客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

2歳児を救った78歳ボランティアさんに、国民栄誉賞を上げてください。

 なんだかすごいですね。
 はい、子供の生命力です。タイで洞窟に閉じ込められた少年達が、食事もせずに全員生き残ったのも凄いし、もう記憶の彼方ですが、山中に置き去りにされた少年が自衛隊施設の中に逃げ込んで数日間生き延びたこともそうですが、今度は2歳ですよ。彼が過ごした2泊3日。50時間くらいかな? 全くの野ざらし状態で、元気なまま救済されるって。

 まあ人間の生命力については、水分さえ取っていれば、何とかなるという定説は、本当なんですね。というんで、自分が大腸内視鏡で、ほぼ1日絶食した時のことを思い出したんですが、確かに「お腹が空いた」という実感はなかったですね。
 って、そんなのと比べるなよ! すみません。

 それにしてももうひとつ、凄いなと感じたのは、見つけたのが78歳のボランティアさんだったということ。
 この方まるで「雨にも負けず」みたいな感じのお爺さんなんですね。東に大地震があれば、行って片づけを手伝い、西に大水害があれば、出かけて行ってスコップを持つ。

 2歳の子が行方不明になったと聞いたら、取るものもとりあえず、現場に出かけて、捜索に加わる。どころかプロ? まあ警察なんかの捜索隊が見つけられなかったものを、独自の勘なのかな? 「子供は高い方に上るもんだ」と山をかき分け、数時間で見つけちゃったんですからね。

 しかも感心したのは、お腰に付けた飴玉の袋。いやね。もし僕だったら、自分も捜索の合間に食べられるものを持って、みたいな感じで、おにぎりとかサンドイッチとかをお腰に付けなきゃと、コンビニがないかと尋ねたりして、捜索に出かけようとするでしょうね。
 つまり捜索に出るまで「ああでもない」と準備に手間取るんだろうと思うけど、この人は飴玉の袋とタオルを持って、「行ってくるわ」とも言わずに出かけて行ったんだろうと思います。

 といっても、捜索の宛てがあるわけでもないし、徒労に終わるかもしれない作業なのに…。
 まあ、官製の捜索隊の皆さんに、ケチ付けるわけじゃあないけど、まさにベテランそのもの、ですね。veteranって、退役軍人というか「歴戦の兵士」のことですからね。終戦記念日にかこつけるわけじゃないけど、まさにベテランですわ。

 きっとこの2歳児も、最初にくれた食べ物が飴玉だった、ということですごく落ち着いたというか安心したんじゃないですかね。
 国民栄誉賞でも差し上げたらいかがでしょうかね。この方に。

 まあこのところの猛暑で、僕なんかグダグダ。ボランティアどころか、街歩きすらする気が起きなくて、まあ「もうすぐ70歳」だから、「肉体を酷使するボランティアなんて無理だよ」なんて出て行くまえに、言い訳を探して、結局はテレビの前で一日中グダグダ。「今日も一日徒労のまま過ごしちゃった」って感じですからね。

 テレビで2歳児が行方不明!と聞いても、ボランティアで捜索隊に加わる?なんて思い付きもしない。
 いや、このままではいかんですね。今度何かがあったら、ボランティアに行くぞ! 
 ーーそういう人に私はなりたい? 

 いや本当はそういう態度がいかんのだろうけどね。
 今日も暑そうですね。ボランティアにも涼しくなったらね。それまでは義援金? って、あんたなあ。


日本クルーズ船絶好調! 大・日経新聞さんが、書いてくれ たんです。

 はい。今日も日経新聞ネタ。って他の新聞はクルーズも海運も造船もあんまり話題にしてくれませんからね。というので、ついに!というほどのことじゃあないけど、大日経さんが、極零細産業たる日本船のクルーズについてスポットライトを当ててくれたんですよね。
 忘れてなかったんですね。エライ! 願わくば、夕刊じゃなくて朝刊で行ってくれればよかったんですけどね。

 高額なサービスなど「コト」消費が好調だ。
日本郵船などの豪華クルーズは予約が満杯になり、2018年の国内クルーズ人口は過去最高の17年を上回る勢い。ホテルのスイートルームや高級輸入車のシェアリングも伸びている。賃上げに加え株高を背景に日本の中高年層、富裕層が消費のレベルを上げている。
 18年にクルーズに乗る日本人の数は過去最高だった17年の31万5千人を超えそうだ。日本郵船グループの郵船クルーズ(横浜市)では、872人が乗れる国内最大の豪華客船「飛鳥II」が9月出発分まで全コース満席。飛鳥IIは1泊約5万円からで、現在の乗客数は17年を数%上回っている。
 「にっぽん丸」を運航する商船三井子会社の商船三井客船(東京・港)は、1〜6月の乗客数が前年同期を1割上回り「18年通年で過去最高の前年を超えるペース」とみている。年末年始の発着など5コースは発売から1時間で売り切れた。

 僕も今年は去年以上に好調とお聞きしていまして、ようやく日本のクルーズにも春が来たと! 密かにお喜び申し上げていたんですが、こういう話はあんまりニュースになりませんからね。
 飛鳥2は今年は9月分まで満席だそうで。「乗客数は去年を数%上回っている」って? 素晴らしいですね。ついに時代が追いついて来た?

 でもねえ、まあ嘘とは申しませんがね、今年飛鳥2は、一泊当たりの乗船料を大きく下げた世界一周クルーズを実施したんで、去年とクルーズの内容が随分違うんですが、それでも、「全コース満席」万歳! だったんですかね? それに去年もほぼ満員だったのに、それを「数%上回る」乗客数? ですか?

 というか、飛鳥はもう、去年からほとんど満席のクルーズが続いていたわけで、「前年比数%増?」とかの乗船者数よりも、船上の消費がどうだったのか?とか、売るためのコストがどうだったのかの方が大きいんじゃないですかね。

 乗客数の伸び自体よりも、満員のお客を集めるのに、世界一周なら100日分が1回で売れちゃう、みたいなのもあるだろうし…。
 発表即完売みたいに、販売費用が掛からなかったかどうか、みたいなコスト面での比較で、もう少し掘り下げていただかないと、「売れている」の実態が分からないと思うんですがね。
 まあMOPASの集客も、「過去最高の前年を上回る」ペースという表現は理解できます。

 そんな細かいとこ言うなよ、ですね。
 要は、日本の客船はぱしふぃっくびいなすを含めて、ほぼ満席状態のクルーズが続いていて、売るのにもあんまり苦労しない。というまさに高空飛行に入っているようなんですね。
 新聞も、上手くいっている!というニュースは、日経さん以外、あんまり書きませんから。
 同紙の存在価値はここにあるんです。いいんじゃないですか?

 ですがね、船知くんの悪いところは、そうした万々歳の記事では収まらないところかな?
 はい、こんな状態になることは、少なくとも2年前くらいには、予想が着いたはずなのに、何故2018年を目指して、新しい「豪華客船」を造っていなかったの? と。先見性を詰っちゃうんですね。

 まあいま、出来上がっていなくとも、例えば2020年を目指して、造船所での建造に入っていたりしたら? 三菱重工の長崎だってまだ残っていたろうし…。って、まだ残っては、いますけどね。
 そして新造船「飛鳥3」の処女航海の予約でも始めていたら、多分、連日報道されて、日本にも「空前の」クルーズブームが再来していたんじゃないですかね?

 しかもこれまでの常識では、「新造船を造ったら既存船は撤退」だったんですがね、数年前、郵船の内藤社長は「2隻体制も検討している」とおっしゃっていましたからね。今のような上り坂市場に遭遇しないと、そうした決断に踏み切るには、ちょっと慎重論も出て来るわけで…。
 クルーズファンの悲願の実現も、こうした上げ潮の中で成就に向かったんじゃないですかね。
 となれば、続いてMOPASだって日本クルーズ客船さんだって、黙っていない。よね。
 
 にしても、暗い話ばかりだった日本国にも、小さな青空が見えてきたような?
 なんだか訳の分からない国旗の船ばかりじゃなくて、七つの海に日の丸がはためく…。
 くっくく!と咽び泣く。  
 終戦記念日に日の丸クルーーズ船のことを思う! なんて、今日は国を思う日なんでしょうからね。はい。
 こうなりゃ、当面、日本船7隻を目指して行ってくださいね。
 どこで造るの? うーん…。
  

フェリー乗り放題切符があるの? 21000円? でも外国人向けだってさ。何とかして下さい。我々にもね。

  いつもは閑散でもないけど、いつもなら朝夕の数時間を除いて空いている道路も、やっぱりお盆期間となると渋滞していますね。
 とりわけ先の大雨の影響で依然として通行が制限されている熱海方面への海岸道路が閉鎖されているせいか、旧道に車が集まって、今年はちょいと道が渋滞していることが多いですね。

 湯河原の吉浜のビーチの海の家は、例えばラーメンを売っていないだとか、ビールはあっても枝豆がないとか、つまり営業品目が少なくて、砂浜もあんまり混んでないんですがね。
 ここ数年、海水浴の時代は終わっちゃったんじゃないの? なんて思っていたのですが。そんな傾向に拍車がかかるというか、ますますビーチリゾート受難の時代が来るんじゃないかな? 
 泳ぐなら海よりもプールだろうし、砂浜って結構うざいですからね。

 というんで、私もお盆の間は家に籠って?かな。というより、もう炎天に出て行く気は起きませんね。週末にはお孫ちゃんがくるんだけど、何したらいいかな?
 なんて書いていたら、T.Iさんのニュース。面白いですね。

 はい、本日付けで「混んでねーぞ・トラベラー」じゃなかった「コンデネスト・トラベラー」、アメリカの旅行雑誌ですね。その記事から引っ張り出してきたのか、日本に住んでいない外国人のために「フェリー乗り放題」チケットが売られているという話なんですね。

 「Japan Ferry Pass21」というのかな? 「21日間で、同国(日本のことです)を取り巻く14本の長距離フェリー航路で、6回旅行することが可能なのだ。でもって料金は21000円! なんか21という数字の拘っているみたいですが、まあ21日間乗り続けるためには、「6回」という制限があるけど。それにしても、まあ1日1000円でフェリー乗り放題(へんかな、この計算)? 
 つまりバックパッカーには、これぞインセンティブ! という感じですよ。

 確かに海外からの旅行客にとっては、日本は島国、4つの島で構成されていますからね。本当に日本を旅するとなったら、こんな極東の国だもの、一度に4島めぐりくらいしときたいと思いますよね。
 もし僕がもう少し、つまりもう50歳くらい若かったら、これを買って日本一周!に行きたくなるよね。

 まあ長距離フェリー協会のプランのようですし、ホームページ(ずいぶんきれいで楽しいものになっているんでビックリしましたが)のモデルプランにも行って見ましたがね、僕なら、この条件でプランするとすれば、そうですね。
 名古屋(ここで1泊)発。仙台、苫小牧(船2泊)。でもって北海道は、JRの外国人むけチケットで、ブラリと一周(4日間)。それから小樽に行って舞鶴(船1泊)へ。そっから先はどうするかな?

 まあ大阪から瀬戸内海を1泊クルーズ(新居浜経由)で、また大阪に戻る。
 続いて「さんふらわあさつま」くらいで、南九州に渡り(船1泊、鹿児島1泊)、それからどうしましょうかね。別府?それとも北九州?まあ九州は3泊くらいして、別府から大阪ですかね?

 ここまでで15泊もしてしまって。ああ疲れた! ですが、さらに大阪、京都を訪ね。やっぱり東京に行かないとだめでしょうからね。東京周辺3泊かな?
 まあおしまいの方は、フェリーは使わないんで、フェリーは6回、21日間以内で終わりますからね。どうせ舞鶴に出るなら天橋立とか山陰を経由してもいいし、天橋立に行くなら仙台で松島に行ってもいいしね。日本3景って、あと何処だっけか?

 なんてすばらしい旅が組み立てられますね。ってここまで書いて来て、何も外人ばっかりいい思いをさせることはないじゃないの? と思いついちゃったですね。
 そう青春18切符じゃないけど、若者限定でもいいからさ。フェリー乗り放題切符を作って下さいな。でもって、2万1000円でお願いしますね。

 有効期間をすこし短くして18日間でもいいから。そうか22歳以下と、70歳以上の「老・青春切符」がいいかな?
 売り出したら私、すぐに買いますよ。

 来年の夏は、フェリー乗り放題で、日本一周。何もJRだけに国内旅行を独占されていいわけがない。
 時間? たっぷりありますからね。来年の夏はフェリー乗り放題! 日本一周! ええ、お孫ちゃんと行きますとも。
 長距離フェリー協会さん。よろしくお願いしますよ。何もインバウンドばかりが旅行客じゃない。

 

新聞休刊日に思う! 宅配型メディアをどう残すか、なんて無理なんですかね?

   別に、何か新しいニュースに期待しているわけでもないですが、やっぱり新聞休刊日は寂しいですね。
 今朝郵便受けに行ったんですが、お休み! 何にも届いていないポストを探って、ちょいとがっかり。まあお盆ですからね。新聞少年にもお休みをあげねばね。

 大体、このところ面白いニュースなんてないですし、アベさんが、出馬を取りやめて出家するなんてニュースでもないと、驚きもしない。って、そんな話はないか。
 というんで、スポーツ新聞とかネットニュースサイトとか、といろいろネットで探っても何にもなし。

 ですがね。海事プレスさんが、今朝付でIHIの話を書いていらしたみたいですね。やっぱり日経のフェイクニュースに我慢がならなかったのかな?

  IHIの愛知工場は、「海洋工場」を目指してFPSO(洋上浮体式石油貯蔵積出設備)の船体部工事やアルミ製SPBタンクの生産を行っていたが、工程混乱や採算悪化により、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の新造LNG船4隻シリーズのLNG用SPBタンクの引き渡しを最後に生産事業から撤退することを発表していた。

 って、つまりこの工場はとっくに造船でなくて、海洋関連の仕事の工場になっていたんですね。それもSPBのタンク製造が終わる今月には、「撤退する」って去年の5月には発表していたんですね。
 別にいいですけどね。でも、いくら記事がないからといって、ここにきて「造船からの撤退」という旧話をあたかも新しいニュースのようにデッチ上げるって?

 まあ日経に怨みはないですけどね。寂しいんだよね。こんな風に没落して行くメディアのことを眺めるとね。
 
 そういえば、マイナーな新聞社でしたが、日刊海事通信社の破産がどうやら確定して、業界紙がまたひとつ減った。
 業界紙って、小さな会社はそれこそ、一人ででも立ち上げられましたからね。
 日刊さんの場合、「時代はIT!」と、いち早くネット配信のニュース会社としてビジネスモデルを変えて行ったんですが、ネットのニュースって、購読料を払わなくたって、読めるようになるからー?

 むしろネット配信に改めるなら、ニュースが無料で拡散して行かないようにシステムを造るか、それとも「無料でも、広告料で」というビジネスモデルに変わってゆくか、あるいはコンサルタントみたいな役務提供へと特化するか。

 つまり紙媒体の仕事から、どうやって転換して行くかが課題だったんですが、「ネットへのニュース配信」というまあ一番簡単な方式へ、それも無防備で転換しちゃったことが…、ということかな?
 残念ですね。小さいとは言え、内航海運やフェリーの時刻表なんかでは、それなりにいい仕事をなさっていたんですけどね。

 まあね。にしても日経新聞さんですね? 
 日本で最大でしかも評価も高い経済紙ですがね。僕もいくつかの業界。つまり海運や造船以外の業界人と話していて、あんまりよくない評判を聴いたことがありますが、この1,2年の三菱重工や、今度のIHIのニュースを見ると、ここでも「寂しい」思いが募ります。ですね。

 とにかく新聞型というか旧聞型と言うか、新聞というニュースを伝えるだけのメディア。それも宅配、駅売りだけのメディアではねえ。そのままでは、とうに役割を失っています。
 しかもニュースの伝え方。つまり記事一本づつ有料で購入するという、ネット配信型のニュースサイトも、
 必要な記事だけを買うようなシステム? そりゃあ読みたいときもあるけど、結局記事は買いませんね。
 それこそ「アベ退陣」みたいなスクープでもないとね。

 ただ逆説的に言えば、やっぱり旧い伝達手段かもしれんけど、思いも掛けない分野のニュースを手にできる新聞は貴重ですし、体系的なニュースが入手ができるのも新聞なんだよな。

 宅配新聞というビジネスモデルを、どうやって残すのか、しっかり考えて欲しいですね。
 でも、フェイクはあかんよ。「IHI、造船から撤退」という先週のニュース。こういうニュースがチェックもされずに垂れ流される。これをしっかり反省しないと日経だって、衰退に向かう? いや、向かわなきゃいかんでしょ。

 トランプ氏の「短文、呟き型の直接配信メディア」が世の中を席巻して行く未来って! 時代は1984年に向かっているのかしらん? いやですね。
 
 

IHIが造船を諦めた、って??? 今頃そんな記事を書くんですか? 日経さん

   別にどうでもいいニュースですけどね、日経新聞はいったいどうしちゃったんですかね。
『IHI、造船復活を諦めた』ですか?

 大体IHIは、JMUに造船部門を引き受けさせた以降も「造船部門」なんてあったんですかね?
 とっくに事業としては捨てていたはずなのに、この記者さんは、知多(愛知)に世界最大級のドックとクレーンがあることを見て、「IHIは、市況が良くなったら、造船を復活させるんだ!」なんて思い込みを持っていたのかな。
 でもって市況は改善しないし、LNGタンクの建造で失敗したからね。
 だから「造船復活を諦めた」んですか? とっくにそんな経営戦略は諦めていたんじゃないの?

 この記者さんおいくつなのかな? 業界に対しても、事業に対する認識もまったくおかしい。そんななかでニュースを造ろうとしている。つまりフェイクニュース、フェイクストーリーを書いて、自己満足しているとしか、思えませんね。
 これなら新聞記者も楽な商売ですよね。まったく。

 だいたい、この記事にある、次のようなコメントを、誰がおっしゃってるんですかね。実名を出せや。あるいは、こんなこと言う人をニュースソースとして大切にしているならば、すぐにでも止めた方がいいよ、付き合うのを。
 
「愛知工場は規模が大きすぎた。もう少し規模が小さければ存続できたかもしれない」。社内ではそんな嘆き節も出る。資産は巨大であればあるほど、活用できない場合に企業価値を毀損する。

 大体、先の造船設備処理で、IHIが知多の造船部門を撤退させ、播磨と呉と東京に集約したのは人員対策。つまりこれら「伝統」の三工場には就労する工員が多く、人員削減が大変だったんですよね。
 三菱や日立やNKKが、新設の大型造船所を残したのに、IHIだけがトム・クランシーが小説にもかいたこの名物造船工場・知多閉鎖に動いているんですよね。何故?

 たしかにその後の市況高騰時に、補助的に知多を動かしたこともあったんですが、とっくに知多は、IHIにとっての造船部門の主力工場ではなかった。
 IHIは、その石川島播磨重工の名から言っても分かるように、東京(石川島)と相生(播磨)と呉の完全な合併造船会社でした。
 造船部門の縮小を政府から迫られた時に、工場側の論理が優先しますからね、どこを縮小するかとなれば…。つまり企業の競争力をどうするか? よりも工場間の勢力争いが軸になったんですね。 
 ある意味不幸な会社ですわね。

 なんてね。それにしても造船所の記事を書くにしても、もうすこし日本造船業の歴史について学習してから書きなよね。天下の日経さんね。
 知多は、SPB、はい、IHIにとって誇るべき自主技術。つまりLNGタンクの国産技術ですよね。これ陸上タンクなんかではいくらか実績があるんですが、このタンク技術だけはIHIに残した。
 そのために知多を残し、LNG「船」自体はJMUの津で建造し、タンクを供給する!なんて夢を描く生産体制をとったんですよね。でも失敗した?

 だいたい横浜に残した艦艇も赤字続きで、防衛庁からの覚えも良くないし、かって「野武士集団」といわれたIHI造船部隊も、ほとんど「落ち武者」同然の状態。で、JMUのお荷物になっているくらいなんだから。
 今頃、知多を閉鎖したことを例に引いて、造船ニッポンの落日を書く? 
 もうそんなステロタイプ化した産業認識から離れなさいな! 日経さん。

 それより超大型コンテナ船のシリーズ建造に入っている、今治造船がいまどうなっているのかとか、欧州が独占状態にある客船へのチャンレンジはもう諦めたのか? そんな話を取材して下さいな。
 造船所って、ドックとクレーンと看板があればそれが造船所。というわけじゃないんだから。
 もっと取材はきちんとね。ですよ。 

クルーズ寄港地を網羅したガイドブックってないですかね。オーダーメードでね。

   さて、審判の日。本日は先日行った大腸内視鏡で、切除されたポリープの病理検査の結果が出る日です。
 入院の支度をしてらっしゃいとは言われていませんので、多分どんな結果が出ようと、今日のところは、ご帰宅!でしょうけどね。

 というか、診断のあと、お昼に何を食べるかと、久しぶりの書店探索でどんな本を買うか?の方が楽ししみで、検査時にお医者様がおっしゃっていた、「大丈夫でしょう!」の一言で、すっかり気分は楽になっているんですけどね。

 というより、駅から病院まで歩いて10分。もちろんバスもあるし、駅前にはタクシーも沢山待っていますから、歩くことなんてないんですが、「モッタイナイしなあ」の気分も先立つ。でも、熱中症も心配だし…、なんて。
 というより、今週はスポーツクラブに2度行ったきりで、自宅にこもって居ましたからね。実は、たまのお出かけに心が浮ついているのかもしれません。

 お盆ですね。世の中は明日から、しばらくお休みなんですね。 
 毎日が日曜日みたいな、私としては、別にお盆だからと言ってなんてことはなくて、我が家のある辺りは、一応リゾートみたいなもんで、この季節となると逆に人が増えて、物価が上がったり、道路が混んでいいことはないんですが。
 でも、今年は相次ぐ台風で、海の家も造ったり壊したりで、大変でしたからね。このお盆期間中になんとか稼いでいただきたいもんですわ。
 
 ぼくらがこの地に引っ越して来て何年になるんかな? 14、15年ですかね。引っ越して来たころには、何もないこの町も、「そのうち、再開発が進んで?」、なんて思ていたのですが、逆でしたね。
 最寄りの駅前にあった駅弁屋さんも、駅の反対側のコンビニも、ラーメン屋も雑貨屋も、5分ほど歩いたところにあった小さな書店も店じまいか、店はあっても閉店したままの状態が続いていて、寂れる一方です。

 ゴールデンウィーク辺りだと、ハイキングに行くのか、御高齢の方々が小さな集団で、街もちょいとにぎわうんですが、夏休みでも平日は客待ちのタクシーと、乗客がまばらなバスが行き交うだけ。 
 東京から1時間40分も掛かるし、小さな漁港しかないこの町は、このままピークを迎えないまま、寂れて行くんでしょうかね?

 我がマンションの一室もどうも思った値段では売れそうにないし、このままここを終の棲家として、朽ち果てて行くしかないんだろうか? つまりこのマンションが崩れるのか、我が人生が終わるのか、どっちが先?なんて感じですね。

 まあいいや。とにかく今日の昼食はラーメンの日。まあ「小カツどんと蕎麦定食」!にも、そそられますがね。高たんぱく、高カロリー忌避の国民的意思に勝てそうないんでね。
 でもって、本屋さんでは、このところ磯田道史さんの本ばかり買ってきて、もうあんまり残るタイトルもないし、ギリシャとキプロスのガイドブックでも買おうか、よそうか迷って、結局新書か文庫本を1,2冊買って、久しぶりの遠出が終わるんかな?

 ですがね。ガイドブックと言えば、このところ、どうも気に入らないのは、旅行のガイドブックが目的地別に買えないことなんだよね。
 今年5月のフランスのローヌ川クルーズの際にも、南仏のガイドを求めてるのに、パリだのボルドーだのが一緒に載っている奴じゃないと買えないし、1500円以上もする。実際には、そのあとオックスフォードやロンドンまで行くことになったんですが、これだと、さらにイギリスのガイドを買う? までもないけど、なんかなあ。
 もう少し情報が欲しかったし…。

 来年もギリシャの島々を周遊したうえで、キプロスに入港するクルーズを予定しています。 
 でもなあキプロスの入ったギリシャ・エーゲ海ガイドといってもねえ。
 そう、クルーズの寄港地別のガイド。というより客船が入港する港町をひとつづつネットで配信して、1ポート辺り100円くらいでダウンロードできるようにする。
 奇麗な写真を付けて、1日過ごすためのオプショナルツアーガイド! とかね。
 結構、面白いものができるんじゃないの?

 私? ウーンもう少し若かったらね。
 誰かやらない? ライターとしてなら、参加してもいいけどね。
 シップガイドの次は寄港地ガイドじゃないですか? 

 若者の皆さん、頑張ってみてくださいね。
 まずはエーゲ海とキプロスからお願いしますよ。ロードスとクレタとサントリーニとミコノス。ああピレウスも入れてくださいね。
 各地A4サイズで4ページづつもあればいいかな? 7つの港で700円! 
 それだったら、僕買いますよ。では。 

翁長さんの冥福を祈って、しばらく辺野古の基地建設工事を止めたらいかがでしょうか?

  今度は翁長さんですか!
 67歳というから、私のひとつ下というより同世代ですね。すい臓がんと伝えられ、今秋の知事選に病院のベッドから出馬されるとお聞きしていたのに! 残念ですね。
 
 彼の人生を掛けた最後の闘い。つまり辺野古への基地建設阻止闘争というのは、僕からすれば、合法の枠内で進め得る最後の闘いであると見ていたんですがね。
 別にこれで終わったと思う必要もないのですが、反基地闘争も非合法の枠から…。という展開になってゆくような気すらします。あるいは新しい段階かな? 沖縄独立運動?なんてね。
 とにかく翁長氏が命を削って訴えたこと、日本政府に要請して行ったことの欠片も実現していない。さぞや無念な死だろうと思いますね。
 
 翁長さんはどうだったか知りませんが、僕らが大学に進んだころはまさに「70年安保」の真っ盛り。同じころ、彼はあの騒乱の地、飯田橋・お茶の水界隈。つまり法政大学に学んだようですね。
 まあ団塊の世代なんてくくりで、この時期のことを振り返ることは、出来れば避けて通りたい話なんですが。でも、「沖縄」と言えば、このころのことが浮かんで来ます。
 
 70年安保闘争というのは、条約改定が争点のように見えましたがね、実は条約自体は、自動延長ですからね,争点化したわけでもない。
 60年の条約改定とは違い、ベトナム戦争で疲弊していた米国と佐藤政権は、安保それ自体を争点化させることなく、沖縄の施政権返還による日米軍事同盟の高度化を図ったんですね。
 当時、日米安全保障条約の意義を捉え直すいい機会? なんて中途半端な意見を語る人もいましたけど、実は安保条約それ自体よりも、沖縄の返還による日米同盟の機能の強化にこそ、政治的な意義があった。
 その後日本と沖縄で何が行われたかと言えば、沖縄の米軍基地の近代化と極東の軍事力の肩代わり。つまり本土の沖縄化です。それも施政権をもつ日本が主体的に取り組む格好での一体化だった。本土は空軍と艦艇の基地、沖縄は海兵隊という実戦部隊の前線基地化?ですね。

 僕は、沖縄は今大きく変わり得る節目に来ていると思うんです。数年前、全日空が貨物輸送部門のハブとして那覇を活用して行く方針をとった。
 東アジアでハブ機能と言えば日本と韓国、中国の主要な経済地域の真ん中でシームレスに物流を高度化すること。となれば、その真ん中の位置するという沖縄が、最良の場所であるわけで、そんな方針を聞いて全日空の英断を頼もしく感じたことを思い出します。
 
 でもってもう一つは観光化です。
 このところ、アベノミクスの失敗が相次いで明らかになりつつあり、日本銀行の失敗はこの先、地方銀行の経営難という格好で、問題化してくる。そんな中でも、アベ政権の経済政策で唯一、「成功」と評価されているのは、観光です。つまりインバウンド、外国からの観光客の流入は確かに前年度比プラスを継続しています。
 
 でも本気で観光を国是にして行くのであれば、日本本土よりも沖縄への誘客こそ本気で取り組むべき課題だろうと思うんですよね。
 とりわけクルーズ産業では、最初に実現するべき課題だと思います。
 那覇がマイアミと同じ緯度に立地し、台湾や中国本土への近さを考えると、現代型クルーズの東アジアの観光ハブとして絶好の位置にあります。

 つまり、いまこそ非軍事の旗を掲げて、沖縄は東アジアの中心として発展するチャンスを手にしていると思うんですがね。
 にも拘わらず辺野古の美しい海を埋め立て、ここに新たに合理化された米軍基地を造る?? 中国が南シナ海に人工島を建設し、ロシアが択捉に空軍を常駐させるーーそれらの軍拡のきっかけを提供しているのは実は沖縄の軍事力強化が引き金になっているって、思いませんか?

 沖縄人民にとって、まったく利にならない政策を強いる! ばかりか新たな崩壊への火種を作り出していく。こう考えると何も沖縄が日本政府の統治に留まっている積極的な意義などないわけで…。
 中国や北朝鮮の軍事的脅威、もし米中が闘う、いや北朝鮮と一戦? になんてなったとして、その最前線は、何のかかわりもない沖縄?ですか。

 我が同世代の活動家の死で、僕にも思うところは沢山ありますね。
 沖縄を返せ! 当時社共が掲げたスローガンです。でも日本に施政権が戻されたにも拘わらず、沖縄の状況は何も変わってなんか行かなかったじゃあないですか。
 むしろ米軍政の肩代わりをしているようにしか見えない。何も変わっていないどころか、ますます状況は悪化している。
 
 すくなくとも。
 このまま翁長さんの冥福を祈って、1年間ぐらいは辺野古の工事を止めて、喪に服したらいかがでしょうか?
 
 
 

野分前ですかね。津川雅彦さんが逝かれたようですね。合掌!

  野分前ですかね。
 二百十日までは、まだありますが、まるで台風一過のような晴れ空に、風が吹いて、今日の午後には、こちらに大雨でもやってくるのかしらん。

 今朝空を眺めたら、いつもの台風なら、西から東に流れる雲が、今朝は東から西に流れて、しかも空気もねとっとしながらも、ひんやりしていて、気持ちは悪くなかったですね。でも、相模湾の波は高いですね。海岸に人はいない…

 昨夜は、ベランダを吹き抜けて行く風に吹かれながら、熟睡したようで。目覚めの時間も昼の時間の長さと同じように、だんだん遅くなって、今朝は5時半くらいでしたね。
 もう空は明るくなってはいますが、7月の空ほどでもなくなって、夏の終わりが、待ち遠しい感じです。

 ということで、いつもは批判しているアベ政権ですが、今朝は「その政策、支持します」という話。
 はい「サマータイムの実施検討指示」! って、話がいつも上から目線なのは、気に入りませんがね。
 まあ東京オリンピック対策なんでしょうけど、2時間朝が早まる。つまり僕が夏の間起きてきた時間のままでも「起床7時」、つまり普通の生活時間、ということになるのかな? 
 はい、大分涼しいし、もう充分明るいですよ。

 サマータイムを実施するとなると、時間変更の手間とかの他にも、日常的な生活習慣が変わってしまうから?といろいろ反論はあるでしょうが、いいんです。生活習慣病も直せるし…、って話が違うか?
 今の時間の朝5時に目覚めて、7時には会社?ですか。でもって会社が終わるのが4時? ゆっくり帰宅してビール! いいねえ、これ。

 でもって⒑時に床に就くまで、たっぷりと呑む時間があるじゃないの? 
 えっつ?その分残業が増える? はい高度プロフェショナルさんたちは、夜の7時くらいまでは明るいですからね。たっぷりと働いて、日本の社会、さらには高齢者のために尽くして戴く。
 これですよ。アベサンの善政の狙いはね。冷房の時間も少なくなるから、電力消費も落ちるだろうし。

 でもねえ。夜の⒑時と言えば、今の時間では12時? 翌朝早いですからね、家に付いたら早く寝ないと、夏バテしちゃうよね。
 うんサマータイムと言っても一日の時間が増えるわけでもなし。まああんまりグダグダせずにきちんと働きましょうか! という感じかな。
 朝日とともに起きて、夕暮れとともに休むーーこれって悪くないでしょう。
 ね。若者の皆さん。人生は有限なんだからね。

 津川雅彦さんが、亡くなられたみたいですね。つい先日朝丘雪路さんが亡くなられたばかりで、まるで後追い。オシドリ夫婦と言われた彼ららしい去り方ですね。
 最近は時代劇で、ちょいと分別があるがお茶目なご隠居さんの役柄で見かけることが多くて、好きな俳優というか、役柄のひとだったんですけどね。
 悲しみというより、なんか微笑ましさというか、人生を全うすることへの安心感というか。
 僕ももし叶うなら、そんな死に方がしたいと…。

 享年78歳ですか。オラもあと9年で、って。そうか、9歳しか離れていなかったんですね。
 まあ残る年月は生きる意義を噛みしめられるように。
 サマ―タイムじゃないけど、お天道様とともに、生きる。自然のままに逝きたいですね。

 合掌。もう、僕らにも、そんなに残された日はないのかも。
 


真夏の夜の夢ーー明治維新のやり直しが始まる?いや始まらないよね。

 アベッチは、広島県へ立ち入りが禁止されたみたいですね! 昨日広島県の被爆者団体の吉岡さんが、「もう広島に来てほしくない」と語ったとか。来年にはもう呼ばない!宣言ですかね。

 よし、まずは広島へ出入り禁止や。いいねえ。これ。
 じゃあ地元に帰るんでも新幹線で通過できなくなるぞ!
 えっつ? 飛行機でゆくからいいもん! ですかアベサン。

 でも、そのうち沖縄でも立ち入り禁止訴訟でも起きて、アベサンとアソーさんは、長州と福岡以外出入り禁止。やむなく北九州地区は連合政権を造って独立宣言? 
 しかし、大分からは旧村山革命軍が侵攻し、山陰からはイシバ軍が南下する。日本国自衛隊は内戦には中立を守るはずですからね。
 仕方なく、アベ・アソー連合政権は下関から対馬に逃亡し、対馬国が独立。
 しかし韓国はこの国と国交を結ばないと宣言?

 なんて未来は来ないだろうけどね。
 でも、昨日広島平和式典の映像を眺めていて。この国の宰相君が、いかにも居心地が悪そうで、薄笑いを浮かべる以外になすすべもないという姿を眺めていて、日本にもいどころかが無くなってきたぜこの人と。おかしくもあり、胸糞が悪くもなりましたけどね。
 でもって、昨夜見た夢は明治維新のやり直し。そんな感じでしたね。ってちょっとフィクションが過ぎるかな?

 まあアベッチは、強いよね。口先だけでもいいから、「核軍縮」と言い続ければ、日本の穏健派さんも取り込んで、イシバ山陰政権を完全に阻止できるだろうに。
 そんなことすらささやくことなく、「核保有国と非核保有国の間に立って、橋渡しを務める」って。何をどうやるというんだろうか? いや、核については何もしないよ!宣言かな?

 まあ、あなたがこぶしを振り上げたところで、世界の核保有国が、「そうだそうだ」と日本の主張を支持し、核兵器の廃止にまい進するわけでもないしね。
 余計なことを言って、トランプさんに叱られるのもいやだろうし。
 別に日本がリード役を務めなくたって、核戦争が起きるとも思わんし…。なんて思っているんでしょう。

 でもって、(国連の核兵器禁止条約は)「我が国の考え方とアプローチを異にしている」だって。
 一体我が国の考え方って? オラ多分「我が国」の一員なんだろうけど、そんな考え方についての議論に参加した記憶もなければ、アベ政権が核兵器の禁止についてなんかアプローチしているという話も聞いたこともないんですけどね。

 吐くように嘘を言う。口から出まかせというんだろうね。これ。
 というより、逆に、北も核を捨てないようだし、そろそろ日本も核武装しようよ、と口先まで出ていて、今にも、言い出しかねない感じだもん。
 プルトニウムはしっかり溜まったし、某大重工会社は、どうやら飛行機事業への離陸が上手く行きそうになくて、経営問題にまでなりかねないんで、次はこれを!かな? 
 そういえば、この会社のトップさんは確か広島出身でしたね。

 それにしても、夜中過ぎに目覚めて、悶々としながら、思ったのは…。
 今度政権交代が起きたら大変ですね、ということ。
 まずはアベ政権が最後に実行した憲法改正を元に戻す再改正を実施し、安保法制を廃止し、官僚の任命権を官僚に戻し、辺野古は…。でもなあ。ここは埋め立てし、基地を造っちゃったら、元に戻せない。

 そろそろ、本当に政権からの追い出しをしないと、取り返しがつかなくなるなあ…。
 昨夜は暑苦しい日々がちょいと緩んだせいか、久しぶりに、こんな話を、ぐるぐるとね。
 でも、今日書いたことは、全て夢の上での話ですからね、真夏の夜の夢ですって。

 言論の自由?そんな大げさな話じゃないですよ。ね。はい。
   

 

ブレーメンですか?懐かしい名ですね。えっ?シロクマを殺しちゃったの?

   それにしても、最近懐かしい船の名前をよく聞きますね。
 はい。ブレーメンです。かつてのフロンティア・スピリットですね。日本郵船が「松・竹・梅・小梅」と名付けて、1990年代の初めにスタートしたクルーズ事業。そのうちの「梅」ブランドの船がこの船ですね。

 アメリカの探検船会社サレン・リンドブラッド、ドイツのハッパグロイド、それに三菱グループ。つまり三菱重工、三菱商事、それに郵船が加わって、夏は北極、冬場は南極、春や秋には間を取ってインドネシアあたりを周遊するというコンセプトで、一番面白そうな船でしたね。
 北西航路なんて、北米の北を回ってヨーロッパから太平洋岸に出る航路を開拓したのもこの船でした。

 僕はストックホルムだったかで検船だけさせてもらったのかな? でも、神田にあったご本社には、よくお邪魔しましたね。
 そのころは、遅まきながらも海洋に進出する栄光のニッポン! というフレーズにも現実感がありましたし。世界中を旅する豪華客船クリスタルクルーズ、日本人に船旅の楽しさを紹介する飛鳥、そして極地にも行けるぞ! フロンティアスピリットですか。夢多き海の国ニッポンを疑うことはなかった。

 世界のクルーズ会社は、マス、プレミアム、ラグジュアリーに区分けされる!なんて伝統的なクルーズ事業の分類を、いまだに仰々しく解説される方もいらっしゃいますがね。
 郵船グループのクルーズは、全部ラグジュアリー分野で勝負し、クルーズの市場と目的地で仕分けするという、ある意味では、現在の大手クルーズ会社の姿を先取りした事業展開だったのかもしれませんね。事業戦略はなかなか立派なものでしたよ!

 ですが、このフロンティアは、一番最初に事業不振!で、オイローパなどで一定の市場を持っていたハッパグに移管し…。当時、日本の飛鳥はまだまだ事業不振で、クリスタルだけがなんとかいう具合で、とてもフロンティアの立て直し策を組み立てることが出来なかった。
 というか船頭が多過ぎたのかもねえ。とりわけ日本市場での集客に苦戦していましたね。

 ドイツに移ってからは良く知りませんが、時々日本にもいらしていたのかな? 
 90年代の初め、ドイツのクルーズ市場と日本のそれは、ほとんど同じ大きさで20万人弱くらい。でも、いまやドイツは100万人を大きく超えて、欧州では最大のクルーズ国になっていますが、その差はどこで着いちゃったんですかね?
 この辺は立ち止まって、研究する必要があると思うんですがね。 

 まあ確かに、ほとんど同じようなクルーズ市場規模でしたが、ドイツにはオーシャンクルーズの他にライン川クルーズみたいな内陸リバークルーズも別にあったし、造船所もしっかりしていたし…。
 なんてね。日本だって造船所もあったし、造船はしっかりしていたんですよね。
 日本では、クルーズより温泉が? いやドイツにだってバーデンバーデンみたいな温泉地はあるでしょ? 
 って、やっぱり日本人のライフスタイルにクルーズなんて合わなかった。つまりは嫌いなんですかね。「船は揺れるし」論に勝てないんですかね。
 僕らはこうした論に懸命に反論していたんですがね。クスン!

 まあいいや、これじゃあ、今日は、前置き話だけで終わっちゃうね。
 はいそのブレーメンですがね。ノルウェーのスピッツベルゲンで、シロクマと遭遇して、くまさんを鉄砲を撃っちゃって殺しちゃったのかな?
 そりゃあ乗客が襲われそうになったら、警備のクルーは、鉄砲を撃ちますわね。どうやらほぼ襲われかけていたみたいですからね。

 でもって、ネット社会では、やっぱり非難ごうごうのようで、つまりは、なんでそんな自然の残る地域ににまで出かけて行って、シロクマを殺しちゃうの? わざわざ地の果てまで遊びで行く必要があるの? みたいな自然環境保護主義者さんたちの論であって、こういう批判にはなかなか勝てないんですよね。

 まずは威嚇射撃すれば論、とか、シロクマがいないかどうか確かめて、とか、しっかりした保護、管理をしたうえで下船するとか? そんなことを下を向きながら、小さな声で反論するしかない? 感じです。
 今や、極地どころかアラスカあたりでも環境を守れ派からは、立ち入り禁止!とか、入域制限論が出ていて、地球環境とクルーズ!なんて相反する概念に、私たちは立ち止まらざるを得ない!なんてね。

 まあね。「環境に優しいクルーズ」などと言っても、所詮、遊びというかレジャーに類するクルーズだと、例えば「海上物流が途絶えたら困るでしょ」みたいな反論はし難いですからね。
 つまりはクルーズなんて止めちゃえば、もっと環境に優しいじゃん?なんて感じでね。
 「地球環境vs.人類」! 果たしてクルーズは必要か?なんていう哲学的な命題を突きつけるブレーメンのシロクマ射殺事件になっちゃった! なんてちょっと大げさかな?

 まあ日本は、もう同胞を乗せた船で地球上を荒らして歩くような仕事は縮小していますからね。アメリカやドイツみたいに海洋環境を荒らすような試みには断固反対し! 国際的環境保護運動を? ですかね。
 まあそれもいいですけどね。

 でも海洋立国ニッポンですからね。もう少しクルーズ船を動かして海の自然環境を守るという海洋思想の熟成のためにもクルーズ振興をした方がよろしいかと…。
 なんて論理はどうでも組み立てられる。

 極地に住む動物さんやアフリカで生きる動物の生態系を守るためにも、人間はもっともっと地球の隅々を探索して!
 それとも、そうした自然環境を守るためにも、大自然には立ち入ることなく、手付かずのまま残しておく方が! ですか? 

 どっちでもいいや。いずれにしても日本人がリード出来る余地はどんどん狭まっている、そんな感じだものねえ。
 我々が出来るのは、山を下りて来るヒグマやイノシシを撃ち殺すことくらいのことかな。
 それにしても暑いですね。これじゃあヒグマも人里にやってくる、よね。
 
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