有事には、やっぱり「船」なんですよね。
 史上初めて経験した震度7.北海道の大地震は、まだその被害の全容が見えませんが、全島の鉄道の運休、新千歳空港の閉鎖、高速道路の遮断、そして停電! なんて、壊滅的な情報ですね。
 でも、あれよあれよというニュースの中で、唯一目立ったのは、長距離フェリーのほぼ予定どおりの運航でした。

 まさにテレビニュースが流れているその瞬間に、「フェリー全便は予定通り運航」のテロップが流れる。つまり北海道は孤立していないぞ。今フェリーが向かっているんだから、待ってろよ!みたいな話で、本当に心強く感じたものです。

 まあフェリーと言えば、人はもちろん、車も運べますからね。道内の輸送が混乱していても、例えば自家用車、例えばトラックで苫小牧や小樽に入れば、道内の被災地に移動もできるわけで、自らの手で自らを助けることも出来る。つまり自助努力が可能になる。

 紀伊国屋文左衛門じゃないけど、これから先は、なるべく支援物資を搭載して、はい、通常通りに運航しているフェリーで行けば、これ、北海道復活の動脈になるんじゃないですかね。
 ちょっとオーバーかもしれんけど、新千歳も関空も復興には時間が必要みたいなニュースが流れています。何度も書きますが、空が、いや鉄道もだめなら、船! でしょう。

 船の利用価値は、それだけじゃない。
 昨日ニュースをみていたら、北海道では、停電で人工透析ができなくなっている病院がたくさんあると…。透析って2日に一度くらい、受けないとまずいですからね。これも透析施設を備えたフェリーなんかがあれば、役にたつ!
 人工透析船ぐらい公共が用意してもいいと思うんですがね。

 災害列島・日本にお住いの皆さま! 
 「船の役割」について認識を改めてくださいね。地震や水害で、空の便が長期にわたって停まる? なんて考えてもみなかったことが現実に起きている。
 あの広島、岡山の大水害でも船、つまり客船やフェリー、それも中古船でいいんだから、使うことができたなら、仮設住宅ができるまでの間だけでもね。
 患者や被災民を移動するんではなくて、いわば病院や宿泊施設を被災地に派遣する!という考え方で災害対応ができる。それが船の価値!ですからね。

 通常時はどうするのよ! 
 すぐに出て来るのはそうした議論ですがね。これだけの頻度で、しかも日本全国で大規模災害が起きて来る。まさに災害列島というしかないような日本になってしまった。となれば、日々の生活はともかく、非常時対応の避難型施設というのか、システムというのか、を装備しておくことは、別に贅沢な話じゃないと思うんですけどね。まさに有事対応。安全保障ってそういうことやん。

 地方自治体あたりが建造資金を出して、日ごろは民間の海運企業に貸し出して運航してもらい、何かあったら、病院船でも洋上ホテルでも緊急物資輸送でも、用途に合わせて利用する。
 地上はあまりに危険だから、洋上に脱出するルートを確保しておく!という、まさにノアの箱舟の発想やね。

 まったく。この爺さん、何を夢みたいなこと言っているの?
 ゴメンなさい。でもねえ。
 もし北海道にボランティアに行く気なら、船ですよ。名古屋、仙台、大洗、新潟、舞鶴、敦賀、それに青森! いや宮古から室蘭行きも出来たばかりだね。まあ名古屋の方は関西救済へかな?北海道は東日本の方々にお任せしてね。
 これらの港まで行けば、遅くとも翌日には北海道!ですからね。

 体力に時間のある方。屯田兵じゃなかった、ボランティアに行くなら長距離フェリーですよ。
 秋の北海道は、良いですよ。食べもんも美味しいしね。
 って、あなたの話も、大分混乱していますね。もっと整理して提言しましょうね。はい。