今回は精油学各論の2回目です。
とりあげる精油は、検定1級(といっても、来年の5月の試験からはインストで取り上げる精油まで範囲が増えそうですが・・・)範囲まで拡げます。
前回同様、プロフィールなどはすべて覚えるということを前提として、キーワードや特に注意するポイントをピックアップするという感じでやっていきたいと思います。
では、いきます。
○カモミール・ローマン
・カモミール・ジャーマン(次回やります)との違いをはっきりと覚える。
・多年草
・アンゲリカ酸エステルが特徴成分。
・りんごのような甘い香りがする。
・抗炎症、鎮静、鎮痛、月経周期を整える作用があり女性特有の不快な症状を緩和する。
○クラリセージ
・スクラレオール(ジテルペンアルコール)が特徴成分。また、スクラレオールにはエストロゲン様作用があるので、更年期障害を緩和することでも知られる。
・酢酸リナリルの含有量が非常に高い(約70%)。ラベンダー(約40%)との比較で出題されることが多いので注意。
・強い緩和作用→生理通、筋肉痛
・高濃度で使用すると注意力が減退するので注意が必要。
・悪酔いの精油とも呼ばれる。お酒を飲んだら使用しない。
○グレープフルーツ
・ヌートカトンが特徴成分。
・ベルガプテンを含有するので光毒性に注意。
・体内の水分滞留の解消→肥満やセリュライトの解消にもよい。
○サンダルウッド
・科名(ビャクダン科)、抽出部位(心材)に注意。
・深みのある香り→宗教儀式、瞑想
・肌をやわらかくして、ひきしめる作用→古代から化粧用として用いられた。
・サンタロール(80%)が特徴成分。
○スイートマージョラム
・ギリシアの愛の女神アフロディテから香りを与えられたという言い伝えがある。
・鎮痛、加温、血圧降下、強壮など、いろいろな作用がある。
○ネロリ
・オレンジ・ビターの花から抽出したもので、オレンジ・スイートとは別種である。
・精油とともに得られるものはオレンジフラワーウォーター。
・ネロリドールが特徴成分。
○フランキンセンス
・別名(オリバナム/乳香)もきちんと覚える。
・『新約聖書』のイエス・キリスト誕生物語の中で、没薬、黄金とともにささげられたものとして有名。
・科名(カンラン科)、抽出部位(樹脂)注意。
・心身の浄化、呼吸器のトラブルに。
・皮膚細胞の再生を促がす作用→しわやたるみに。
○ベルガモット
・ベルガプテン、ベルガモテンが特徴成分
・光毒性に注意。
・神経症状(うつ・不安・不眠)を賦活させる。
○レモングラス
・西インド型、東インド型の区別をはっきりと覚える。
・東インド型には特徴成分であるシトラールのほかに、ネロールやゲラニオールが含まれている。
・シトラールには虫が忌避する作用があるので、虫除けとして有用。
・皮膚刺激を起こすことがあるので使用するときは濃度に注意する。
○ローズオットー
・低温で固まる性質をもっている。→手で温めると溶解する。
・ダマスコンが特徴成分。
・大変高価な精油。
今日の名古屋の最高気温は33.2℃……。
明日はもっと暑くなりそうです。
サイプレス、レモン、薄荷、ライムで「ひんやりスプレー」を作りました。
暑さに負けずに頑張りましょう!! って、わたしが最初にバテそうですが
参考になりましたら拍手をぜひ
とりあげる精油は、検定1級(といっても、来年の5月の試験からはインストで取り上げる精油まで範囲が増えそうですが・・・)範囲まで拡げます。
前回同様、プロフィールなどはすべて覚えるということを前提として、キーワードや特に注意するポイントをピックアップするという感じでやっていきたいと思います。
では、いきます。
○カモミール・ローマン
・カモミール・ジャーマン(次回やります)との違いをはっきりと覚える。
・多年草
・アンゲリカ酸エステルが特徴成分。
・りんごのような甘い香りがする。
・抗炎症、鎮静、鎮痛、月経周期を整える作用があり女性特有の不快な症状を緩和する。
○クラリセージ
・スクラレオール(ジテルペンアルコール)が特徴成分。また、スクラレオールにはエストロゲン様作用があるので、更年期障害を緩和することでも知られる。
・酢酸リナリルの含有量が非常に高い(約70%)。ラベンダー(約40%)との比較で出題されることが多いので注意。
・強い緩和作用→生理通、筋肉痛
・高濃度で使用すると注意力が減退するので注意が必要。
・悪酔いの精油とも呼ばれる。お酒を飲んだら使用しない。
○グレープフルーツ
・ヌートカトンが特徴成分。
・ベルガプテンを含有するので光毒性に注意。
・体内の水分滞留の解消→肥満やセリュライトの解消にもよい。
○サンダルウッド
・科名(ビャクダン科)、抽出部位(心材)に注意。
・深みのある香り→宗教儀式、瞑想
・肌をやわらかくして、ひきしめる作用→古代から化粧用として用いられた。
・サンタロール(80%)が特徴成分。
○スイートマージョラム
・ギリシアの愛の女神アフロディテから香りを与えられたという言い伝えがある。
・鎮痛、加温、血圧降下、強壮など、いろいろな作用がある。
○ネロリ
・オレンジ・ビターの花から抽出したもので、オレンジ・スイートとは別種である。
・精油とともに得られるものはオレンジフラワーウォーター。
・ネロリドールが特徴成分。
○フランキンセンス
・別名(オリバナム/乳香)もきちんと覚える。
・『新約聖書』のイエス・キリスト誕生物語の中で、没薬、黄金とともにささげられたものとして有名。
・科名(カンラン科)、抽出部位(樹脂)注意。
・心身の浄化、呼吸器のトラブルに。
・皮膚細胞の再生を促がす作用→しわやたるみに。
○ベルガモット
・ベルガプテン、ベルガモテンが特徴成分
・光毒性に注意。
・神経症状(うつ・不安・不眠)を賦活させる。
○レモングラス
・西インド型、東インド型の区別をはっきりと覚える。
・東インド型には特徴成分であるシトラールのほかに、ネロールやゲラニオールが含まれている。
・シトラールには虫が忌避する作用があるので、虫除けとして有用。
・皮膚刺激を起こすことがあるので使用するときは濃度に注意する。
○ローズオットー
・低温で固まる性質をもっている。→手で温めると溶解する。
・ダマスコンが特徴成分。
・大変高価な精油。
今日の名古屋の最高気温は33.2℃……。
明日はもっと暑くなりそうです。
サイプレス、レモン、薄荷、ライムで「ひんやりスプレー」を作りました。
暑さに負けずに頑張りましょう!! って、わたしが最初にバテそうですが


