「日照りの時は涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き」ーーなんか、まったく暑くならないですね。
 本日の東京の最高気温は23度だそうで花巻(20度)や仙台(21度)並みですね。
 宮沢賢治を思い出しちゃったですよ。

 有名な「雨にも…」のフレーズよりも、僕は「寒さの夏…」のフレーズの方が懐かしくて。
 小学校のころ「寒さの夏ってどういう意味ですか?」なんて、教師が語り掛けて。僕だけが、手を挙げて「それは冷害ということです」なんて答えて。褒められたというか。
 成功体験というのは、忘れないもんなんですね。もう60年も前の話です。

 今朝、懐かしくなって、ウイキペディアで、全文を探してきました。
  
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニワタシハナリタイ

 
そういえば、後年別の教師が、「一日、四合の玄米って多くない?」 なんて。
 一合は150グラムですね。つまり600グラムくらいかな。ちょいと、太めの女性教師でしたからね。食べ過ぎに気を付けていた?のかもしれませんね。
 まあどうでもいい話でした。

 でもって、今日気になったのはーー
 「北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないから止めろと言い」の方なんですけどね。
 どうやら、安倍さんは結構周到なのかもしれないとーー。
 選挙はひたすらスティルスに徹し、「ミンシュ党の枝野さん」なんてフェイク・レッテルを連呼し、印象操作をしているのかと、呆れて眺めていたら…。

 そのうちトランプさんが、ついにイラン制裁のための有志連合を結成する、と呼び掛け、日本に参加を打診してきた(12日付日経新聞)んだそうですね。

 そう、安倍さんがなぜあんな選挙間近の時期に、イランを訪れたのか訳が分からなかったんですがね。
 でも、ホルムズ海峡は「日本・中国への石油輸送の生命線」(トランプさん)。選挙が終われば、有志連合への参加が本格化するんでしょうか。
 つまり、晴れて、武装した自衛隊の中東への派遣が実現。きっと「日本のタンカーを警備する」なんて名目の元に、出兵が行われるに違いありません。

 まあ、集団的自衛権については、「日本の存立を脅かす」ような存立事態が、発動の要件になるんでしょう。でもイランへの挑発?は、日本の存立事態とはなかなか言いにくい。
 いや経済的要因とは存立事態だよ! なんて言い出しかねないけど、有志連合の日本は、これまでの機雷除去程度の協力や燃料補給などの支援業務から、一歩進めて、まさに正規軍行動に赴くことになるのかもしれません。

 国華産業のタンカーが攻撃された犯人が誰なのか、依然としてよく分からんですがね。アベ氏がイランを訪れたタイミングで、タンカー攻撃??? 良く分からなかったんですが。でも、こんなことでもないと、日本と有志連合は結び付かない?
 どうやら、東アジアでは、韓国左派政権の弱体化に動きつつある日米同盟ですが、日本が軍事的にもアメリカと一体化する国家として機能する、そんな近未来が見えて来た感じですね。

 でも、その材料は、まず海運。つまり海上輸送ルートへの攻撃だった、って! 先の大戦で多くの船員が犠牲になった日本海運はまた、こうして協力させられる?
 こうなりゃ、トランプさんに抱き着いて、中東から撤退し、アメリカからの石油やシェールガスの提供を求め、軍事的にはイラン包囲網に加わる? なんて、悪夢のような選択ですね。

 北に喧嘩や訴訟があればーーつまらないからやめろ!と止めにはいる。

 日本はわずか75年前に、惨めでひどい体験をしたばかりなんですから、争いは止めさせる側にまわるしかない。日本人は皆、そう考えると思っていたんですがね。
 軍事力強化への道筋を付けたアベ政権は、それを行使するという誘惑を自省できるんだろうか?

 この選挙はとんでもない選択を迫っているような。

 みんなにデクノボーと呼ばれても、戦争反対!と言い続けないと…。