今週はアロマテラピーインストラクター試験について書いていきます。


インストラクター試験は、検定と違って誰でも受験できるというものではなく、以下の二点の条件を満たしていなければなりません。

1、アロマテラピーアドバイザー資格取得者であること。
2、(社)日本アロマ環境協会(AEAJ)会員であること。

そして、気になる試験ですが、

問われる内容は

・アロマテラピーの定義
・(社)日本アロマ環境協会
・精油学総論
・精油学各論
・基材論
・ホームケア論
・健康学
・アロマテラピーの歴史
・解剖生理学
・タッチング論
・ボランティア論
・アロマテラピーインストラクターの心得


4択による一次試験と記述式の二次試験から成っています。
同日に実施され、午前中が一次試験で午後が二次試験です。
一次試験は60問を70分で、二次試験は50問を70分で解答します。
二次試験の最後は小論文で、「〜について、以下に挙げた語句を用いて120字から150字以内で論述せよ」という感じの問題です。

スクールなどに通っていて、ある一定の基準をクリアしていれば二次試験が免除されるわけです。

でも、二次試験まで受けてみて感じたことは、
「一次対策が十分であれば結果として二次試験にもしっかり対応できる」
というものでした。

つまり、付け焼刃的な勉強ではなく内容をきちんと理解しながら勉強していれば、二次試験にも十分対応できる知識がおのずとついてくるということなのです。
だって、本当に理解できていれば4択問題であろうが記述式であろうが問題は解けるはず。
さらに言えば、4択問題だと選択に迷うこともありますが、記述は迷うことなく回答できるので、二次の方が解きやすかったと今は思っています。

問題そのものも非常に良問で、「落とす」とか「振り分ける」というものではなくて、「習熟度を見る」ために作られているなということがよくわかります。
極端な引っ掛け問題は出ないし(注意を要する問題は出ますが)、ものすごく難解な問題は出ません。

やるべきことをきちんとやっていれば恐れる必要はないと思います。

大切なのはインストラクター試験に対する姿勢です。
インストラクター試験に合格することがゴールではなく、それがあくまでもスタートであると早めに認識して勉強を始めるべきでしょう。

短期間につめこんで何とか合格しても、そのあとが大変なだけです。

インストラクター資格を生かして何かしていこうと考えているのなら、てっとりばやく覚えてしまおうと思わずに、地道にひとつひとつ理解していくつもりで始めましょう。

そのために必要な時間は3ヶ月ぐらいかなと思います。
2ヶ月間は参考図書を見ながらノートまとめ。
残りの1ヶ月で、不得意分野の征服と問題集。
こんな感じでしょうか。

今年の2回目のインストラクター試験は9月28日(予定)だそうです。

勉強を始めるにはちょうどいい時期ではないでしょうか?

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