さて、クルーズ業界も相次ぐ事故やキューバクルーズの禁止、新造船の異常な発注ブームが続くなど、ちょいと、このままで大丈夫なの? な話が続いていて??? 
 いやな話ばかりですが、まあ我が祖国だけが平穏? 

 いや高齢者の運転による事故が毎日伝えられていて。この二つの事象に関連を! と探しても、そりゃあ、やっぱり、いくらなんでも無理がありますね。
 高齢者はクルーズに乗せて、車の運転は止めなさい。なんて話ではとても世論は造れないだろうし。

 海外でも話題不足なのか、それとも同じような発想というのか? 
 クルーズメディア君も、キューバへの渡航禁止がもたらす影響として「中古クルーズ船の市場が活発化するかもしれない」(CIN)なんて。
 「風が吹けば…」風の与太話も飛び交っていますね。

 どんな話なのか読んでみたんですがね、多分この記者さんは、これだけ新造船が発注されれば、中古船の転配とかリタイアが進むんではないか? なんて思い込みで市場を見ていたのかな? でも記事を裏付ける会社の動きとか、クルーズ会社のトップの談話などの「例証」は、提示されていません。
 まあキューバは、港湾整備が遅れているんでしょうか? まずは、新鋭船を投入するというよりも船齢の高い船の運航が多かったようですので、そんな見方をしたくなるのも分かりますがね。

 いままで欧米をクルーズする中古客船の受け入れ先として考えられていたのは中国、そしてアジアだったわけですが、これらのローカルマーケットもそう簡単には盛り上がって来ないし。スクラップ売船も機運として広がってきているとも言えない。

 昔、海運業界を取材してきた人間としては「船腹過剰」つまり供給過多が業界を苦しめる、という常識から頭が切り替わらんので、心の隅では、ちょっと心配なんですけどね。
 まあ日本のクルーズ会社は、すでに船の償却は済んでいるだろうし、マーケットに変調があっても、世界のリセッションが日本のクルーズに悪影響?なんてことには、幸いにしてならない? なんて風にも思うんですけどね。

 閑話休題。便利だねこの言葉。
 ネタに困った時のために取っといた話があるんですがね。僕ら個人旅行でクルーズに出かける時、何がイチバン困るかというと、船を下りて飛行場に行くときのコネクションをどうするか? なんですよね。とりわけバックの管理。下船した街でも観光したいですよね。となれば不案内な街をバッグを引きずりながら歩く? 到底無理ですわね。

 そしたら何年か前にチビタベキア辺りで終わるクルーズで「自宅まで荷物を直送します」なんて船会社のサービスがあると…。でもってコンシェルジュさんに聞きにいったら、こっちの英語力もあるんでしょうが面倒くさそうに「アメリカ国内のサービスです。バッグひとつ400ドルです」とか言われちゃって。でも日本の旅行会社はそんなサービスしてくんないのかな? なんて気分は八つ当たり気味でしたね。その時、通関はどうするのかなあ?

 で、今度のピレウス。午前中の下船でしたが、飛行機の出発は真夜中というより、もう翌日。どうする?と悩んで、市内の安いホテルを予約して荷物を置こうとか? そしたらさすが、観光大国ですね。アテネ空港に荷物の一時預かりがある、というんで、そこへ預けようと。8人の団体ですが、意志一致! 「最悪私が荷物番してしてもいいや」なんて宣言して、なんて覚悟を決めて出かけたんですよ。

 そしたら、さすがクリスタルさん。僕らが泊まったホテルよりも数段ランク上のハイアットだったか、飛行機が出るまで高級ホテルの一室を借りておいてくれて、便の出発時間まで、ホテルからの出発を遅らせてくれた。
 でも最後のバスで出かけたのは我々8人。つまり私たちのために、ホテルを借りてくれて、荷物預かりをしてくれたわけですね。送迎込みで一人50ドル!でしたが、安いよね、これなら。

 さずがファイブスター!なんて、大感激? 
 というか8人の団体だったからこそのご配慮だと思いますが。こういうサービスがあると、旅そのものが好印象になる。

 さすがギリシャは観光大国! クリスタルの陸上スタッフさんは、夜中の11時過ぎに空港からお家に帰った? 重労働でしたね。なんて変なところで感心したんですがね。チップをあげればよかったかな?

 なんてね。どうなんでしょうか?ニッポン。
 宅配便がここまで発達して、日本人は空港からのバッグは行きも帰りも宅配で済ましていますが、クルーズ船から下船する外国からのお客さまの荷物輸送なんて、どうなんだろ?
 横浜あたりで下船。夜中の羽田発便で帰国! その間横浜あたりを自由散策したいよね? 
 で、荷物は空港で…。
 えっつ? そんなサービスはもうやってるよ? そうでしたか? 失礼しました。はい。