しぶいところで本日からは「基材論」です。
ここで中心的にとりあげるのは１２種類の植物性油性基材です。
試験に回答するときには「検定テキストの記載通り」に書くことが要求されるので、ほかの名称とごっちゃにせずに覚えましょう。
「精油学各論」の時と同様に、１２種類の植物性油性基材について�＾貳面将∧�類�Ｃ蟒佗�位�だ渋に 蔽蟒佶 豊ゼ舁彁號短性ζ胆�および使用上の注意 についてだいだいのことを理解しているという前提のもとで、さらに押さえておくといいと思うポイントを挙げていきたいと思います。
その前に、植物性油性基材って説明できますか？
・植物原料から抽出される油脂で、キャリアオイルとして使用されるもの・・・です。
その中でも
・植物脂・・・常温で固体→ココナッツ油（ヤシ油）
・ロウ（液体ワックス）・・・低温で固まる→ホホバ油
・炭化水素・・・スクワレンに水素を添加→植物性スクワラン
は、植物油ときちんと区別して覚えましょう。
また、それぞれの植物性油性基材に含まれる脂肪酸にも着目しながら覚えていくことが大切です。
・飽和脂肪酸・・・２重結合をもたないので安定している。常温で固形。
カプリル酸、ラウリン酸、ミスチリン酸、ステアリン酸など。
・不飽和脂肪酸・・・２重結合をもつ。２重結合の数が多いほど代謝活性がある（＝酸化しやすい）。常温で液体。
不飽和脂肪酸にも２種類あります。
・単価不飽和脂肪酸・・・体内で合成されるもの。
オレイン酸、パルミトレイン酸…血中コレステロールを減らす。
・多価不飽和脂肪酸（必須脂肪酸）・・・体内で合成されないもの。
リノール酸（２価）…血中コレステロールを減らす。免疫系の強壮。ホルモンバランスをとる。
α-リノレン酸…体内でEPA、DHAに合成される。がん発生抑制。アレルギー疾患を改善する。
γ-リノレン酸（３価）…非常に酸化しやすい。イブニングプリムローズ油に含有。血糖値、血圧、血中コレステロールを減らす。血栓を予防する。
アラキドン酸…γ-リノレン酸の最終代謝物。
EPA…血液をさらさらにする。アラキドン酸の働きを抑制する。
DHA…脳や神経組織の発育、維持に重要。アラキドン酸の働きを抑制する。
などがあります。
このあたりのことは「健康学」の部分でも出てきますので、何がどれなのか覚えてしまいましょう。
ここで中心的にとりあげるのは１２種類の植物性油性基材です。
試験に回答するときには「検定テキストの記載通り」に書くことが要求されるので、ほかの名称とごっちゃにせずに覚えましょう。
「精油学各論」の時と同様に、１２種類の植物性油性基材について�＾貳面将∧�類�Ｃ蟒佗�位�だ渋に 蔽蟒佶 豊ゼ舁彁號短性ζ胆�および使用上の注意 についてだいだいのことを理解しているという前提のもとで、さらに押さえておくといいと思うポイントを挙げていきたいと思います。
その前に、植物性油性基材って説明できますか？
・植物原料から抽出される油脂で、キャリアオイルとして使用されるもの・・・です。
その中でも
・植物脂・・・常温で固体→ココナッツ油（ヤシ油）
・ロウ（液体ワックス）・・・低温で固まる→ホホバ油
・炭化水素・・・スクワレンに水素を添加→植物性スクワラン
は、植物油ときちんと区別して覚えましょう。
また、それぞれの植物性油性基材に含まれる脂肪酸にも着目しながら覚えていくことが大切です。
・飽和脂肪酸・・・２重結合をもたないので安定している。常温で固形。
カプリル酸、ラウリン酸、ミスチリン酸、ステアリン酸など。
・不飽和脂肪酸・・・２重結合をもつ。２重結合の数が多いほど代謝活性がある（＝酸化しやすい）。常温で液体。
不飽和脂肪酸にも２種類あります。
・単価不飽和脂肪酸・・・体内で合成されるもの。
オレイン酸、パルミトレイン酸…血中コレステロールを減らす。
・多価不飽和脂肪酸（必須脂肪酸）・・・体内で合成されないもの。
リノール酸（２価）…血中コレステロールを減らす。免疫系の強壮。ホルモンバランスをとる。
α-リノレン酸…体内でEPA、DHAに合成される。がん発生抑制。アレルギー疾患を改善する。
γ-リノレン酸（３価）…非常に酸化しやすい。イブニングプリムローズ油に含有。血糖値、血圧、血中コレステロールを減らす。血栓を予防する。
アラキドン酸…γ-リノレン酸の最終代謝物。
EPA…血液をさらさらにする。アラキドン酸の働きを抑制する。
DHA…脳や神経組織の発育、維持に重要。アラキドン酸の働きを抑制する。
などがあります。
このあたりのことは「健康学」の部分でも出てきますので、何がどれなのか覚えてしまいましょう。
