「ようこそ催涙ガスの街へ」ーーですか?
 香港はどうなるんでしょうかね。平和ボケしたぼくらの感覚からすれば、「どうせ最後は鎮圧されるんじゃないの」くらいにしか、この暴動前夜の混乱を捉えていないけど、中国共産党指導部は、アメリカとの貿易戦争に続く香港の混乱を、国内の結束と治安部隊?で収拾できると思っているんでしょうかね。まだ。
 
 10日付けの朝日新聞に寄れば、
 --香港国際空港では3日連続となる抗議活動があり、1千人超の市民らが到着ロビーを占拠。「ようこそ催涙ガスの街へ」と書かれた大きなメッセージが床に広げられた。会社員の女性(28)は「香港で何が起きているのか知って、私たちを応援してほしい」と訴えた。

 デモの参加者が、10万人単位で街頭に繰り出した最初のころに比べて、戦術の先鋭化とともに、1000人単位まで縮小していると読むべきなのか?
 いや、街中でも小競り合いが起きていますからね。
 さらに空港を占拠し、国際社会の支援を訴える、より広範な運動へと進み始めたと読むべきなのか?

 それにしても中国・香港政府側が、キャセイパシフィック航空のスト参加職員への処分を求めているようですが、政府の方もなりふり構わず?なんでしょうか。
 キャセイ側は、どう対応するんでしょうかね。そして、旧宗主国イギリス政府は、「返還協定違反や!」くらいの抗議声明でもださんのかいな?

 昔、石原慎太郎が、「シナは大きすぎる。そのうち、分裂するさ」なんてしたり顔で語っていたのを思い出しますが、確かに中央集権型の共産党ひとつで、13億人もの人口を抱える「国」を支配して行く。しかもこの国は、アメリカほどその違いが目立つわけではないですが、アジア的多民族国家の典型ですからね。ここに「香港」という資本主義に根から染まった勢力を取り込むというのは…。

 「香港の中国化」ではなく「中国の香港化」というか? そうでなければ、一国2制度の固定化みたいな感じで、中国の海外自治領型の統治が固定化して行く? そんな予感もしますね。
 香港が、自治権を失いグレートチャイナのような中央集権型政府に取り込まれる? そんな、未来の方もなかなかイメージできなくなって来たんですがね。
 2019年は、東アジアの政治形態に大きな変動が起きるきっかけの年になったのかもしれません。

 でもって朝鮮半島では、親中派主導による南北統一? 
 以前も書いた記憶がありますが、「統一」という「民族の悲願」みたいな感覚は、この国の人々にとって、だれも否定しない理念なんでしょう。
 日本統治の結果、敗戦国日本の代わりに、南北分裂国家にされちゃった怨念がある! ようですし。

 が、板門店に向かう観光バスのガイドさん曰く、「統一するとしても今はダメです。北と南の人口は確かに南が2倍ですが、北の人たちはほとんど金さん支持。ところが南は半分が保守派でも、残りは金さん支持ですからね」--つまり選挙をやって政体を決めるんでも、南主導で進むという訳にはいかない! と。
 新羅は高句麗に敵わない?という感じですかね。

 何が書きたいの今日は? はい、いわゆる東側と言われる諸国は、強大な国家権力を保持しているように見える国々、といっても今や中国と北朝鮮の2国ぐらいのものですが、これら2国の国家権力を挫き、西側風の民主主義国を建設するなんていってもねえ。
 「そのためには、もう一度戦争をするしか?」なんて北方領土のエロ議員のような暴論しか思いつかない。つまり、まさに「暴力革命」がいるんじゃ?と。

 ですが、問題なのは、こうした東アジアの政治的な蠢きに対応して、わが日本国も「強い国家権力を!」を求める流れが産まれていることですね。
 保守化といより、反動…。
 
 なんてね。今日は折角のお休み。
 今日は終戦記念日の休み? あ、原爆慰霊の休み? 
 いや「山の日」だそうですね。なんじゃい、そりゃあ。仕方がないので、箱根の山の美術館にでも行こうかなあ。
 ってあんまり勝手に休日を増やすなよ。きっと箱根も熱海も大混雑じゃないの? 
 なんでもみんな一緒じゃないとだめなのね、ニッポン!