中国にとっての武器というか、戦力というか、先兵というか? どうやら人民力だって、つくづく感じちゃったてすね。
 昔、毛沢東が「核戦争が起きても、中国人民は他の国々が滅びても生き残る」。多分全然違う言葉でしたが、そんなこと言っていたのを思い出しますが、はい南シナ海。この海域の支配は、まさに人民がどかんと訪れることで、実質化して行く。
 つまり人間の数で攻めて来るんだから、敵わないよね。これ。

 いやね、中国が、これ新造船なのかな?「長楽公主号」なる客船で、西沙諸島への「豪華客船」クルーズを開始するというので、はい人民網日本語版に行ってみましたよ。
 そしたら2013年にすでにーー

  今回発売されたのは5日間のツアー旅行で、観光客はまず、海南省海口市でクルーズ客船に乗り、19時間かけて同省文昌市北端の岬・木蘭角や七洲列島、西沙諸島最北に位置する暗礁・北礁などを通過し、同諸島西部の永楽群島に向かう。その後、鴨公島に上陸し、漁村を訪れ、漁民の生活を体験する。わずか面積0.01平方キロの同島には、漁民約40人が生活しているという。一方、コースに含まれている全富島は無人島で、周囲の海には美しいサンゴや魚の群れが生息し、世界有数のダイビングスポットと称されている。上海発の同ツアーの料金は9210元(約14万2千円)。
 
 なんて風にツアーを開始していて、つまりは、これを定点・定期で始めるんかな?と読めますね。

 でもって、3月7日付の人民網では、西沙諸島の島々の写真が、沢山掲載されています。一枚持ってきちゃったけど、上の文章にあるように、「周囲の海には美しいサンゴや魚の群れが生息し、世界有数のダイビングスポット」という表現が、決して「白髪三千丈」的な表現ではないことが、よく分かる場所であることが、本当によく分かりますね。
 つまり南太平洋の楽園だとか、カリブのダイビングスポット!なんてパラダイスが、日本から数時間のところにあるんだ! てな感動を覚えちゃいます、です。

 国賊め! 南シナ海は、中国のものじゃないだろ!
 はい! でもねえ、習近平さんが、この写真と言うか、南中国海ですね、を見た時、「これが欲しい!」なんて考えちゃったとしても納得が行く景観ですね。

 でもって、ここまで来たら、彼らは手放さない。きっとカリブ海と同様、中国人の経済圏として開発して行くでしょうし、その先兵はクルーズ船。つまり中国の一般人民というわけでしょうねえ。
 凄い世界戦略?といいうより「一帯一路」戦略って、「鄭和の大遠征」みたいな古色蒼然とした帝国主義戦略なんかではなくて、アメリカのクルーズ船社が突き進むような、平和的な装いをまとって…、なんてね。

 まあ中国さんにアドバイスするとすれば、アメリカはカリブの島々の国々の主権を尊重する形を取りながら、クルーズ文化圏を形成し、支配して行きましたが、中国さんもベトナムやフィリピン、そして台湾さん、ってここは「一つの中国」だったね。と協力しながらやっていった方が。
 つまり、「僕らと仲良くすると、生活が向上するよ!」みたいな幻想を振りまきながら進めて行けば、もっと軋轢無く、中国経済圏が形成できると思うんですけどね。
 って、別に私は、中国の味方しゃないですけどね。

 にしても、こんな「手付かずの自然」(また手垢にまみれた言葉を使っちゃった、ゴメン)が本当にあるんなら、このクルーズに行って見たいですね。
 日本人は乗せてくれるんだろうか? 
 でも、アメリカ船社やスターさんはこの海域のクルーズ開発に協力するみたいな発想はないんでしょうかね?
 それに、それにカボタージュはどうなんだろう? 「西沙諸島は我が国の核心的利害」なんて言ってるんだろうから、カボも適用されるんだろうねえ。
 つまり、立ち入るためには、そこここで入管? 

 まあいいわ。 でも、海は広いな大きいな。行ってみたいな…。ですね。
 こんなの中国のものじゃくて世界人民の共有だろうに、ね。 

人民網日本語版 2017年03月07日14:26