安倍一族って、なんでみんな姓が違うんだろう? なんて調べることでもないんで、放ってありますけど。あの60年安保で日本を基地の国として固定化した岸さんはお爺ちゃん。沖縄を返してもらったとかで、ノーベル賞をくすねた佐藤さんは叔父さんだし、親父さんからは安倍というネームを引き継いだんですね。

 でもって、晋三君は、「戦後の日本を形作ってきたのは、僕らファミリーだ!」 って。長州民族主義とでも言い出しかねない勢いです。
 中東に行くそうですが、そのままそっちにいなさいね。嘘つき総理の顔はもう見たくないよ。帰ってこなくていいよ。「さくら総理」「カジノ首相」には、帰ってきても国会やメディアの袋叩きが待ってるだけですからね。日本は混乱するばかりだもの。

 にしても、1969年から72年。佐藤さんがやっていた時代、つまりは沖縄返還交渉が行われていた時代ですが、日本の民主勢力というか、左派というか、彼らの掲げていた理念は、今から思うと、やっぱり間違いだったと思いますね。

 つまり「沖縄を返せ」です。当時も、なんと民族主義的要求なんだろうと思っていましたが、そうした運動に乗って、「沖縄返還」を成し遂げた佐藤さんが求めたのは、逆の発想で、民族主義というより、沖縄を通じたアメリカへの従属。
 同時に、米軍政の合理化というか。地元の抵抗をそらすための肩代わりだった、と思わざるを得ない。

 コザ暴動に代表される地元民との軋轢。相次ぐ米兵の性的暴行や殺人への対応に追われた軍政府は、面倒な直接的な支配から日本政府を通じた支配へと転換させただけの話だった、と言わざるを得ません。

 さらに息子世代さんたるアベッチは、基地の経済的負担。つまり辺野古基地を建設するのも、沖縄の米軍基地を運営するのも、費用は日本が肩代わり。
 でもって、失敗プランであることがあらわになっているのに未だに計画を改めようとしない辺野古の建設は2030年代半ば、どころか、永遠に完成しない? とまで言われて。
 しかも普天間は辺野古が稼働するまで戻らない! つまり米軍が使い続ける。

 これって「沖縄を返せ!」と叫んだ時代に我々が期待した未来だったんでしょうかね?

 僕は今思います。「沖縄を返せ」ではなく、「沖縄へ返せ」「沖縄に返せ」でなければいけなかった話だと。いまこそ、「沖縄を沖縄に返せ」と言い直すべきだと思いますね。
 いわゆる国会村の民主勢力と言われる人たちは、また政党の合併で、「吸収合併はいやだ」とか「立民の名を残せ」だとかで、再統合は延期へ!
 もう、このひと達の再結集なんて期待する方がオカシイ。というか何のために結集するんだ? が抜け落ちたカタチ論って、「沖縄を返せ」の愚を繰り返しているような気もしますね…。

 まあいいですわ。土曜日だしね。
 でもねえ、沖縄が、もし沖縄人民(昔、沖縄人民党ってありましたよね)の元、沖縄人民に施政権が委ねられていたら、どうでしょうかね?

 しばらくは米軍基地は残ったろうし、その後も一部は継続されたかもしれんけど、基地使用料をアメリカや日本政府から徴収し、その間に平和産業を育成し、民政を立て直すーーそんな未来があったかもしれませんね。

 沖縄には、全日空が航空貨物のハブ空港とし、アジアや中国に対する貨物の輸送基地として位置付けているように、地政学的には絶好の場所にある。
 つまり、もし日本やアメリカがきついことを要求して来るなら、中国や台湾との交易を広げて、日米との天秤にかけることだってできると思うんですけどね。

 というより、読者さんはご存じですよね。私の主張。
 はい「沖縄独立国」が成立していたら、日本とのクルーズだって、「カボタージュ」の対象外にできる。つまり欧米のクルーズ船による日本本土と沖縄のクルーズが自由に実行できることになる。
 もちろん台湾航路だって、スタークルーズがやっているように全くフリーだし、南中国の開発に力を注ぎ始めた中国との航海だって充実して行くことができると思います。

 冗談で「東アジア共同体」なんて書いていますがね。香港、台湾、沖縄の、ベネルックスじゃなかったTHO3国同盟を形成し、東アジアの協調をプロモートして行くことだってできたはずだと思いますね。
 だいたいロシアとの北方領土交渉の際にだって「日米安保があり、日本国内に米軍基地があるのに、歯舞を返せなんて言うのか」と、適当にあしらわれているわけでね。
 「60年安保はお爺ちゃんの業績だよ」なんて寝ぼけたことを言い放つアベッチはそこから反省し直しなさいね。

 今、立ち止まって考えてみると、いわゆる民主勢力さんが掲げた「沖縄を返せ」のスローガンこそが、アメリカ極東軍事戦略を高度化させ、日本を軍事同盟の担い手に組み込むという意図の実現だったんだ! と思わざるを得ない。民主勢力さん達も、深く反省するべきだと思いますね。

 でもって沖縄が日本と友好的な関係を前提にした独立国として存在していれば、たくさんのことが、うまく行く! そうです「基地の島」から「客船の島」「観光の島」へです。
 カボタージュがクリアされたら、担い手はアメリカ船社? いや日本船だって、便宜置籍船を使ったクルーズができるというものです。経済的には、「一帯一路」の東アジア戦略だって描ける。

 僕は最近、「沖縄を返えせ」が東アジアの混乱の根源にあったような気がしています。
 「沖縄返えせ」ーーもう一度やり直したらいかがですかね。
 香港も中国に返すのではなくて、香港人の手に返す。英国はどうしてそうしなかったの? 中東あたりの混乱も、宗主国の勝手な処理策が遠因だったのかもしれません。
 「一つの中国」論だって、シンガポールだって中国人の国ですからね。民族国家にこだわるのは20世紀の理念でしかない。
 まずは、台湾、香港、沖縄から。THO同盟ですって。