はい。我が愛読のCRUISE誌8月号が、昨日届きました。なんだか急に蒸し暑くなってきた季節感を覆すような涼し気な表紙。「冒険の船旅へ」ですか? つまりは今急速に盛り上がっているエクスペディションクルーズの特集。グッドタイミングですね。

というので、私が勝手に決めているフォト・オブ・ザ・マンス。今号は文句なして水本さん撮影のこのの表紙ーーと思ったら、この写真フランス船社ポナンの乗船記である特集ページのトップにも使われて(12 ,
13ページ)いて、クルーズした時の風景の拡がりを一気に実感できる構成。デザイナーさんの力もますます付いてきていますね、という感じ。書店の店先に積み上がっていたら、まず手に取られることは間違いない!かな。

IMG_2426 子供のころ、テレビのシリーズで一番好きだったのがディズニーのシリーズでした。もちろんミッキーマウスらが出て来るアニメも見ていたんですがね。そんな「おとぎの国」だったかな? 以外に月イチくらいで放送される「冒険の国」が好きで、アフリカとか極地の映像に夢中になった覚えがあります。
 私もそんな希望を叶えたというか、21世紀に入ってからだと思うんですがね、取材で南極半島を掠めるクルーズを取材しました。

 はい船はクリスタル・シンフォニーでしたので、南極への上陸は果たせなかったんですがね。遠くに浮かぶ氷山にペンギンの集団が集まっている姿を望むことが出来て。
 そこに至るまでの長い長い、ウンザリするような飛行機の旅も、ドレーク海峡の荒れ海の旅もすっかり忘れて感動したのを覚えています。そんな思い出の旅を、もっと面白く展開してくれそうな最新の探検船の特集ですからね。
 楽しく拝見させていただきました。

 というところまでは、絶賛に近い評価なんですがね、欲を言えば、もう少しデータというか、世界のエクスペディションクルーズが一体どうなっているのか? どれくらいの市場規模があるのか、ここに至るまでに、どんな歴史があるのか。

 いやいや、今はまさに環境問題がクローズアップされていますからね。クルーズ・インダストリー・ニュースなんかを読んでいると雨後の筍のような勢いで探検船が建造されています。環境問題や南極に集中してやってくる、それこそオーバーツーリズムへの懸念とそれへの船会社の反論? なんてこともしっかりと取り上げて欲しかったですね。

 サンストーン社だったか、中国の造船所に合計10隻の探検船を発注、今年から次々に就航してくる予定ですよね。こんな商売の成算は? なんてCIN誌の論調やダクラスワード氏の意見なんかも紹介して欲しかったですわ。

 いやいや最大の不満は、僕たちは、これらの探検船をどこに行ったら申し込めて、乗るためにはいくら払えばいいの? とか、日本語ガイドは用意されているの?とか、いくつも聞きたいことはありますね。

 まあこの雑誌を見て、「外国船社一覧」のページを丹念に見れば、ポナン、シーボーン、フッテンルーティンのところに「南極」にも行くと出ていますがね。あとはホームページで、ですか?
 せめてエクスカーションリーダーのインタビューくらい欲しかったなあ。

 まあ、総費用10550ユーロから! というんじゃ、私なんぞは、とてもとても…。だからいいんですがね。
 夢はいくつになっても見ていたいもんです。はい?全財産を投げうって??
 なんてことにはならんだろけどねえ。