チェンバロのある部屋

古宮修治チェンバロ・クラヴィコード・ヴァージナル教室

♪18、9世紀鍵盤楽器試奏会(ミニレッスンとデモンストレーション付き)のお知らせ♪

教室を立ちあげてから8年目を迎えましたが、昨年末にはモーツァルト時代のフォルテピアノを設置、オルガンも含めようやくバロック・古典派を取り組む上で必要な全ての楽器が揃いました。

生徒さんにはピアノの先生も何人かいらっしゃいますので、レッスンではインヴェンション指導のちょっとした鍵になるポイント、バッハやスカルラッティ以外の、いわゆる「バロックアルバム」等の楽譜に載ってないあらゆる作曲家の作品の紹介、バロック音楽の演奏には不可欠である「音型」から具体的強弱や演奏法を見出すポイントなど多岐にわたり、分かりやすくレッスンしております。

ただいま、古楽器をじっくり触ってもらうための、試奏をメインとした見学会を希望日時を伺った上で開いております。ショパン所有と同型1841年製プレイエルのフォルテピアノを含む全10台の歴史的鍵盤楽器に触れてもらえるほか、お好きな楽器での奏法を含めた30分ほどのミニ・レッスンと楽器解説をしながら生演奏によるデモンストレーションを致します。おおよそ2時間半程度を予定していますが、時間的リミットは特に設けておりません。楽しく有意義なひとときになればと思います。19世紀のフォルテピアノはエラール(1890年頃)、ブロードウッド(1870年頃)、プレイエル(1900年頃)、プレイエル(1841年製)があります。

【各楽器についてのひとくちメモ】

【クラヴィコード】

1840年代まで使われていた唯一ヴィブラートがかけられる鍵盤楽器。バッハが最も重視し、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンもクラヴィコードで鍵盤楽器の技術を叩き込まれました。平均律、フランス組曲、インヴェンションとシンフォニア、モーツァルトの幻想曲やロンドイ短調は純然たるクラヴィコード作品と言われています。

【ヴァージナル】

16、7世紀に大流行した長方形のチェンバロ。エリザベス一世も得意とし、フェルメールの絵画ではたくさん描かれました。
ポワンとした独特な丸みのある音色を持ち、ジプシー風またはアラビア風な効果音を出せるユニークな仕掛けも内蔵しています。


【フォルテピアノ 1786年シュタイン製の復元楽器】

この1786年製のモデルは、ヴァルトシュタイン伯爵が17歳のベートーヴェンにプレゼントしたものと同型で、18世紀末のチェンバロと同じ5オクターブですが、このフォルテピアノの響きが悲愴、月光、テンペストまでの初期から中期に至るまでのピアノ曲の創作の源泉となったわけです。

ペダルはまだ無く、代わりに鍵盤下部に装置された梃子を膝で操作する膝レバーが付いています。

今回、高音部にさらに2鍵を追加し、モデレーターという霧がかった神秘的な美音が出せるレバーを両手で演奏中でも可動させるよう膝レバーに改変(オリジナルは手動式)、18世紀末に広く流行した装飾も加えました。

特にこの1780年代から18世紀最後の20年間に製造されたウィーン式フォルテピアノは、300年にわたるピアノ史上最も繊細極まりないニュアンスに富む類稀な音色を持つと評されます。



【エラール】

マリー・アントワネットやナポレオンにも献上したフランス最古のピアノメーカー。1803年にエラールからピアノを贈呈されたベートーヴェンは熱情ソナタ、ヴァルトシュタインソナタ等を作曲。世界初の同音高速連打を可能にするダブルエスケープメント機構を開発。リストも愛用し、「ラ・カンパネッラ」などはエラールを想定して作曲されました。

【ブロードウッド】

世界最古にしてロンドンの王室御用達ピアノメーカー。ベートーヴェンやハイドンはその響きに魅了されてそれぞれ最後の3つのピアノソナタを一気に書き上げました。エラールやプレイエルとは全く異なる独特の音色です。教室所蔵の楽器はショパンが最晩年に ヴィクトリア女王の前で御前演奏した際に用いたブロードウッドとほぼ同タイプのイギリス式アクションのピアノです。 

【プレイエル】

ハイドンの弟子イグナ―ツ・プライエルが1807年に創業したエラールと並ぶパリの老舗メーカー。ショパンはことのほかプレイエルを好み、エラールとは対照的なシングルエスケープメントを持ち、独特なタッチ。特筆すべきはシフトペダルを踏んだ際の音色の美しさで、ショパンが好んでシフトペダルを使った理由が良く分かります。



楽器の写真およびプロフィール等はブログ「チェンバロのある部屋」にて載せていますのでご覧ください。こちらです→http://blog.livedoor.jp/cemba6/

特に珍しい北欧様式による世界最大級のクラヴィコードは浜松の楽器博物館の除いてはおそらく国内唯一の存在かと思われます。

会費は4000円(茶菓付)です。よろしければ、ご連絡お待ちしております。駐車スペースもありますので車でのご来場も可能です。

古宮修治 チェンバロ・クラヴィコード・ヴァージナル・フォルテピアノ教室

♪チェンバロを中心とした往時の鍵盤楽器を習ってみませんか♪CIMG0200
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チェンバロに興味を持たれてる方(鍵盤経験のレヴェルは問いません)、またはピアノ講師をされてる方など、例えばレッスンでも重要なインヴェンションやシンフォニア、平均律クラヴィーア曲集の譜面をどう、音楽的に読み捉えていくか、調律法や音楽修辞学の方面からも分かりやすくお話しながら、実際にチェンバロに触れていただきながらレッスンを致します。

または、「バロックの鍵盤曲」ってバッハ、ヘンデル、スカルラッティくらいしか知らないけど他にどんな作曲家、曲があるの?装飾音の弾き方は?そんな好奇心旺盛な方も歓迎です。

チェンバロの歴史は600年あり、その間ヨーロッパ全土で星の数ほどのチェンバロ曲が量産されました。
魅力ある作品が数多く現代にまで遺されているのに、ピアノが主流である今日、その殆どが知られていません。
ピアノのレッスンであっても、こういう曲を取り入れていけば、もっと世界が広がると信じております。
そういった譜面、自筆譜のファクシミリを見せながら、レッスンでもご紹介いたします。


<チェンバロのレッスンで大切なこと>

指が早く回るとかテンポ通りに弾けるか、といったことではありません。
この上なくリラックスして力をかけず、いかに美しい音を楽器から引き出すか。
そして「気品」や「上品さ」といった感性も、大事な要素となってきます。
そうしたものは「指だけ」ではもう表現しきれません。
イメージすること、イマジネーションの力を借り、「色」や「空気感」を感じて弾く。
これこそがチェンバロ演奏に不可欠な要素なのです。
そのための、視覚的インスピレーションを高めるためにも、絵や図版、画集、他の楽器の演奏を見せたり、聴かせたりといったこともしています。


<講師プロフィール>

県立大宮光陵高校音楽科ピアノ科を経て 桐朋学園大学音楽学部演奏学科チェンバロ専攻卒。 チェンバロを故・鍋島元子、鈴木雅明、故・小島芳子、渡邊順生、有田千代子、家喜美子の各氏に師事。 さらにヤン・ヴィレム・ヤンセン氏にチェンバロ、オランダのフォルテピアノの重鎮スタンリー・ホッホランド氏にフォルテピアノの奏法の指導を受ける。
また18世紀英国式パイプオルガンやチェンバロのいくつかのコンサート、桐朋学園付属中高校においてのチェンバロレクチャーコンサート、恩師没後記念リサイタルを恩師遺愛のチェンバロで行う。
08年3月より川口市内にチェンバロ教室と18世紀のフォルテピアノ、クラヴィコード、19世紀のアンティ−クピアノ4台(エラール、プレイエル、ショパン時代のプレイエル、ブロードウッド製)を揃えた教室を開設。 斬新な視点と切り口で、2016年からは計10台の歴史的鍵盤楽器を使用してピアノやチェンバロ、クラヴィコード等、作曲家の生きた時代と国に合致した楽器でのレッスンを展開中。

チラシ用写真_















<レッスンで使用する楽器>


①フレンチ2段チェンバロ 240cm 
    (アンリ・エムシュ1756年に基づく) 木村 雅雄 氏 製作


②フレミッシュ一段チェンバロ 185cm
    (アンドレアス・ルッカース1640年頃のコピー)


③フレミッシュ・ヴァージナル  (17世紀初頭ルッカース製作に基づく)
     
                  ※アルピコルドゥム付き

                   久保田 彰 氏 製作


④専有弦クラヴィコード    (専有弦 63鍵 18世紀後半モデル)

                    高橋 辰郎 氏 製作

ァ   \賤弦クラヴィコード (68鍵 低音部にオクターヴ弦付き P.Lindholm (ストックホルム) 1806年製に基づく)


Α  .團▲(プレイエル 1841年製 パリ グランド型  平行弦)
      
    ※ショパンが所有したピアノと同型のピアノ       
 

А  .團▲痢(ブロードウッド 1870年頃 ロンドン セミコンサートグランド 255cm 平行弦)


─  .團▲痢(エラール    1890年代  パリ グランド型 220cm 平行弦 )


   ピアノ (プレイエル   1900年頃  パリ セミコンサートグランド 250cm 交差弦 ) 

   フォルテピアノ(モーツァルト時代のピアノ) 1786年製 217cm J・A シュタインの復元楽器。
                                               John・Raymond 製作  

  オルガン (2手鍵盤、足鍵盤)        1980年頃  kawai製 ※ローズウッド木製鍵盤


<レッスン場所>


私の自宅です。
最寄り駅は、JR「川口駅」か、地下鉄南北線の「川口元郷駅」になります。
駐車スペースがありますので、お車でのご来場も可能です。



クラヴィコードの練習室を設けました。

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レッスンの前後に、最中でも練習できるようにクラヴィコード練習室を作りました。
広い音域を持つため、バロックだけでなく古典派のレパートリーにも対応できます。
外部の方への時間貸しも行っています。時間内であれば同じ部屋に置いてあるブロードウッドのフォルテピアノ(1870年頃製)とプレイエル(1900年頃製)も試奏可能です。


♪設置クラヴィコード♪

高橋辰郎氏 製作 5オクターヴと2度の専有弦クラヴィコード1998年製作 【写真の楽器です。】

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★フォルテピアノのレッスンを開講します★

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長いこと更新をご無沙汰してしまいました!ようやく今週から少しずつ春の暖かさが近づいてきますね。

さらに多様なレッスン実現のため、2台チェンバロのレッスンも出来るようにもう一台、チェンバロをいれました。クープランやル・ルー、またはクリスチャン・バッハなどの2台チェンバロの珠玉の名曲など皆さんと取り組んでいます。

また、2台あるクラヴィコードのうち一台は新たな修復の後に別室に移し、他の方がレッスン中でも練習もできるようにしました。

なお、今クラヴィコード、チェンバロ関連の稀少CD(ほとんど廃盤になっているものばかりです)、書籍、廃盤となって非常に入手困難になっているレオンハルトのフィリップスレーベルによる晩年の秀逸録音盤などまとまって入りました。廉価にてお分けしております。

以下、新着楽器の紹介です。

昨年末に画像のハンマーフリューゲル(フォルテピアノ)が新たに教室楽器として加わりました。ブリュッセル博物館所蔵J・A シュタインの1786年製を忠実に復元したものです。

シュタインのハンマーフリューゲルは、モーツァルトもその性能の素晴らしさに歓喜し、興奮して父親宛にその詳細を書き送った手紙がのこされていることでも有名です。
後にウィーン式と呼ばれるこの軽やかなアクションがハイドン、ベートーヴェン、シューベルトやシューマンに至るまで魅了しました。
この1786年製のモデルは、ヴァルトシュタイン伯爵が17歳のベートーヴェンにプレゼントしたものと同型で、18世紀末のチェンバロと同じ5オクターブですが、このフォルテピアノの響きが悲愴、月光、テンペストまでの初期から中期に至るまでのピアノ曲の創作の源泉となったわけです。
ペダルはまだ無く、代わりに鍵盤下部に装置された梃子を膝で操作する膝レバーが付いています。

今回、高音部にさらに2鍵を追加し、モデレーターという霧がかった神秘的な美音が出せるレバーを両手で演奏中でも可動させるよう膝レバーに改変(オリジナルは手動式)、18世紀末に広く流行した装飾も加えました。

特にこの1780年代から18世紀最後の20年間に製造されたウィーン式フォルテピアノは、300年にわたるピアノ史上最も繊細極まりないニュアンスに富む類稀な音色を持つと評されます。

日本ではモーツァルト時代のフォルテピアノというとアントン・ヴァルターも有名でレプリカも一般に広く流通していますが、ウィーン式アクションを創始した音楽史上重要であるシュタインにあえてこだわり、じっくり探しながらようやく入手しました。

ヴァルターよりも繊細でクラヴィコード的特質も併せもった音質はバッハの息子達の鍵盤音楽にもピッタリだからです。

特にモデレーターを操作した際の音は、実際に弾いてみない限り筆舌には尽くし難い、形容出来ない音です。当時の演奏はこのモデレーターを頻繁に使っており、指示がなくとも譜面を見るだけでその箇所が分かるほどです。

それは現代ピアノで古典派の音楽を弾く際にも手がかりの一つとなるでしょう。

フォルテピアノのレッスンで使う作品はモーツァルト、ハイドンなどのおなじみのソナタ、小品から始め、慣れてきたらクリスチャン・バッハ、エマヌエル・バッハ等のバッハの息子たちのソナタやロンドなどに親しみ、さらにはドイツ語圏以外の国の作曲家、A・ソレールやМ・クレメンティなどの美しくもあまり知られていない名曲なども取り上げます。楽譜も豊富に用意しております。
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クラヴィコードレッスンについて

◆クラヴィコードについて◆ (改めて・・)

 クラヴィコードは14世紀に登場し19世紀の半ばまでの600年以上もの間、ヨーロッパで隆盛した非常に長い歴史を持つ鍵盤楽器です。ピアノの直接の御先祖にあたる楽器とも言えます。2本ずつペアになった弦をタンジェントというマイナスドライバーの先のような金属片が各キーに付いていて打鍵すると下から突き上げて音を出します。したがって打鍵の仕方によってかなり幅のある強弱が自在に出せます。最大の特徴は「ヴィブラート=音を揺らしたような効果」を付けられることです。

タンジェントは指がキーを押し下げている間は弦にくっついているのでこの指を上下にゆっくり揺らしてキーに圧力を加えると音程さえも上下し、「ヴィブラート」をつけることができるのです。「ヴィブラート」が付けられる鍵盤楽器はこのクラヴィコードだけです。

バッハはこの楽器をことのほか好んで弟子や息子達の教育に常に用いたといわれ、その薫陶を受けた彼の息子達もまた父以上にこの楽器を偏愛し、クラヴィコード独奏曲を多数作曲しました。

音色は弦をはじいて音を出すチェンバロやヴァージナルとは全く異質の東洋的幽玄に満ちた(あくまで個人的主観ですがこの楽器には琵琶、あるいは笙などなどの邦楽器の音色の持つ妖艶さ、わびさびの美学を感じます)もので神秘的とも言える例えようもないほどの張り詰めた静謐な世界がそこにあり、詩人ゲーテもこの楽器の虜となって習いにまで行ったそうです。

◆クラヴィコードに向くJ・S バッハの作品◆

基本としては

インヴェンションとシンフォニア、小プレリュード集、フランス組曲、平均律クラヴィーア曲集(ただし曲によってはチェンバロで演奏した方がより効果的な曲もあり。フーガは声楽フーガ的なものは特に合う。)

さらにゴルトベルク変奏曲のアリアといくつかの変奏(特にト短調で書かれたものなど)やフーガの技法の声楽的要素をもつ作品など。

※イギリス組曲やパルティータはいくつかはクラヴィコードで弾くと効果的な楽章(全てのサラバンドやアルマンドなど緩やかなテンポのもの。特にイギリス組曲第3番サラバンド、パルティータ第6番のサラバンドなど即興的でメリスマ的な装飾がちりばめられたものは特に衝撃的インパクトを持って響く。)もありますが、全体としてはチェンバロの華やかな演奏効果を狙った作品としてまとめられています。

最近はクラヴィーア作品だけでなく、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタやパルティータなどからかいつまんでクラヴィコードで弾くことをしています。するとこれが大変にいいんですね。弦楽器奏者だけの宝にしておくには勿体無さすぎます。バッハも実際、クラヴィコードでヴァイオリン作品を弾いていたという弟子の証言があります。
クラヴィコードに限らないことですが古楽器を弾くことで鋭敏になる感覚の一つに「音程感覚」があります。長3度と短3度を同じタッチで弾いてはいけないですし、増4度や減音程が頻出するのにインテンポで機械のようにチェンバロやピアノを弾く方に唖然とさせられることもありました。ピアノ教育においても、特にバッハやバロックの作品を弾く際にもっともっと音程感覚を強く意識することを重視すべきと思っております。

「音程」は二つの音が存在してはじめて成り立つものですが、それはあくまで「紙の上」での話で、血が通った演奏をするにはその二つの音が放つ「音の放物線」ともいうべき二本の減衰していくカーヴをイメージし、それを交わらせて一つの「円」にしなくてはならないのです。その瞬間に初めて霊妙な球体のような音程の「果実」が出来上がるのです。二本の線が「平行線」のままではいけません。タッチに無頓着だとまず「円」にはなりません。

今、「円」や「放物線」などと言いましたがこうしたことに加えさらに「浮力」というものを意識するとチェンバロでもピアノでも演奏が「根底から」変わります。バッハ父子からハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン(さらにはブラームスまでも!)が骨の髄まで叩き込まれたクラヴィコードの奏法、そして現代ピアニストではアンドラーシュ・シフや故ピヒト・アクセンフェルトはピアノでバッハを弾く前に必ずクラヴィコードでさらったという習慣は楽器さえ手元にあればすぐにでも実行して頂きたいものと思っています。

◆クラヴィコードにも使えるクラーマーのエチュード◆

最近ではピアノではおなじみのクラーマー=ビューロー練習曲をあえてクラヴィコードで弾くという試みを行っています。欧州でも一部でチェンバロのエチュードとしての可能性が見直されていますが特にピアノを主体に弾く方がタッチをもっと良くしたい場合に効果的です。ベートーヴェンより一つ年下のクラーマーは、ベートーヴェンをして「世界最高のピアニスト」として称賛、エチュードは「私のソナタを弾く最良の準備である」と言わしめ、さらにはそのエチュードから21曲を自ら選んで注釈まで付けたメモを残しました(この唯一の出版譜は当教室にあります。)
ちなみにシューマンも「頭と手の最高の訓練になる」と絶賛、同時代のレンツ曰く「まさに練習曲においてクラーマーは詩人である」、さらにショパンも弟子のレッスンにクラーマーを弾かせました。(ツェル二―を使ったという証言は無し・・)

類稀なレガート奏法の名手であったクラーマー、このエチュードをクラヴィコードで弾いてみるとクラーマーがこれを弾く人に何を身につけさせたかったのか、その明確な意図が次々と分かってきました。正に究極のレガートが血肉になるように仕組まれています。1805年に書かれているということも踏まえ、クラーマー自身、これをピアノのみならずクラヴィコードでも弾く可能性やその効果を意識していたことは充分ありうるという確信を持つに至りました。どの曲もコンパクト、バッハを尊敬してやまなかっただけにバッハに似たような曲もあり、音楽的に美しく、初心者から比較的上級レベルまで合わせた曲があることも魅力です。
         
時にはCDや絵画、文献なども多数紹介し、単なる机上論、抽象論ではなく「実際に使える」弾けるトレーニング、方法、奏法、指使いを的確にお伝えします。レッスン料等についてはお問い合わせの際に詳細をお送りします。

また、クラヴィコード以外にもチェンバロ、ヴァージナル、プレイエル製フォルテピアノなどもありますのでこちらのレッスンも致しております。
レッスン前後には楽器を練習できる時間も設けております。また楽譜、音源、書籍も自由に閲覧、試聴可、一部貸し出しも可です。

そのほか、勉強に役立つ書籍、チェンバロ楽譜、絶版となった古楽関係希少本やオリジナルの古いチェンバロ、作曲家所有のフォルテピアノ、プレイエルやエラール、ブロードウッド、クラヴィコードを使用した珍しいCDを廉価にてお分けしています。遠方に住んでいてなかなかお店に行く時間がない人、行けても探し出せない人、何を買ったらよいか分からない人のために・・お役に立つでしょう。
プロフィール

古宮修治

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