外国のメディアに日本の情報が載るのは、やっぱり気になるものでーー。
 
 なんでしょうか、これ? 
 はい。カーニバル社が、佐世保市と国土交通省との間で締結した戦略的パートナーシップに基づいて、佐世保港に新しいクルーズターミナルを建設するという、そのターミナルの起工式が行なわれたんだそうです。
 なんだか背中に張り巡らされた幕が紅白でなくて、白黒? アメリカのデザイナーさんの色彩感覚なんでしょうかね? ちょっと違和感がありますね。でも神主さんが祝詞を述べる祭壇もあるしーー。
 それに、ニュースの構成要素風に言えば、5W1Hというか、この起工式がいつ行われたのも書いていないし、なんかなあ?と思いながらーー。

 まあ、僕だって外国電をそのままニュースにするわけにもゆかない、ですよね。
 インターネットを駆使し、佐世保市だのカーニバルだののホームぺージに飛んでみたんですがね。ところが、そうした関係者のニュース欄には、一言もなし。祝賀するべき話なのにねえ。 

 しょうがないので長崎新聞にも行ってみたんですがね。地方紙にもそれらしきニュースなし。  
 今やニュースと言えばラグビーワールドカップ? クルーズターミナルの話題なんて、ニュース価値なし? なんですかね。
 まあ、佐世保とカーニバルとの間で優先使用を前提にした新ターミナルの建設構想は、17年から度々報道されてきましたからね。 起工式なんてスルー!なんでしょうか?

 まあいいいですけどね。というのでインターネットのもう一つの機能。つまり過去ニュースのまとめに行くよりなくて、「webクルーズ」の18年のニュースでようやく「拠点港の形成を目指し、佐世保港の三浦地区に16万トン級、浦頭地区に14万トン級クルーズ船対応の岸壁の整備を進めている。2024年までに同港への300回のクルーズ船の寄港を目指す」なんて情報にたどり着きました。
 でもってーー
 
デザインは、湾曲の屋根が特徴でーーと、シートレードクルーズニュースが今年の3月に報じていますね。
 このデザイン画だけではよく分からんのですがーー、
 「浦頭のデザインコンセプトは、「自然公園のクルーズターミナル」を作成することでした。佐世保は10,000の島で知られているエリアであり、旅行者に駐車場ではなく公園にいるように感じてもらいたい。周囲の自然を尊重して順応し、サイトに植物を追加することでこれを達成しました」と(デザイン会社の)Berenblum氏は付け加えました。

 この地域では台風や地震が発生しやすいため、50,000平方フィートのターミナルの設計は、主にコンクリートと、現地調達のガラスとスチールで構成されています。ターミナルの内部は木製の仕上げで強調されます。このプログラムには、小売スペース、乗客の待合室、出入国管理、税関、オフィス、海を見下ろす2階のテラス、公共広場、指定された車とバスの降車エリア、駐車場などの機能が含まれます。」(翻訳版より)

 結局、シートレードニュースでないと全貌は把握できなかったんですがね。これって国内、つまり日本発のニュースでもないんですね。まあいいけど。
 シートレードさんは、さらにこのターミナル建設の狙いについて、「中国からの乗客の受け入れ窓口港」と身もふたもない表現。
 つまり日本人向けに造っているわけじゃないよ!とダイレクトに表現しています。

 昨日だったかな? 菅官房長官の定例会見で、海外からの旅行客について「(オリンピックのある)2020年に4000万人の渡航客を目指すことに変わりがない」と。つまり「韓国からの訪日客が減っているが…」との記者の質問に対して「それを乗り越えて、中国や東南アジアからの訪日客の増加で…」なんて面倒くさそうに話しています。
 
 佐世保の構想も、東京五輪特需に合わせて…。2020年夏までに完成させるそうですがーー。
 佐世保から東京へ? ですかね。
 あるいは佐世保から船でさらに? きっと海外からの旅客は佐世保と東京があまりに遠くて驚くんじゃないですかね?
 何もかも五輪へ? じゃあちょっと大雑把すぎるよなあ。
 とも思いますが、本当に「24年まで300回寄港」?--ああそうか。年300回じゃなくて累計300回?ならねえ。
 でもそれだったら、ターミナル内に「小売りスペース、待合室」なんているのかな? 毎日船が来るわけじゃあないのに…。
 って、今日は選んだテーマが悪かったかな? 徒労でしたね。