なんかパスポートに異変が起きていますね。
 というかパスポートの出入国スタンプって、ある意味、旅行の記念データのひとつで、帰国後結構眺めては喜んでいるんですがね。 
 昨日見たら、なんとアメリカの出国スタンプがない! んですよね。 

 そうなんです。そういえば、ロサンゼルスの空港で、出国審査を受けようと、並んだんですが、身体検査を受けて、さあこれから? と進んだあと、そこは免税品店が並ぶ、広いコンコース。で、意識もせず、そのまま飛行機に乗って帰って来ちゃったですね。 

 メキシコのエンセナダだって出入国したはずなんですが、一切パスポートの提示はなし。船から降りて、ロスで再入国するんでも、税関申告のカードを渡したときにパスポートを一瞥されただけで、あとは何にもなし。 
 日本の外国クルーズ船の出入国管理ってどうなっているんだろ? 簡素化してないなら、日本もそうしろよな! とまず感じましたが、その話はまた今度ということにしてね。

 つまり米国の入国時に、アンビリーバブルな審査が行われた以外は、ほとんどフリーパスなんですね。ですんで、過去に遡って、パスポートをチェックしたんですが、00年代までは入国、出国の両方の確認スタンプがあるんですが、どうやら最近は入国確認スタンプだけなんですよね。 

 アメリカ政府は、入ってくる奴は徹底的に調べるけど、出て行く奴は知ったことない!という感じなんですかね。 
 というか先日も書いたんですが、アメリカ在住の日本人に、「出国審査の時も大変みたいよ」と脅かされていたんですが、まったく拍子抜け。 
 まあ、出国審査は手抜きする代わりに、入国に人手を割く!ということなんだろうか? 

 とにかくひどい。まず機械で指紋と顔写真をチェック。この機械の精度が悪いのか、指紋が認識できない。でもって改めて対面で検査官と面談し、指紋と写真。これ上手く取れていた人はどうだったのか、知りませんが、明らかに二度手間で、長い列になります。 
  
 でもって、我々の一人が、米国内での宿泊先住所、つまりESTAの記載なのかな? が、はっきりしてなかったせいか別室に連れて行かれ。でも30分ほど待たされたあと、すぐに釈放! だったようですが、きわめて不快な対応をされたんですね。懲罰的と言ってもいいような扱いですわ。
 
 さらに、預け入れ荷物のターンテーブルゾーンに行くのに列!といってもこれは、事情が良くわからない僕達が、トランジットのレーンに並んでしまったからのようですが、荷物をピックアップしてから、さらに税関審査のために長い列! 信じられない手際の悪さでした。
 加えて中国人の一団に紛れてしまって、彼らは列!なんて概念はないようでしたからね…。まあ、これはどうでもいいか?

 でもって、こうして並んでいると、「もう二度とアメリカなんかに来るもんか!」と気分はふつふつと!
 こんな風に善良な市民(はい、僕のことです)を痛めつけて、「なんたってテロリストが悪いんだから」「国の安全を守っているんだから」と刷り込もうとでもいうんでしょうかね?
  
 それとも、「いやなら来るな!」とでも? 2024年にはロスでオリンピックを!なんてPRしているのにねえ。
 まあ、あんまり日常生活で、国家権力みたいなものを感じることはないんですがね。こうした入管などに出会うと、ひしひしとね。 

 国が個人を管理する! まあ悪い奴から守ってあげるんだから文句言うな! という形で、管理社会が強化されてゆく。なんてことだろうけど、そんなのにも限度があるんじゃないの? 
 我が安倍政権君も、どうやら、いろいろと。国が市民の行動や思想の管理強化策に動いているようですがね。

 でもねえ、一番怖いのは、こんなのが当たり前と感じ始めている僕たちの方かも知れませんけどね。 クワバラ、クワバラ。