月曜の朝。
 だし、なんか目の覚める話はないかと、ネットをさまよっていたら、ウーンなんだかなあ! 確かに目が覚めるような光景に出会ったですよ。
 ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)さんが、ドイツのマイヤーで建造中のノルウェージャン・アンコールの船体塗装ですがね。スペイン人アーティスト、エドゥアルド・アランツ・ブラボーさんの作という船体塗装を披露したようですね。
 今年秋に就航するんですって。最近船上でもタトゥールームを設ける船が多くなっていますがね。船体にもタトウ―ですかね?

ノルウェーアンコールハルアート

 塗装が目立つ船会社といえば、NCLグループもそうですが、AIDA、それに最近では髪の長い少女?じゃないけどプリンセスもそうですね。船体塗装の3大ブランドかな。 
 いやそれだけ船会社の個性が眼立たなくなって来たというか? 確かにこの間、ギリシャに行った時も、港に停泊するクルーズ船の数の多さというか、こんな風にクルーズ客船が増えて来ると、船体を眺めるだけではどこの客船だか、分かんない。
 まあ、船体を塗装するというのも悪くはないとは思うんですがね。
 
 かつては、船体のデザインというと、カーニバルやコスタみたいにファンネルの形状や色に特徴を持たせて個性を強調した。ファンネルを見れば、簡単に船会社を見分けることができたんですがね。
 ちょっと行くとこまで来ちゃった感じですかね? 

 そういえば、以前にっぽん丸が紺色に船体を塗って。この船は遠くから見ても、すぐにわかるしスマートに見えますからね、良い選択だと思いましたよ。
 で、呑み屋話で、船体に使える色は?なんて話したことがあって。
 黒とか、グレーとか、「まあ緑までは許せる」なんて話の中で、ピンクがいいと指摘した人がいて。「そんな色の船が出て来るかもね」で話は終わったんですがね。そんな発想はすぐに乗り越えられちゃったですねえ。

 まあ極彩色の船体に、楽園を見るという発想。これって仏教の極楽イメージに近いかな? も、あるでしょうけど、ここまで来たら、どうだろ。船体を広告画面に見立てて、トヨタとか、グーグルに売っちゃうとか?
 そうすれば少しくらいは乗船料が安く?――ならないよね。

 さて塗装に寄らずとも、一見するだけでどこの船と分かるあのデザインの船の実現はどうなっているんですかね? 約束の期限までは、ますます???
 フィンランドのArctech・ Helsinki・Shipyardの売却話を、T.Iさんが伝えています。なんだかんだで、もう半年たっちゃって。あの羽のついた新造船はどうなっている? んだろ。 そろそろ着工ぐらいの話が伝わってこないと、2022年の就航だって…。

 にしても、当欄への都万さんの書き込みによれば、ピースさんは2020年の外国船のチャーターを決めて、4月8日横浜起こしで3クルーズをするとか。リピーターさんというか、予約された乗客に連絡してきているようですね。確認してはいませんけど。

 でもねえ、何度も書きますが、あの羽の付いた船、「環境に優しい船だから」と、予約した乗客も多いんじゃないですか?
 別の外国船を用意したから、とりあえず…。で、いいんですかね この話?