グラフィックス1


※読み返してみると、全く作品類の感想になっていなくて申し訳ありませんm(__)m。ただ、この世のエネルギー状況、よく描けているなア、と思って取り上げてみました※

先日、「約束のネバーランド」というコミック作品を、私を良く知る知人(相当年下ですが^^;)から「あなたが読んだら面白いと思うんじゃないか」と強く勧められました。読み始めて驚いたのは、あまりに衝撃を受けまくってつい、自分のブログで何回も何回もしつこく書いてしまったカズオ・イシグロ氏の「私を離さないで」と筋がとても似ていること。この映画を初めて、10数年前に見たとき、背筋の震えが1時間位止まらなかったよなァ。。(原作はその後読みました。原作の印象は映画より柔らかく、主人公キャシーの「思い出」「記憶」に更に焦点が当てられている気がしました。)。

その後日本でもクローン技術への関心が高まってきたからか、綾瀬はるかさん主演でドラマ化や、舞台化されたり、カズオ・イシグロ氏のノーベル賞文学賞受賞があり、しばらく非常に注目された作品だったのではないでしょうか。クローン系の話は確か映画のアイランドとかもあるけど、その題材はまた今度書きます。

(ここから「約束のネバーランド」ネタバレしますので、これから読みたい方はご遠慮いただいたほうがいいかもです。ただし、アニメ版の予告もある程度ネタバレはしているので、大丈夫かな?)

「私を離さないで」と共通しているのがとある世界観の中に造られた施設があり、そこに住む子どもたちは「特別だ」と言われながら、教育を受け、食事も与えられ、施設内の自由時間をみんなと一緒に楽しく過ごして生きております。ただ、「ネバーランド」の施設の子どもたちは12歳になるまでに里親のもとに送られる設定なので、子どもは生まれたての赤ちゃんから大きくても12歳まで。また、不思議なことに、他のスタッフはほとんど見受けられず管理者の「ママ」と慕われる一見愛情深い、笑顔の素敵な女性に育てられております。

子どもたちの中で特別に優れた3人のうちの二人、エマとレイはふとしたことで子どもが実は、「鬼」たちの食事用として食べられてしまう運命であることを目撃します。どうやら施設は他にもあるようで、ふつうの施設で育つ人間は、あまり自我が育っていない状態で機械的に「量産」される所もあるようだがエマとレイ、もうひとりの天才児ノーマンが属するグレイスフィールドという施設は「特別の鬼用」に造られた、賢い子どもの脳を作るための施設であったという筋書きです。どうやら鬼にとっては賢い人間の脳は美味しく感じるらしい。。と。

絶望する3人ですが、ヒロインエマはここでの秘密や実際に広がっている世界を解明し、食用児といわれる子どもたちが安心して生きていける「人間の世界」にみんなを連れてゆき、平和に暮らすことを決意する。。というようなお話です。ところどころグロテスクな描写もあるのですが、子どもたちが訓練して強さを身に着けていったり、実際の世界がどのように広がっているかが少しずつ解明されてきたり、新たな魅力あふれる登場人物(鬼も含めて)がどんどん出てきたりで非常にエキサイティングな物語で、子どもから大人までの人気を博してしまう理由もわかります。

ただ、ちょっと違った方向性から見た「人間の存在理由」、スピリチュアル系もしくは陰謀論などで扱われてきたこの題材、子どもも読むような漫画で出てしまったことの事実自体が何かすごいナ。。と思います^^;、

納得がいったことは、霊的な視点で見たこの「育った脳」って「魂」の側面に近い扱いなのかな。。と思います。育った脳は情報量が多く、かつ動きが早く、先のことを見通せる素晴らしい、価値が高いエネルギー体そのものだということですね。それを食べることにより、自分のエネルギーに取り込む、といった感覚なんでしょうね。

ちなみに最近受け入れられかけている感覚としては、1人の人間が死んだ後しばらくしたら、その時点で一部の感情など自分個人のエネルギーとの「分解」「分断」も起こりますが、コアな部分はもっと大きな霊団というかグループに属することになります。これがone for all,all for one ということ。one(場合によってはハイアーセルフを当てはめてもよい)の持ち主(指令部)は様々な情報(経験)を欲しがっておりますが、できればより良質な情報で満たしたいのではないでしょうか。。

あとoneも、人間的に、短絡的に言わせてもらうと天使側と悪魔側に分かれるんじゃないかと思います。実際には上下左右的に、様々な段階に分かれるんでしょうが。。だから、きちんとした生活を送り、よく学び、高い霊性を保った魂は「大天使」的存在のもとに下りやすい。たぶん、善き存在の元にいると、細胞のひとつひとつが喜んでいる故の輝くような美しい光のグループになるのでしょう。(ただ、高い徳を持った魂は魔の存在にとっても高い価値があるみたいなので、欲しがられやすいため、最後の最後まで注意が必要。)

逆にネガティブなoneというのは、喰うか、喰われるかというような、荒々しい状況を生き抜いてきたようなイメージが浮かびます。喰われると喰ったほうの細胞に、嫌がおうでも変換される、というような。一応、こちらのほうが荒っぽい分、力強い存在のようです。

ただ、oneをどう取るかは、人によりけり、そしてものの観方によっても変わってくるし、どちらに向かうかは、これまでの生きる方向性なんかもかかわってくるようです。

例えば流されて生きてきた人やてきとうに生きてきた人、感情ばかりで思考が働かない人、自分がない人とか、自己形成ができていない人というのは低い位置におかれやすいので、どの状況でも、力強い「個性化」は目指して生きていったほうが、ものすごく先のことになるけれどもよりよい方向性に導かれやすいようです。

思考を広げすぎてしまったので話戻りますが、このコミック作品にしても、カズオ・イシグロ氏が描く世界観にしても、何か自分たちのエネルギーの現状が描かれている感じがするので、そういうことを考察してみたい方はご覧になってみると参考になるかもしれません^^。