最近ちょいと知りたいな? なんて思っていた話を、本日のCINさんで見つけましてね。思わずコピーしちゃったんですよ。
 はい、いまや世界一のクルーズ船造船所である(よね)イタリアのフィンカンチェリは果たして、いくつ、そしてどこの国に造船所を持っているのかな? という話です。

 でね、CINさんの2018年10月のニュースで、フィンカンのLuigi Matarazzoさん、商船部門の責任者かな? のインタビューが載っていて、フィンカンの事業展開について語っているんですね。
 にしても、なんでも短く約しちゃう日本人の適当さよ。って、そんなのアンタだけだけどね。CINはクルーズ・インダストリー・ニュース、フィンカンはフィンカンチェリってちゃんと書きなさいね。すみません。

 まあグループの構成を要約すれば、フィンカンの直営の造船所は、4つのメインヤードなのかな? ゴルジアにあるMonfalcone、ヴェネツィアのマルゲーラ、ジェノヴァのセストリ・ポネンテとアンコーナですね。

 といわれてもそれってどこ?ってイタリアの地図を検索してみないと、分かりません、な話ですが。まあ日本でも今治とか常石といっても外国人にはどこにあるか分からんでしょうけどね。
 これら4つは、自己完結型の造船所。つまり日本でいう「造船所」というイメージのヤードで、いまや4工場とも客船に特化して大忙しみたいですね。

 でもって、NHKのドキュメントといってもBBCが製作したのかな? ブロック製造を手掛ける造船所、や、惑星型というか、衛星型というか、海外の造船所とも提携しているようで、ナタレスのCastellammare di Stabia。作業契約を結んでいるクロアチアのBrodosplit。そしてルーマニアのVARD。それにBraillaとも提携関係にあるみたいですね。これも東欧なのかな? 
 当初は小型船建造や、イタリアの造船所へのブロックや部品の提供を目的にしていたようですが、いまやドンドン新造客船を建造していますね。
 
 それだけではなくて昨年には、フランスの旧STX。というよりサンナザレのChantiers de l'Atlantique。はい。ここを、フランス政府との折半出資によって取得。つまり、かのラトランチックもグループに。はいここには、僕も行ったことがあるんですが、往時にはクリスタルセレニティを造った造船所ですね。

 そして、そして、中国。カーニバルと共同で、CSSC=
China State Shipbuilding Corporation。中国最大の国営造船所と提携、主力の上海外高橋造船所での中国市場向けの客船建造に入っています。 
 この会社は、いまや4つのイタリアの造船所に加えて、いくつかの東欧の造船所、そしてフランス、中国とテリトリーを世界に広げている。

 ライバルはドイツのマイヤーで、ここもフィンランドの旧STXツルクを傘下に加えていますが、まあフインカンチェリの方が一歩リードしているかな? ドイツもフィンランドも客船建造の歴史では古いけど、ここらって、寒いもんねえ。そこいくと…。なんて変な解説はよしましょうね。
 でもって、現在の欧州造船所への新造船のオーダーブックリストは、すでに手元にありますからね。次は造船グループ別に分析?? なんて面倒だね、そんなの。

 にしても筆者がこんなことに感動するのも、僕が造船の記者として、この仕事に参加した時、欧州の造船所は、「ほぼ壊滅的」。どこの政府も、国防産業でもあるし、ナショナルセキュリティを守るため、それに組合が強くて雇用維持のために…。もろもろの理由を付けて多額の船価助成を提供して産業維持に躍起となっていた時代でしたね。日本造船所の提示船価分をそのまま助成したのかな? 日本はダンピングなんて言われてね。

 まだ韓国の造船所も発展途上で、日本造船業に敵はなかった。日本は「国家助成反対」をOECDあたりで叫んでいれば良かった。
 でもって、このころは、日本の造船所の動向や、何を考えているのか? に世界の海事業界が注目し、ロイズリストやモーターシップやらの海事専門紙、クラ―クソンあたりのブローカーが、日本に日参し情報を求めて行ったのに…。そんな話が、わずか30年ほど前の話ですからね! ああ無情?  

 にしても、おいらは、なんでこんなブログを書いているんでしょうかね? まあ老化防止が最大の目的。あとは日本のメディアさんが拾わないようなニッチな分野で、少しだけでも知識を持つ人でありたいこと。
 それに、そろそろこのブログも5年になるんかな? 海の仕事へのノスタルジアを感じる、累計60万アクセスを積み上げてくれて来た読者さんへの感謝! ですかね?

 ですんで、面白くないんなら読まないで結構ですからね。
 そこんとこ宜しくお願い致しますよ。
 


カーニバルホライズン