の共同受賞者は、英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)。いったん成長した細胞にも受精卵と同じ遺伝情報が含まれることを発見した。1962年に行った実験で、カエルの卵から核を取り除き、代わりにオタマジャクシの細胞の核を移植しても、卵がそのまま成長することを示し、カエルのクローンを作った。いったん成長した細胞の核でも、卵の中に入れることで、受精卵の細胞核と同じような状態になる、「初期化」が起きるとした世界で最初のケース。
 こうした業績から山中博士とガードン博士は、3年前、アメリカでもっとも権威のある医学賞、「ラスカー賞」を同時に受賞した。

 山中博士は2006年8月、マウスのしっぽから採った皮膚細胞の核に4種類の遺伝子を導入することで、成体の成熟した細胞を、受精卵に近い状態まで戻してさまざまな細胞に変化する「初期化」を起こし、心臓の筋肉や神経などの細胞になりうる能力をもつiPS細胞を作ったと発表、世界を驚かせた。いったん組織や臓器になった細胞は受精卵のような状態には戻らないとされた生命科学の常識を覆す成果で、ヒトでもiPS細胞を実現できるか世界的に激しい競争となった。翌07年11月にはヒトの皮膚の細胞でもiPS細胞を作製することに成功したと発表した。
 ガードン博士も1960年代に脊椎(せきつい)動物で初めてクローンを作製。オタマジャクシの細胞から核を取り出し、核を除いた卵子に入れると細胞が初期化されることを突き止めた。

 先に作製されていたES細胞(胚(はい)性幹細胞)もiPS細胞と同様の能力があるが、受精卵(胚)を壊して作るため、倫理上の問題があった。

 iPS細胞を患者自身の皮膚細胞などから作れば、移植した際に拒絶反応が起きないため、糖尿病やパーキンソン病、脊髄損傷など、病気やけがで傷んだ組織を新しい細胞で補う再生医療への応用が期待されている。このほか、薬の副作用の詳細な検討や、難病が発症するメカニズム解明や治療法の開発――など幅広い応用が考えられる。創薬では、iPS細胞が一部実用化されている。

 授賞式は12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われる。賞金は800万スウェーデン・クローナ(約9500万円)で、2人で分ける。賞金は昨年まで1000万クローナだったが、ノーベル財団の財政難から今年は減額された。

受賞の喜びを謙虚に語る2氏。
 山中伸弥京都大学教授「まさに日本という国が受賞した賞」
(2012年10月8日  読売新聞)
 8日夜、同大で記者会見し、「日本という国に支えていただいて、日の丸の教えがなければ、この素晴らしい受賞はなかったと心の底から思った。本当に光栄。まさに日本という国が受賞した賞だと感じている」と語った。ついで、国や友人、家族らの支援あってこその受賞だったことを強調し、「感想を一言で表現すると感謝という言葉しかない」と述べた。
 共同受賞者ジョン・ガードン名誉教授(イギリス・ケンブリッジ大学)「山中さんのおかげ」
 8日、ロンドンで記者会見を開き、旧知の間柄だという山中教授との共同受賞は「大きな喜びだ。受賞は山中教授のおかげ」だと語った。
 ガードン教授は50年前、核移植の技術を使ってオタマジャクシのクローンを作成することに成功し、山中教授の研究の基礎を作ったが、当時はその技術を再生医療に活用できるとは思っていなかったという。このような背景があって、「今回の受賞は間違いなく山中さんのおかげです。2006年の山中さんの発見によって、1950年代、60年代の私たちの研究が再び注目されるようになりました。私たちの研究の重要性は当時は理解されず、以来、ある意味で眠っていたのです」と語った。30歳前後であげた研究成果は山中教授らに引き継がれ、79歳となった今、大きな花を咲かせた。

iPS細胞[ induced pluripotent stem cells ]
 受精卵と同様に、あらゆる細胞に成長する能力を持つ万能細胞の1種。2006年、京都大学の山中伸弥教授20121009k0000m040088000p_size5らがマウスの細胞を使って世界で初めて作製に成功したと発表した。山中教授らは2007年、ヒトの細胞でも成功。皮膚などの細胞に3~4個の遺伝子(山中因子)を入れて作る。患者の細胞を使ってiPS細胞を作り、それをもとに臓器や組織を作ることができれば、患者本人に移植しても免疫拒絶反応が起きにくいと考えられる。再生医療の切り札と期待されており、世界中で研究が活発だ。理化学研究所は数年内にiPS細胞から作った目の細胞で一部の加齢黄斑変性の治療に乗り出すことを目指している。写真は、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)のかたまり=山中伸弥教授提供:毎日新聞。

iPS細胞(人工多能性幹細胞)の名称の由来(msn産経ニュース、asahi.com)
 iPS細胞の名称は「誘導された多能性を持つ幹細胞」を意味する英語の頭文字からとった。「nduced luripotent tem cell」の頭文字で、山中博士本人が名付けた。マウスiPS細胞を発表した2006年にはそのまま「誘導多能性幹細胞」と訳していたが、「誘導」の意味が一般には伝わりにくいという理由で、「人工多能性幹細胞」と改めた。「i」を小文字にしたのは、当時流行した米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod」にあやかって、世界に広く浸透させたいという山中教授らの意欲が、名称にも込められている。

iPS細胞の研究成果一例
①山中教授らiPS細胞の発がん防ぐ新製法(2011年6月)
②安全なiPS細胞作製、効率化に成功(2011年6月)
③精子をiPSから作り、健常なマウス初の誕生(2011年8月)
④iPS細胞から血小板、限りなく増殖・作製法開発(2011年12月)
⑤筋肉骨化の難病、患者のiPS細胞で治療薬に道(2012年1月)
⑥iPS細胞 脊髄損傷に応用(2012年3月)
⑦iPS細胞で人の肝臓作製 再生医療に応用期待・横浜市立大(2012年6月)
⑧ヒトiPS細胞で膵島・肝臓の組織作製 東大・横浜市大(2012年6月)

山中教授語る。(2012年6月8日 日本経済新聞)
  京大では2008年にiPS細胞研究センターを立ち上げ、10年4月にiPS細胞研究所を開所。27研究グループがiPS細胞に関する情報やアイデアなどを共有して日夜研究に励んでいる。所長就任時に20年までの達成目標4つを掲げた。「iPS細胞の基盤研究推進と知的財産の確保」「移植に使える高品質iPS細胞の作製と国内外への提供」「iPS細胞を使った再生医療の臨床研究の開始」「希少疾患の患者iPS細胞から病気を再現、治療薬の開発」だ。(中略)iPS細胞による再生医療では日本がトップを走っている。今年から来年には網膜の病気で臨床研究が始まる計画だ。パーキンソン病や血液の病気でも応用を目指している。病気の再現では、運動神経が侵される筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のiPS細胞から神経を作り、特徴を解析している。何としても治療薬につなげたい。(後略)
  
ips

山中伸弥(やまなか・しんや)教授の略歴
 1962年(昭和37年)9月4日大阪市生まれ。大阪府東大阪市出身。50歳。
 1987年(昭和62年)神戸大学医学部を卒業したあと整形外科医として大阪の病院に勤務。
 1989年(平成元年) 大阪市立大学大学院の薬理学教室に進学、薬理学を学び研究生活をスタート。
 1993年(平成5年) 大阪市立大学大学院医学研究科修了。アメリカ・サンフランシスコにある「グラッドストーン研究所」に留学。 当時、急速に発展しつつあった遺伝子の組み換えや解析の技術を利用して遺伝子の役割を調べ る研究を始める。その後、大阪市立大助手、奈良先端科学技術大学院大学の助教授、教授。
 2004年10月(平成16年)から京都大学再生医科学研究所教授。
 2007年(平成16年)から米グラッドストーン研究所上席研究員も務める。
 2010年(平成22年)4月から京都大学の「iPS細胞研究所」の所長を務めて現在に至っている。
 
 独のマイエンブルク賞、ロベルト・コッホ賞、カナダのガードナー国際医学賞、米ラスカー賞、ウルフ賞医学部門など国内外の科学賞を多数受賞している。

情報元:日本経済新聞電子版、NHKニュース電子版、読売新聞電子版、asahi.com、msn産経ニュース、TBSNewsi

人里や市街地にクマが相次いで出没しけが人が続出

 岩手県花巻市南川原町の豊沢川河川敷で8日午前5時半ごろ、鮎釣りに訪れていた男性が(65)が岸辺に座って食事中、いきなり背後からクマに襲われ、左まぶたや鼻を切るけがを負った。男性は川を渡り、対岸に逃げて難を逃れたという。

 近年、人里近くにツキノワグマが現れ人が襲われるという報道が相次いでいたが、今年は街のど真ん中に現われて人に危害を加える事件が後を絶たないという。環境省によると、4~8月のクマの目撃件数は全国で8382件(暫定値)。前年同期は5150件で60%増。東北6県では今春以降、目撃件数が前年同期の1618件から3680件とで2倍以上に急増。山形県では8月までに昨年の2倍以上の296件が目撃された。関東では群馬県で540件が目撃され、東京都でも昨年の8件から17件に増えているとの情報がある。
 
 東北地方では8月の盆明けのころ、秋田県能代市の山林道で、近くに住む会社員の男性(68)がウオーキング中、やぶの中から出てきた体長約1メートルのクマが突然突進してきて倒されたが持っていた棒で抵抗して追い払い、肩などに軽いけがする程度ですんだという。
 このニュースがあって1週間もたたないうちに、岩手県宮古市の農家の1階の仏間にクマが入り込んだというニュースが新聞に載った。幸い家人が大声を上げると窓から逃げたのでけがはなかったとのこと。
 関東地方では群馬などで多いという。前橋市の畜産農家では8月、牛の餌にするトウモロコシの畑で、大型のクマが腹ばいになって実を食べているのが目撃されている。目撃者は「視界の端に入った途端、走って引き返した。怖くて直視できなかった」と話している。

 9月に入って札幌市市街地でもヒグマの目撃情報があった。とうもろこしの食痕とヒグマの足跡が確認されたので近隣住民や小中学校などの施設、土地所有者に情報提供を行い、痕跡発見場所周辺に注意喚起看板を設置した。

 もっとも驚いたのは、10月5日の朝、長野市のJR長野駅の在来線ホームを、クマが歩いているのをJR東日本社員が発見したというニュース。その後に長野市街地や河川敷などのあちこちで目撃情報が十数件相次いだが、けが人はなかったとのこと。同日夕方には猟友会会員が早朝からJR長野駅ホームなど市街地で目撃情報が相次いだクマとみられる1頭を射殺したとのニュースが流れた。長野県によると体長約1.3メートル、体重約90キロの雄のツキノワグマ。 

 翌6日朝には、新潟県上越市で男女2人が相次いでクマに襲われた。ゴミを出そうと敷地の外に出た老女(81)にクマが突進し、頭や腕に全治3週間のけがを負わせた。その約5分後には、約300メートル離れた男性(55)方の庭にクマが現れてその男性を押し倒してかみつき、軽傷を負わせた。tテレビニュースで、その男性は「馬乗りになって何度もかみついてきた。喉をかまれないよう必死に右腕でクマの下あごを押さえた」と恐怖を語った。体長は約1メートルで同じクマとみられると同市担当課は話していた。
 さらに同日午後には同県村上市の住宅がある集落から6キロほど離れた山の中で、栗拾いをしていた男性が突然体長約1メートルのクマに襲われて手や足を引っかかれたりかまれ、男性の妹も一緒に山にいたが、けがはなかったのこと。

 近年なぜ人里や市街地にクマの出没が相次いでいるのか。専門家は、その背景に、毎年のように続く猛暑や冬眠に必要なエサ不足を挙げている。猛暑でミズナラやコナラなどクマが主食とする木の実(ドングリ)が激減し、山から下りて人里近辺で暮らすようになったと語る。

 クマが人里に現れるようになった別の原因については、ある専門家は、里山の柿の味を覚えたことにあるとして「山村の過疎化に伴い里山の柿が、収穫されないまま放置されるようになった。結果的に人間が餌付けしてしまった。柿の味を覚えたクマがドングリなど食べる筈がない」と指摘している。

 また、クマが市街地に現われる背景として、日本ツキノワグマ研究所(広島県廿日市市)の米田一彦理事長は「クマは暑さが苦手で、川に入りたがる。川沿いに行動範囲が広がり、市街地に出てきたのではないか」と指摘している。クマは通常、600メートル以上の山に生息しているとされるが、気温が30度を超えると、腹部を土につけたり、川などの水で冷やそうとする行動に出るという。このため米田理事長は「近くに山と川があれば、どこの都市でも起こり得る」と警告し、平成13、16、18、22年はクマの出没が多数、確認されているが、いずれも気温の高さと連動していると指摘した。
 
 冬眠に備えてクマが体内にエネルギーを蓄えるため、10月は大量のエサを必要とする時期でもある。今年は全国的にクマの主なエサとなるブナが凶作。米田理事長は「暑さとエサ不足が重なったことが出没の要因。クマが冬眠に入る12月中旬までは注意が必要だ」と話した。

 岩手大教授(野生動物管理学)は、「林業の再建や農村の活性化など、抜本的な対策に乗り出さなければならない限り、クマが来年以降も人里に現れ続けるのは間違いない」と警告を発している。また、別の専門家は、クマの出没は「全国、どこでも起こり得る」と警鐘を鳴らしている。

  出没を防ぐ決定策はないと言われている。クマは臆病なため、山に入る時はラジオや鈴など音がするものを持ち、人の存在を知らせることが有効とされる。また、家の周りに残飯を捨てない、柿などの作物は早めに収穫するといった対策や、農地や民家、道路周辺の雑草などを刈り払い、クマの隠れ場所をなくすことも大切という。
  兵庫県森林動物研究センター(丹波市)の森林動物専門員、稲葉一明さん(53)は「クマは本来、臆病な動物。山や森林を歩くときは鈴やラジオなど音の出る物を身につけて自分の存在を知らせるなどし、もし遭遇しても大声を出さずに冷静にその場から離れてほしい」と話している。

情報元:NHKニュース、日本経済新聞、読売新聞電子版、毎日新聞(毎日jp)、msn産経ニュース、時事通信社、フジテレビ系(FNN)、日本テレビ系(NNN)、テレビ朝日系(ANN)




 

 
  

日本の三冠馬「オルフェーヴル」惜敗 第91回凱旋門賞2着(更新版)

 フランス・パリ(Paris)郊外のロンシャン競馬場(Longchamp Racecourse)で10月7日(日本時間7日23:25)に開催された競馬の最高峰、第91回凱旋(がいせん)門賞に出場した日本のクラシック三冠馬「オルフェーヴル」はゴール寸前でフランスの牝馬4歳「ソレミア」にかわされて2着となり、日本調教馬として史上初の優勝を逃した。

 第91回凱旋門賞はG1、芝2400メートル 賞金総額400万ユーロ=約4億円、優勝賞金228万5600ユーロ=約2億2800万円、18頭立てで行われた。
 これまで日本から12頭の馬が挑戦したものの優勝を成し遂げられていない凱旋門賞で、大外枠の18番(馬番6)の「オルフェーヴル(Orfevre)」(クリストフ・スミヨン騎手(31)=ベルギー)は、最後の直線で先頭に立ったが、残り50メートルで12番人気、枠番6番(馬番10)のペリエ騎乗のソレミア(牝4=仏)にかわされた。
 
  レースは、互角のスタートを切ったオルフェーヴルが道中は後方2、3番手の位置取りで進み、道中やや行きたがるそぶりを見せながらも、スミヨン騎手が抑えて外めを回る展開で最後の直線へ。スミヨン騎手のゴーサインとともにギアを一気にトップへ上げ、残り300メートルで先頭に立ち、その後も圧巻の伸び脚を披露。一瞬にしてライバル勢を引き離した。しかし、いよいよ悲願達成かと思われた残り100メートルを過ぎて脚いろが鈍り、残り50メートルのところで直後につけていたペリエ騎乗のソレミアと競り合いゴール直前で屈した。

 世界屈指の強豪馬が競う凱旋門賞に日本調教馬が挑戦したのは、1969年のスピードシンボリが最初。過去に12頭が挑戦。99年のエルコンドルパサーと2010年のナカヤマフェスタの2頭が2着に入っており、オルフェーヴルは最高タイの成績となった。

 池江調教師は、レース前に「凱旋門賞には魔法のような魅力がある。凱旋門賞は世界最高峰のレースで、そのタイトルを持ち帰る意味は果てしないほど大きい」とコメントしていたが、凱旋門賞では過去に欧州馬以外に優勝馬はいないというジンクス通り夢はかなわなかった。

  オルフェの故郷・北海道白老町では、戸田安彦町長ら町幹部ら約20人が深夜に役場に集まり、固唾(かたず)をのんでレースを見守った。オルフェーヴルは町内の社台コーポレーション白老ファーム生まれ。3冠馬として町の「観光大使」になってもらった縁で、テレビ応援となった。直線に入ってトップに立ち、「勝った」「やったぞ」の歓声が上がったがゴール直前でかわされ、戸田安彦町長らは悲痛な叫びを上げた。

余禄:オルフェ「優勝」と誤掲載…共同通信携帯サイト(2012年10月7日  読売新聞)
共同通信社は7日、子会社が運営する携帯電話向け有料サイトに、フランス競馬の凱旋門賞で日本から参戦したオルフェーヴルが優勝したとする記事を誤って掲載したと明らかにした。同社によると、レースが始まる約5時間前の同日午後6時45分頃、事前に準備していた「予定稿」が掲載されたという。社内で誤りに気付き、約1時間半後に削除した。同社は「原因は調査中」としている。

情報元:スポニチ、サンスポ、時事通信、NHKニュース、読売新聞、朝日新聞、各WEB速報

3万年前のマンモス死骸  ロシア東シベリアで発見 保存状態良好で「100年に一度」と専門家

 ロシア国営テレビやタス通信は6日までに、東シベリア北部タイミル半島エニセイ川河口付近で、約3万年前に死んだとみられるマンモスの死骸が内臓などがついたままの状態で発見されたと伝えた。11歳の少年が8月中旬に犬の散歩中に偶然見つけた。

CIMG8538_picon000[1] マンモスは、約400万年前から1万年前頃までの期間にシベリアやアフリカ大陸・アメリカ大陸に広く生息していたが、氷河期が終わった約4万~数千年前、温暖化に伴う大地の変化で食料となる草木が激減して、多くの大型哺乳類と共に絶滅したとされる。姿・格好がゾウに似ているがゾウの類縁にあたるものの、直接の祖先ではないと言われている。
 (上図はWEBサイト「animalfigure.blog94.fc2.com」)。

 マンモスが見つかったのはシベリアの永久凍土が広がるツンドラ地帯、タイムイル半島ソポチナヤ・カルガ岬の北極海に流れ込むエニセイ川河口の近く。
 11歳のエフゲニー・サリンデル君が8月中旬、同河口付近の川岸を散歩中に異様な臭いに気づき、土手の永久凍土から突き出た骨の一部などを見つけた。
 両親から連絡を受けた専門家が先月に発掘作業を実施して調べたところ、骨は15~16歳で死んだ雄のマンモスのものと判明した。マンモスは、右側を下にして横たわっており、骨格はほぼ原形をとどめていた。体長約3メートル、体重が500キロを上回るとみられ、長さ1.5メートルのキバや皮膚、目、耳、肉、皮下脂肪のほか脳や内臓の一部が腐らずに残されていることがわかった。保存状態がこれほど良い、成獣のマンモスの死骸が見つかるのは1901年以来という。

 同テレビによると調査に当たった専門家は、死亡して間もなく永久凍土によって冷凍されたため、保存状態がよかったのではないかとみている。また、同専門家は「マンモスがラクダのように背中のこぶに脂肪をためて冬の寒さに備えていたことが分かるなど、マンモスの生態の解明につながる100年に1度の発見」と話している。
 このマンモスは発見者のエフゲニー君の愛称にちなんで「ジェーニャ」と名付けられた。

  一方、約1万年前に絶滅したマンモスをクローン技術で復活させようと入谷・近畿大生物理工学研究科教授(京都大名誉教授)らの研究グループが、昨年から取り組んでいる。
45ade5c0 凍結細胞から正常なDNAを取り出す技術を確立したほか、良質なマンモス組織が昨夏、ロシアのマンモス研究所から入手できる見込みがたったことで、クローンマンモスの本格的な研究が始まった。ロシアのマンモス研究所長と米国のアフリカ象研究者の2人も客員教授として近畿大に招き、日米露で共同研究を始めているという。 マンモスのクローン胚作製に成功すれば、動物の体外受精に詳しい、宮下近畿大教授(元大阪市天王寺動物園長)や米研究者らが、代理母のアフリカ象への移植を手がける。
 入谷教授は「実現可能な体制がようやく整った」と自信をみせ、「順調にいけば今後5、6年でマンモスの赤ちゃん誕生が期待できる.。生後は生態や遺伝子を詳しく調べ、絶滅理由などの研究を進めたい」という。(左図は読売新聞電子版2011年1月5日「クローン技術によるマンモス復活計画図」)

 このたび、「保存状態がきわめてよいマンモス死骸」が発見されたことで、入谷教授らによるクローンマンモスの誕生研究に一段の弾みがつくことだろう。
 また、再生技術の進展によっては、ニホンカワウソや九州地方のツキノワグマなどの日本国内の「絶滅種」動物の再生復活も夢ではないだろう。

 情報元: 日本経済新聞電子版、NHKニュース電子版、msn産経ニュース、読売新聞電子版、 時事ドットコム、Wikipedia

長野県内山岳遭難発生状況⑪(平成24年9月24日~9月30日)


長野県内山岳遭難発生状況(平成24年9月24日~9月30日)
 (長野県警山岳救助隊山岳情報より編集)

月 日

山  名

年齢

遭難事故内容

9月25日

北アルプス

39歳

槍沢を登山中、道に迷い行動不能・無事救出

西岳

男性

9月28日

北アルプス

45歳

登山中、荷物を背負う際に腰を負傷

前穂高岳

男性

9月28日

北アルプス

66歳

天狗原へ向けて下山中、足を滑らせて滑落負傷

南岳

男性

9月28日

中央アルプス

32歳男

農ヶ池付近を登山中、道に迷い行動不・無事救出

木曽駒ヶ岳

31歳女

9月29日

北アルプス

43歳

一ノ沢登山口から登山中、道に迷い行動不能・無事救出

常念岳

女性

 写真は長野県警山岳救助隊撮影の常念岳遭難現場
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