

『2008年6月改訂 アロマテラピー検定テキスト』2級・1級
従来のテキストと新しくなったこのテキストの中身を比べてみました。
項目ごとの勉強の部分でさらに詳細に述べていくつもりですが、一通り目を通してみて気づいた点をいくつか書き出していこうと思います。
★まず、1級、2級テキスト全体にわたって言えることですが、従来のものが「読物」的であったのに対し、これは本当に「テキスト」的です。
同じことを説明するにしても、従来型は「読んでみて理解してください」という感じでしたが、今回のでは「ここがポイントです。では、読んでみてください」というように、あらかじめポイントとなる部分が出してあって、それに対する説明が続くという具合に編集されています。
★そして、図や表が多くなっていて視覚的に覚えやすい工夫がなされています。
★一番最初の指摘と矛盾するようですが、「テキスト」的でありながら、最新のトピックスなどが「読物」としても十分に興味をひくような書き方がされていて、まるで生活情報誌のように楽しく読むことができます。
★最後に、これは嬉しいのか嬉しくないのかわかりませんが、従来のものに比べると情報量が圧倒的に増えています!
このテキストが適応になる前に試験に受かっておいたほうがいいかも……ですよ。
でも、まあ、これは、試験に特化した言い方であって、「知識が増えればそれだけ楽しさも増す」ものなので、非常にいいことではないでしょうか。
ちなみに、わたしはこの「改訂版テキスト」の方がだんぜん好きですね。
勉強もずいぶんやりやすかっただろうと思います。
ちょっと悔しい、複雑な気分。
アロマテラピーのことをよく知らない人は、「アロマなんて優雅に香り嗅いでるだけじゃないの」な〜んて思っているかもしれませんが、それは大きな間違い。
「アロマテラピー、恐るべしっ」
歴史、働き、成分、わたしたちを取り巻く環境も含めてすべてきちんとわかってこそ、正しくて楽しいアロマテラピーが実践できるのですから、道は険しくても頑張りましょうね!
2級テキスト、1級テキストの変更点についてはそれぞれ別に記事を作ってご紹介していきます。

