えっつ、えっえ? これなんの絵?
 なんて、じゃれている場合じゃないですね。これT.Iさんも今日付けで触れられている佐世保の新しいクルーズポートのデザインだそうです。

 はい、カーニバルが佐世保市と提携し「主として中国からのお客様をお迎えする」クルーズ専用ターミナルのデザインのようですね。
 シートレードニュースによると、マイアミに本拠を置く「世界的なデザイン会社、Berenblum Busch Architectsが、Carnival Corporation&plcの日本初のクルーズターミナルを設計しました」と報じています
 というんですが、佐世保のどこ? Uragashira? というので佐世保市のホームページまで飛んだんです。はい浦頭地区ですね。国交省の国際クルーズ拠点港整備計画(だったかな)に基づいて、応募した佐世保市さんが、カーニバルの協力を得て、14万トンクラス(全長330m級)がスムーズに入れる港を整備する。18年に協定が取り交わされていますね。

BBAの設計の焦点はターミナルの湾曲した屋根です

 曰く、「既存の物流機能に支障が及ばない浦頭区域に国際クルーズ船を受け入れるための新たな 施設を整備する。 施設整備における主な役割分担は、係留施設や水域施設を国土交通省が整備し、陸域の臨港道路 や駐車場などの基本施設と照明施設など国際旅客船の拠点形成に必要な付帯施設を佐世保市が整備 する。そして、カーニバル社が整備する旅客施設を地元物産品の販売等も含めた地域活性化に資す る官民連携の国際旅客船の拠点としていく」
 
 だそうで、この絵にあるターミナルビルは、カーニバルが担当する旅客施設であり、CIQ施設であり、お土産販売店ビル!なわけですね。
 でもって2020年には稼働させると…。絵に描いたような素晴らしき計画? ですね。

 ですがね。佐世保市にはJR駅の目の前にクルーズ船が停泊できる岸壁があり、結構クルーズ会社さんの評価は高ったんですがね。他の船? 米軍艦の邪魔にならないように? かな。この浦頭地区と、三浦地区にクルーズポートを建設するプランを立てて…。

 でもって浦頭地区は、5000平米の平屋型のターミナルビル建設をカーニバルが担当。航路、泊地を国が、そして2万平米の大型バスや乗用車用の駐車場、照明施設(って何だろう?) などを佐世保側が整備する。
 もう一つの計画先になっている三浦地区は米軍が使用するために年間の使用日数が100日程度と限られている、とかで、まずは浦頭からということのようで…。

 だから何よ! 
 僕は村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」は読んでいませんがね、原子力空母「エンタープライス」が入港する佐世保港のことはいつも頭に残っていましたし、まさに軍港のイメージがこびりついています。
 それに佐世保重工の労使紛争もあって、そのあともこの地を何度か訪れていて、港としての価値は高いし、米軍が街に溶け込んでる!という感覚を持って戻った印象があります。

 まあ軍港がクルーズ港になる! ならその方がいいですからね。しかもカーニバルとの連携も上手く行ってるんでしょうね。
 付近にはハウステンボスもあるし、客船港構想を伝えるシートレードニュースも付近には多くの島が展開する風光明媚な地区、とあります。はい九十九島や五島列島も遠くはない。
 長崎空港だって長崎市に比べても、その距離はあんまり変わりませんからね。

 にしても、長崎港が博多と並ぶクルーズ港として整備されているのに、佐世保よお前もか?ですかね。国がかむなら、少しは適正配置?も考えてもいいんじゃないかな?なんて。
 まあ、カーニバルさんは、中国国営のCSSCと組んで、中国内で16万トン級の新造船の連続建造に入っていますね。
 どこに寄るのかと思っていたら、そうですか? 佐世保ねえ。でもって中国人客を集める?

 カーニバルはプリンセスやコスタもグループ企業ですからね。長崎や博多を越えて。でもこの港も日本企業じゃないんですねえ。
 まあうまく行けば、賑やかな未来がやってくる? 佐世保バーガーも流行っているし。
 アメリカや中国文化の発信地でも目指して下さいな。

 中国をにらむ米海軍の巨大な基地の傍らにクルーズ港。
 まあいいや。米中友好!これが日本を救うのかもしれんし。
 軍需から民需へ! 佐世保のイメージを変えて下さいね。