ピエール瀧ですがね。最後っ屁は、映画の大ピーアール。つまり「PR瀧」としてフェードアウトして行くという算段だったのしょうか? 
 まあ今日は祝日ですからね。話題もイロモノ風ということで。
 はい「麻雀放浪記2020」は、結局4月6日から予定通り封切ることを決めたようで…。

 この映画のことは耳にはさんだくらいですが、作られていることは知っていたんですよ。でもねえ、主役の「坊や哲」が斎藤工さんで、絡む女房役がベッキーさん? 明るすぎますね? まあ暇だったら!ぐらいにしか思っていなかったんです。
 でもなんだかな? これからピエールさんを見ることもなくなるだろうというのもあって、今は、ひまを作って、出かけて行こうという…。 
 というより毎日、暇ですからね。

 で、ストーリーを改めて見て見たんですがね。
 第三次世界大戦が起きて、「東京2020」が中止になる?なんて荒唐無稽な設定のギャグ映画みたいですね。
 若き映画マンの皆さん。日本人の想像力で果たして世紀の一大イベントを中止に追い込めるか? まあ、少なくとも頭の中だけでも乗り越えられるのか?興味深いですね、なんてね。
  
 麻雀放浪記。はい阿佐田哲也の小説です。80年代、この人の小説には本当に溺れたことがあるんです。
 で、亡くなる直前。それこそ1989年の4月でしたが、雑誌のインタビューの打ち合わせという名目で定宿にしている帝国ホテルの一室にお邪魔して、お目にかかったことがあります。
 結局、約束したインタビューの日の3日前に突然…。驚きましたとともに、まったく残念な経験だったと今でも悔しく思い出しますね。

 インタビューって、なんのこともない、クルーズに関連して、カジノの話に結びつけるというこじつけ気味の話で、その趣旨をお話ししたんですが、「カジノですか?あんまりいい話は出来ないよ」なんて、あの圧倒的な存在感のあるお顔でボソッと! その時は、もうそれだけで、「この仕事をしていて良かった!」と思ったもんです。

 でもって、和田誠さんが監督した映画ですね。真田広之、鹿賀丈史、加賀まりこ、大竹しのぶーー。それぞれの役柄にピッタリの配役でしたが、最後まで印象に残ったのは、高品格さんですね。
 「出目徳」役の雀士ですが、映画では坊や哲の相方であり、いかさまの指南役。九蓮宝燈を上がって、こと切れ、最後は身ぐるみはがれてどぶに捨てられる。
 でもって、彼の死因はヒロポン中毒。

 ピエール瀧の役柄は、そんな雰囲気なのかな? と期待したんですが、どうもちょっと違いそうで…。でもって瀧さん、「そんなら、自分の実生活で…」なんて展開に持ち込んだんですかね?
 ヒロポンをコカインに変えて?

 いずれにしても、この「2020」を上映に持ち込んだ皆さんはエライ!
 映画館に行く前に、もういちど1984年の和田誠映画を見ておこうかな? 
 なんてここまで書いてきたら「青い芽を吹く…」なんて歌。この映画の全編に流れる「東京の花売り娘」の歌詞が急に浮かんできて…。
 寛永寺の鐘の音がゴーンと! 映画の締めのシーンは、いまだに僕の頭の中に、そのまま残っていますね。