昨年の11月23日を最後に「光風庵の独酌酔話」は今日まで更新を中断していた。日常の雑務(主夫業)と屋外作業に追われブログを書き綴る心の余裕が全く失せていた。そうこうするうちに70歳を迎えてしまい、先の夢は無くなって過去の出来事を思い出すだけの日々に人生のはかなさや無常を日々強く感じるようになっていた。

 気晴らしに、2ヶ月ほどご無沙汰していた神田神保町の「戦国焼鳥屋・家康本陣」に行こうと思い立ち、昨日(7月18日)予約の電話を入れたら、なんと、「まことに突然ではありますが当店は6月26日をもって閉店いたしました。長らくのごひいきをありがとうございました」とのオヤジの「閉店宣言」。「あっ」と驚きのタメゴロー。
 これから、どこに呑みに行けばいいのやらと一瞬途方にくれた。だって、家康本陣を知ってから10数年来この店だけに通い続けてきたのでいまさら新規開拓も面倒。
 「家康」では、カウンターを挟んだオヤジとお客さんの間の軽妙洒脱な話のやりとりが焼鳥と酒をいっそう旨くする。そんな3点セットが醸しだす店内の雰囲気がたまらなく好きで、昔は周1回ここ数年は月1回、房総の里山から片道2時間余をかけて通ってきた。

 ここ1年、カウンターに座ると、オヤジは「客数が減ってやっておれない」と愚痴をこぼす数が多くなり、「この店を閉じるときは玄関に『本日をもって閉店」の紙っぺらを貼って御仕舞い。止める前にとやかく言わない、どんな客にも事前に連絡なんかするものか」とオヤジ独特の啖呵を切っていた・・・が、やはり「予告通り」?に、突然の「閉店宣言」。有田氏によると、「閉店」を知人から聞いて店に駆けつけたところ、オヤジの予告どおり玄関に「本日をもって閉店」の紙っぺらが貼ってあり、店内に入るとオヤジ夫婦が片づけをしている最中で、傍らに「有田スペシャル(有田氏発案のドリンク名)」の品書きがあったので記念に持って帰ったようだ。

 有田氏から、「戦国焼鳥屋・家康本陣」の本陣撤収のいきさつの概略をメールにて知らせて頂いた。ただただ残念至極。 (参考:有田芳生氏のFacebook Yosihifu Arita 25 Junie om 05:25 NM.) ·
 
 今後はどこに行って酔いつぶれたらいいのやら。自分にはやはり里山のあばら家「光風庵」での「独酌三昧」が一番性に合っているのかな。
 
img003

PS:常連客の皆様、これまでお店ではお会いしても、あえてお名前やご住所など個人情報の類をお訊きしないで過ごしてまいりました。しかし、もう皆様とお会いしてお話を聞かせていただく機会がなくなるかと思うと残念です。このブログを見て、お名前と連絡先を教えていただければ幸いです。
   連絡先:yc4v6u@bma.biglobe.ne.jp