ちょいと暇だったんで、近着のAIDAニュースを見ていたんですが、シップリストの一番先に、AIDApelraさんの名前が乘っていたんで、クリック。

 でもねえ、名前と航路。はい、バルセロナとマヨルカなんですかね。それが出ているだけで、いつからクルーズを始めるのか、などのディテールは読み取れなかったですね。ドイツ語だし。

 でも、凄いですね。primaさんのタイムマガジンは、その後も次々と続報が更新されていて、7月18日付では、アクロバットだのショータイムなんかが上映されています。それにプールサイトの風景を背景に、エンターテイメントオフィサーが話しているんですが、このプールエリアも、なんていうか雄大ですね。三菱は凄いもんを造ったですよ。ホンマに。まさにゼロからホテルやレジャーランドを造っちゃったみたいな感じだもんねえ。

 私は、2週間前にハンブルクにいて、primaさんの入港シーンを見たわけですが、確かにあの気候と寒さではプールはやっぱりインサイドでしか使えませんね。
 というかやっぱりカリブ海の陽光の元で繰り広げられる、アメリカのクルーズに比べると、明るさという意味では、ちょときつい印象はありましたけどね。
 これを補うにはエンターティンメントかな。まあ我々からすれば、寄港地の魅力もいいじゃないか! とは思いますが、テロのパリやBREXITのロンドンは、ドイツ人にとっては、そうでもないだろうし。
 つまり、そうなると船の魅力を存分に…。ということになるんでしょうね。

 まあ西欧の諸都市を巡るクルーズ。僕も北欧ですが、同じような体験をして来たんですが、なんていうかイマイチ、物足りないんですよね。寄港地で美術館巡りや王宮を覗いてもね。聖人君子の清廉潔白な旅をしたいわけじゃないしね。
 考えてみると、都市間を巡るクルーズで足りないのは、つまりは「夜の部」がないんで…。
 今から思えば、サンクトペテルブルクやコペンハーゲンでは、1,2泊停泊したんですが、夕方ともなると、みんな着飾って船から出て行くんですね。
 オペラなんかもやっていたのかな? あるいは有名レストラン? 僕らは船に取り残されて、ワンシーティングのディナーで、いつまでも暮れない、飽き飽きするような港の景色を見ながら、過ごしていました。
 
 まだまだ、僕らの船旅術は未熟なんですね。言葉も通じないし…。
 よし今度は、アメリカで、大リーグ観戦にでも行きますかね。、夜停泊する客船はないかな。っと!
 金もないのによく言うよねえ。ほんとうに。
 
 それにしても、予定ではあと9か月くらいで、perlaさんだってマヨルカデビューでしょ?
 集客も始まっていないんで、いいんですかね。この船を、欧州まで運んでゆくにもひと月は掛ったし…。
 なんて老婆心というか老爺心かな? まさかprimaみたいにはならんだろうから…。

 コスタさんが、来年のクルーズを発表したみたいですね。ビクトリアさんに変わって、ちょっと小さい、コスタ・ネオ・ロマンチカを投入して 金沢、釜山、博多、舞鶴、そして二回に一度は境港に寄る5泊、6泊の定期クルーズを32本ですか。
 まさに本格的な定期定点クルーズの始まり、というか、今年から始まっていたわけですが、うまく行ってるんでしょうね。増便ですからね。
 このコースは、僕も日本近海の定期クルーズを考えるとすると、一押しのコースですね。東日本(金沢・北陸新幹線)、関西(舞鶴)、韓国(釜山)と寄港地はどれも人口集積地近く。このクルーズが上手くいかないんだったら、東アジア、つまり日本、韓国のクルーズは大きくなれませんよね。

 というか、でもねえ、何かもう一味欲しいかな?
 兼六園や天橋立も2回も行きたくないし…。温泉? ローカルショー? まさか芸者遊びや舞妓さんって。何言ってるんだろうね。

 まあ、地中海クルーズがきつくなるだろう来年、東アジアクルーズは、ねらい目なんだけどなあ。
 でも、なんかもう一味!欲しいよね。