前回は1、2級テキスト全体についての印象を書きましたが、今回は2級テキストの変更点について説明します。

順番に見ていきましょう。
第2章「香りのある暮らし」
「アロマテラピー利用法」の部分が
・表を使ったり
・囲み記事にしたり
・漢字によみがなをつけたり
という具合にたいへん読みやすく編集してあります。
また、今までは1級テキストに掲載されていた部分を関連ページにもってくることによって1級テキストの違和感をなくしています。
沐浴法の作用については「コラム」という形で1ページを使って細かい説明がなされています。
第3章「精油のプロフィール」
大きな変更点は
・従来の一般名が 「ジュニパー」だったものが「ジュニパーベリー」に変更になっています。
・プロフィールの部分に「種類」という項目が増えています。(高木、低木、多年草など)
第4章「精油の基礎知識」
全体的にヴォリュームが増えています。
・精油製造法の部分で
有機溶剤抽出法が揮発性有機溶剤抽出法に変更
超臨界液体抽出法が追加
従来のテキストにはなかった「コンクリート」「レジノイド」「ワックス」などという語句が登場しています。
第5章「アロマテラピーの歴史」
ここは全体的に再編集という感じ。
従来のテキストははっきり言って、まとめるのが大変でした。時系列がばらばらしていたし、文章自体にまとまりがなかったりしていましたが、今回は違います。
かなり細かく見出しをつけて、その内容についてしっかりと説明しています。
エピソードが増えています。
従来のテキストではほとんど触れられていなかった日本における研究についてもページを割いています。
★年表!!
これが嬉しい。一目でわかる「アロマテラピーの歴史年表」がついています。
縦軸が地域、横軸が年代なので、同年代における地域別のできごとを比較することもできます。
第6章「アロマテラピーと環境」
まったく新しく追加された部分です。
「環境問題」が日常的に取りざたされている昨今、見過ごすわけにはいかない項目ですね。
そもそもアロマテラピーとは植物の恩恵を受けてはじめて成り立つものです。
その植物が、地球温暖化や酸性雨、砂漠化、森林伐採などによって危機にさらされ、ひいては地球規模での大問題にもなっています。
これらの項目を大きなこと(ヒートアイランド現象、オゾン層の破壊など)から個別のこと(エコバッグを持とうとか)までかなり詳細に書かれています。
「アロマ環境」というぐらいですから、従来テキストになかったのが不思議と言えば不思議。それだけ、環境問題がどんどん深刻化していくということなのでしょう。
このあたり、テキストの移行期間がすぎたら、試験にバシバシ出されそうですね。
資料編
・アロマテラピー検定試験概要 追加
・社団法人日本アロマ環境協会公式サイト 追加
と、いろいろな変更点がありました。
「内容を掘り下げつつわかりやすく」なっています。
改訂版はやはり手元に置いておいたほうがいいかもしれません……というのがわたしの率直な意見です。
参考になりましたら拍手をクリックしていただけると嬉しいです

順番に見ていきましょう。
第2章「香りのある暮らし」
「アロマテラピー利用法」の部分が
・表を使ったり
・囲み記事にしたり
・漢字によみがなをつけたり
という具合にたいへん読みやすく編集してあります。
また、今までは1級テキストに掲載されていた部分を関連ページにもってくることによって1級テキストの違和感をなくしています。
沐浴法の作用については「コラム」という形で1ページを使って細かい説明がなされています。
第3章「精油のプロフィール」
大きな変更点は
・従来の一般名が 「ジュニパー」だったものが「ジュニパーベリー」に変更になっています。
・プロフィールの部分に「種類」という項目が増えています。(高木、低木、多年草など)
第4章「精油の基礎知識」
全体的にヴォリュームが増えています。
・精油製造法の部分で
有機溶剤抽出法が揮発性有機溶剤抽出法に変更
超臨界液体抽出法が追加
従来のテキストにはなかった「コンクリート」「レジノイド」「ワックス」などという語句が登場しています。
第5章「アロマテラピーの歴史」
ここは全体的に再編集という感じ。
従来のテキストははっきり言って、まとめるのが大変でした。時系列がばらばらしていたし、文章自体にまとまりがなかったりしていましたが、今回は違います。
かなり細かく見出しをつけて、その内容についてしっかりと説明しています。
エピソードが増えています。
従来のテキストではほとんど触れられていなかった日本における研究についてもページを割いています。
★年表!!
これが嬉しい。一目でわかる「アロマテラピーの歴史年表」がついています。
縦軸が地域、横軸が年代なので、同年代における地域別のできごとを比較することもできます。
第6章「アロマテラピーと環境」
まったく新しく追加された部分です。
「環境問題」が日常的に取りざたされている昨今、見過ごすわけにはいかない項目ですね。
そもそもアロマテラピーとは植物の恩恵を受けてはじめて成り立つものです。
その植物が、地球温暖化や酸性雨、砂漠化、森林伐採などによって危機にさらされ、ひいては地球規模での大問題にもなっています。
これらの項目を大きなこと(ヒートアイランド現象、オゾン層の破壊など)から個別のこと(エコバッグを持とうとか)までかなり詳細に書かれています。
「アロマ環境」というぐらいですから、従来テキストになかったのが不思議と言えば不思議。それだけ、環境問題がどんどん深刻化していくということなのでしょう。
このあたり、テキストの移行期間がすぎたら、試験にバシバシ出されそうですね。
資料編
・アロマテラピー検定試験概要 追加
・社団法人日本アロマ環境協会公式サイト 追加
と、いろいろな変更点がありました。
「内容を掘り下げつつわかりやすく」なっています。
改訂版はやはり手元に置いておいたほうがいいかもしれません……というのがわたしの率直な意見です。

