客船練磨のクルーズブログ  船知めん太

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

2015年01月

現役をリタイアする前に飽きるほどクルーズしちゃった筆者の「食い改め」ブログ

郵船の客船利益15億円の見通し。うーん新造をお願いするのもなかなか。

  どうもミスリードしてしまったようで、ええ日本郵船の客船部門の業績ですがね。上期に25億円の利益を上げていたんで、年間なら50億!なんて勝手に思い込んじゃったんです。というか賑やかしたかったんでね。
 でも、上期決算の時から下期(10月から3月)は、マイナス10億円の見通しだったんですね。でもって、12月までの3ヶ月間は、当初予想通り3億円の赤字。さらに1月から3月の3ヶ月は7億円の赤字に拡大し、今年度の利益は15億円に留まるみたいですね。上期は3ヶ月で12億円づつ稼ぎ、下期は各5億円の赤字って計算かな。
 でも、これでも去年の利益7億円に比べれば倍増なわけで、立派な決算ですよね。
 売上げ見通しは490億円で前年比38億円の増加ですし。
 ただ、この軌道を来年以降も繋げて行けるんかなあ? 数年前には50億までは行かなかったけど、そんな感じの赤字を毎年出していましたからねえ。『利益がでなくてもお荷物にならならなければ』って、本来3期連続赤なら事業廃止! なんて論もあって売却のうわさもあったのに比べれば、いいんだろうけど。復活期にささやかれた「黒字になれば新造船」論も、どこかに行っちゃったよなあ。

 どうすれば? この数字を見ると、夏場を中心にしたベストシーズンの乗船率は満員に近いんだろうからあんまり上がり目はないんだろうし。値上げ? ちょっと待ってくださいよ! だしねえ。
 冬場の乗船率を上げる? それが正攻法なんでしょうけど。なんかなあ。
 例えば冬場だって豪州や南米、東南アジアと行きたい国々は、たくさんあると思うんで、この時期はクリスタルと飛鳥を別々に売るんじゃあなくて、飛鳥にも外国人、クリスタルにも日本人とか風にマーケティングするとか。
 冬場は3隻のうち1隻は止めちゃうとか。なんてね。
 でも、飛鳥は高いからなあ。3隻一体運用といってもねえ、素人のたわごとかな?

 いや、本当に言いたいのは、やっぱり入れ物を増やす! ということですよね。つまり新造船に向かって欲しいということ。利益の方だってこのままじゃ、ジリ貧だろうし。せっかく15億円だって利益が出ている仕事がなくなっちゃっていいの? という話なんですけど。郵船が、日本の海運会社で、日本一国民に親しまれているのは「クルーズがあるから」なわけで。まあ、「商船三井はフェリーがあるから、日本一」、なんて勝手によいしょしていますけど。

 とはいえねえ。新造船を造るとして、まあバジェットは500億円くらいだよね。
 今、3隻で500億円弱の売上高。まあこれで、売上げはイッパイ、イッパイだとして、15億円の利益。利益率3%というんじゃなあ。さらに、500億の追加投資で新造船を造っても…? というのは分かりますけどね。
 さらにさらに、不安定なビジネスであることもあるし。労多くして…。

 クルーズはビジネスですよ。もちろん。そりゃあそうですが、やっぱりロマンがいるんでしょうかね。勇気ある決断? ここでも英雄待望論ですねえ。 

 それにしてもイスラム国は、ベタッと動かなくなっちゃった。メディアは怪情報にあふれていて、文春は後藤さんのプライバシーの暴露まで始めちゃいました。まあ「自己責任」といえば済むというフリージャーナリストさんの態度には組しませんが、ことは人命ですからね。穏便に、平穏に、ですよ。
 だいたい、こんな社会状況が続くと、世界のツーリズムやクルーズは終わっちゃうよね。

 そうそう、僕らがクリスタルに乗ったのは、12月ですから郵船には多大な貢献でしたね。みんなも迷ったら冬場にクルーズを! ですよね。
 いえ皆さんも、他人のことも考えながら生きていきましょうよね。という話でした。
 

当事者になれませんが、そろそろ日本でもクルーズ船新造を! っても、盛り上がらんねえ。

 最後の詰めが続いているんでしょうか? 動きがないですね。
 もうパイロットは殺されているんでは? とか、イスラム国内部で混乱があって、中央の方針が実行されない、とか、イスラム国側の分断作戦とか、情報が錯綜していますね。テレビや新聞まで「関係筋」情報を発信しだしていて、あんまりネットと変わらんじゃないの! の感じですね。というかネット情報の整理をしているみたいな感じですね。今のメディアって。つまり情報が取れない!
 ただ、よりはっきりしているのは、日本国政府が手も足も出ない、ということ。というか、日本政府のパイプの細さ、ガバナンスのなさばかりが印象付けられますね。それに日本のメディアの力不足かなあ。フリージャーナリストがテレビにもいろいろ出てきますが、本体の記者さんたちは、何をしていたんでしょうか。
 安倍ちゃんが国会でほえていますが、こんな状態では中東に介入するなんて出来やしないでしょう。やたら遠吠えばかりしているワンちゃんみたい。日本は相手にされてないんでしょう。
 まあ、それだから日本のメディアも冴えないのか、なんてね。

 でも、もうこの話はいいわね。このブログに合わない。

 というのでクルーズの話です。
 一昨日のクルーズ会社OBさんたちとの話ですがね、私も昔の癖が抜けなくてね。「次の新造船はどうするんですか? もう今、造んないと間に合わないでしょう」と迫ったりして、無責任な報道記者の癖が抜けない。
 でもってそのOB氏、「私もそう思う。もう発注しないと…」と同意してくれはしたんですが、「ところで三菱重工はどうなの?」と逆質されてしまいました。こういうとき三菱さんからちゃんと取材していて、効果的な話が出来れば、記者として尊重されるんです。ですが、幸いその日の昼は三菱さんではないですが造船業界OBさんとの放談会でしたからね。情報はなくても空気はなんとなく、ね。
 解説します。
 日本で客船を造るとなっても…。ぱしびいを造ったIHIがフェリー、客船から撤退したあと、客船を造れる造船所は三菱以外になかったわけですが、どうやらその三菱が客船建造を受ける可能性はほとんどなし。飛鳥2も最近は三菱横浜でなく、佐世保重工で修繕しているようですし、日本の造船業の衰退が客船の新規展開の疎外要因になってますねえ。という話ですわね。
 なら、「海外で造るといってもなあ」というのが、その方の現実感ですね。確かに、日本船社が、海外籍ならともかく、日本籍船を海外で造ることってあったんかな? という感じですからね。
 海外の造船所にしても、日本籍船の規則対応なんて大変だろうと思いますよ。
 しかもそのクルーズ会社OB氏に寄れば、「日本籍船を増やすとなると、オフォサーやクルーをもうワンセット用意しないとなると」、ということで、こっちも相当なエネルギーとコストが要る。
 昔だったら「そんなことはなんとかなるでしょ」なんて突っ込むんだけど、僕もその辺りの事情はわかるようになって来まして。まあ今の流れだと、飛鳥3を発注するといっても2隻体制にはならんかも、という感じですね。増えないんだったらあんまり意味がない? なんてがっかりはしますが、日本の力はそこまで衰退してしている。

 って、酒席の話をこれ以上書くのも良くないんで、やめますが。飛鳥2はかなり好調のようですね。先日送られてきた郵船トラベルのパンフレット集に飛鳥のツアーがないんですよ。つまりにっぽん丸と、ぱしふぃっくびいなすだけ。こりゃあ郵船グループ内部に不協和音? なんて、ニュースソースに当たっていないエセジャーナリスト風の下衆のかんぐりなんですが、その理由もわかりましたね。つまりは飛鳥2は、いまさらチラシを造って販売して行かねばならないような売れていないツアーはありません、みたいな話のようですね。凄いですよね、これ。

 それにしても、、なんというかなあ、常に情報に接していないと、評論も間違ちゃうよね。
 このブログも気をつけないとなあ。と肝に銘じました。

 まあ郵船の12月までの決算を早くみたいですね。多分、今年度50億円想定のクルーズ部門の利益はもっと膨らむんでは、と思っています。で、新造を企画するんなら今しかないと思うんですよ。
 でも、多分もし造るとしても、飛鳥よりクリスタルなんでしょうね。
 僕にはそっちの方がいいですけど。いずれにしても、雑誌CRUISEが存続し、盛り上がるためにはやっぱりグッドニュースがないとなあ。郵船さん、商船三井さん。お願いしますよ。って、本末転倒か?
 業績もよく、ユーロ安も進んでいる今こそチャンスだと思いますよ。三菱がダメなら、マイヤーもある。
 このブログも、そうなるともっと面白くなりますよ。わざわざ、一知半解な、人質問題やアベノミクスで盛り上げることもないし…。

 海外にたくさんあるんですか? クルーズや客船の情報サークルやネットの情報サイトも、新造計画でも出てくればねえ。日本でも、いろんなことが出来ると思うんですよ。デザインとかサイズとか機器とか、ああだこうだとね。 クルーズ論も再興だよね。
 それにしても、「頑張って欲しいなあ、郵船さん」って、いつものことですが他力本願ばかりですねえ。人質問題での日本政府みたいだね。つまり当事者になれないもんなあ。
 
 

  

本屋廻りをしましたが、本が買えない! 雑誌クルーズもなかったよ?

 行ってきましたよ。東京へ。って新幹線は勿体無いですから、1時間半掛けて在来線でね。
 もう少し遠いと「ジパング倶楽部」で30%引きになるんですが、100キロ未満だと、割引が効かないので、あんまり東京には、出られないんですが。

 なんて書いていたら、臨時ニュース! 「29日、日没までに」ですか? どうやら最後通牒のようですね。具体的に指示が出てきたわけで、一気に終わりに向かいますね。これ。
 まあここまで来るとあとは、ヨルダン政府の面子だけで、この辺りは舞台回しに類する話でしょうから、まだ曲折はあるでしょうけど、双方、とりわけヨルダン政府がうまくやれば、この問題は終わるんでしょう、と思います。
 結局火付け役の日本政府はおろおろと立ち回るだけで、何も出来ずでした。でもこれを安倍さんが意図して実行したんだとしたら、「陰謀史観」かもしれんですが、国権というか、軍事力というか、規制というか、そんなものがどんどん強化されて行くんでは、なんても思いますね。
 問題は、むしろこれからなんでしょう。アラブにコミットするのはこりごりなのか? 世界戦略でも造ると言い出すのか?
 何度も書きますが、アラブ諸国の難民支援なら静かにやるんでしょう、本当は。被災地支援のときも感じましたが、「ドーネーションしているぞ」みたいなことを大々的に公表するのこそ胡散臭い。

 まあいいや、昨日は昼に造船業界のOBさん、夜はクルーズ業界のOBさんとディープに話したんです。といっても世間話ですがね、イスラム国とこの事件に関する限り、あんまり大きな認識の違いはなかったんで安心しましたですけどね。
 いずれにしても、今週やきもきしていた錦織さんも負けちゃったし、人質問題も幕引きでしょう。
 そうそう、昨日の後藤さんの声明の結びは、「ボールはヨルダン側のコートにある」なんて言っているんですね。
つまり打ち返すのはヨルダンだと。なんか日本がテニスで沸騰しているのを知りながら、書いているんじゃないかと思いましたよ。なかなか侮れないねえ。イスラム国。
 とにかく後藤さんが帰ってくることだけは願いたいですね。総括はそのあとなんだろうけど。集団的自衛権論議や憲法改正問題に結び付けてくるんでしょうが…。

 閑話休題。今日書こうとしたのは、昨日の昼と夜の約束の間に2時間ほど時間があったので、丸の内の丸善にディープにはまった話です。なんたってうちのそばだと小田原まで出ないと本屋はない。北海道よりも全然、文化果つる地なんですよ。だから上京したときには本屋を襲います。昔、名古屋に住む友人が、本屋廻りのために上京するなんて言っていて、その時はいぶかしく思いましたが、今はよく分かりますね。

 でもって、って本が買えないんですよ。これが。
 まあまずは、ピケティですわね。入り口からドドンと並んでいます。この本はどうせ読まないですから、買う気はないんですが、解説本があるって聞いていましたから。それが、みてみたらこれがたくさんあって、どれを買っていいかわからない。
 でもいいですね、最近の書店。イスとテーブルがおいてあって、しばらく内容チェックが出来る。ってまあ立ち読みでなく、すわり読みですね。でもって斜め読みしちゃいましたよ。
 資本主義の行き詰まり。このままでは中間層はどんどん没落し、なんて文字が躍っていましたが、こんな本が売れる、というのは、サラリーマンにもかなり不安というか不安定な気分が広がっているんでしょうね。
 
 ついでドイツ史の本は? と探したんですがね。これも面白そうな本が本当にたくさん並んでいました。が、筆者が知らない人ばかりで、これもどれを買ったらいいのか? でもって、座り読み。でもってこれも買えませんでしたよ。本屋不況といいますが、出版社側にも同じテーマで出しすぎですよね。玉石混合。こんなのも本屋で本が売れない理由になっているのかもしれんですね。

 それと、本屋に行ったもうひとつの理由は、ええ雑誌「CRUISE」ですよね。27日が発売日だったわけで、どんな具合かな? と見に行ったんですがね。それが並んでないんですよね。丸善。
 一日で全部売れちゃったのかな? なんて思いましたが、どうなんだろ。いずれにしてもしばらく店頭に残るように、出版社の皆さん、もっともっとこの雑誌を売るように本屋さんにお願いしてくださいな。
 外国船の登場でクルーズが盛り上がっているせいか、入門編がたくさん並んでいましたが、日本近海に来ている船の乗り方って、あんまり必要じゃないでしょう。何があるのかのインフォメーションは大切ですけど、ドレスコードって? とか、ショップは? とか、なんて解説する本いるんかなあ?
 それに寄港地とか映画の舞台みたいなテーマで取り上げている雑誌も出ているようですが、やっぱりクルーズ界を巡るニュース、でディープな新しい情報や、クルーズ界の未来を展望するような話が欲しいですよね。
 つまりクルーズ会社のこと、いまクルーズ船上で起きていることや、四方山話を知りたいし、そのためには雑誌「CRUISE」が一番だと、未だに思っているんですがね。
 インターネットで、買うのもいいんでしょうが、やっぱり書店でぺらぺらと見てみたいですね。雑誌ってね。

 あんまり集中できませんね、今日は。
 今テレビをつけ放しにしているんですが、安倍ちゃんが、国会の壇上で憲法改正、安全保障法制、戦後70年談話! なんてことをどんどん答弁していて、耳がそっちに行っています。
 今度の人質事件の幕引き後、どんな論調で出てくるのか? 今までは中国を仮想敵みたいなトーンで進めてきた安全保障問題や戦後70年談話ですけど、まさに「地球儀」的な議論を仕掛けてくるんでしょうねえ。
 でもそっちの方がいいかもね。アラブと日本ってそんなことになっても、あんまり緊迫しそうにないし、海賊問題ではもっとコミットして、スエズ運河クルーズも復活して欲しいし、中国との緊張が緩和してくると、日本近海のクルーズももっと良くなるでしょう。なんてね

 「日本を輝く国にして行く?」「改革の断行?」「成長戦略?」ーーこれを今度は「民主導」で進めるんだそうですね。官は、規制緩和ですか? まあ手がないないと言っているのでしょうが、本当に民主導で進めてゆくんならそっちのほうがいいよね。
 日銀、財政頼りのアベノミクスじゃダメだよ、ってピケティさんも言っているんだから。
 
 

アラブ人のガイドはいい人ばかりでした。個人旅行で行こうよ!

 今日は、今年初めての上京です。
一年前は毎日出ていたのにねえ。ちょいとしんどい感じ。これぞ引きこもりですかね。これからは、地元でなんかすることを考えた方がいいかなあ。
 T.Iさんと違って、私が徒歩でいける圏内に本屋さんなんてないですからね。本屋の開業をアイデアのひとつにしたいとは思うんですがね、でも、いまや斜陽産業の最たるものですからねえ。なんかまったく違う分野の本屋。アラブとかイスラムとか専門の。そっちに焦点を絞るとか? 
 あとはうーん留学生を受け入れる斡旋業とか。ご多聞にもれず、この辺りも空き家や空き部屋が多いから。でもそばに大学とかないですからねえ。需要はあるんかな? 
 アパートを利用した、木賃宿みたいな宿泊施設もいいかもね。外国人や高齢者向けに、地元の楽しみかた、過ごし方を教えるとかね。

 なんでこんな発想になったのかというと、そういえば自分が知っているアラブ人というかイスラム教徒っているかなあ、なんて考えたんですよ。そうしたら、すぐに2人の顔が浮かんだんです。というか名前は思い出せなかったんですが、こういう人たちは貴重だなあなんてね。

 一人目は、15年以上前に取材で出かけたエジプトで、旅行中ずっと同行してくれたエジプト人ガイド。日本の仏教大学に留学していた経験を持つインテリの男性だったですね。もっともガイドの内容は、段々段々分かってきたんですが「地球の歩き方」を読みながら、なんですね。でもこの本は高い本だし、結構漢字も多いですからね。読みこなすのは大変です。読めるだけでも凄い。
 もちろんイスラム教徒ですが、仏教大学で仏教も学んで、宗教についての論争では適わなかったですね。それとイソップの話をしたんですが、「そんな人間は、ギリシャにはいなかったでしょ」と、ここでも話が合わなかったなあ。アラブ人はイソップって知らないのかなあ? いまだに謎です。それに、この人日本語ガイドが目指していた仕事なのかどうか? 世をしのぶ仮の? ええええ、お酒とかタバコはやらない立派な青年でした。

 もうひとりは、3年前トルコに行ったときに頼んだ女性ガイド。イスタンブールを徒歩で歩く、というツアーで。彼女は日本に来たことはないんだそうですが、完璧な日本語を話します。もちろんイスラム教徒ですが、「あんまり敬虔ではない」なんていっていましたね。 
 モスクや博物館を廻った上、タクシン広場まで歩いたり、サバサンドを食べ、ボスポラス海峡クルーズに同行してくれたり。とてもいい娘でしたね。
 僕が個人旅行、つまりパックツアーでない旅をなるべく選ぼうとするのは、こういう個人手配のガイドと親密になれることですね。インターネットで日本語ガイドを手配してくれる現地ツアー会社に頼めは簡単ですからね。準備は。
 アラブ系のガイドたちは、本当に素晴らしかったですよ。こっちのお願いをしっかり聞いてくれましたし。トルコでは飛行場からホテルまでの出迎えもお願いしたんですが、この出迎えのガイド君も、英語でしたが話題が豊富だったし、いい印象しかありません。

 逆にというと変ですが、同じように手配会社に頼んでも、日本人ガイドだと、あんまり満足したことはありませんんねえ。こっちにも甘えがあるんでしょうが、ガイドさんの方も話題を途切れさすのを気にするのか、自分が何故、ここでガイドをしているか? みたいな身の上話を延々にしたりしてね。
 しかも相手が日本人だとチップをあげていいのか、迷うんですよね。5ドルとか10ドルとか、ってなんだか立派な経歴を話してくれたガイドさんに、そんなお金って渡しにくいよね。僕は貧乏で、みたいな話しゃなくて、僕は日本のテレビ局の仕事を手伝って、みたいな話をしている人ですからね。
 
 まあいいや、何が言いたいかといえば、後藤さんじゃないけれど、「旅する」という感じに浸りたければ、準備から始めて、なるべく自分でやるポーションを増やしたほうがいいと思いますね。相手国国民の信義に拠って、ね。
 現地に行ってみないとわからない、そんな不安感を持って出かけてゆく。
 それと、「地球儀を俯瞰する」ならアラブに行っていいかっこするより、そういう日本のことを理解する外国人を世界中に作る、つまり留学生を飛躍的に増やすような政策に、2億ドルなら、2億ドルを遣って欲しいですね。日本と相手国の人々がディープに交流できるようにね。なんてね。

 でもねえ。話は逆に逆に進んでゆくような。ますますこんな旅の仕方も難しくなるし、あんまり「危険な場所に…」なんて、添乗さんはオーバーコミットメントに過ぎて行くようになる。自分で経験したことを追体験させたがる一方、経験したことないことは避けさせるようになる。そんな旅の仕方が、ますます一般的になるのかも。いやですねえ。
 
 それにしても人質事件、24時間ですか? イスラム国の情報力と戦術は本当に的確ですね。あとはヨルダンの面子が立てば…、というような感じじゃないですか?
 結局日本はここでも、当事者になれず。
 でもそれでいいんですよ。アラブのことはアラブに任せる。
 そりゃあ、なんかしたいという気分は分かりますけど、8500キロも先で起きていることになんて、首を突っ込む方が悪い。何度も書きますが、この事件はイスラム国が起こしたように言われますが、安倍ちゃんが首を突っ込んでいった話ですからねえ。
 テレビでは「対岸の火事ではいけない」なんて評論家さんがいいますが、対岸の火事に対して出来ることなんかあるんだろうか? 自衛隊を送る? あんたたち。やけどじゃ済まないよ、本当に。
  

アラブがますます混乱してきて、これじゃナイル川なんか行けないかなあ?

 日刊ゲンダイが、人質交換の話が出る前に、「何故トルコにでなく、ヨルダンに対策本部を作り、中山氏を駐在させたんだ」と日本政府の対応について疑問を提示していましたが、たしかに、人質事件が起こるやいなや、何故速攻でヨルダンに依頼したんでしょうかね。
 その後、イスラム国がヨルダンが拘束する人質との交換を要求する、つまりヨルダンがまさに当事国になるわけだけど、ちょっと出来すぎな感じがしますね。
 イスタンブールでなく何故アンマン? 日本政府が、ヨルダンの人質交換に話は発展すると読んでいた? トルコだったらもっと違う要求がイスラム国から出てきた? 
 なんだか不思議な展開ですね。
 それにしても、安倍ちゃんの顔は蒼白な感じで満月のようにまん丸になってきましたね。大丈夫かねえ。持病は直ってないようだし。

 まあいいけど、日本のメディアも日本人の人質問題を報道するだけで、アラブ、中東情勢をしっかり分析して、日本政府がいくらいきり立ったても、アラブでできることは限られている、ということを分からせるような報道をするべきですよね。
 メディアはサッカーがアジアカップで敗退すると、韓国が決勝へ行った事を含めて、サッカーのサの字も報道しない。錦織君と人質問題でトップニュースを争っているだけですからね。
 日本国の話以外、みんな興味ないなんて、思っているんだろうか?
 というか日本のメディアは新聞の崩壊とともに衰退に向かう?

 新聞がネットに取って代わられる? という風潮が確かにあるんでしょうけど、ネットだと人質事件の詳報は例えば朝日新聞だけを読んでいるより、いろんな情報を得る事ができるけど、ヨルダンやナイジェリアやエジプトで何が起きているのか、なんていうことは、新聞を読んでないと目に留まらないんじゃないでしょうか?
 だから人質問題も、後藤さんのお母さんは何故石堂さんなのかとか、彼のこれまでがどうとか、どんどん余計なところに突っ込んで行く。
 何を報じて欲しい、なんていえるほどの知識はないですが、トルコやヨルダン、イラクの親米政権の動向とか、アメリカに距離をおく政権のこの問題への興味の持ち方とか、そもそも日本人の人質問題を中東ではどこまで関心を持って見ているのかとか。知りたいことは山ほどありますけどねえ。
 
 まあいいけど、イスラム国問題の本当のところは、イスラム圏内部での革命運動というか反乱なんでしょう。イスラム国は、西欧文明に屈している現在のイスラム諸国の政権に対して戦っている。イスラム教徒の支持を得るためには、教義をおしたて、異教徒であるアメリカやフランスと戦う姿勢を示し、十字軍との戦いみたいに旗印を造ることが一番なわけで、だれも欧米を中東から叩きだせるとか、イスラム対キリスト教徒の本格的な戦いをいまやろうなんて思っていないとおもいますけどね。
「大中東亜共栄圏」くらいのイメージはあると思いますが、これは旗印ですよね。敵はイスラムの親米勢力? シーア派? まずは中東での覇権をにぎること。それも過激派間での党派闘争に勝ちながら、なんて意識でしょ。
 
 安倍ちゃんがのこのこ出かけて行って、なんか出来る訳もないし、日本はそもそも敵ではないんだよね。イスラム国にとって、日本なんて相手にしている暇もない。
 多分安倍ちゃんも、今回の中東歴訪がそんなオオゴトになるなんて思っていなかったんでしょうしね。

 それにしても日本共産党も変だよね。「日本人人質解放」のために安倍政権の応援団ですか? やっぱり彼らも日本国主義なんですね? 今度の問題で、安倍政権の稚拙な外交をしっかり叱っているのは小沢一郎だけだよね。

 なんて、またこの話で申し訳ない。でもねえ。新聞を見ていると、これっきゃ出ていないからね。

 いやそれにしても、カイロでもなんか大デモが起きているみたいですねえ。こんな感じでアラブが動いて行くと心配です。
 えっつ? ええナイルクルーズですよ。来年なんだけど、やっぱりダメかなあ?  
 

  

豪華客船乗り続けの余生? いえ船上生活者のイメージでいいですから。

  先日T.Iさんのニュースメールで拝見したんですがね。
 クリスタルセレニティに7年間乗り続けているおばあちゃんの話、面白いというか素晴らしいというか。まあ自分では出来っこないんで、うらやましいというより、「あのブドウは酸っぱいよ」と負け惜しみをいう狐の心境に近いけど、凄い話ですよね。
 しかもそんなおばあちゃんが3人もクリスタルには乗っているそうですね。もう世界を15周もしているって? クリスタルセレニティって太平洋一周くらいはするけど、日本人が考える世界一周はしないんで、多分「ワールドクルーズ」のことだと思うんですけど、ってどうでもいいか?

 旦那が死んで、フォートローダーデルの家屋敷を売って、船に乗りこんじゃったようですが、7デッキのお部屋というから、いわば最低ランクのベランダなしの部屋ですね。
 でもって1年間1500万円くらい? 僕らが乗った去年の12月、まあもう随分昔のことだねえ、なんてどうでもいいか? にも乗っていたんですね。仕事だったらインタビューでもして、雑誌に売り込んだんだけどねえ。って、これもどうでもいいか?
 まあ「狐のぶどう」の感覚からすれば、寂しい話ですよね、なんてくくることもできるけど、つい先日船を下りたばかりの身からすれば、本当にいいなあ! の感覚ですね。もうリタイア生活に飽き飽きしていますから。
 リタイアした途端に生活をリセットするんだ、なんて昔はぼんやりと考えたりしていましたが、実際リタイアしてみると、なかなか完全にリセットなんかできない。
 昔の付き合いとか、近所づきあいとか、まあ便利さみたいなことを追求して現役生活を送ってきたことのわずらわしさから逃れるためには、船に逃げ込むなんて憧れますねえ。

 でもねえ、船は確かに世界中に行きますが、実際世界を見ているのかといえば、そんなことはなくて、先月の中米周遊にしたって、町歩きなんて危なくて。いわば名所旧跡のスポット観光とみやげ物屋の冷やかし。くらいのもんですよ。
 となると、何がいいのか? うーん。船内で受けるサービスというか、何にもしないて過ごして行けるというホスピタリティ、てなことかな? 老人ホームのお年よりはあんまり大事にされないけど、船だとお客さんですからね。フィリピンや東欧のかわいい女性や、かっこいい欧州のオフォサーに傅かれて…。
 さらにスポーツジムで身体を動かし、サウナに行って気持ちよくなり、お茶を飲みながら音楽に浸る。
 まあやろうと思えば今でもできますけどね。でも自宅にいると相方殿は、朝食だ、夕食だ、洗濯だ(って船でも自分でやるか、これは)と自分でやらねばいけないわけで、随分気分は違うんじゃないかなあ。というか、私もお手伝いせな、いけないんですよね本当は? というよりイコールパートナーになるべきですね。はい、すみません。

 まあ、クリスタルほどでなくても、もっと安く船に乗り続けるって、できませんかなねえ。1年間365万円! まあ年金でそこまで稼げませんけど、年金プラス100万円くらいだったら、85歳くらいまでは乗り続けられる! ってそら、あんた一人分だろ、ってそうでしたね、夫婦で1日1万円!が無理なら、1万5000円でどうですかね。
 乗り続けるから、船会社は営業はいらんし、食事も別に豪華である必要はないし、ビールは発泡酒でいいし、夜のエンターティンメントは自前で…って、まあ動く老人ホームやねえ。ベッドメイキングや掃除はオプションというか2日に1度とかね。でも汚いままにする奴も出てくるだろうから、ちゃんと船内ルールを作って…。って、なんか段々寂しくなるなあ、この話。
 でも出来ない話じゃないだろうと思いますけどねえ。7万トンくらいのカリブの客船は、今ならかなり安く買えますし。日本政府もアラブに無駄なお金を差し上げて、あわよくば復興需要を、なんて考えずに、2億ドルくらいあれば、中古船を買わせて、老人を乗せて、年金を国庫にもどさせる…。いい商売が出来るとおもいますけどね。
 そうして、20年ぐらい動いたら、そのまま沈めちゃうとか、ってどうしてそんな風に考えるかねえ。まったく。

 夫婦2人で年間500万か? って、そこでまた値切っているけど、それでもなあ、あと10年で死ねると分かっているならベランダ付きのお部屋でもいけるんだろうけど。じゃあ、ピースボートの4人部屋一人使用? ウンウン大分近くなって来たね。
 それともダンスホスト? が、だめならフォトグラファー? コンピューターアドバイザー? 全部ダメだよなあ。若いころもっと技術を磨いておくんだった。

 それにしても後藤さん、救って欲しいねえ。
 「人命は海より深い」って福田赳夫さんが言った言葉だったけど、安倍ちゃんは、苦しいよなあ。アラブやイスラムとの付き合い方なんて、人生のマニュアルになかっただろうから。
 


2015年は日本の潮目が変わる年? 安倍政権は大丈夫?

 まあ、想定内の話だった。なんて書くと生意気ですが、ひとりが殺されて、ひとりと人質ひとりを交換しようという新たな提案は、想定の範囲内ですよね。『目には目を』だったら、人質ひとりなら交換要員もひとり、なんて考えるんじゃないかなあ、彼らは。
 というか、もしかしたら最初に映像が公表されたとき、すでに湯川さんは…、なんて気もするし、そう考えると、逆に二人ともまだ生きているんではないか、という気もします。
 なんでかって、この間の動きを見ると、身代金「2億ドル」の話にしても現実的でないし、イスラム国は日本を必ずしも『主要敵』と見ていないことが伺えるからですね。主要敵なら2人とも、だったでしょう。
 安倍さんが中東くんだりまで出かけていって、不用意に「反イスラム国」なんかの宣言をすると、どうなるか脅かしてやれ、みたいな話なんだと思いますね。何も分からんのに、余計な介入するな、という警告ですよ。

 少なくともヨルダンが拘束している自爆テロの女性を解放すれば、後藤さんは帰ってくるでしょう。

 でもその時、日本のメディアはどうするんかねえ。ジャーナリスト、つまり同業者、いや新聞社の正社員でない、下請け記者=不正規労働者である後藤さんを、現地の子供たちのことなどを報道する人道派のジャーナリストであり、また湯川さんを助けに行った、というヒーロー風のフレームで記事を発信していますからね。英雄のように取り扱うんだろうか?

 僕は、後藤さんの行為は評価するべきだと思うけど、やっぱり不用意すぎると思いますね。この事件の幕の引き方によっては、日本はキリスト教社会とともに、イスラム国と戦う、というレッテルを貼られますし、日本政府は軍事力の強化論に結び付けて行くんだろうと思います。

 逆にこの期に及んで、さらに結果を暗転させるようであれば、安倍政権は持たなくなると思いますね。やはり日本政府というか、安倍政権の判断の誤りやあまりにも軽率な動きは批判されることになるでしょうし、自民党内にも安倍反対派はいるでしょうから、長期政権阻止に動き始めるでしょう。。
 この人質による脅迫事件の引き金を引いたのは、国際感覚が欠如した安倍さんの地球儀俯瞰外交とりわけ今度の中東訪問にあったわけですからね。自分達は安全地帯に立って、「人道支援」なんて言うパフォーマンスために中東に行ったんですか? それもアラブ諸国にお金を配ったその足で最右派のネタニエフに会いにイスラエルに行くって? 自分をオバマか、アメリカ大統領にでも重ね合わせているんだろうか?

 今日は日曜なので、このブログも休むつもりだったんですが…。

 辺野古では海上保安庁が反対運動を物理的に弾圧しているようですね。大変心配です。
 ただ、「金持ちを支援するアベノミクスから、中間所得層の支援へ!」 なんて論説を、あの産経新聞の田村秀男氏までが書く。産経ではこの人とソウル支局の黒田勝弘氏の論説だけが好きなんですけど、って関係ないか。

 2015年ははっきり潮目が変わる年なのかもしれませんね。
 心配なのは、 世の中がツーリズムの発展方向とは、どんどん逆に逆にと動き始めているような…。
 

国とか民族って一体? ますます、イスラム世界に行ってみたいですね

 なんだか日本政府が設定した「期限」というのが、何気なく過ぎちゃったですね。
踊らされているのは、自分の失策を取り繕うと焦っている安倍ちゃんだけで、イスラム国側は勝手に日本政府がドタバタしたり、いろんな解説? いや怪説が出てくるのを楽しんでいるんじゃないかなあ?
 なんかあんまり大事にならずに、なんて気もしてきましたけど。って、何か確度ある情報があるわけではないですけどね。

 大体、日本の論調って、民族とか国みたいな「共同性」を、そのまま解説するというか、あまりにも一体的なものと考えすぎますよね。安倍ちゃんがいくら国粋主義的なことを言っても、私はそんなのに組しない。ただイカサマ選挙で勝っただけじゃない、としか思いませんよ。
 これと同じでイスラム内部だってもっと先鋭的で、武器を取るほどまでの意見の対立、考え方の違いがあるんですから、イスラム教徒というだけで、みんな同じマインドを持ってなんかいませんよね。大体、あんな広い地域で同じ言語を話し、おなじ文字を持っているって本当は凄いことなんですよね。むしろアジアやヨーロッパの方が遅れている、といったっていいくらいですけどね。

 でもねえ、アメリカだってフランスだって同じでしょう。彼らはキリスト教徒の国? 確かに政権をにぎっているのはキリスト教徒というか、キリスト教徒の多くが支持している勢力でしょうが、内部にはイスラムどころか、かなり力を持ったユダヤ教徒だっているわけですからね。アメリカの街中を歩けば、モスクだって、ユダヤの教会(なんて言ったっけ、シナゴーグだったかな)だって、そこここにある。ニューヨークでもあんまり気にも留めませんでしたが、でっかいシナゴーグがありました。
 あと50年もしたら、アメリカってユダヤ教の国だよ、なんてことになっていたっていいし、日本だって創価学会さんが政権を取って仏教社会主義の国に、なってないか。
 まあ国があんまり統一意思でまとまるのは、いい感じじゃないし、外から見ると、日本にはそんな対立が見えないから、国が前面に出てくることへの警戒感があるんじゃないでしょうかね。

 まあどうでもいいですわ。といいつつも、人質が解放されて、イスラムでどんなことが起きているのか一端でも知りたいですね。「イスラム国は金がないのでは?」とか「イスラム帝国の再興を目指している」とか「過激派内部の競争がある」なんて、フィルターに包まれた情報が流れていますが、本当かな? なんてね。

 それにしても、日本船の世界一周クルーズはますます、やりにくくなってきましたね。スエズ運河を通らないだけでなく地中海にも行きにくくなる。
 ピースボートさんへの期待がますます高まりますね。
 うーんスエズ経由の地球一周に行って見ようかな? 
 でも、多分相方さんは嫌がるだろうから、一人部屋とか、4人部屋のワンベッドとか。ヨルダンのぺトラとか死海とか行きたいですけどね。
 拘束された時のために、アラビア語でも勉強しておきましょうかね。コーランももう一度挑戦しなおそうかしらん。

 

僕は今年欧州、来年はナイルに行くことに決めました!

  産経新聞の「正論」といえば、社説、あるいは準社説なんだろうけど、本当にいいのかなあ?
 今日付けは石原慎太郎さんが、多分自分で申し出たんだろうと思いますが、久しぶりに書いていて、
 「数世紀続いてきた白人支配の時代がようやく終わろうとしている今、新たな宗教戦争が始まろうとしているのだ」--なんて書いてます。
 まあいいですけど、シャルルエブド襲撃以降の過剰な欧州の論調は、いまや流れを変えて、「キリスト教徒対イスラム」という対立や戦いの構図ではないんだよ、となりつつあるし、日本政府だって産経だってそうした論調に変えているのに、この老政治家は、「宗教戦争」というんですが、産経も同じ立場なのかなあ。

 というか、この「正論」の文脈は、数世紀続いた白人の支配とイスラムの対立みたいな立場(そんなのがあるのかどうか知りませんが)に立って、今の問題を捉えているんですね。この文章は、冒頭から「イスラムのテロに共感するものではないが」、と断ってから論を始めています。こういう書き方は反論を予想して、あらかじめ否定してから始めるやり方で、実はこの文章を書くとき、筆者の心情は、自身の白人支配への嫌悪というか白人コンプレックスから出発して、この文を書くぞと宣言しているようなものなんですよね。

 ということで、論旨は、お得意の白人支配と初めて戦おうとし、敗れていった『日本』に結び付けています。こういう論理は、八紘一宇じゃないけど、戦前史観への復帰を持ち出そうとしている論客さんたちに通底しているんじゃないでしょうかね。

  まあいろんな議論が出てきますわね。経済以外に世界に存在観のなかった日本に対するご不満というか、生煮え感があるんでしょうね。でも世界に出て行って、政治思想や軍事力でリーダーシップを取りたいのなら、何も日本国を引き連れて行くことはないでしょう。自分ひとりで行きなさいよ。三島由紀夫さんみたいにね。

 私は、キリスト教徒対イスラムの戦いが始まったなんて、思いませんよ。
 「文明の衝突」史観から始まり、「イスラム国」というネーミング、テロリストが欧州に住む移民だったという事件の端緒、そんなところから今度の問題は始まっているからそう見えるだけで、相手はイスラムの「過激派」! ですからね。だから対岸の火事と言っているんですけどね。
 むしろ、この問題はイスラム教徒内部の争い、という要素が大きい。彼らはイスラム内部での主導権を確保し、支持を得るために、アメリカやイギリスをキリスト教徒の国とフレームアップして、反キリスト教徒テロを起こすという構図にしているようなところがあるんじゃないですか。それにアホなブッシュのような原理主義的キリスト教徒やネオコンが、十字軍きどりで応じる。

 この事態は、キリスト対イスラムではなくて、宗教を利用する政治権力と宗教の争い。つまり政治権力対宗教、という古くて新しい構図なんだと思うんですけどね。いやかつては宗教戦争だったのが、いまや政治権力が宗教を利用している感じですか。だいたいイスラム国の軍事リーダーはフセインの残党だというじゃないですか。

 毎日、気分が変わっています。
 私は夕べ決めました。6月に欧州に行きます。そして来年はナイルにも。ってそんな大げさな話じゃないですね。イスラム教徒の公正な信義に依拠してね。でも人質にされたりしたら、すみませんが、日本国民の皆さん、よろしくお願いしますね。
  

訪日外国人1341万3600人ですか? クルーズ客のダブルカウントは?

 地球は狭くなっているのか、それともますます広く、というか、行けない場所が増えているのか、わからなくなってきましたね。
 今だと、欧州、中東、アメリカあたりはちょっと足が向かなくなってきました。シルクロード辺りもかつてほど気楽なイメージは ないですし。今は太平洋の島々とか、オセアニアですかね。安全そうなのは。
 あ。わすれていました。日本ですよ、日本。イスラム国では人質が取られたけど、日本は観光地として安全! そんな認識は変わってないんじゃないでしょうか? なんてね。話を引きもどすのは大変です。

 ということでVJC、というか訪日外国人の数ですね。僕が少し係わっていたころには年間1000万人なんて、夢の夢というか、目標に掲げてはいましたが、政府だってあんまり信用していませんでしたからね。それが去年は1341万3600人ですか? 凄いですけど、世界じゃあ、まだまだアジアでも上のほうじゃないんじゃない?
 それにしても、なんか凄い細かい数字まで統計しているな、と思う一方、3600人まで出すんなら、百人単位以下も出せばいいんじゃん? なんてことも思いますけどね。
 
 でもって、この数字を話題にするときに、いつもというか、10年前から役所には聞きたいと思っていたんですがね。クルーズ船での来訪者ですよ。とりわけ飛行機で日本にやって来て、クルーズ船に乗る人のカウントです。
 例えばオーストラリア辺りからやって来て、成田で入管。その後横浜から青森、ウラジオストク経由で横浜に戻るようなプリンセス辺りの船に乗ったとしますか? もちろん成田でひとりとカウントされますね。で、横浜か青森で出国します。そしてウラジオから次は金沢かな、まあどこでもいいけど、ここで入国手続きをします。
 この人は、このクルーズで果たして何回、訪日したことになる んでしょうか?
 国交省は法務省の統計、つまり入国管理統計を元に集計しているんだろうと思いますが、昔僕が聞いたとき、国交省の係官は、「そんな数字大した数じゃないでしょう」なんて、どうなっているのか彼も知らなかったようで。まあ僕もお上のすることに文句を付けることもないか? なんて追求の手を緩めましたけどね。なんてこともないけど。
 でもねえ、今はこういうクルーズは20本以上あるんじゃないですか? 年間。でもって500人ずつ乗っていたとして、 1万人分ダブルカウントされているかもしれない? 
 いやあ外国人の誘致は、国策ですし、アベノミクスの大きなテーマのひとつですからね、そんなことにケチ付けるつもりはないですよ。はい。
 でもねえ、統計として、3600人までカウントして公表するんだったら、この辺どう処理しているか是非聞きたいですね。メディアの皆さん、取材お願いしますよ。

 て、まあ数字はこの際どうでもいいんですよ。問題はね、クルーズ船に乗り続けて旅する人たちへの入管が厳しすぎるということですね。
 この例では、「いやカウントしていません」となると、それだけ選別して統計しているわけで、そんなソフトを通しているんだろうか? という疑問もわく。
 去年シンガポール、ベトナムから日本に来るダイヤモンドプリンセスに乗りましたけど、初寄港地の鹿児島でひどい目に会いましたからね。
 オーストラリア人は、「拷問だよ、これ」とか「こんなことするんなら、もう日本になんか来たくないよ」なんて言っていましたよ。スタッフも「全部で4時間半かなりましたよ」とうんざりしていたし、係官も疲労困憊な表情をみせたうえ、すまなそうな顔をしていました。まさに鹿児島事件ですよ。
 大体鹿児島の前に寄ったベトナム、香港、基隆ではなんにもなかったんですから、余計日本のおかしさが目立つ。
 つまり新しく登場してきた外国船のクルーズという手段に日本の制度が合わなくなっているんですよね。

 自分の官庁の規制、というか制度の整合性だけを考える官僚さんたちが現実に追いつけていない?
 最近は改善されたんでしょうか? 
 まあ、今度のイスラムテロ問題で、「入国管理を強化する」と早くも政府高官。
 観光立国の方が負けちゃうよね。きっと。

 
 
 
 
執筆・講演承ります!!

どうぞお気軽にお声がけください。 船のことならおまかせください。

名前
メール
本文
ギャラリー
  • さんふらわあさっぽろ、どうしたんですかね? エンジントラブルですか? 新造船なのに。
  • 太平洋上に、あらら「さんふらわあ」です! 晴れて完成したんでしょうか?
  • ミサイル反対! 70歳以上は北海道に強制移住 人間牧場っていかがですか?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • 女性活躍社会はどうなったの? 種牡馬と母馬!どっちがいいかな?
  • あらら、にっぽん丸じゃないですか!
  • 人ひとピッチャン!でした。凄い熱気ですね。
  • ちゃんちゃん、ちゃんちゃか、ちゃっちゃ! って、軍艦マーチのつもりですが。
  • 今日は、シーライオンになった気分で…。ね。
LINE読者登録QRコード
LINE読者登録QRコード
livedoor プロフィール
カテゴリー
カテゴリ別アーカイブ
  • ライブドアブログ