昨日付けみたいなブログが受けるんですかね。久しぶりにアクセス数が急増でもないけど、夏のピークを越えました。
 「海外旅行」としてのブログではなく、「造船」とかの分類をしてくれれば、常にトップ?かな! いやそもそも、日本でも、そんな分野はもう成立しないか?

 でもまあ大海よりも、釣り堀で魚を求める方が楽ですからね。
 別に、アクセス数重視なんて発想はないんですが。造船ネタ? 自虐ネタにも通じる話を探してみたら…。
AIDAperla

 はい懐かしいですね。AIDAPerlaちゃんの雄姿です。グラマーですね。今日付けの海外クルーズニュースのいくつかに久々にご登場。
 このペルラさんに、ノルウェーメーカーCorvusが製造したリチウムイオン電池が搭載されるというニュースです。
 「合計出力10 MWhを生成できる電池パック」が搭載され、停泊時に陸上からの電力供給を受け、洋上でも蓄電できるというシステムみたいですね。
 でもって、今現在、「船の上に搭載される最大のバッテリーシステム」になると、シートレードさんが書いています。

 はい。ニュースと言っても、私には、ここに出ている話に何らの解説も加えることができるような、知識はないんですが。この先バッテリーだけで動くような船、それも長さ300メートルもあるような大型船が、マブチのモーターじゃなけど、電池だけで動くような時代が来るんでしょうか?

 なんていう感慨に浸りながら…。
 いや、久しぶりのPerlaさんのお姿を見つけて転載したまでですけどね。
 三菱重工にとっても、日本造船業にとっても、その墓碑に刻まれるような記念すべき客船の方は、産んでくれたお母さんの苦闘を尻目に、しっかり成長されて行く? 目を細めて成長の様子を眺める? んですよね。
 
 まあいいや。昨日のLNG船の海事プレスさんの記事は、その後各社のLNG船への取り組み姿勢の話を続けて、各社口をそろえて、「しばらくは船価が合わないが、そのうち…」と控えめながら意欲を語って。
 でも、海事さんは「それまで、果たしてサプライチェーンを維持できるのか」という感じで結んでいます。

 そう、そのうち2億ドルを超える船価水準まで戻ってくれば、日本の造船業にもチャンスが出て来るという認識の記事ですがね。他に撃つ手はないんか? 
 そして、その後も我が国造船業が、世界水準の技術と建造体制を確保し続けていけるのか?
 いや、造船所以上に機器や部品を作る関連メーカーがついてこれなくなる。
 そんな危惧を抱く?のももっともな話なんですが。

 造船の先端技術といっても、別にすべてを造船所が保持し続けているわけでもなくて、例えばバッテリー。当面は船の推進力それ自体を確保できるようなバッテリーは出来ないにしても、それらの専門メーカーが必要に応じて、自らの技術を磨いていて…。みたいな感じで、船のコンセプトが変わってくれば、全く違った製品が出来て来る!

 でもねえ、一端そのリーディング産業たる造船業が新しいコンセプトの船の開発を停止したら、待っているのは衰退? 
 いま自動車を巡る開発競争は、自動運転や環境に優しい電気自動車、目的地まで運んでくれるAI対応ーー。つまり自動車メーカーの既存の技術の範疇を越えて…。数年先にはグーグルが自動車メーカーの覇者になっているかもしれないーーそんな新しい技術競争の始まりの時代を向かえているようで。

 船は、これでいいんでしょうか? 確かに日本が造船を支配した時代、建造工程を省力化し、削りに削ることで、労賃の安い途上国の追い上げをかわして来た。でもって新しく船に搭載するような製品は欧州のメーカーさんのアイデアを買ってきて…。
 気付いてみてみれば、日本で建造する船での製品の独創性ってどこにある?ブロック建造技術だけ? って私の認識も古すぎるけどね。

 いずれにしてもAIDAPerlaさん達以降、もう何年も客船建造から遠のいている日本。
 今、再参入しようとしても客船の搭載品はほとんど欧州からの輸入に占められていて…。造るとなると大量の部品や船内搭載品を輸入し欧州から長距離輸送し。造船所のそばに並べて置くなんて格好でしか造れない。
 しかもそのロットと言えば、年に1隻、2隻で? やめましょうか? 繰り言にしかならんですね。
 
 客船というかクルーズ船って、日本に市場がない? 何故?
 日本人は例えば、船を造ることが得意でも、仕事を休んで休暇を過ごすことさえ、どうしてよいのか分からない? 「クルーズと言ったって、どんな過ごし方をすればいいの」かすら、学んで来なきゃ、なんですから。船の搭載品での日本オリジナルなんて、寿司屋以外に到底? 

 飛鳥Ⅱのシンガポールでの改造で、「露天風呂って裸で入るの」と造船所が提示したデザインを見て、指摘したら、逆に驚かれたなんて話も伝わっていますね。
 まあそんな社会システムに遠因がある? ということでしょうかね。

 でも遊び方どころか、休暇も取れないような! 本当にそんなに忙しいの? 皆さん。
 会社に「円」という債権を積み上げることが、日本人にとっての安心? なんでしょうか?

 もう遅いのかもしれませんね。