解剖生理学の勉強、はかどっていますか?

『目で見るからだのメカニズム』の該当部分をよく読みこんで勉強をすすめるのが一番いいと思います。
注意することは、あまり深みにはまらないことです。
非常に範囲の広い解剖生理学。
真面目な人ほどひとつの単元に固執するあまり、ほかのところまで手が回らなくなることも多いようです。
とりあえず「これだけは」という部分を先に覚え、余力があれば少し突っ込んだ内容に進むのが賢明だと思います。

その最低限の部分をチェックテスト形式で挙げていきます。
(  )内に入る言葉は何でしょう。

1、成人の身体は約( )個の細胞でできている。
2、組織は( )( )( )( )に分類される。
3、細胞膜は( )の二重構造で、それは( )性の頭部(たんぱく質)と2本の( )性の尾部(脂質)から構成されている。
4、ミトコンドリアの働きは細胞内の( )を行うことで、( )を作り出す。
5、リボゾームは細胞の中の( )合成を( )と協力して行う。
6、小胞体はリボゾームで合成された( )を( )する。
7、染色質は( )状構造で、( )と( )から成る。分裂するときに( )に変化する。
8、DNAは( )構造をしている。
9、DNAの塩基配列には規則性があり( )の向かいには( )、( )の向かいには( )が結合している。
10、RNAは( )構造をしている。
11、染色体は細胞核内にあり、遺伝情報を持つDNAと( )から構成されている。
( )本で、( )と( )がある。
12、性染色体は( )本の染色体のうち( )本のことである。
XとYの2種あり、男性性染色体は( )、女性性染色体は( )である。
13、上皮組織に血管は( )。
14、筋組織は( )、( )、( )に区別される。
☆随意筋、不随意筋、横紋筋、内臓筋、体性神経支配、自律神経支配などもからめながら覚えましょう。
15、受精が行われるのは( )である。
16、受精後8週間の期間を( )、9週間以降から分娩までの期間を( )と言う。
☆胚葉分化についてはしっかり覚えましょう。
外胚葉、中胚葉、内胚葉由来の器官については必ず出ます。特に神経系、副腎皮質と髄質、感覚器(表皮を含む)、甲状腺、血液、リンパがどの胚葉から分化しているかきちんと言えますか?
★外胚葉・・・中枢神経、末梢神経、副腎髄質、感覚器、毛、爪など。
★中胚葉・・・循環器、腎臓、副腎皮質、脾臓、生殖器、筋肉、真皮、皮下組織、血液、リンパなど。
★内胚葉・・・消化管や肝臓、膵臓などの消化器。呼吸器、甲状腺、上皮小体など。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1、60兆
2、上皮組織 支持組織 筋組織 神経組織
3、リン脂質 親水 疎水
4、エネルギーの産出 ATP(アデノシン三リン酸)
5、タンパク質 RNA(リボ核酸)
6、タンパク質 貯蔵
7、糸 タンパク質 DNA(デオキシリボ核酸) 染色体
8、二重螺旋
9、アデニン チミン グアニン シトシン
10、一本鎖
11、タンパク質 46(23対) 常染色体 性染色体
12、46(23対) 2(1対) XY XX
13、通っていない
14、骨格筋 平滑筋 心筋
15、卵管膨大部
16、胚子期 胎児期