文化の日ですね。忘れていましたよ。
 私なんぞ、毎日が文化の日みたいなもんですからね。祝日法によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日だそうで、まさに私の人生。この67年間半というもの、「自由と平和を愛し」、そしてリタイア後の数年間は「文化をすすめる」と称して、毎日、テレビ桟敷の日々でしたからね。勲章はもらえないだろけど、立派な日本国民の一人として、表彰していただいてもいいですよね。税金もしっかり払って来たしね。

 でもって、今日って、日本国憲法が公布された日なんですか? それに昔は明治節。つまり明治天皇がお生まれになった日ですか。
 まあいいけど、産経新聞は乗りに乗っているね。最近は、「せっかく3分の2の議席を確保し、国民の負託を受けた」にも拘わらず、憲法改正論議を進めようとしない、アベ政権を批判し始めちゃっていますね。

 産経さんは、この際「文化の日」は、返上してお働きになったらいかがですかね。論説委員の阿比留さんの与太記事を一面トップに掲載して、この憲法がアメリカから押し付けられたと、執拗に強調しています。
 まあこのころのことというか、事実経過を執拗に追う気もないけれど、多分米国なり米軍の指導のもとにつくれた憲法であることには相違ないんだろうけど、だからどうした! だよね。

 いま与党が3分の2を得たにもかかわらず、憲法改正を発議できないのは、「場合によっては、戦争も辞さない普通の国」みたいな憲法を国民投票に掛けても、合意は形成できない、と思っているからなんで。
 あの自民党草案でいいから、まず国民投票に付託してみればいいのにねえ。

 ああそれと、産経さん。どうやら今の憲法を称えるような「文化の日」なんて呼称は片腹痛いんですか? 
 だったら、あんたの新聞では「明治節」でも「明治の日」でもいいから文化の日の傍らにカッコでもつけて、表示したらいかがですか?
 
 日本国憲法よりも、明治天皇の偉業を誇りに思っていらっしゃるようですからね。
 
 まあ、日本の文化と伝統を誇りに思い、「心に日の丸」を掲げ…。そして、「
平和を愛する世界の諸国民の公正と信義に委ね」でいいと思うんですがね。違いますか? アベさん。

 僕はね、憲法改正論議よりも、実は、この間の国連での「核兵器禁止条約」への反対投票が、とにかく腹に据えかねているんですよ。
 アメリカに押し付けられた憲法なんていいながら、アメリカの核の傘に生き、かつそれを積極的に担おうとし、沖縄米軍をあたかも傭兵のように呟きながら、その合理化と拡充に身を委ねている人々に憲法改正を言われたくないけどね。

 憲法は、諸国民の公正と信義に自らも委ね、自由と平和を愛する世界を実現するような規定に改める。つまり一国平和主義からの脱皮を宣言するように、改正するべきですよ。アメリカの押しつけ憲法というならね。

 阿比留さんたちや桜井さんが、言うようなアメリカの影響力からの脱皮を実現したとして、果たして日本が持ちうる国家戦略ってなんですかね。
 憲法を改正したけりゃ、平和主義、自由主義に変わる国の理念を示しなさいね。「普通の国」になる理念ってなんですかね??

 なんてね、今日は明治節に合わせて、産業発展の話を書こうと思って書き始めましたが、なんか、それちゃったね。
 でもアメリカの支配からの離脱。心の独立? なら悪く無いですよね。

 大体クルーズと言えば、アメリカ文化の真似でしかないですからね。 日本文化の伝統を守る日本型客船で世界を回る、船上では日本食を展開し、日本の文化を紹介して歩く。
 乗客の半分は、欧米やアジアから招き、洋上で交流する。
 なんか青年の船かピースボートみたいになっちゃたけど、文化の日なんだからこれぐらい言ってもいいよね。

 あっつ、それにしてもピースボートの新造船、どうなっちゃたんだろうねえ。もう11月ですからね。