16日、各地で、山での遭難が相次ぎ、北アルプスでは6人が行方不明となった。15、16日は、本州付近に前線が太平洋高気圧と大陸側の高気圧に挟まれて停滞。大気の状態が非常に不安定となり、激しい雨が降った。 前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本と東日本で大気が不安定となって局地的に激しい雨を降らせた。
  北アルプス・槍ヶ岳から下山中の男性2人と女性1人の計3人が増水した沢の濁流に流され、18日昼頃下流で見つかり、全員心肺停止の状態でヘリコプターで収容された。
 北アルプスの赤木岳で連絡が取れなくなっていた男女2人の登山者は、17日、富山県警救助隊に発見され、ヘリコプターで近くの山小屋に運ばれた。命に別条はないという。
 長野県側の奥穂高岳に向かって行方不明になった男性(55)は18日午前中現在発見できていない。

 北アルプスの夏山登山では毎年激しい雨に遭遇する。日本海に近い白馬連峰では縦走中に突如として大雨に襲われることが多い。こういう場合は疲労に伴う滑落事故が多発する。
 
 次表に長野県内の山岳遭難事故(平成26年5月28日~8月9日)を山岳別にまとめた。夏後半に登山を予定している中高年者の参考になれば幸いである。

  情報元:長野県内山岳遭難発生状況(週報)/長野県警察

山岳遭難事故表