はい、本日はクリスマスプレゼント! 名古屋港に停泊中のサンプリンセスの航空写真をお送りします。
 だから何?なんて言わないで下さいね。だってこの写真「クルーズ・インダストリー・ニュース」で見つけちゃった。つまり海外のクルーズメディアに初めて載った名古屋港じゃないですかね?

 ガーデンふ頭ですね。確か、南極観測船「ふじ」の雄姿が見られるはずですが、建物の陰に隠れているのかな?
 ここは、地下鉄の駅から歩いて港の施設や街自体が広がっていて、以前から「街中に客船」のキャッチで、話題にできると思っていたんですがね。

 まあ、地下鉄の駅と言えば大阪港の天保山も近いですし、神戸はまさに港の中に駅があるみたいな感じですがね。
 でも名古屋港はJRの名古屋駅からの地下鉄も近いですし、オプショナルツアーなんかに参加しなくても、いろんな施設が港にありますからね。
 
 なんて。クルーズ・インダストリー・ニュース(CIN)さん、こんな感じで日本の地方港の現況をニュースにしてくれています。今年、名古屋は17年の32回だった寄港数が、8隻、42回の寄港が実現するとかで、ガーデン埠頭の拡張が検討されているーーなんて書いてますね。

 なんだか大晦日の「ゆく年くる年」のクルーズポート版みたいな出だしですが、まあ日本の太平洋岸諸港に比べて名古屋の取り上げられ方が、ちょいと貧弱だなという気がしていたのに、CINが書いていたので、少々驚いて、「クリスマスプレゼントですわ」なんてね。
 
 そうそう。年末が近付いて、このところ海外のメディアで取り上げられることが多い港は大西洋上の孤島テネリフェですね。何故? はい、カーニバルグループが、この港をLNG燃料供給基地として活用し初め、つい最近AIDAnovaが初入港したというニュースがまた報じられています。

 つまり今年は、欧州クルーズ船のLNG推進化が進み始める記念するべき年になったというビューティフルストーリーが伝えられているんですね。
 でもって、新しい燃料での客船運航といってもひとつの港だけが突出して先進的に動き出しても、船は動きませんからね。というんで、地中海の諸港が連携して、LNG燃料の供給体制を整備し始めている。なんニュースも出ています。

 つまり2020に始まるのは、オリンピックじゃなくて、SOX規制。その準備が欧州では着々と…。な感じで、おお我がニッポンよ! これでいいのか? なんてニュースが年末の今日この頃、随分と報じられてしまっています。

 テネリフェはシェルが供給基地を造っているようですが、例えば北米から欧州に船が移動してくるついでにLNGの供給を受ける? いや地中海クルーズのアイテナリーも変わってくる可能性がありますよね。カナリア諸島辺りは最近、クルーズの目的地として注目度が上がっていますが、地中海諸港に比べると、やっぱりイマイチ。

 日本の諸港も寄港地としての観光開発に力を注ぐのはいいのですがね。クルーズ船って、いわば一つ洋上の都市みたいになっていますからね。燃料や食料の手当て、クルーの乗せ替え需要なんかの実需を目指した港湾整備の方が、実践的だと常々思って来たんですけど。それは、観光庁や港湾局の仕事じゃない!のかな?

 はい、名古屋! もう1、2週間もすれば、また18年の全国のクルーズ船寄港実績が発表されると思いますが、4000人も乗せたクルーズ船が、こんなに沢山やって来たよ! という実績を誇っても、実は乗客が落として行くお金は、ウーン!ですからね。
 それより、大型客船が入港し、LNG燃料を〇〇トン買ったよ! みたいな方が日本の業者としては、得意な話のはずなのにねえ。

 それに食材かなあ? 名古屋に寄ったら、船では翌日の食卓に名古屋コーチンやら、ひつまぶし。
 ソースかつ?ウイロー? ちょっとそっちは遠そうだけど。
 港湾当局さん、船会社に寄港要請をするときには、そんな港の優位性をアピールしましょうよね。
 この港では、ウナギが安く手に入りますよ! なんてね。ダメかなあ。

 でもLNG燃料ならここ、とかね。
 港の皆さん、2019年はもう少し客船で商売するには、という感覚を研いで見ませんか?
 はい、アドバイザーならお引き受けしても…。なんて無理かな?

名古屋のサンプリンセス