地球一周クエスト

平成自転車地球一周浪漫譚。2019年2月21日より開始。

2018年06月

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 まず東京から下関まで自走し、そこから船で韓国の釜山へ渡る。さらにソウル、インチョンまで自走し、船で中国の秦皇島まで行く。そこからは中国国内をずっと西へ進み、ウイグル自治区を通過してキルギスへ。中央アジアのタジキスタンにあるサイクリストの聖地ことパミール高原は、できれば2019年9月までに走り抜けたい。標高5000M近い高地なので冬の走破は厳しい。東南アジア周遊は今回はパスする予定だが、中国の90日観光ビザが降りなければまた変わるかもしれない。

 その後イラン、トルコなどの中東の国々を経てヨーロッパへ。シェンゲン協定によりEU圏内の滞在が90日と限られているため、北欧はパスしてユーラシア最西端のロカ岬を目指す。到着予定は2020年4月くらい。

 次はエジプトへ飛行機で飛び、アフリカへ。2020年末を目処に、最南端の喜望峰を目指す。その後はヨハネスブルグからニューヨークへ飛び、3ヶ月かけてアメリカを横断し、ロサンゼルスから東京へ帰ってくる。予定では2021年の3月くらい。

 総走行距離はおよそ3万〜3万5000KM。地球一周は約4万KMだから厳密に言うと世界一周とは言えないかもしれないが、まあそれは今後の南米やオーストラリアの旅にて補うとする。合計世界一周。

 海外生活自体が初めてなので、予定通りに進むことは困難と思われる。予算も他の世界一周サイクリストに比べて少なめだし、旅の途中でルート変更する可能性は少なくない。

 海外生活費の予算は、200万円。
 海外旅サイクリストの場合、ざっと年間100万円を目安に考えているようなので、平均程度に金を使ったとして旅の期間は2年とした。もっとも年間60〜70万円くらいで旅している人もいるみたいなので、うまく節約できれば旅の期間を延長してボーナスステージを追加できるかもしれない。

 スポンサー探しやクラウドファンディングによる資金調達は考えてない。
 この旅は誰かのため、社会のためにやるのではなく、ただ気ままに自分の行きたい道を自分の力で進む旅。

 日本に一時帰国した後はふたたび資金を貯め、アメリカ大陸縦断やオーストラリア横断、東南アジア一周とかもやってみたい。


・2019/1/25 追記
 やっぱりアメリカから東回りに変更しました。

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 ジャイアント・グレートジャーニー2017。自転車日本一周サイクリストの大半が乗っていると言われるツーリング自転車の定番。

 世界一周ともなると、何十KGもの荷物を積んでろくに整備されてないガタガタの道を何千、何万KMと走ることになる。そんな過酷な旅に耐えうる自転車というのは当然限られてくる。

 どんな自転車でも工夫と根気で走れるかもしれないが、人里離れた、たとえばモンゴルの大草原やサハラ砂漠のど真ん中で、自転車が破損して走行不能になったとする。さてどうしよう。携帯の電波なんて通じるはずもない。映画や小説みたいに、たまたま運良く人が通りかかって助けてくれたら、私は神の存在を信じるかもしれない。

 これが日本であれば、北海道であっても数十KMくらい歩けば何かしらの町や村落にたどり着ける。しかし大陸を横断するような旅となればそうもいかない。すべてのトラブルを防ぐことは不可能かもしれないが、頑強な自転車と、修理技術を身につけることで生存率を上げることはできる。

 世界一周旅の自転車のフレーム素材はクロモリ(クロームモリブデン鋼、すなわち鋼鉄)が定番だと言われている。クロモリは重く錆びやすいが、破損しても途上国の町工場で溶接修理が可能という利点がある。しかし何十KGもの荷物を積んで未舗装路を何百KMも走るような旅では、一度折れたフレームを修理して乗り続けるのは安全上はもちろん精神衛生上もよろしくないので、自転車を乗り換えた方が得策だろう。それなら、フレーム素材は何でもいい。

 グレートジャーニーはアルミフレームだが、実際に世界一周達成した人がいるという実績があり、タイヤの規格も世界で最も流通しているマウンテンバイク用の26インチHEを採用している。そして何より素晴らしいのは、キャリアにパニアバッグまでついて10万円という圧倒的なコストパフォーマンス。私が知る中では最強のコストパフォーマンスを誇るツーリング自転車である。あと名前がかっこいい。

 購入したのは2016年の末で、ちょくちょく乗り回しながら気になったところだけ改造。具体的に言うとハンドルをドロップからフラットバー、ブレーキをカンチからVブレーキ、キャリア(荷台)を純正の物からサーリーのナイスラックへと交換した。

 しかし残念ながらこの2017年モデルを最後に、グレートジャーニーは生産終了となってしまった。
 もし次にツーリング自転車を買う機会があるなら、ルイガノのLGSーGMT・Vあたりが良いんじゃないかと思う。値段はグレートジャーニーより少し高いが、クロモリフレームでタイヤは26インチHEで機械式ディスクブレーキ採用。もう少し予算に余裕があれば、サーリーのロングホールトラッカーやトロールもいい。

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 世界は未知で溢れている。
 それをネットや本での断片的なものではなく、この五感を通して知りたい。
 それも自由気ままに動ける、自転車の旅で。

 今の時代ネットで検索すれば全世界の絶景が画像や映像で見られるが、それは現地に足を運んで得られる情報の1パーセントにも満たない。

 新幹線や飛行機で何百キロも離れたリゾート地へ短時間で辿り着けても、その道中にあるもの、美しい景色や動物たち、美味しい食べ物やお酒、そこに暮らす人々や文化を、知ることはできない。

 その土地の全てを五感で感じながら気ままに、ゆっくり進んで、何か琴線に触れるものを見つけたら立ち止まって、気の済むまでそこにいて、日が暮れたら予約していた宿ではなくそのへんにテントを張って、満点の星空の下で眠る。

 私が求めているのは、そういうのんびりで適当で、何よりも自由な旅である。

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