浅知御免太のやり直しブログ

クルーズ崩壊を食い止めるために…、って無理かも?

日本パッシング

 2014年8月以降、9年目もだいぶ経ちました。少し閲覧増加のペースは落ちていますが、それだけ平穏無事?なのかな。
 クルーズはしかしロシアのウクライナ侵攻やガザの虐殺もあって、再び黒い雲が覆っています。
 日本は眉をしかめていればと思っていた矢先の能登半島大地震。コロナの後は戦争や天災だなんて。しかもどさくさに紛れて敵基地攻撃能力!いや台湾有事のことさらなクローズアップ? 
 でも軍事力とは兵員ですからね。次のステップは徴兵制?国家を守る公務員! なる自衛隊の募集コピーが妙に気になります。
 装備も強化?そのうち、クルーズ船も万一のために? なんて見たくない未来ですね。
 クルーズというのは地域の海にとっての平和の使者ですよ。
 地球上どこにも、戦争はいりません。
 平和の提灯持ちとしてもうしばらく続けて行きます。
 2024年は平和の年へ。今年も微力ながら平和産業クルーズ振興を!なんて大げさでしたか?

QE、来年の日本クルーズをキャンセル。取り残される日本?まだまだなんですかね。

  あららやっぱり!なのか、なんとも残念な事態に!なのか。 
  2022年クルーズ前半のハイライトとでも言うべきクィーンエリザベスの来日がキャンセルされたようです。

 海外クルーズ誌が伝えるところによると、キュナードは来年、2月20日から6月21日まで、西半球に留まり、加えてシートレードさんはわざわざ、アジアクルーズはキャンセルされた、と会社トップのコメント入りで報じています。

 QEのアジアクルーズというか、日本クルーズは、4月13日横浜発で別府、釜山、長崎、高知、横浜のまさに日本の沿岸を巡る9泊10日を皮切りに、ゴールデンウィークを挟んで5月7日まで4泊から9泊というバラエティに富んだアイテナリで合計5本も計画されていたようで。 それが全部、、、。

 多分催行されていたら、コロナからの克服、観光イメージ回復に苦心していた我が国と、いやワールドワイドというか、世界のクルーズ再開を高らかに宣言する再登場になったはず。とかなり期待していたんですがね。

 しかも横浜ー花蓮ー基隆4泊クルーズなんて乗りやすいショートクルーズも用意、なにかと風雲急を告げる東シナ海にQE再び登場!、英国海軍の空母に続く東アジアへの登場って、そっちは関係ないかも。
 ですが英国のヘリテージを示す素晴らしい来航になる!と思っていたんですよ。もちろんメインランドには寄港しないしね。

 どういう思惑があったのかはともかく、東アジアが、クルーズ再開を宣言するクルーズになったことは間違いなかったんでしょうけどね。
 何故中止に? 寄港を打診された日本の 港湾管理者やあるいは日本政府が色良い反応をしなかった? あるいはすでに募集を開始していたクルーズの申し込みが思った程ではなかった? よくわかりませんがね。日本国内でのレジャーというか旅行というか、海外旅行を再開しようという機運がまだまだ?だっんでしょうかね?

 雑誌Cruise によればQEだけでなく、来年は3月下旬から続々と外国船の日本寄港、日本周遊クルーズが再開される計画で110本以上が行われるはずでしたが、さて?
 100本くらいは残って欲しい!ですが。

 でもいまだに、かつて全国の港湾が明らかにしていた「入港予定」はどこも公開されていないような。
 なんか港湾側も及び腰?なんでしょうかね?
 というか地方自治体内部でも寄港要請を歓迎する港湾局とコロナ感染を心配する保健当局の間で統一指針が出せないようで。

 ここは世界のクルーズ再開の動きを、誰かまとめて、世論形成に努める必要があるんじゃないですかね。コロナ壊滅は当然ですが、当面はWithCoronaで行くべくだと。そうでないと克服した時には、クルーズ会社や観光会社が立ち直れなくなっていた?
 いや日本が世界から取り残されていた、なんてことにもなりかねない。

 でQEはどうするのかって?
 北欧、地中海のあと大西洋を横断し、カリブ海、そしてパナマ運河を経てアラスカへ。12か国32港に寄港するそうで。アラスカまで来るのなら。もう少し足を伸ばして来てくれればいいのにねえ。
 
 WithOut ジャパン、そして、イーストアジアですかね。
 取り残される東アジア。やっぱり中国と仲良くしないとダメなんですかねえ。
 日本は、東アジアのリーダー国じゃなかったのかしらん? 

16年のクルーズ人口は24万8000人。史上最高でㇲ、ってねえ。何を今更。

 何も、月曜日の朝から苦言を呈することもないんですがね。
 別に待ち望んでいたわけでもないんですが、いつ出るんだろう? と気にしていた統計が恒例(?)ですか? 6月2日に、はい。国土交通省さんから発表になりましたね。2016年のクルーズ人口の統計ですがね。
  
 でもって「史上最高の」24万8100人を記録、前年(15年)を2万7300人、12.4%も上回ったんだそうです。 
 ですが、伸びたのは、もちろん外国船への乗船者15万4400人で、2万人強増えたみたいですね。

 ということですが、どのメディアもこのニュースにはふれず。スルーしちゃうんでしょうかね。
 それとも今日付けあたりからドドンと出て?来ないよな! 
 にしても「悲願」の25万人超えも果たせず! ですか?

 クルーズ船による日本への来訪外国人が199万人に達し、「クルーズに新しい時代が」なんて言う感じで、小ブーム状態が喧伝されたにも拘わらず、日本人は、あれれ25万人弱に留まったと!
そんな風に書くべき話題なんじゃないでしょうかね。

 だいたい、16年は日本の客船は飛鳥の世界一周などのロングクルーズが中止され、クルーズの催行数が格段に増えたはずですからね。つまり供給数が増えたんだから、乗客数が増えるのも当たり前。ですが、日本船によるクルーズは、10万3000人ですか? 
 国内7千200人海外クルーズが200人! つまり7千400人増、7%しか伸びていないんですね。

 これじゃあ、過去最高!といったって、ニュースを求めるメディアさんは、乗ってこないよねえ。
 メディアは盛んに、クルーズに盛り上がり! と書きたがっていますが、この結果では「盛り上がりに水差す」としか書けない。

 史上最高を記録! でもって人数は24万人! じゃあなあ。CLIA統計によれば、中国は昨年210万人!だそうで、日本を抜き去って、もう10倍になるかと言う感じですからね。比較するのも恥ずかしい!
 「人口が多いから仕方がない」んですかね。ニッポン!海外のクルーズの盛り上がりで日本へのクルーズ船の来航数も史上最高、2017回に達した!ですか? 

 って、あんまり人を馬鹿にするなよな。ですよね。 
 日本人は、高級なレジャーであるクルーズなんかに行くことない。海外からのお客様を「お・も・て・な・し」すればいいんです! ですか?
 でもって中国ではクルーズ客船の建造が本格的に始まり、中国人のクルーズ客は、2025年には1000万人に達し、大型客船の将来需要は100隻に、なんてCLIAのレポートも伝わってくる。

 別に国土交通省さんだけに、文句を付けるつもりもありませんがね、クルーズ行政といえば、外国の大型客船が入れるように、港湾整備しましょうね!という公共箱物政策? だけで本当にいいんでしょうかね? まったく。あのイギリスでさえ、人口7000万人くらいなのに、クルーズ人口は179万人ですよ。日本の政策は、絶対にどこか間違っているって!

 それにしてもねえ。なんで去年のクルーズ人口の発表が6月!なんですかね。
 世界では、というかCLIAさんはとっくに去年のクルーズ人口を2470万人に達したと発表していますよ。
 うん? 日本の数字はどうやって、集めた?
 ってもうとっくに日本は、員数外!なんですかね? というより「日本船の国内クルーズが200人増えた」なんてところまで精密に統計をそろえて、悦に入っている国土交通行政ってなんなんですかね。

「日本でクルーズ客船が建造できなくなっているけどどうすんべいか?」くらい考えて、そう、官僚さんお得意の戦略化でもして下さいな。
 まずは日本船からでいいですからね。
 このままじゃ、日本人は日本列島に閉じ込められたままになっちゃうよ!
 
 

 

 

雑誌クルーズ9月号に、AIDAprimaも。新造船特集、いいですよ。これ

  おはようございます。今日は1泊でちょいと、西の方にお出かけです。というので、明日のブログは多分お休みします。か、若しくは午後遅くなってからになりますので、よろしくお願いします。もしこのブログが有料だったら、旅の途中で発信するんだろうけど。まあ毎日お読みいただいて、感謝、感激! ですんで、継続しなけりゃのプレッシャーはひしひしと。はい。

 というので、すでに26年目に入ったのかな? 雑誌CRUISEの9月を手にしました。なかなかいい味を出し続けていますね。まあ類誌は、もうなくなっちゃたのかな? 日本のクルーズにとって、貴重なインフラであり、レジェンドであり、世界遺産じゃなくて、日本遺産になれますよね。雑誌がボコボコなくなっている中では、本当に貴重です。

 で、今回の特集。ザ・新造船! ですか。フムフム、いいタイミングですね、と、さらさらとめくっていたら、というか表紙からそうなんですがね。バイキングスター! ええええ、この間乗船してきたバイキング・リバー・クルーズさんの関係会社?というかこっちが本命なのかな? ロイヤルバイキングの再来ですからね。どんなクルーズなのか期待してみていましたし、その様子が知りたかった。レジェンドですからね。でもって就航イベントに、かつてのロイヤル・バイキング・スターが駆けつけ、じゃなくって横付けしたというじゃないですが、凄いですね。
 私が初めて乗った外国船は、なんたってロイヤル・バイキング・シー。はい、姉妹船です。見開き写真の端っこに写っているのかな?まさにレジェンド! いい風景ですね。これから3隻が、そろうわけで、いつか乗ってみたいですわ。
 それでもってAIDAprimaのページも、あるんですね! 流石! 船内のデザイン写真もあるじゃないですか? って、最近AIDAさんのホームページで見たばかりなんですが、HPのほうはドイツ語ですからね、これ貴重です。
 この特集、全体としてよくまとまっていますね。今日新幹線の中でじっくり読みましょうね。はい。
 で、私が勝手に評価した、今月のPHOTO OF THE MONTHは、74ページのケアンズの飛鳥2! ですね。陸地の風景を入れ込んだ客船の写真って、旅情を誘う、もんです。ケアンズ行きたくなっちゃったですよ。

 なんて書いてきたら? ふん? と気づいてしまいました。って、まあ読む前から予感はあったんですがね。新造船特集で取り上げられている7隻の客船、バラエティカルでいいんですが、このうち4隻までが、日本に代理店がない。つまり乗るためには直接海外の船会社に申し込まないといけないんですね。バイキング・スター、AIDA、マインシフ、ブリタニア。アンセムだって、これには乗れますが、せっかく東アジアに姉妹船のクアンタムが来ているのに、こっちには乗れない、というか、かなりな冒険心が要りますからね。
 つまりは日本パッシングなのか?日本にそんな話題がないというか? あるいは、旅行代理店さんに元気がなくてGSAを取りに行っていないのか? というか、世界の船会社は日本市場を重視しなくなっているのか? なんて、日ごと寂しさが募ります。えっつ? 北の宿、じゃなけいどね。

 僕も、この間、個人旅行でずっと来ていますが、それでも6月のバイキング・リバーだって、日本に代理店さん、はい、オーシャンドリームさんがあったから予約できてるんで、バイキングスターに乗りたくても、海外のサイトに直接申し込む気にはなりませんねえ。ホテルなんかは自分で予約しちゃいますが、これも日本語のサイトがありますから出来るんでね。
 でも、直接アメリカやドイツへ、って不安だもの。なんて感じながらぺらぺらとページを、めくっていたら、な、な、なんと、次号の特集は「個人クルーズのすすめ」だというじゃないですか?
 個人クルーズって、プライベートヨット? 船を買っちゃう? 人の船に乗せてもらう? それともクリスタルの『エクスクルーシブ』の紹介? 違うでしょ、きっと。個人手配で出かけてゆくクルーズなんじゃない? ね?
 
 というより、本当は、ここにこそ旅行会社さんの出番があるんじゃないかなあ。雑誌クルーズさん辺りが主唱して、日本で買えない、あるいは日本で買えるとしても、一組で行くのは不安がある、なんていろいろあると思うんですよ。そういうクルーズに出かける方法を伝授する。カリブの格安船のインサイドルームとかだって行きたい人はいるんじゃない?
 そういう人たちがから、アンケートを取って、人数を集めて、その人数に見合ったツアーを作って送り出すとか、添乗するとかね。
 というか個人旅行の醍醐味は自由度ですよね。これは。一緒に行った人と食事からオプショナルツアーまで全部一緒というのは、ツーマッチ! でも、船にたどり着くかとか不安ですからね。それにそもそも、アメリカに予約金を払っちゃって大丈夫なのか不安なんて気分もありますからね。
 なんていうかな? いわゆるツアーほどかっちりしていなくて、なんとなく要所は、押さえられているみたいな。
 でもって、保険はどこまで必要か?とかクルーズ前後はどうしたらいい? みたいな疑問もあるしね。 

  だったら、個人旅行のベテランさんから取材しないといけないですね。あるいは個人旅行好きを集めた覆面座談会とかね。
 へへへ、いつでもご協力しますよ。
 はい、ギャラなんていりませんよ。交通費と、お寿司でかな?いや、焼き鳥でもいいですよ。なんてね?
執筆・講演承ります!!

どうぞお気軽にお声がけください。 船のことならおまかせください。

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