警察庁の発表によると、今年7~8月に全国で発生した山岳遭難事故は583件、遭難者は699人で、統計が残る1968年以降で最悪。都道府県別の発生件数は、長野が103件で最も多い。遭難者の年齢別では、60歳以上の高齢者だけを見た場合は全体の49・4%で、ほぼ2人に1人という結果だった。
 北アルプス槍・穂高連峰一帯で、遭難対策として登山者にヘルメットを貸し出す動きが広がっているという。しかし、長野県内山岳では、8月11日から9月15日の一ヶ月間の遭難事故件数は63件、遭難者数は65人。うち死者数は11人、行方不明者は2名で、昨年同期間よりもわずか減少したが事故発生件数そのものは17件増加している。遭難事故件数と遭難者数がほぼ一致していることはほとんど単独登山であることを示している。
 以下に、長野県内で本年8月15日から9月15日までに発生した遭難事故を山岳別にまとめた。秋の北アルプスなどの山岳登山を計画している中高年齢の方たちにはぜひ参考にしていただきたい。
 (情報元:長野県警山岳救助隊山岳情報)

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