今日は、「残る人生2000万円足りないよ論」に突っ込もうと思っていたんですがね。
 この写真、新会社バージンボエッジが、ついに初めての客船スカーレット・レディの初代船長に女性を起用すると発表した話題を見つけて。そこから逃れられなくて…。

 ウェンディウイリアムスさんという名のカナダ人の女性で、このクルーズ会社の総帥リチャード・ブランソン氏との写真とともに、発表したようですね(CINより)。
 にしても、一時期、時代の寵児といわれたブランソンさんもちょいと御歳を召したことが写真から、うかがえますね。ヴァージンレコードでこの人は、まだ健在なのかな? どうでもいいか。


キャプテンウェンディウィリアムズ

 ですがね。
 いくら女性好きの筆者でも、もう女性船長の話はなんどか取り上げていますので、ちょっとなあ…。と思われるでしょ。
 
 いやあねえ、実はこの人の経歴を見てちょっとびっくりしたんですよ。

「彼女の豊富な経歴には、カナダ西海岸沖の商業漁業の甲板職員としての10年以上、ならびにフェリーボートの船長としての仕事が含まれます」。 
 
 さらに「
彼女はメガクルーズ船のブリッジに乗り組んで15年以上を過ごしてきました」んだそうで、今は、多分リタイアしたのか、「バンクーバーの農場に住んでいる」んだそうです。
 メガクルーズの航海士をしていたから客船操船の経験はある、というわけですが、こういう人を見つけて来るというブランソンさんの着想はとてもいいと思いますね。
  しかもかつてはフェリーの船長さんだったようで、こうした経歴でクルーズ船の船長さん、って日本では考えられない履歴ですね。つまりジョブホッピングが日常的に行われていることに違和感はないということかな? 

 でもってこの記事最後には、「同社はすでに、ホテルディレクターとしてJill Anderson、安全担当役員としてChristin Wenge、Lindsay Kerberなど、約12人の女性役員を採用しています」ん、だそう。
 つまりスタッフにもまた女性を多く採用、まさに船名「スカーレットレディ」という名にふさわしいエレガントな陣容なんですね。

 まあねえ。日本だったら漁船の甲板員、フェリーあがりの船長さんをクルーズ船の船長に起用する、なんてことになったら、議論百出。ましてや女性ですからね。「信頼がおけるのか」とか「船員って、腕力だって必要だよね」とか。つまらん反論が噴出するでしょう。
 というより、船員さんの職場って、ヒエラルキーが出来上がっていて、とても初代船長に女性をなんて、日本の会社では考えられない。

 でもこのところ、船長さんの技量?と疑わせるような事故や、就業態度、はい「お酒のみ」なんかの話ばかり伝わって来て、男子船長への信頼感は薄れていますからね。
 クルーズ客船の職場に女性を! これ、当ブログの新しい合言葉として使いましょうかね。

 大体、「老後2000万円足りない」なんて年金ごまかしの話自体、日本の「終身雇用です。終わったら悠々自適でね」という「生涯安心プラン」での働き方が前提になっている。
 もっとフレキシブルに考えれば、「65歳過ぎたら船長さん」だって合言葉になるし、希望すれば、ダンスホストでもホステスでもいいし、経理マンとして船上で…、なんて視点で、金融庁さんもレポートを出せばよかったのにねえ。
 オラ、「船上の広報マン」くらいの役職ならいつでも働くよ、はい。

 いやいや、それにしても、何で「女性天皇」がいけないの? そこから始めましょうよ。