それでは12種類の植物性油性基材のポイントに移ります。
一般名と和名があるものは2種類きちんと覚えます。また、科名が結構落とし穴であったりするので、そのあたりもきちんとチェックしておきましょう。
☆アボカド油
・クスノキ科の果肉から抽出
・ビタミンEを含有しているので比較的酸化しにくい。
・粘性が高く濃厚なにおいがする。
☆オリーブ油
・モクセイ科
・色は淡黄色〜淡緑黄色
・主成分はオレイン酸とリノール酸
・ビタミンEを少量ながらも含有しているので、比較的酸化しにくい。
☆グレープシード油(ブドウ種子油)
・主成分はリノール酸
・酸化しやすい。
・100%ベース可能。
☆ココナッツ油(ヤシ油)
・植物脂である。
・科名(ヤシ科)抽出部位(胚乳)に注意。
・飽和脂肪酸(主にラウリン酸)とオレイン酸が主成分なので酸化しにくい。
・ラード状で、23℃位で溶けるため冷所で保存する。
☆ゴマ油(セサミ油)
・比較的酸化しにくい。
・独特な香りがある。
・アーユルヴェーダで使う。
・含有成分であるセサミンとセサモールには抗酸化作用がある。
☆小麦胚芽油(ウイートジャーム油)
・科名(イネ科)抽出部位(胚芽)に注意。
・大変栄養価が高くリッチなオイル。
・天然の酸化防止剤であるトコフェロールを含み、老化防止オイルとしても使われるが、使いすぎるとニキビやかぶれの原因になる。
・酸化防止のために10〜20%混ぜて使われることが多い。
☆植物性スクワラン
・オリーブ油などに由来する炭化水素を還元して得られる飽和炭化水素。
・酸化しにくい。
・軽くて非常に安定しているので、あらゆるタイプの肌に使われる。
☆スイートアーモンド油
・科名(バラ科)に注意。
・主成分はオレイン酸とリノール酸。
・一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が多いので比較的酸化しにくい。
・ほとんど刺激がないので、100%ベース可能。あらゆるタイプの肌に使える。
☆月見草油(イブニングプリムロース油)
・不飽和脂肪酸が多いため大変酸化しやすい。
・アカバナ科
・主成分はリノール酸とγ-リノレン酸。
・高価で酸化しやすいオイルなので、10%以内でまぜて使う。
☆ツバキ油(カメリア油)
・オレイン酸が植物油中最多。
・酸化しにくい。
・敏感肌、アトピー肌にも安心して使える非常に安定性が高いオイル。
・人間の皮脂に近く刺激が少ない。
☆ホホバ油
・液体ワックスで、油脂ではない。
・科名(ツゲ科)注意。
・酸化しにくい。
・10℃以下で固まる性質をもつ。
・インディアンは「金の液」と呼び、傷薬や日焼け止めにも使用した。
・100%ベース可能。
☆マカデミアナッツ油
・科名(ヤマモガシ科)注意。
・主成分はオレイン酸とパルミトレイン酸。
・皮脂の構成に近いパルミトレイン酸を20%含有しているのでスキンケアによく使われる。
・酸化しにくい。
キャリアオイルについては、AEAJは参考図書として『アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典』を推薦しています。
セラピストも目指している方には必携の書籍だと思います。
一般名と和名があるものは2種類きちんと覚えます。また、科名が結構落とし穴であったりするので、そのあたりもきちんとチェックしておきましょう。
☆アボカド油
・クスノキ科の果肉から抽出
・ビタミンEを含有しているので比較的酸化しにくい。
・粘性が高く濃厚なにおいがする。
☆オリーブ油
・モクセイ科
・色は淡黄色〜淡緑黄色
・主成分はオレイン酸とリノール酸
・ビタミンEを少量ながらも含有しているので、比較的酸化しにくい。
☆グレープシード油(ブドウ種子油)
・主成分はリノール酸
・酸化しやすい。
・100%ベース可能。
☆ココナッツ油(ヤシ油)
・植物脂である。
・科名(ヤシ科)抽出部位(胚乳)に注意。
・飽和脂肪酸(主にラウリン酸)とオレイン酸が主成分なので酸化しにくい。
・ラード状で、23℃位で溶けるため冷所で保存する。
☆ゴマ油(セサミ油)
・比較的酸化しにくい。
・独特な香りがある。
・アーユルヴェーダで使う。
・含有成分であるセサミンとセサモールには抗酸化作用がある。
☆小麦胚芽油(ウイートジャーム油)
・科名(イネ科)抽出部位(胚芽)に注意。
・大変栄養価が高くリッチなオイル。
・天然の酸化防止剤であるトコフェロールを含み、老化防止オイルとしても使われるが、使いすぎるとニキビやかぶれの原因になる。
・酸化防止のために10〜20%混ぜて使われることが多い。
☆植物性スクワラン
・オリーブ油などに由来する炭化水素を還元して得られる飽和炭化水素。
・酸化しにくい。
・軽くて非常に安定しているので、あらゆるタイプの肌に使われる。
☆スイートアーモンド油
・科名(バラ科)に注意。
・主成分はオレイン酸とリノール酸。
・一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が多いので比較的酸化しにくい。
・ほとんど刺激がないので、100%ベース可能。あらゆるタイプの肌に使える。
☆月見草油(イブニングプリムロース油)
・不飽和脂肪酸が多いため大変酸化しやすい。
・アカバナ科
・主成分はリノール酸とγ-リノレン酸。
・高価で酸化しやすいオイルなので、10%以内でまぜて使う。
☆ツバキ油(カメリア油)
・オレイン酸が植物油中最多。
・酸化しにくい。
・敏感肌、アトピー肌にも安心して使える非常に安定性が高いオイル。
・人間の皮脂に近く刺激が少ない。
☆ホホバ油
・液体ワックスで、油脂ではない。
・科名(ツゲ科)注意。
・酸化しにくい。
・10℃以下で固まる性質をもつ。
・インディアンは「金の液」と呼び、傷薬や日焼け止めにも使用した。
・100%ベース可能。
☆マカデミアナッツ油
・科名(ヤマモガシ科)注意。
・主成分はオレイン酸とパルミトレイン酸。
・皮脂の構成に近いパルミトレイン酸を20%含有しているのでスキンケアによく使われる。
・酸化しにくい。
キャリアオイルについては、AEAJは参考図書として『アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル事典』を推薦しています。
セラピストも目指している方には必携の書籍だと思います。