Aroma Classico

香りとクラシック音楽に満ちた空間のプロデュースを行なっています♪

アロマテラピー検定

お元気ですか?

このブログにお越しいただいている皆さま。

お元気でいらっしゃいますか?

なかなか記事の更新ができなくて申しわけありません。

実は、来年の2月から、「オン・デマンド」のアロマテラピー・スクールを開講する準備をしています。

大規模のスクールであればあるほど、生徒さん一人一人の要望を聞くのが難しいのではないかと思って、生徒さんのご都合を最優先させたスクールを作ろうと思ったのです。

いわゆる「個別指導塾」の「アロマテラピー版」のようなものをイメージしたいただければおわかりいただけると思います。
独学のお手伝いとでも申しましょうか。。。

何せ一人で始めるので、最初はあれこれと手を広げることはできません。
場所も翻訳の仕事をしている部屋(ワンルーム・マンション)を予定しているので、いかにも「アロマテラピーの教室」というイメージとはちょっと違って、普通のお部屋で少人数(1クラス最大4名)で和気あいあいとやっていきたいと考えております。

とりあえずは「アロマテラピー検定」対策コースと、一日完結の「グッズ作り」を主体としたコースを考えています。
開講に先駆けて「ワンコイン(500円)体験講座」なども考えています。

詳しいことが決まり次第、またこちらでご案内させていただきたいと思います。

「アロマテラピー検定」と言えば、来年度第1回目の試験から今までと大きく様変わりしそうですね。
問題数も 2級 38問(現行) → 50問
     1級 48問(現行) → 60問 になります。

こちらに掲載したそれぞれの過去記事についても、新しい指導要領(テキスト)に沿って、修正しながら順次再掲載をさせていただきたいと思っています。


皆さまにお願いがあります。
「こんなスクールがあればいいな」
とか
「こんな内容の講座があればいいな」
とか
ご要望やアイデアなどを分けていただきたいのです。
どんなことでも構いませんし、いつでも構いませんので、ご意見をお聞かせいただけると嬉しゅうございます。

皆さまの温かい励ましやメッセージで、ブログを続けることができました。
どれくらい皆さまのお役に立てたのかわかりませんが、「アロマテラピー」の楽しさが少しでも伝わったのなら、望外の喜びです。
本当にありがとうございました。

何かと忙しなかった2008年も残すところ、あと2日となりました。

どうぞ、皆さま方
よいお年をお迎えくださいませ。

アロマテラピー検定 受験者のみなさまへ

アロマテラピー検定試験受験者のみなさま。

試験、お疲れ様でした!

出来具合はいかがでしたか?
いわゆる「落とす」ための試験ではないので、落ち着いて取りくむことができれば大丈夫だったのではないでしょうか。

しばらくは試験のことを忘れてゆっくりしてくださいね。

次回実施分から「アロマテラピー検定」の内容が変わりますね。
出題範囲も、新しいテキストからとなりますし、問題数も増えそうですね。
詳しいことがわかったら記事にしていきたいと思います。

まずは、とにもかくにもお疲れ様でした♪

チェックテスト(アロマテラピー利用法)

チェックテストです。
以下の文章は正しいでしょうか? ○×で答え、×の場合はどこがどう違うのかしっかりと確認してくださいね。

1、芳香浴法というのは、湯気とともに香りの成分を吸い込む方法である。
2、キャンドル式の芳香拡散器は、香りがよく拡がるように風通しのいい場所で使う。
3、沐浴法ではリラクセーション効果は得られない。
4、精油を使った沐浴法を試したら皮膚に刺激を感じたので、すぐに大量のお湯で洗い流した。
5、ハンド・バスをするときは目を閉じて行なう。
6、せきがひどかったので蒸気吸入方を行なった。
7、精油を3滴使って全身浴法を行なったが、においが弱くなったのでさらに4滴足した。
8、部分浴法は洗面器などを使えるので、非常に簡便である。
9、フット・バスは両ひざまでお湯に浸す。
10、蒸気吸入法はスキンケアにも有効である。
11、穏やかな作用を持つ精油は飲用してもかまわない。
12、精油の瓶はきれいなので、日当たりのいい窓辺に飾っている。
13、いい香りのポプリオイルもアロマテラピーに使用できる。
14、レモンを使ったトリートメントオイルを塗布したので日中の外出を控えることにした。
15、精油は自然成分でできているので100パーセント安全である。
16、精油は引火性があるので火気に注意しなければならない。
17、芳香浴法で少し不快感を感じたが、慣れると思って我慢した。
18、精油は植物から抽出される際に、自然の状態に比べてかなり希釈されている。
19、光毒性に関わる成分は1.8シネオールである。
20、吸入法で最も作用しやすいのは循環器系である。

○→4、8、10、14、16
× 1、芳香浴法→吸入法  2、風通しのいい場所→風のない安定した場所  3、得られます  5、ハンド・バス→蒸気吸入法  6、せきがひどい場合は避けましょう
7、使用できる精油の量は合計で5滴以下です  9、ひざ→足首 11、飲用してはいけません  12、冷暗所に保存します  13、精油以外は使用できません  15、安全ではありません  17、すぐにやめて換気をします。  18、希釈→濃縮  19、1.8シネオール→ベルガプテン(5.メトキシソラーレン)20、循環器→呼吸器

どうでしたか? 間違えたところはそのままにしないで、きちんと覚えるようにしましょう。

アロマテラピーの利用法 吸入法

☆ 吸入法とは

一見、芳香浴法と同じように見えますが、吸入法は精油成分を鼻や口から呼吸に合わせて積極的に吸い込む方法です。
呼吸器系の不調を緩和するのに役立ちます。

☆ ハンカチなどを使う場合
 
精油を1〜2滴落として精油成分を吸入します。

★ 注意 

・精油成分を直接吸い込むことになるので、粘膜を刺激する可能性があります。
刺激の強い精油のときは特に注意が必要です。
・長時間の吸入は避けましょう。

☆ 蒸気吸入法

呼吸器系の不調を緩和するためや、リラクセーションのために古くから行われてきた方法です。
洗面器やマグカップに熱めのお湯をはり、そこへ3滴以下の精油を落とします。
立ち上がる香りの湯気とともに精油成分を吸入します。
洗面器を使う場合、湯気を逃がさないように、バスタオルを頭からかぶるといいでしょう。
水分不足の肌に潤いを与えるスキンケアとしても有効です。

★ 注意

・精油成分が目の粘膜を刺激するので、目は閉じておきましょう。
・湯気がたたなくなったら、精油ではなくてお湯を足しましょう。
・長時間の吸入は避けましょう。
・せきがでる場合やぜんそくのときは、精油成分が気管支を刺激し症状を悪化させるので避けてください。
・刺激の強い精油を用いる場合は、ぬるま湯を使いましょう。

風邪が流行っているときや、花粉症の季節には吸入法は欠かせませんね。
いつも数種類の精油を小さな瓶に入れて持ち歩いているのですが、鼻がむずむずするときなどお手軽な吸入法でやり過ごすようにしています。

アロマテラピーの利用法 沐浴法

☆ 沐浴法とは

入浴時などに、精油を落としたお湯につかる方法です。

精油の穏やかな薬理的・心理的作用に入浴の効果(リラクセーション効果・温熱効果)が加わることで相乗効果が期待できるとても有効な方法です。
全身浴法、半身浴法、部分浴法があります。

それぞれに使用する滴数と注意事項をきちんと覚えましょう。

☆ 全身浴法

5滴以下の精油を湯船に落とします。
精油は水に溶けにくい性質をもっているので、あらかじめ5ml程度の基材(植物油や天然塩)に混ぜ込んで、それをお湯に溶かしてもいいでしょう。
  リラックスしたいときは、ぬるめのお湯にゆっくりと
  リフレッシュしたいときは、少し熱めのお湯に短時間 つかるのがいいですね。

★ 注意
  精油によっては肌に刺激を感じることもあります。
  そのようなときはすぐにお湯から出て、直ちに洗い流してください。
  その日の体調や入浴する人によって、精油の量を加減しましょう。
  
☆ 半身浴法

浴槽にみぞおちまでつかるくらいのお湯をはり、そこへ3滴以下の精油を落とします。この方法の入浴は体力の消耗や循環器への負担を避けることができます。
ただし、どうしても肩などが冷えてしまうので、乾いたバスタオルを羽織るといいでしょう。

☆ 部分浴法

身体の一部分だけをお湯につけて温めることによって全身も温めることができる有効な方法です。
着替える手間もいらず、気軽に楽しむことのできるリラクセーション法として活用されてはいかがでしょうか。
手浴法(ハンド・バス)と足浴法(フット・バス)があります。
使用する精油の量はいずれも3滴以下です。

○ 手浴法
  両手首まで浸します。
  風邪などで、全身浴を控えているときや、ちょっとした気分転換に。

○ 足浴法
  両足首まで浸します。
  座りながらできるので、高齢者や体力の衰えているときにでも楽しめます。

ハンド・バス、フット・バスともに、我が家ではかかせません。
特にこれからの季節、クーラーなどで身体が冷えたときなどにはハンド・バスはうってつけですよ。肩こりも和らぎます。
フット・バスは風邪気味のときや、足が冷えて眠れないときなどにはお世話になっています。おすすめです。

アロマテラピーの利用法  芳香浴法 

アロマテラピーの基本的な利用法について理解しましょう。
利用法のそれぞれの特徴や注意点をしっかりと覚えましょう。

それぞれの利用法で用いる精油の量や、注意点がポイントです。

アロマテラピーでは精油をさまざまに利用するのですが、まずは2級のテキストにある芳香浴法を紹介します。

☆ 芳香浴法とは

  精油を拡散させ香りを楽しむことにより心と身体のバランスを整える方法です。

☆ どんな方法がある?

1・身近なもの(ハンカチやティッシュ)につける方法。
  好みの精油を1〜2滴落とします。
  精油(とくに柑橘系)によっては濃い色のものもあるので、シミになったら困るようなハンカチや皮製品への使用は避けましょう。

2・芳香拡散器を使う方法。
  
○キャンドル式・・・オイルウォーマー、アロマポット、オイルバーナー

部屋の広さなどに応じて精油1〜5滴程度を、水をはった上皿におとして香りを楽しみます。
香りがたちやすいのですが、火を使うので注意点がいくつかあります。
これら注意点は暗記してくださいね。

★ 注意 

・拡散器のまわりには燃えやすいものは置かず、熱に弱いものの上で使用しない。
・風のない安定した場所で使用する。
・子供やペットの手の届かないところで使用する。
・火の扱いには十分注意して、使用中はそばを離れない。
・器具に適したキャンドルを使い、空焚きに注意する。
・器具の取り扱い説明書にはきちんを目を通す。
・就寝時は必ず火を消す。

○電気式・・・アロマライト、ディフューザー

精油を電気の熱や空気の力で香らせるものです。キャンドル式よりは安全性は高いものですが、使用するときは必ずそれぞれの取り扱い説明書に従って使用するようにしてください。

左から、アロマポット、常夜灯にもなるアロマライト、光と香りの強弱が調整できるアロマライトです。


いろいろなアロマライトを使っています。
とくに常夜灯をかねているものは単独でも利用価値大です。寝室や廊下が、おしゃれな感じになりますよ。
右のアロマランプはリビングに置いていて、その時々の気分に合わせていろいろな香りを楽しんでいます。

香りあてテスト

アロマテラピー検定1,2級で、2問ずつ出される「香りあてテスト」。

2問ということは
2級の場合は 2/40
1級の場合は 2/50     ということです。

たかが2問ととらえてはいけません。されど2問なのです。
1問間違えるのはセーフですが、2問間違えるとちょっと厳しいかな……と。

ですから、香りをしっかりと覚えなくてはいけません。
「20種類の香りを覚えるなんて無理」
と、嘆かないで下さい。
コツがわかればしっかりと頭の中に定着します。

では、いきましょう。

精油セットからおもむろに精油を一本選んでください。
直感でも構いませんよ。
ガラス瓶のふたを開けて…そのまま嗅いでもかまいませんが、できれば(ガラス瓶の口の部分の精油をムエットに取るという感じで)ムエットにつけてみましょう。
それだけで、アロマテラピーって感じがしませんか?
★ スポイトを使った場合は、必ず無水エタノールでスポイトのガラス部分を洗浄しましょう。そのまま他の精油に使うと、香りや成分が混ざって精油がだめになってしまいます。

いきなり鼻に近づけちゃだめですよ!

香りはくゆらせて嗅ぎます。ムエットを持った手を鼻の左下あたりで、ゆっくりと動かしてみてください。

ここからが大切。
ノートに次のことがらを書いてください。
1・その香りが好きか嫌いか。
2・その香りから受けるイメージ。
  色でも風景でも味(なめちゃだめですよ)でも何でも構いません。
  このイメージの言葉が多ければ多いほど、具体的であればあるほど 
  定着度が増すのです。
  左の鼻を押さえるとイメージが湧きやすいです。
  「昔の記憶が蘇った」ですって? そうでしょう?
  そのあたりのことは、「香りが脳に働くメカニズム」のところでお話しますね。
  

これを繰り返します。嗅ぐ香りは、1日に2〜3種類にとどめましょう。
新しい香りを試すときにはしっかりと換気をして、前の香りが残っていないように気をつけることも大切です。
レモンとレモングラス、オレンジスイートとグレープフルーツ、マジョラムとティートリーなど、間違えやすい組み合わせがいくつもありますが、自分の中ではっきりとイメージングできていれば混乱することはありません。
いかに豊かにイメージできるかが何よりも大切ということです。

わたしのある精油の欄には、このように書いてあります。
「わりと好き。小学生の4年生くらいの夏、お風呂上りの縁側の風景。おなかのあたりが温かくなるような甘い香りだけど長時間はきつい、溺れそう」
さて、何でしょう。

クラリセージ(1級)です。
受験した時「香りあてテスト」に出ました。
もちろん、わかりましたよ。

受験勉強を始める前に

今日は、アロマテラピー検定を受けるのに、あると便利……というか、なしで受けるのはちょっと大胆不敵すぎます〜という受験用品をご紹介いたします。
きっと、お役に立ちますよ!

基本的に2種類あります。

ひとつは社団法人日本アロマ環境協会発行の「検定テキスト」(1・2級用それぞれあります)。

検定試験の問題は「検定テキスト」の内容から出題されるので、これさえきちんとやっておけば大丈夫なのです。

写真入りでご紹介したいのですが、現在「検定テキスト」は改訂作業中です。
6月上旬発売予定なので、もうそろそろ販売開始だと思うのですが、今日は間に合いませんでした。
購入できるようになり次第、お知らせしたいと思います。

次に、「精油セット」。

1・2級ともに、「香りあてテスト」があると書きましたよね。
精油の香りをかいで、それが何か答えるわけなのですが、香りそのものがわかっていなければ(実体験していなければ)答えようがありません。
そのために専用のキットが売られています。
キットの中身はそれぞれの試験対象となる10種類のエッセンシャルオイルとスポイトとムエット(試香紙)。

アロマテラピー検定2級用
イランイラン、スイートオレンジ、ジュニパー、ゼラニウム、ティートゥリー、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー、レモン、ローズマリー(それぞれ1ml)

アロマテラピー検定1級用
カモマイル・ローマン、クラリセージ、グレープフルーツ、サンダルウッド、マジョラム、ネロリ、オリバナム、ベルガモット、レモングラス、ダマスクローズ
(それぞれ1ml、ネロリとダマスクローズはレアバリューオイルのため0.3mlずつ)
★ネロリとダマスクローズは高価な精油のため「香りあてテスト」には出ません。

検定を受ける人は、これらのエッセンシャルオイルのプロフィールに加え、香りそのものも覚えなければならないということです。
検定2級、検定1級それぞれ2問ずつ香りあてテストが出題されます。

日ごろから香りに慣れ親しんでいけば試験間際になってあわてることはありませんね。


精油セットですが、一般の小売店よりもamazonさんでは1割ほどお安く購入できます。

参考になりましたら拍手をいただけると嬉しいです

〈追記〉6月20日

「2008年6月 改訂版 アロマテラピー検定テキスト」発売中です。
くわしくはトラックバックから該当記事へお進みください。

アロマテラピー検定について

アロマテラピーの資格についてはお話しましたが、「アロマテラピー検定」についてもう少し詳しく説明します。

社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が主催する、一般の方を対象としたオープンな試験です。
受験資格はとくにありません。
どなたでも何級からでも受験することができます。年齢や、アロマの経験などということは問われません。
ですから、アロマに関わる仕事をしようなんて特に思っていなくても、アロマのことを少し掘り下げて勉強したいなと思っている人にも最適の試験です。
試験という目標があると、何となく勉強にも力が入るじゃないですか。
わたしも、そもそもはそこが出発点でした。

年に2回、5月と11月に実施されます。
同日の午前、午後で、2級と1級の試験が行なわれるので、並行受験は可能ですし、もちろん、1級だけ受験することも可能です。

1・2級とも試験はすべて4択問題です。
2級は40問を70分で、1級は50問を90分で解きます。
いずれの級でも「香りあてテスト」が2題ずつ出題されます。



それぞれの試験で問われる内容は

2級
アロマテラピーを自分で楽しみ、健康維持のために用いる知識が問われます。
・アロマテラピー利用法
・安全のための注意
・精油のプロフィール(対象となる精油は10種類です)
・精油の基礎知識
・アロマテラピーの歴史

1級
2級の内容に加え、アロマテラピーを家族や周囲の人々とともに楽しみ、健康維持のために用いる知識が問われます。
・アロマテラピーの利用法と基材
・精油のプロフィール(2級の10種類プラス10種類)
・精油が働くしくみ
・ストレスや過労に負けない健康学
・アロマテラピーに関係する法律



「え〜っ、何となくアロマテラピーを愉しみたいだけなのに!」
と、びっくりされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、知れば知るほど楽しくなるのがアロマテラピー。
勉強を始めたら、もう、夢中になってしまうと思いますよ。

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